もう2週間も経ってしまったが、RubyKaigi2014に参加してきました。Rubyは全然書いたことないのですが、最近Ruby絡みの仕事をすることになったので行ってみた感じです。
そこでHerokuの相澤さんに買わされたおすすめされた本がこちらです。
これがその時(買った時)のTweet。おっさん二人でむさいですな。。
.@ikeike443 さんの本も宣伝します! #rubyfriends #rubykaigi #herokujp pic.twitter.com/kCumpbhWdf
— Ayumu AIZAWA (@ayumin) September 18, 2014
相澤さんは律儀に僕の本の宣伝もしてくれました! ありがとうございます!!
Herokuはアプリの実行環境を提供しますが、効果的に活用するにはHeroku本とチーム開発のノウハウが重要です。#herokujp #rubykaigi http://t.co/HZEe9X5X7C
— Ayumu AIZAWA (@ayumin) 2014, 9月 18
さてこの『プロフェッショナルのための 実践Heroku入門』ですが、クラウドの利用はすでにしていて、なんだったら他のPaaSも使ったことあるけど、Herokuはちょっとチュートリアルを触ったくらいで細かいことはわかりません、みたいな人にオススメです。Herokuの採用を検討している人も読むといいでしょう。
Herokuをつかって実際にサービスを立ち上げる際に気をつけるべき点や、よく詰まる点などが解説されています。
例えばPaaSならではのタイムアウト制限についても、単純なレスポンスのタイムアウト制限の話から、Herokuの仕組みを知っていないと理解しがたいSlugコンパイル時間の制限、Slugの容量制限の話まで、Herokuの仕組みについて触れながらわかりやすく説明してくれます。
実運用に入れば必ず気になる、カスタムドメインの設定の仕方やSSL導入の際の注意点、Heroku Postgresを使う際のポイントも解説されています。
また7章では実際にHerokuのテクニカルサポートをされている織田さんが、ありがちなトラブルについて具体例を上げながら解説してくれていて役に立ちます。
最後の9章はHeroku創業者の言葉であるThe Twelve-Factor Appの全訳です。全訳はWebでも読めますが、改めてこの本につけていることに大きなメッセージを感じます。
これはHerokuを使う使わないに限らず、モダンなソフトウェアが持っているべきものだと思います。熟読しましょう。
僕自身は前職ではHerokuもよく使っていましたし、Herokuを使って立ち上げたサービスとしては日本では結構早い時期に属するものに関わってたなあと今思い出しました。(更にいうとPlay2+Scalaだったしね)
転職してからはHerokuはじめいわゆるXaaSなものとは全く疎遠になりましたが、また触れる機会を持ちたいものです。。
最後に僕の本のアフィも貼っておきます。一緒に読むと効果的ですよ!