なんだてめえ！
（デッドプール）ヒャッフ〜！バンバンバババン！ほひ！どわぁ！ぐはぁ！
（鼻歌）
（キング・コブラ）シュルル〜。
つつえ〜。
てめえおいやめろ。
こら返しやがれ。
グエッ！
（デッドプール）アミーゴチミチャンガテイクアウト。
ままいど。
（デッドプール）あっ…。
フフ〜ン。
ババババ…バン！ポポゥ〜！フフ〜ン。
フッ！ん〜。
出番だぜベイビー。
（アキラ）わぁすげえ！
（エドワード）あ〜！
（クリス）おぉ。
名づけてビルドアップ・アーマー。
まず俺用のアーマーを完成させる。
性能テストを終えたらソーキャップハルクワスプの分だ。
（ハルク）ん〜。
クリー・マクトか。
（キャプテン・アメリカ）これの存在を敵に知られていないのがせめてもの救いだな。
（キャプテン・アメリカ）それでビルドアップ・アーマーはあとどれくらいで完成する？
（アイアンマン）ざっと見積もって１２時間ってとこだな。
ん？兄さんから。
でもなんでテレビ電話？
（ヒカル）アキラ今玄関だけど…。
おかえり。
すぐ開けるね。
いやちょっと待って。
スタークさんにかわってもらえるかな。
なんで？え〜とその…。
スタークさんの知り合いって名のる人が玄関前でウロウロしてて。
うわっ。
ち〜っす！トニー。
ん？どうしたアキラ？ち〜っすち〜っすち〜っす…。
友達？ち〜っすち〜っすち〜っす。
あ…。
はぁ〜日本湿気きっついわ。
なんだあいつ？
（ジェシカ）感じ悪〜。
デッドプールはちょっと変わったヒーローなんだ。
お金次第で誰の味方にもついちゃう…ん？わっ。
人聞きの悪いこと言うんじゃねえよメガネ君。
テレビの前のお友達が勘違いすんだろ。
お…お友達？そうお友達。
はっ！うぉっ！ぐっ…。
て…。
説明しよう。
俺ちゃんことデッドプールさんはテレビの前のキミたちに話しかけちゃったりできるイケてるスーパーヒーローなんだぜ。
よっ。
その型破りな能力と華麗なトークがウケにウケ今やアメリカでいちばんモテるヒーローっていやぁ俺ちゃんってな具合。
ハリウッドスターもセレブも大リーガーも大統領も…。
み〜んな俺ちゃんの大ファン！
（歓声）俺ちゃんが参戦すればこの『ディスク・ウォーズアベンジャーズ』も人気急上昇間違いなし！日本よこれがデッドプールだ！あ〜疲れた。
サービス疲れるわもうほんと。
サービスって？気にするな答えはない。
たくこっちは忙しいんだ。
何の用だ？あ〜そういう態度とっていいの？後悔するぜ。
じゃ〜ん。
あっアイアンフィストのディスクだ。
アイアンフィストはヒマラヤの奥地クン・ルンで神秘の武術を身につけた格闘系スーパーヒーローだよ。
必殺技は…。
うっぜ〜！つか子供の出番に尺割かねえでもっとスーパーヒーローガンガン押してかねえとダメだろこの番組。
ば番組って何？
（ソー）デッドプールそのディスクどこで手に入れた？ん〜小腹が空いたから俺ちゃんの大好物チミチャンガ買いに行ったらたまたまヴィランのたまり場で小遣い稼ぎにぶっ潰したら偶然？なっ。
ん？欲しい？あげよっか？マジで？よせアキラ。
サンキュー。
はい上げた！
（笑い声）子供かよ。
落とし物を届けに来たってわけじゃなさそうだな。
（デッドプール）ピンポーン！お前のことだ。
で？いくら欲しい？カネは好きだぜ。
でも今回わざわざ日本に飛んできたのはビジネスをするためじゃねえ。
え〜その…う〜ん。
照れちゃうなあ！さっさと言え。
んじゃ！俺ちゃんをアベンジャーズのリーダーにしてくれ！
（みんな）はあ！？ん？ん？ん？俺ちゃん変なこと言った？とりあえず俺ちゃんのアイキャッチ。
よろしくってこ…。
って…アイキャッチはこっちだろ？
（ペッパー）で？どうするの？ん。
クッ。
（デッドプール）えっウソ！？イヤン。
やった〜！ハルク最強！デッドプールよえ〜。
ん？ハッつかこれダメゲーじゃね？超必のブッパ強すぎだし起き攻めの駆け引き薄いしハルクスマッシュからお手玉でライフ半分とか…。
うわ！ありえないっしょ。
つかロケテに俺ちゃん呼べ。
作ったやつダメすぎ。
ダメすぎてどうでもいい。
どうでもいいとか口にすることすらどうでもいい。
最低。
いるよな負けるとこういうこと言い始めるやつ。
使うキャラを変えてみたらどう？スパイダーマンは初心者向けのキャラじゃないから。
やだ…俺ちゃんスパイディー以外のキャラ使いたくないもん！やだやだ…やだやだやだ！
（アイアンマン）うるさいぞデッドプール！あ会議終わった？
（アイアンマン）ああ。
で俺ちゃんは？結論の前に一つだけ聞かせてほしい。
どうしてアベンジャーズのリーダーになりたい？言わせんなよ。
アベンジャーズはトップのチームだ。
リーダーになれば…モテる！こんなおいしいポジションそうそうないっしょ。
この番組に出演したら日本製のかっちょいいフィギュアも発売してもらえそうだし。
アイアンマン。
結論を言おう。
カネは言い値の２倍でも３倍でも出す。
ワンダフル。
（アイアンマン）ただしリーダーにしてほしいという話は…。
何なのよいったい。
出てこいデッドプール。
もう逃がさねえぞ。
アイアンフィストのディスクを返しやがれ。
（ヒカル）あいつはたしかロキと戦ったとき…。
ディスクに入ったまま異空間に吸い込まれたはずだろ。
出てこねえと家ごと吹っ飛ばすぞ。
脅し文句が三流ね。
エド俺をＤスマッシュしろ。
（デッドプール）下がっていろ。
俺が行く。
（ハルク）何？大事な部下を危険にさらすわけにはいかねえだろ。
ぶ…部下？俺は世界一のヒーローチームアベンジャーズのリーダーだ！！ちょっと待て！ヒョ〜！お前をリーダーにはできない！ぼぉ〜。
（みんな）あ〜あ。
特製の強化ガラス。
すばらしい強度だ。
カット！カ〜ット！今んとこカ〜ット！頼んだぜ番組スタッフ。
地獄からの使者デッドプール！前回は不意をつかれたが今回は準備万端だ。
ああん？どういう意味だ？コットンマウス。
ダイヤモンドバック。
そしてキング・コブラ。
サーペント・ソサエティアッセンブル。
よりによって俺たちを敵に回しちまうとはな。
あんたはもう終わりさ。
我らサーペント・ソサエティの恐ろしさ思う存分…。
ちょっと待った！ん？アイアンマン！マイティ・ソー！キャプテン・アメリカ！ワスプ！ハルク！
（みんな）Ｄスマッシュ！ムジョルニアの名にかけて。
恐れず進め戦士たちよ。
邪悪をうて我とともに！うお〜っ！パーティーの時間だ。
アベンジャーズ！？ここってもしかしてお前らの基地か何かか？ちょっとリーダー！こんなの聞いてないよ！？何とかしろリーダー！
（キング・コブラ）シュー！それでも仲間か！？相変わらず間の抜けた連中だ。
こんなザコどもに６人がかりってのもどうかと思うけどよまっあのセリフ言ってみたかったからちょうどいいや。
アベンジャーズアッセンブル。
（コットンマウス）おいおい。
（ダイヤモンドバック）ウソ！？
（キング・コブラ）シュー俺たちは何も知らねえんだ。
レッド・スカルにＤスマッシュされて部下になれと命令されただけで。
ジェシカオーケーだ終了してくれ。
あっ…。
お待たせ。
（ワスプ）お疲れ。
でどうだった？
（ワスプ）妙な話ね。
Ｄシステムには反応がない。
なのにレッド・スカルはディスクをどんどん回収してる。
やつは異空間に直接アクセスする何らかの手段を持っているということか？だとすればアカツキ博士を救い出す方法のカギもそこに…。
フゥ〜いい湯だった。
お待た次どうぞ。
こいつの問題を片づけるのが先だったな。
あ労働契約書にサインするとか？歓迎パーティーの日程とかそういう話？デッドプール。
水くせえこと言うんじゃねえよ。
俺らチームじゃんマブダチじゃん。
遠慮気兼ねはなしってことで。
デッドプール。
あっん？キミをアベンジャーズに加える訳にはいかない。
あっ…ん？我々は今深刻な局面に立っている。
お前の好き勝手を受け入れる余裕はない。
わかってくれ。
（デッドプール）ん？そっか厳正なる審査の結果残念ながら採用を見送りましたことをご通知いたします。
デッドプール様のより一層のご活躍をお祈りいたしますってかよ。
はあ…坊主。
アキラ。
あっ。
おっいいの？最後くらいはいいやつって思われたいじゃん。
俺ちゃんのこと時々は思い出してくれよな。
ああ。
迷惑かけたなキャップ。
いや。
草葉の陰から応援してっからよじゃあな。
デッドプール。
あ〜！えっ？ここれ…。
うっ…。
ニセモノ！？やられたおいまさか…。
ペッパーキング・コブラたちのディスクは？
（ペッパー）うわっ。
（笑い声）あ〜いいやつだと思って損した。
デッドプールのバカ野郎。
ぬん。
（デッドプール）で今度こそ俺ちゃんのアイキャッチでいって…。
（デッドプール）だからこれがアイキャッチなんだってば。
まったくわざとやってるでしょ？デッドプール最高！デップーさんクビにしたから「ディスク・ウォーズ」は今週で見るのやめるわ。
シナリオダメすぎ俺に書かせろ。
（タイガーシャーク）待たせたギョ。
（デッドプール）呼び出したのはてめえかタイガーシャーク。
つか俺ちゃんのメルアド誰から聞いたわけ？レッド・スカル様の情報網をなめるんじゃないギョ。
早速だが本題に入るギョ。
（デッドプール）これか？
（タイガーシャーク）こいつらは使い捨ての駒だギョ。
俺が欲しいのは…。
（デッドプール）これか？いくら欲しい？貴様はカネさえもらえればヴィランとでも取り引きする最低のドブネズミ野郎だと聞いているギョ。
フッ確かにな。
そんなやつがアベンジャーズのリーダーなんてありえねえよな。
でもなでもよてめえの口のきき方とツラが気に入らねえ。
今日は機嫌が悪いんだ。
刺身にして寿司のネタにしてやるぜ！フン。
ババババババ…。
んなろっ！バババババババババ…。
遅い遅い。
あっそんじゃその水槽ん中にもうてめえの逃げ場はないギョ。
ギョギョギョ。
もらった！
（タイガーシャーク）ギョ。
ひゃっは〜！
（タイガーシャーク）うおっ…。
（デッドプール）またつまらぬものを斬ってしまった。
（タイガーシャーク）ギョッギョッギョッ。
ウッソ〜ン。
下手に出ていれば図に乗りおって。
スフィアの力見せてやるギョ。
とおっ。
へっ？あばば…。
何よこのチート技。
マーベルの公式設定にはこんなのねえぞ。
勝手なことやってんじゃねえよ。
番組スタッフ。
（デッドプール）うわっ…ドゥビ。
たんま降参！俺ちゃん今日からレッド・スカルチームに入る軍門くだっちゃう。
名前もデッドスカルに変える。
見え透いた真似を貴様は超回復能力の持ち主。
みすみす立ち直る時間をくれてやるほどバカではないギョ！ちょちょい待ち！それはやばい！やめろ！やめろってえの！いやぁ〜！お母さ〜ん！リパルサー！ワスプスティング！
（ソー）ライトニングストライク！キタ〜！アベンジャーズ・アッセンブル！フン！大丈夫かよ？デッドプール。
大丈夫超大丈夫。
ってか「子供の出番に尺割くな」とか言っちゃってごめん。
お前ら最高！この番組最高！だから番組って何？どうしてこの場所がわかった？デッドプールがシャワーを浴びている間にコスチュームに発信機を仕込んでおいたの。
（ジェシカ）最初っから全然信用してなかったから。
俺ちゃんちょっと傷ついたし。
レッド・スカル様からは「かまうな捨て置け」と命じられているがそちらから絡んでくるとあっては相手をせざるをえないギョ。
ギョバ〜！キャ〜！ご自慢の軽口はどうしたギョ？怖くて声も出ないか？
（アイアンマン）ハッアキラ。
それは何だギョ？
（アイアンマン）ビルドアップ・アーマー転送システム。
天才科学者トニー・スタークがおくる最新作だ。
俺がボタンを押せばアイアンマンを一瞬でパワーアップさせられる。
お前なんか消し飛ばしてやる。
ギョギョギョ！そんな便利なパーツがあるなら黙ってすぐに使うはず。
仰々しく説明してみせたってことははったりだギョ！
（アイアンマン）サメのくせに案外頭が回るな。
正直言うとまだ出来立てホヤホヤだ。
まともなテストもしてない。
（アイアンマン）エネルギーが暴走してこの辺り一帯を吹き飛ばす可能性がある。
っておい！そんな危なっかしい道具使う覚悟があるはずないギョ。
（アイアンマン）科学の世界は猛スピードで動いてる。
今日の最新技術も明日には色あせたガラクタだ。
ギョ…。
そんな世界でどうしてトニー・スタークはトップを走り続けてこられたのか。
負けず嫌いだからさ！貴様らがガキどもを巻き添えにするなど。
ナメるな！ギョッ。
俺たちはアベンジャーズのパートナーだ！覚悟はできてる。
《ビルドアップ・アーマーはまだ完成していない。
これがダミーだってバレたらおしまいだ。
でもデッドプールとアイアンフィストを見捨てるわけにはいかない》
（レッド・スカル）アベンジャーズは捨て置けと言ったはず。
ギョギョ！？この声レッド・スカル！
（レッド・スカル）Ｄセキュア！ギョギョ〜！
（レッド・スカル）聞けアベンジャーズよ。
わしが恐れるのは新しいガジェットでも貴様たちでもない。
この世を支配する法則だ。
何の話だ？
（レッド・スカル）これまで幾度となくヒーローどもを追い詰めてきた。
完璧な作戦完璧な戦力。
だがあと一歩のところで常に敗北し続けた。
なぜか。
遺憾ながら認めざるをえまい。
悪が栄えることはない。
それがこの世界の法則なのだと。
そんなことに気づいていなかったのはあなただけだわレッド・スカル。
正しき思いの前に邪悪な力は無力！世界の真実を知ってなお貴様は何を企んでいるのだ！？
（レッド・スカル）ハハハ…。
ハァ〜。
終わった？たぶんね。
フ〜。
うむ。
トニー！俺の芝居どうだった？まあまあってところだな。
（２人）イエイ！おいデッドプール。
ん？やられた。
さてこいつをどうすっかね？テレビの前のお友達にプレゼント！
（デッドプール）ウッソぴょ〜ん！ウハハハ！ウハハ！
今回紹介するヴィランは
刃のような爪を持つ超危険なミュータント。
ずば抜けた回復力で傷がすごい早さで治るんだ
2014/10/01(水) 18:30〜18:57
テレビ大阪１
ディスク・ウォーズ：アベンジャーズ 第27話「禁断のヒーロー登場？」[字]
新兵器を完成させようとするトニーたちの前に、謎の男が現われる。混乱をもたらすその訪問者の名はデッドプール！前代未聞の能力を持つ彼が要求する驚くべき内容とは？
詳細情報
出演者１
【声】
アイアンマン：花輪英司
ソー：加瀬康之
キャプテン・アメリカ：中谷一博
ワスプ：水橋かおり
ハルク：松田健一郎
出演者２
【声】
アカツキ・アキラ：斎賀みつき
アカツキ・ヒカル：井口祐一
クリス・テイラー：桑畑裕輔
ジェシカ・シャノン：大空直美
エドワード・グラント：菅谷弥生
スパイダーマン：川田紳司
ロキ：武藤正史
原作脚本
【キャラクター原案】
マーベル・コミックス
【シリーズ構成】
キング・リュウ
監督・演出
【シリーズディレクター】
小村敏明
制作
【アニメーション制作】
東映アニメーション
音楽
【オープニング主題歌】
「突キ破レル-Time to SMASH!」
アーティスト：T.M.Revolution
【エンディング曲】
「Thread of fate」
アーティスト：T.M.Revolution
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アニメ／特撮 – 国内アニメ
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