趣味の園芸 やさいの時間▽ポタジェ秋冬編(1)外山たら流“ポタジェのたのしみ” 2014.10.02

いろんな料理に使ってね。
(2人)おはようございます。
だいぶ涼しくなってきましたね。
ほんとだね。
何かこう空の高さもさ街の風景もすっかり秋らしくなっちゃいましたね。
という事で今回からポタジェは秋冬編としてお送りします。
今回から新たな講師の方も迎えるんですよね。
そうなんです!新たな講師はこちらの方です!おはようございます!
(2人)おはようございます!外山たらです。
田さん川瀬さんよろしくお願いします。
今回からポタジェチームに講師として加わるのは…ポタジェ歴25年。
植物やハーブに関する豊富な知識を生かし日本にポタジェを広めた第一人者で子供たちに植物を育てる楽しみを伝える活動にも熱心に取り組んでいます。
69歳の今も全国各地に出向きポタジェ作りを熱血指導!そんなポタジェのスペシャリスト外山さんにノウハウを余す事なくお伝え頂きます!
(3人)よろしくお願いします!お二人のね野菜を作ってる姿いつも拝見してとても楽しかったです。
今回もね…いいね〜!「安らぎ」っていう言葉いいですね。
楽しみだね!はいでは田さん番組のスタートの挨拶お願いします。
はい分かりました。
外山さんポーズがあるんですが大丈夫ですかね?ですか?そうですこれです。

(テーマ音楽)外山さん今回の秋冬編のポタジェはどんなコンセプトで作っていくんですか?どういう感じですか?その考え方。
それをね僕は「混植」というんですけれども。
混植というね栽培方法を提案したいと思います。
通常の野菜作りは畝を立て同じ種類の野菜を一列に植え育てます。
しかし外山さんは野菜や花をあえてバラバラに配置する混植という方法でポタジェ作りを行います。
今回作るポタジェはどのくらいの大きさになりますか?はい。
幅が3m奥行きが2mです。
こんなに大きいんですか。
ちょっと田さんめくって頂けます?ここから?よいしょ。
あら?コの字形のポタジェにしてます。
ポタジェはコの字形に作ると枠の中で栽培している野菜や花を管理する際どこからでも簡単に手が届き作業がとても楽になります。
経験に基づき生み出された外山流のアイデア。
支柱とヒモでラインを引きここに花壇作りなどで用いるプラスチック製のエッジング資材を打ち込みます。
ハンマーを使い隙間ができないように注意しながらヒモに沿って資材を配置しましょう。
田さん川瀬さんきれいなコの字形のスペースが出来上がりましたね。
続いての作業は何でしょうか?え〜とですね春夏編のポタジェでやりましたよね。
やりましたよ。
はいそうです。
栽培スペースの水はけと通気性が良くなるレイズドベッド。
土壌改良に用いるのはこちらの3種類。
まずは通気性を良くする赤玉土と土をふかふかにする堆肥そして落ち葉を発酵させた腐葉土を栽培スペース全体に満遍なくまきます。
続いて菜園の土をスコップで30cmほど掘り改良材とよく混ぜます。
野菜や花が育ちやすい環境が出来上がりました!最後に苦土石灰を1m^2あたり300gまき酸度調整を行います。
次は野菜の植えつけです。
外山さん栽培スペースがきれいに出来上がりました。
ここでどんなものを育てていくんですか?葉ネギだって。
葉ネギ?葉ネギをエッジの内側にこんなふうに植えていきます。
内側に縁に沿って育てていく。
そういう事です。
ネギには根から出る抗菌物質の働きによって周りの野菜を土壌細菌から守る力があると言われています。
ポタジェの縁を葉ネギで囲み他の野菜を守る!外山流のアイデア栽培です。
それでは葉ネギの苗を植えつけていきましょう。
どうしたらいいですかね?そのままでもいいんですけど私はねこうします。
えっ!葉ネギは苗を植える前に…新芽が伸びていくのと同時に根も勢いよく成長し根の張りが良くなるそうです。
また苗は一株あたり3〜5本ずつの芽が残るよう半分に割ります。
こうする事で更に芽数が増え多くの収穫が望めるそうです。
はいそうなんですよね。
あります?えっ?ん?丁寧ですね。
穴施肥とは移植ゴテなどで穴を掘りそこに栽培する野菜や花に適した肥料を個別に入れ育てる方法。
葉ネギの場合は深さ30cmほどの穴を掘ります。
外山さんは肥料に堆肥とチッ素カリウムが少し多めの配合肥料を用います。
堆肥と配合肥料は掘った穴の底に入れ移植ゴテでよく混ぜます。
穴に土を戻したらその上に苗を置き倒れないように周りの土を集めて固定します。
葉ネギは30cmの間隔をあけポタジェの縁に沿うように植えます。
はい。
葉ネギの植えつけが終わりました。
次は何を?次はですね…黒いキャベツだって。
初めて聞きました。
黒キャベツはイタリアトスカーナ地方原産の結球しないキャベツ。
味が濃くスープや炒め物などに用いるとおいしい葉物野菜です。
そうですね。
だよね。
ありますね。
害虫の被害を受けやすいアブラナ科野菜にはレタスなどキク科の混植がおすすめ。
モンシロチョウがレタスを嫌がり産卵を控えます。
今回はアブラナ科の黒キャベツとキク科のリーフレタスの苗を一緒に植え黒キャベツにつく青虫の被害を軽減させます。
こちらも穴施肥で栽培。
肥料には堆肥とチッ素リン酸カリウムがバランスよくとれた配合肥料を用います。
まずは掘った穴に肥料を入れ水を注ぎます。
続いて用いるのは根腐れの予防に効果がある珪酸塩白土という白い粘土の粉。
根に2つまみほど振りかけてから苗を植えれば水や土が浄化されます。
今回は黒キャベツとリーフレタス共に8株ずつ植えました。
続いては花の栽培ですがその前にこちら…。
この場所に園芸家外山たらさんが毎日足を運ぶというご自慢のポタジェがあります。
作業に汗を流しながらリラックスした時間を過ごす。
その休憩時間に楽しむのがこちらのハーブティーです。
外山さんにお話を聞きました。
つみたてハーブティーですね。
そうですね。
全部ここのポタジェで?そうです。
う〜ん!おいしい!いい香りしますね。
「やさいの時間」という番組は外山さんご存じでした?もちろん。
ありがとうございます。
藤田さんやっぱりねあのユーモアユーモアプラスで豊かな知識これはやっぱりすごく僕もね勉強になったし。
そこにね僕を加えて頂くっていうのはほんとおこがましい気がするんだけどでも僕自身もね楽しくやっていきたいなというふうに思います。
いつぐらいからハーブだったりとか植物を育てるようになったんですか?僕ね育ったのがね浅草。
年に何回か植木市があるんですよね。
植木市ですか?はい。
そういうところでいろんなお花を買ったりとかまあ小学校4〜5年生ですよ。
やってたのが僕のね植物好きにするきっかけになってたと思います。
今後は視聴者の皆さんにどんな事を伝えていきたいと思っていますか?いわゆる農作業プラスいろんな事を同時に楽しめるそんな場所にできればいいなって僕は思ってます。
外山さん秋冬ポタジェの指導よろしくお願いします!ポタジェは花の栽培も魅力の一つですよね。
外山さん続いては?これです。
これ丈夫でね非常に栽培しやすいです。
私みたいな初心者でも育てやすいお花って事ですか?そういう事ですね。
そうです。
私の事をマリーさん?それは勘弁して下さい。
(笑い声)マリーゴールドも!そうなんです。
このマリーゴールドっていうのはね…センチュウって目に見えないような害虫がいるんですけどもそれをね寄せつけない。
マリーゴールドは秋まで次々と花を咲かせます。
また土の中に生息するセンチュウの被害も軽減してくれるというすぐれものの植物。
黒キャベツとリーフレタスの間に30cmほど離して植えつければ効果が高まります。
マリーゴールドも穴施肥で育てます。
肥料にはリン酸分の多い配合肥料を使うのが外山流。
掘った穴に配合肥料を入れたら苗の植えつけ前にもう一つ注意点が!この根鉢がねこれはやっぱり崩して下さい。
この下の方はね。
え〜どうしてですか?これも根の張りを良くする…?根をしっかりと張らせるために根を崩すのが外山流!マリーゴールドにも根腐れ予防のために珪酸塩白土を振りかけ苗を植え穴に入れ周囲の土を埋め戻ししっかりと密着させます。
最後に水やりですがこの際にも外山流のちょっとした一工夫が!株の周りに円を描くように深さ2cmほどの溝を作りそこに水を注ぎます。
こうすると植えた株にしっかりと水を染み込ませる事ができるのだそうです。
はい植えつけが終わりました。
今後の手入れは何かありますか?追肥ですね。
収穫はいつぐらいですか?楽しみですね収穫が。
そうですね。
皆さんも外山流の秋冬ポタジェ是非挑戦してみて下さい。
続いてはこちら!このコーナーでは加藤正明さんに第1・2週目のビギナーチームが栽培を始めた野菜の今の時期に行っておきたい管理法について教えて頂きます!今回は7月第1週に育て始めた長ネギの管理作業を紹介。
では加藤さんお願いします!達人今回からは秋冬野菜の管理作業ですね。
そうですね。
そのための大事な作業。
それはですね…今回達人が教える手入れ法は…長ネギは溝を掘りそこに苗を植え成長とともに土をかぶせ日光を当てないようにしながら白い部分を徐々に長くしていくという栽培方法で育てています。
だいぶ長く太くなってきましたね。
そうですね。
田代さんこの葉の部分が広がってますね。
広がってるここの部分分かれ目ここのところから地面のところまでここの長さが大体8〜10cmぐらい伸びてきましたら土寄せをするタイミングなんですよ。
土寄せは葉の分かれ目の部分が8〜10cmくらい伸びた頃に行います。
まずはクワでネギの周りの土を耕し次に化成肥料を株から30cmほど離れた場所にまきます。
最後にクワを使いネギの株元に土をしっかりと寄せていきます。
目安は緑の葉が分かれている部分のすぐ下まで。
クワで寄せきれない箇所があった場合は手で土を寄せましょう。
今後収穫までネギの成長に合わせて追肥土寄せを2回ほど行います。
続いては6月にさし苗から栽培したサツマイモの手入れ。
これほどつるが広がってしまいますと…
(加藤)いえいえ。
家庭菜園のように限られたスペースでサツマイモを育てる場合つるが旺盛に伸びると他の野菜の日当たりや風通しを悪くする事があります。
つるが畝より広がった場合はつる返しという作業を行いましょう。
ではつる返しどのようにしていけばいいですか?このつるの先端があります。
このつるの先端をまとめて持って結構ですからこれをずっと引っ張り上げていって…。
(田代)すごいこんなに伸びてたんだ!この畝の方へまとめて乗せていきます。
つるの先端を持ち1本1本畝の内側へとかぶせるのがつる返し。
こんなにグチャグチャにまとめてつる返ししちゃいましたけど大丈夫なんですか?大丈夫です。
ただですね田代さん見て下さい。
ここのつるこのつるの間から小さな芽が出てますよね。
これがどんどんどんどんまた広がっていきます。
ですので…それじゃあ収穫まで手間を惜しまず…そうですね。
達人今日もありがとうございました。
それでは次回も!今日の内容は「趣味の園芸やさいの時間」9月号に掲載されています。
外山流のポタジェの栽培方法を詳しく紹介しています。
是非参考になさって下さい。
今日の作業はこれで終わりです。
さあ今回から秋冬編のポタジェが始まったわけですが1回目から外山さんにいろいろ驚くべき技を教えてもらいました。
ほんとねどれもこれも驚きの連続でね。
葉ネギを切っちゃったりさ。
そうなんですよ。
苗を割ったりとか。
割っちゃったりね。
葉ネギの警備隊とかね。
そうなんです。
防虫効果っていうのもかなり勉強になりましたね。
決して虫が絶対来ないっていう効果はありませんよ。
でもそれを軽減できるという効果はあります。
次回もまた何か新しい事をしてくれるんじゃないかと期待してるんですけど。
期待してますよ。
次回はね食べられる花を植えます。
えっ!食べられる花。
育ててそのお花を食べちゃうんですか?そうですね。
これは楽しみですね。
楽しみにしましょう。
皆さんも楽しみにしていて下さい。
という事で今日も野菜作りの楽しさを教えてくれるこのコーナーでお別れです。
今回は…。
(3人)この方です!
今回は…
私たちは庭で野菜作りを始めて4年目。
今年はスイカを栽培したのですが…苗を植えた直後に畑が何者かに踏み荒らされてしまったのです。
調べてみるとなんと犯人は鹿でした!その事態に敢然と立ち向かったのが我が家の愛犬ピナ!新たにプランターへスイカの苗を植えつけピナに守ってもらう事に。
ピナの頑張りのおかげでスイカは順調に成長。
子供たちも世話を頑張ったところ…こんなに立派なスイカが実り家族一同大興奮!苦労した分その味わいは格別でした。
愛犬と共に大好きな野菜を守る!それが『私のやさいの時間』です」
「私のやさいの時間」では家庭菜園を楽しんでいる皆さんの写真やエピソードを募集しています。
詳しくは番組ホームページでも紹介しています。
ご覧の宛先までどしどしご応募下さい
という事で今日はこの辺りでお別れです。
それではまた次回も…。
(3人)お楽しみに!
(テーマ音楽)2014/10/02(木) 11:30〜11:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸 やさいの時間▽ポタジェ秋冬編(1)外山たら流“ポタジェのたのしみ”[字]

鑑賞菜園ポタジェ。9月から秋冬編がスタート!講師には園芸家の外山たら(とやま・たら)さんを新たにお迎えし、ポタジェ作庭歴25年のノウハウを伝授して頂く。

詳細情報
番組内容
鑑賞菜園ポタジェ。9月から秋冬編がスタート! 講師には園芸家の外山たら(とやま・たら)さんを新たにお迎えし、ポタジェ作庭歴25年のノウハウを伝授して頂く。初回は圃場作りと、葉ネギ・リーフレタス・黒キャベツ等の栽培を行う。【講師】外山たら(園芸家)【ゲスト】