こんばんは。
「ハートネットTV」今日はWEB連動企画「チエノバ」です。
いつものように久保純子さんそして荻上チキさんとお伝えしてまいります。
(3人)よろしくお願いします。
そして今日はスペシャルゲストなんとあのハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーさんです。
(キンタロー。
)ヘイピープルアイジャストワナセイ。
リッスン。
ストップブリング。
イジメナクソウ。
「ハートネットTV」。
(拍手)
(キンタロー。
)サンキュー。
お笑い芸人キンタロー。
さんです。
ありがとうございます。
すいません。
ありがとうございます。
初めましてどうも。
(一同)よろしくお願いします。
キンタロー。
さんも一緒に進めてまいりますけど今日のスタジオはちょっといつもと違うんです。
ご覧頂きましょう。
4月から番組で「あなたのハートの色はどんな色?」と題してイラストを募集しました。
これまでに60通近くものイラストをお寄せ頂いたんですけどそれがこちらなんですね。
(キンタロー。
)すてきですね。
さまざまなハートがいっぱいあって。
応募は締め切ったんです。
たくさんのご応募ありがとうございました。
今日はスタジオセットに最後までこのように組み込んで見ていきますのでどうぞチェックして…。
(久保)温かい気持ちになりますね。
ハートに囲まれた中で番組進めてまいります。
そして今日のメインテーマは「いじめ」です。
ではまず今日はこの話題です。
アジアパラです。
今韓国のインチョンでアジア競技大会が開かれていますけどもそのあと10月にはアジアパラ競技大会も開かれるんですね。
その競技がこちらです。
23の競技がこのように開かれるんですけれどもズラ〜ッとあるんですがこの中にも車いすダンス。
キンタロー。
さんダンスやっていますよね。
もちろん知っています。
これは雑誌でもよく大会が取り上げられるんですけど本当に車いすの方が手でみせて非常に美しい競技なんです。
そんな競技も行われるんですが実は今回の大会とても重要なんです。
この中の多くの競技で…。
今青になった部分なんですが2年後ブラジルのリオデジャネイロで行われるパラリンピックへの出場権が関わっているからなんですね。
この中で私たちが注目したのがこちら。
シッティングバレーボール女子日本代表です。
シッティングバレーボールっていう事は座ってするっていう事ですか?バレーボールはバレーボールでも座ってプレーするバレーボールシッティング!どんなものなんでしょう?こちらご覧頂きましょうどうぞ。
今月半ばシッティングバレーボール女子日本代表の合宿所を訪ねました。
世界ランキングは現在9位。
10月のアジアパラでは宿敵中国とイランに勝つ事が目標です。
シッティングバレーボールは足に障害のある選手が1チーム6人で戦う競技です。
プレーは原則お尻を床につけたまま。
スパイクやブロックの時立ち上がったり跳びはねたりするのは反則です。
スポーツにちょっと自信のある私も体験させてもらう事にしました。
そして試合形式の練習にも参加。
試合開始直後早速私に見せ場がやって来ました。
勢いよくスパイクしたんですが…。
床からお尻が完全に離れてしまいました。
高さを出そうと足に力が入ってしまったのです。
体の軸がしっかりしていないとボールをコントロールできない。
想像以上に難しいんです。
これまで2度パラリンピックへの出場を果たしている女子日本代表。
しかしメダルへの夢はそのつど世界の厚い壁に阻まれてきました。
小柄な選手が多い日本が体が大きい海外勢にどうすれば勝つ事ができるのか。
合宿ではポイントを正確に狙うスパイクやブロックの強化に磨きをかけていました。
アジアパラはもちろん2年後のリオ・パラリンピック。
そして6年後の東京に向けてシッティングバレーボールに注目です。
プレーはいまいちでしたけど…。
だってスポーツ万能…あれ?今回ばかりは…。
(キンタロー。
)お尻が浮いちゃって駄目なんですね。
結構お尻が翌々日ぐらいに筋肉痛になりました。
バランスとるの難しかったです。
(荻上)体幹とかいろいろ問われそうですね。
体作りとか。
キンタロー。
さんできそう。
やってみたいですけどね。
でも球技苦手なんです。
ダンス以外結構運動音痴でして。
このシッティングバレー一番いいところは健常者もプレーできるという事で全国でいろんなチームがたくさんあるという事なんですね。
最大のライバルは中国とイランで中国は既に世界選手権で優勝していて出場権を得ているのでイランに勝てば出場権をグッと近づける事ができるという事なんです。
気持ちで負けないでほしいなと思います。
頑張れ日本。
そして陸上や水泳でも今楽しみな若い選手がいますし車いすテニスで言いますと男女今世界ランキング1位のトップが出ますからどのぐらいメダルを取れるんでしょうか。
アジアパラの様子は次回10月の「チエノバ」でたっぷりとご紹介します。
そして番組ではアジアパラやその後のパラリンピックに向けて応援メッセージをホームページで募集しています。
こちらのページになります。
競技に対する質問だったり6年後に開催される東京のパラリンピックに向けてのご意見などもOKです。
たくさんお寄せ下さい。
ここまでアジアパラでした。
ここからはいじめについて考えていきます。
子どもたちの中で起きているいじめの数は国が把握しているだけで年間およそ20万件。
まだまだ水面下では起きている可能性があります。
NHKでは去年からいじめを考えるキャンペーンとして取り組んでいるんですが今月はその強化月間です。
さまざまな捉え方でいじめについて今日考えていきたいと思っています。
いじめをどうしたら減らしていけるのかというところなんですが今回番組で募集したところたくさんのご意見を頂きました。
ありがとうございます。
タイトルだけご覧頂きます。
「青春を返して下さい!」。
「終わらない苦しみ」。
「深い傷は消えない」。
(荻上)「いじめは一生の傷です」。
「いじめのサインとはなにか?」やっぱり気になる事ですよね。
どうやって解決したらいいのか悩んでる方本当に多いでしょうからね。
キンタロー。
さんは「ハートネットTV」の「ブレイクスルー」にも出演されていじめを子どもの頃受けていたと話していましたね。
中学校時代に非常に仲良かったグループに属してたんですけどもある日を境に仲間外れにされてしまってもう本当にお弁当で一緒に食べようとしたらガッて入れないようにされちゃったりとかして非常にすごくショックだったんですよ。
当時はショックすぎて同級生なのに敬語で嫌われたくないっていう思いからしゃべっちゃって敬語なんか使うと逆に壁が出来てしまうので…。
自己卑下も強くなってしまったりしてなかなかそのトラウマが取れずに苦しい時代を過ごしてた経験はあります。
いじめを考えるキャンペーンはさまざまな番組で展開されています。
「いじめをノックアウトスペシャル」が放送されました。
いじめを減らすために自分ができる事を考える行動宣言。
注意をできるように自分に勇気を持ちたいです。
自分もいじめられるのが怖くて勇気を持って助けられなかった。
去年4月からスタートしたEテレ「いじめをノックアウト」ではAKB48の高橋みなみさんを中心に「100万人の行動宣言」を集めています。
行動宣言をしようという動きは全ての都道府県に広がっています。
いじめを止めたい友達を助けたい。
でも勇気を出すのはちょっぴり難しい。
全国各地から13人の中学生が集まりいじめを減らすためにどんな勇気が出せるかを話し合いました。
いじめられている本人はやめてとは言いづらい。
それならば周りの人がどういう行動に出るべきか話し合いました。
どうせいじめはなくならない。
そんな空気を変えていくために周囲の全ての人たちの勇気が必要なのです。
NHKでは引き続き「100万人の行動宣言」を募集しています。
「いじめをノックアウト」のホームページから誰でも投稿する事ができます。
自分にはどんな事ができるのか是非こちらにも意見をお寄せ下さい。
キンタロー。
さん今のVTRなんですけども周りの意識が変われば救われる事ってあるんでしょうね。
本当にただただ見ているだけとか関わったら自分に被害がとかそう考えるんじゃなくて何か自分の中で考え方次第で…先ほどの男の子だったら紙に書いて正義の味方よりというアイデアもすごく面白いなって思いましたし。
何か気遣いを一人一人がやる事によって減っていくんじゃないかなって思いました。
キンタロー。
さんもそれで救われた時ってありましたか?ありました。
やっぱり同じクラスの人たちはもう傍観者っていう感じが多かったんですけども隣のクラスに私の友達がいて私の状況を察したのか本名は志保っていうんですけども志保ちゃん遊ぼうって隣のクラスから声をかけて下さって。
休憩時間って地獄なんですよね。
誰もいないから。
その時に遊ぼうって声をかけてくれたのはすごく救われました。
今の話はすごく大事で例えばいじめに勇気を持って止めるような力を持とうと言いがちなんですけれども日本のいじめってやっぱり暴力というよりはコミュニケーションを操作するような嫌なあだ名とか隠したりとか省いたりとかっていうのが多いのでそれを注意してもしらばっくれられる事が多いんですよね。
そんな時にいじめを本人が注意するんじゃなくて例えばそれを誰かが代わりに言ってあげる先生とか大人に伝えてあげるとか。
あるいは今のキンタロー。
さんのお友達みたいに自分は寄り添ってるよとあなたは一人じゃないよというような形で一人にしないっていうような。
そうした事の役割っていうのはもっと大事なんだと。
だから通報とかそれから本人がシェルターになってあげるようなそうした役割の重要さというものはもっといろんな現場で声をかけてほしいなと思いますね。
久保さんどんな事を感じました?私自身もいじめられた事があるんですけれど過去に。
やっぱり一人っていうのが一番寂しいんですよね。
誰にも声をかけてもらえないでも自分から発する事はできない。
そんな時に何かひと言でも何かほっとするようなひと言があればいいなとは思いますよね。
そして番組にはいじめの体験談さまざまたくさん来たんですけれども過去のいじめを受けた事がトラウマになって何年たっても苦しめられているという人がたくさんいらっしゃいました。
何十年たってから記憶がよみがえってきたというお話なんですよね。
後遺症っていうんですかね…。
本当根深いですよね。
ホームページのカキコミを見ていましてもいじめを受けたあと精神疾患に苦しめられるケースも非常に多いんです。
そのうちの一人に今回取材させて頂く事になりました。
体験を寄せてくれた…いじめを受けて30年近くたった今もその時の心の傷に苦しみ続けています。
ジュンジュンさんがいじめを受けたのは小学校高学年の頃。
きっかけは担任がクラスで行ったアンケート。
好きな子嫌いな子を一人ずつ書いて提出させられました。
その日の放課後ジュンジュンさんは担任に呼び出されます。
嫌いな子として一番多く名前が挙がっていたというのです。
担任はアンケートの内容をクラスに伝えました。
その日からジュンジュンさんはいじめの対象となります。
「変な子」「近寄るな」など言葉の暴力にさらされるようになりました。
ある日彫刻刀で手を切ってしまったジュンジュンさん。
保健室に付き添ってくれた子から衝撃的な事を言われました。
いじめが始まって半年後ジュンジュンさんは精神科を受診。
心因性の精神疾患と診断されました。
中学校でもクラスメートからのいじめは続きました。
これはそのころジュンジュンさんが書いた文章です。
高校に入りいじめはなくなりました。
しかしいじめによって植え付けられた対人恐怖でジュンジュンさんは人間関係を築く事ができず精神的に追い詰められます。
そして自殺を図りました。
その後進学や就職は断念。
普通の生活を送れない事に苦しみながら20代30代の長い歳月を過ごしてきました。
いじめの後遺症にさいなまれ続けてきたジュンジュンさん。
ある人たちと出会い気持ちに変化が出てきました。
(ジュンジュン)熱い熱い…。
誰だっけ?はいよ。
心の病のある人たちを支えるNPOです。
ジュンジュンさんは3年前からここで仲間と一緒に食事や会話をして過ごしています。
信頼できる人たちと出会った事でこれまで誰にも話せなかった心の傷を少しずつ話せるようになってきました。
いじめの体験をほかの人に話す事で自らのつらい過去と向き合う勇気を持てたジュンジュンさん。
しかしその心の傷が癒えるのにはまだ長い時間が必要です。
非常につらい経験をされたなって思いますねジュンジュンさんは。
やっぱり学生の頃に多感な時期なんで受けた傷って本当に深く残ってしまうと思うんですよね。
やっぱり周りの体験しない人からしたら大した事なさそうに見えたとしても当事者の本人ってたまったもんじゃないぐらい立ち直れないぐらいショックで。
ジュンジュンさんの体験を見たら考えられないぐらい大変だなって思ってですね…。
どんなに周りが大丈夫だよとか後々に言われても本人は分かっててもやっぱり根深くここに残っちゃってるものってあると思うんですよ。
引きずってしまうというか。
下手したら…今世では治らない深い傷になってしまう可能性もあるなって私は思いました。
やっぱり思い出される事がありますか?忘れている時もあるんですけども何かちょっとしたきっかけで思い出して「怖い」って…。
あと顔色を探ってしまったりだとか必要以上にあの人はどう思ってるんだろうって自分が悩んじゃうぐらい考え込んじゃったりとかする事ってすごくあって。
それってトラウマから来てる気がするんですよ。
ジュンジュンさんつらかったでしょうね。
ジュンジュンさんがこうした事を語ってくれるようになるまでもやっぱりいろんな時間があったと思うんですね。
ジュンジュンさんが味わった特に教師からのハラスメントとかって本当にひどい…。
ひどい。
ひどいんですが例えば教師から生徒に対してラベリングっていうんですけれどもこの子はいじめてもいい子だというのを教師の側がむしろ指名するような事っていうのは少なくないんですね。
例えば太っているからデブキャラだという形でみんなの前でいじったりとかあるいは全員の前で成績が悪い事を長々と必要なく難じたりとかそうする事によってあの子はいじめていいんだというような空気を教師がむしろ生み出してしまうラベリングしてしまうっていう事は今でも残念ながら続いてしまっているんですね。
それから精神疾患にいじめをきっかけとしてなってしまう人は少なくないどころじゃなくていじめを経験した人とそうじゃない人を比べるといじめを経験した人は精神疾患になるリスクがそうじゃない人に比べてはるかに高くなってしまうというデータはこれはっきりとあるんですね。
なのでジュンジュンさんだけが特別な訳じゃなくてこうしたいじめを放置する事が本当にいろんな問題を生んでしまうんだ。
しかもそれが教師大人が放置する以上にむしろ加担してしまっている事もあるんだっていう事はもっともっと向き合ってほしいなと思いますね。
ジュンジュンさんの場合は保健室の先生が行動がおかしいと気付いて両親に連絡をして早く病院につながったという事なんですがなかなか周りが気付きにくかったり自分から相談できないというような事も多いと思うんですがどうすればいいんでしょう?1つ前のツイッターで「いじめは『校内暴力』と名称変更を考える時期です」という話があったんですけど日本のいじめっていわゆる殴る蹴るなどの暴力系のいじめって少ないんですよ。
そのかわり陰口とか嫌なあだ名を付けるとかそれから無視するとかっていうコミュニケーションを操作するいじめが多いんですね。
だから証拠が残りにくくてしかも相談しにくい。
そうした時に僕はいじめ防止のNPOをやっているんですけれどもそのNPOでは例えばこういった項目を中学生だったら生徒手帳に刷っていじめを受けた時のあるいは見かけた時の記録項目という形で訴えているんですね。
いつどこで誰からどんな事をされたのかという事を記録をして証拠が残りにくいけど記録をつけていく事によってこの子は間違いなく学校でストレスを感じているっていう事は伝えられますしその問題の所在を発覚させる事ができます。
本人が嫌がって記録できないのであれば相談を受けた大人であるとかあるいは友達が記録して代わりに通報通告してあげるというような形で。
やっぱりしらばっくれがちないじめ。
コミュニケーションを操作するものに対してはこういった記録をとるという手は一つ有効な手段として本当にいろんなところに埋め込んでほしいなと思います。
ほかにもいじめを減らすためにこんな提案も来ていまして…。
「仲良くする目標も大切だけど嫌いな人がいてもいいという事を義務教育の中で学べたらどんなによかっただろう」という。
同じような意見も来てますよね。
こちらご紹介しますね。
いろんな人がいていいんだ。
別にみんな好きじゃなくたっていいんだって。
本当にそうですね。
大人の社会ですとこういった感じでおのおのがあの人嫌だなって思うけど胸にとどめる場合の方が多いじゃないですか。
でも学生時代って周りを巻き込んで…。
皆さんも一緒に考えて下さい。
(テーマ音楽)2014/10/02(木) 13:05〜13:35
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV 新WEB連動企画“チエノバ”「今日は“いじめ”を中心に」[字][再]
WEBから届いた声を「知恵」に変え、皆さんの悩みや心配、関心を考える。今回は「いじめ」を中心に▽減らすには?長引く「後遺症」の実情とは?皆さんの声を放送!
詳細情報
番組内容
WEBから届いた声を「知恵」に変え、皆さんの悩みや心配、関心について考える「チエノバ」。今回は「いじめ」を中心に放送! ▽NHK「いじめを考えるキャンペーン」高橋みなみさんのメッセージ ▽大人になっても続く、子どもの頃のいじめの「後遺症」の実情をカキコミから ▽パラリンピック情報も。
出演者
【ゲスト】キンタロー。,【出演】久保純子,荻上チキ,高橋みなみ,【司会】山田賢治
ジャンル :
福祉 – 社会福祉
趣味/教育 – 教育問題
スポーツ – オリンピック・国際大会
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