ニュース・気象情報 2014.10.02

では、ニュースをお伝えします。
西アフリカから先月、アメリカに入国した男性が、エボラ出血熱を発症した問題で、地元の保健当局は、男性が発症してから接触した可能性がある人は、少なくとも12人から18人に上ることを明らかにし、今後、体調に変化がないか監視を続けることにしています。
エボラウイルスの感染が広がっている西アフリカのリベリアからアメリカに入国した男性が、先月30日、エボラ出血熱を発症していることが確認されました。
アメリカでエボラ出血熱の発症が確認されたのは今回が初めてです。
男性はテキサス州の病院で隔離され、治療を受けています。
州政府や病院の担当者は1日、記者会見し、男性が発症してから入院するまでの4日間に接触した可能性があるのは、男性の親族の子ども5人を含む、少なくとも12人から18人に上ることを明らかにしました。
いずれもこれまでのところ、発熱などの症状はなく、自宅にとどまっているということで、保健当局が体調に変化がないか監視を続けているということです。
患者が増え続けているエボラ出血熱。
世界銀行のキム総裁は、患者の数が最大で140万人に達する可能性があるというアメリカのCDC・疾病対策センターの予測に触れ、次のように述べました。
その上で、キム総裁はこれ以上対応が遅れれば、解決は急速に困難になっていくと述べ、国際社会に一刻も早く支援策を実施するよう呼びかけました。
アメリカ軍などが空爆を続けるシリア北部では、イスラム過激派組織イスラム国が、少数民族のクルド人の村を相次いで制圧するなど、その勢いは弱まっておらず、隣国トルコとの国境地帯の緊張が高まっています。
アメリカ軍などは先月23日以降、シリア国内のイスラム国の拠点などへの空爆を続けていて、イスラム国と対立する反政府勢力系の団体によりますと、1日もトルコとの国境に近い北部のアイン・アルアラブの郊外を空爆し、イスラム国の戦闘員8人が死亡したということです。
しかし、アイン・アルアラブの周辺では、イスラム国の勢いは弱まっておらず、地元のクルド人勢力の関係者によりますと、これまでにクルド人が多く住む周辺のほとんどの村が、イスラム国に制圧されたということです。
双方の戦闘が激しさを増すにつれ、国境を越えてトルコ側にも砲弾が着弾していて、トルコ政府は、国境沿いに戦車部隊を配置するなど、緊張が高まっています。
またトルコ政府は、先月30日にはシリアとイラクでの軍事行動や、外国の部隊の国内への駐留などについて、議会の承認を求める提案を行い、状況を見極めながら、イスラム国への軍事行動に関与していく構えを見せています。
全国の天気、雲の動きです。
高気圧は東の海上へ離れ、本州付近は広く雲に覆われています。
西日本では局地的に雨雲が発達しています。
きょうの天気です。
九州から東北にかけて広い範囲で雨が降るでしょう。
西日本の日本海側を中心に、局地的に激しい雨が降り、落雷や突風にも注意が必要です。
北陸では昼過ぎから雨が降りだし、東北では夜になると、雨になるでしょう。
2014/10/02(木) 09:55〜10:00
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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