生字幕放送でお伝えします♪〜
こんばんは。
2014インチョンアジア大会13日目です。
大会も終盤を迎えています。
今夜は陸上を中心にお伝えしてまいります。
スタジオにはその陸上の400mハードルで3大会連続オリンピック出場をされました為末大さんをお招きしています。
では、早速、競技のもようをお伝えしてまいります。
まずは陸上の200m決勝男女それぞれお伝えします。
まず、女子には100mで惜しくも100分の1秒差で銀メダルでした、福島千里選手が登場します。
200mでは2大会連続の金メダルを目指しています。
一方、男子は飯塚選手、原選手。
若手の2人が登場します。
為末さんこの男女それぞれ決勝見どころは、ずばりどんなところになりそうでしょうか。
今の日本のいいスプリンタルがそろったという感じでコーナーを出て直線に入るあの辺りをどんな順位で抜けるかによってかなり変わると思います。
福島さんがあそこでどのくらい抜けてくるかで銀メダルの可能性も飯塚選手も原選手もあるんじゃないかなと思っています。
コーナーに注目していただきたいと思います。
ご覧いただきます。
続いて、女子200mの決勝です。
福島千里。
前回広州大会に続いての金メダルを狙います。
福島千里は100m、銀メダル。
200m、2大会連続優勝を狙います。
福島は5レーンです。
スタートが持ち味の福島千里。
みんなタイムが結構近いんですよね。
なので、誰かがダントツで勝つっていうことはないと思いますね。
どっちにしても福嶋選手は競り合わないといけませんので。
自分の力が最後まで出しきれるかというところが勝負です。
サフロノワ1着でフィニッシュ。
金メダル!韋永麗が銀。
福島は銅メダル!カザフスタンのサフロノワ。
200m金メダルを獲得しました。
速報タイム23秒02。
振り返ってどうですか。
やっぱり調子を上げてこれた分結果に結びつかせることができなかったのはまだまだ、克服しないといけない課題だと思います。
来シーズンこれからにつながるようになんとかしたいと思います。
残念ですという第一声。
それから、好調を結果につなげられなかったということばがありました。
コーナーを抜けたところでは差がありました。
ご覧のように体がぶれてしまいましてゴールまでちょっとエネルギーがもたなかったような印象ですね。
このサフロノワの走りを振り返ってみると、どうでしょう。
やはり悔しかったんでしょうね。
100で3位ということで優勝候補といわれながら勝てずですね。
22秒台もことし、出していましたので200mはどうかなと思ってたんですけど予選はそんなによくなかったんですよね。
気持ちを入れ替えてということでスタートからかなり飛ばしていきましたよね。
福島さんを抑えてコーナー出たときにはかなり前にいましたので。
ゴールまで、本当に力強く突っ走ったという印象です。
そのオリガ・サフロノワが金メダル。
アジア大会では初めての金メダルです。
銀メダルに韋永麗。
そして福島千里は銅メダルということになりました。
女子の200mの決勝です。
日本の福島千里は100mは100分の1秒差。
僅かに及ばずの銀メダル。
そして、200mは銅メダル。
前回の大会に続いて2つのメダルを手にしました。
続いて男子200mの決勝です。
日本の飯塚翔太。
そして原翔太。
5レーンに日本の飯塚翔太。
外のコースにオグノデ選手がいますので前半からあけられると思うんですよね。
なので、うまく自分のペースを作っていければと思います。
一番外に原選手がきてまして一番やりやすいんじゃないかなというふうに思います。
原選手にとってはね。
自分のペースで走れますか。
そうですね。
決勝なので気にすることなく走るんじゃないかなと思います。
日本勢はメダルに絡めるか。
オグノデ、1着でフィニッシュ。
20秒14!原と飯塚が今4位争いというところだったでしょうか。
大会新記録が出ました。
20秒14。
しかしオグノデは納得のいかない表情に見えます。
19秒台を狙っていましたからね。
最後の走り。
オグノデの走りを朝原さん伺っていきたいんですが。
ちょっと狙いすぎましたね。
前半から行こうっていう気持ちが先走りすぎて足の回転と体が進むタイミングがそれがちょっとずつ、ずれてもうちょっと楽に走ってれば19秒台出たかもしれないですね。
100mでは銀メダルだった福島選手200は銅メダル。
ともに大会2連覇にはなりませんでした。
まず為末さん、福島選手ですが非常にスタートダッシュはよかったと思うんですが注目のカーブですが。
200m、難しいなと思うんですけど特に手足は、手足が自分の中心から離れちゃったような印象がありましたね。
やっぱり、短いバッドを振り回してる分には早く振れるんですけど長いバットってなかなか振りにくいので手が長いと振りにくくなってしまうんですね。
ちょっとスタミナがなくなったかなという印象がありますね。
一方の男子は100でも強かったカタールのオグノデ選手が強かったんですけどその中で日本の2人。
飯塚選手、原選手はどうでしたか。
前半は2人ともすごくよくて原選手、スタートでつまずいちゃったなっていうのがもったいなかったんですけどもよかったなって思うんですがこれも選手に並んで競い合うときに飯塚選手、ブレが出てしまってそれが失速につながったかなと。
あれがなかったら銅メダル争いができてたかなと思うので。
でも、すごく課題がクリアになっていてここを崩していけばもっともっと上のレベルにいけるっていうのが分かったんじゃないかなと思います。
それでは、きょう行われた陸上のそのほかの種目ここでご覧いただきます。
男子10種競技。
きのうの5種目を終えて3位だった右代啓祐。
9種目のやり投げで68m9cmを投げこの種目トップ。
残り1種目を残して2位につけます。
右代は2位なんですが今、32ポイント差です。
これ、1500mの秒差に換算しますと大体タイムによって違いますんで大体、5秒差ぐらい。
ですから、右代は5秒先着してフィニッシュすれば金メダルということになります。
中村はこれぐらいの差をつけていれば銅メダルは見えてくるというところになりますね。
一人だけ次元が違う走りで残り1周。
銅メダルに向かっての残り1周です。
そして、右代啓祐は金メダルに向けての走りです。
表情は少し疲労が出てきましたが右代の集団には今、総合でトップを行っていますアンドレエフの姿はまだありません。
中村のフィニッシュが近づいてきた。
得意の1500m10種競技、最後の種目で持ち味をまた発揮しました。
中村フィニッシュ。
あとは結果待ちということになります。
十分に銅メダルの圏内に入りました。
そして、その右代です。
金メダルに向けて右代啓祐顔が上がった。
残りは、もうまもなく50m。
後ろから後続が追い上げてきますがアンドレエフの姿はまだ近づいてこない。
2位で韓国の選手がフィニッシュ。
3位で中国の選手後ろはフィニッシュしましたが十分にアンドレエフに差をつけました。
右代啓祐は金メダルをつかみました。
今どんな思いですか。
4年越しの金メダルということでもう、本当によかったと思います。
安心しました。
ようやく、世界と対等に戦える一歩を踏み出すことができたと思います。
メダル獲得です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
本当にぎりぎりのところだったので取れてすごくうれしいです。
右代さんをお手本にするところはお手本をして。
自分のオリジナリティーを出して自分の10種競技を追求していきたいなと思います。
男子400mハードルの決勝です。
3レーンに岸本です。
予選では1本締め切りが入ったと思って切り替えますという話をしていました。
前半、思い切りいってほしいなと思いますね。
予選よりも全然いってますね。
最初のハードル岸本がリードしています。
岸本が序盤リード。
ここまでリードしています。
フィリピンの選手もいいですね。
長身の選手は後半上がっていきます。
岸本、前半から中盤いいところで走っています。
岸本、先頭です。
ハミス、金メダル。
岸本は銀メダル。
ハミスの速報タイムは49秒73。
岸本は銀。
銅メダルは中国の程文。
ここで負けてるようじゃ世界をどうのこうの言ってるような資格はないと思うのでちょっと改めて反省するとともに…今、ちょっと自分にむかついてるのですいません。
4レーンに久保倉です。
3大会連続のメダルということと今のところ、銀メダルを死守してほしいなと思います。
久保倉は内側から3人目。
内側がアデコヤです。
アデコヤはやはり前半からそれほど強力ではありませんがここから伸びてくるか。
アデコヤはこれでも世界レベルの中では遅いほうなんですね、前半が。
後半型という選手ですね。
この中ではかなり速いペースでいってますね。
久保倉はどうでしょうか。
位置はいいですか。
いいですね。
アデコヤが1着、金メダル。
そして久保倉が銀メダル。
銅メダルは中国の肖霞。
アデコヤ、速報タイム55秒77。
400mで銀メダルを取ったときと同じしぐさで金メダル。
前半、4台目以降あんまりちょっともたついてしまったということと切り替えのところカーブの辺りですね。
また、さらにもたついたということでタイムを落としてしまいました。
久保倉が並びかけましたけども。
久保倉さんは今回の中ではいいレースをしたんじゃないかなと。
やはり経験がものをいったんじゃないかなと思いますね。
久保倉のタイムは56秒21。
今シーズンのベスト記録です。
練習してきた中では全部、出しきれたかなと思いますけど。
細かいミスはあったんですけど前野との距離も詰めてたのでいけるとおもったんですけど最後、足りなかったですね。
私たちも一瞬金が見えましたけど。
私もそこで見えてしまったのがよくなかったんだと思います。
2番ということで悔しい思いもありますけど若手が頑張っている中でベテランも頑張んなきゃいけないなと思ってます。
女子の100mハードルの決勝がまもなく始まります。
日本の木村文子が決勝に進出しています。
呉水嬌、1着でフィニッシュ。
2着は孫雅薇!木村、銅メダル!呉水嬌の速報タイムは13秒05。
1つでもいい色のメダルを持って帰りたいと思ってたので少し残念な気持ちもありますが、去年から振り返るとこの場に立てたことを本当にうれしく思います。
リオや東京オリンピックに向かって、どんどんつながっていってチームジャパンとして戦っていきたいときょう、改めて思いました。
男子50km競歩。
谷井孝行は35kmを過ぎた辺りでスパート。
その後も後続を引き離します。
日本記録に、あと7秒と迫るタイムでフィニッシュした谷井。
この種目でアジア大会日本選手初の金メダルを獲得しました。
スタジオには男子の400mハードルの日本記録保持者・為末大さんをお招きしています。
その400mハードルは男女ともに銀メダルということになりましたが岸本選手ですね。
大学の後輩でもあってよく知っている選手だと思いますがどうご覧になりましたか。
すごく積極的にいっていいレースだったと思うんですけど本人なりに悔しいことはたくさんあるんだと思うんですね。
本人の口から世界ということばが出てましたがやはり、全体のスピードをもう少し上げるためにはちょっと49秒0ぐらいの辺りで定着しすぎてるところがあって練習で揺さぶるようなことができたらいいなと思うんですね。
僕は、こういうときには100mのタイムを上げるということをチャレンジしたりしたんですけどなんか彼自身もチャレンジできたらいいなと思います。
今24歳ということでこれからが大切になってくると思いますけど。
その若手について、為末さんに今回の大会の陸上選手の中で、陸上競技の中で期待の若手を挙げていただきました。
その選手というのが…お願いします。
藤森安奈選手です。
その藤森安奈選手は現在19歳。
ことしの日本選手権100mで福島千里選手土井杏南選手に次いで3位。
今大会はあす行われます400mリレーにエントリーしています。
為末さん、どの辺りが楽しみですかね。
若い選手には楽しみな選手たくさんいますけど本当に高校時代にけががあったりとかしてあんまり成績は出せてなかったんですが粗削りな状態で日本選手権の3番に入ってきてますから改善する点はあると思うんですね。
こういう選手がたくさん出てくることは福島の刺激にもなりますし女子の短距離全体のレベルアップにもつながるのでぜひ頑張ってほしいと思います。
藤森安奈選手、2020年東京オリンピック期待の星です。
続いてはサッカー女子についてお伝えしていきます。
決勝に勝ち上がりましたなでしこジャパン。
決勝で北朝鮮と対戦。
連覇を狙います。
日本と北朝鮮。
3大会連続決勝での対戦です。
序盤から北朝鮮が押し気味に試合を進めます。
先制したのは北朝鮮。
セットプレーから…。
キム・ユンミ。
日本、今大会初の失点です。
日本が攻撃のリズムをつかんだのは前半終了間際。
宮間からのフリーキックを岩清水。
直後には、有吉からのクロス。
これは、あいません。
1点リードされて前半を終えます。
後半開始まもなく北朝鮮のカウンター。
縦パスを受けたのはラ・ウンシム。
日本、ディフェンスの隙を突かれて2点をリードされます。
後半11分、日本の反撃川澄のクロスを宮間。
ゴール前に走り込んだ高瀬がスルー、宮間があわせて1点を返します。
しかし、42分、北朝鮮カウンターからのクロス。
合わせたのは、ホ・ウンビョル。
3対1で北朝鮮が2大会ぶりの金メダル。
日本は、大会連覇なりませんでした。
テコンドーの20歳のエース・濱田選手は完璧を求めているので、40点と厳しく自己採点していました。
為末さん、きょうも熱い戦いが繰り広げられましたが陸上では今大会初めての金メダルも生まれました。
とにかく10種競技で右代選手が金メダル取ったんですね。
これ、すごいんですけど世の中に伝えたいんですよ。
こんなことが起きるんだなって。
僕、本当に感動しました。
これをぜひ、あした皆さん日本中で言いふらしてほしいなと思いますけど。
あすは女子マラソンが行われますね。
あすの放送予定ここでご紹介します。
そして、このアジア大会のハイライトあすは夜10時からご覧のチャンネルでお送りいたします。
あすも陸上を中心にお伝えしていきます。
2014/10/01(水) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
2014インチョンアジア大会 ◇陸上[字]
◇陸上 「男子200m・決勝」「女子200m・決勝」「女子やり投げ・決勝」ほか ▽福島千里出場 200mほか 8種目決勝 ▽男子800mに期待の星
詳細情報
番組内容
【ゲスト】為末大,【キャスター】筒井亮太郎
出演者
【ゲスト】為末大,【キャスター】筒井亮太郎
ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
スポーツ – マラソン・陸上・水泳
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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