1000キロのロングレースいよいよスタートです!
伝統の一戦真夏の鈴鹿1000キロレースがついにスタート。
ドライバーにとって最も過酷と言われるこのレースはスタート直後から激しいバトルが多発する波乱の展開となった
おっとRAYBRIG!もう…。
もうか。
今ちょっと火が出るという。
スーパーGTの中でも特に過酷と言われるこの鈴鹿1000キロには3つのポイントがある
これがまたひとつ鈴鹿1000キロの厳しさなのかなと。
鈴鹿1000キロはチャンピオン争いをするうえで重要なレースとなっている。
それは鈴鹿戦が他のレースと比べ獲得ポイント数が高く設定されている点にある
シリーズ残り3戦。
大量ポイントを獲得できるチャンスの鈴鹿はチャンピオンに近づく大事な一戦となる。
ドライバーは綿密な戦略をミスなく遂行しなければならない
このレースでは最低4回以上のピットが義務づけられている。
レース序盤激しいトップ争いをするKEIHINがとった作戦は4PIT作戦。
1スティントは35周前後となり燃料満タンでなければ走り切ることができない
しかしバトルに負けることを許さないのがドライバー
おっと…!危ない危ない…。
今の…。
ちょっと危なかったな。
今その瞬間にKEIHINが並んだ。
今の危ないシーンでKEIHINが一気に前をとらえました塚越。
いやでも両方よく接触しなかったですね。
よくギリギリで…ていうか危なかった。
そして並ぶ並ぶ塚越がここで前に出ます。
激しいバトルが続けば当然燃費は下がる
ドライバーを容赦なく苦しめる
レース序盤でトップに立つも2位に落ちてしまったPETRONAS。
そのPETRONASがとった作戦は5PIT。
トップを奪われたPETRONASRCF中嶋一貴はアウトラップのKEIHINをとらえ再びトップを奪う
しかし…
トップに立った中嶋は更に猛プッシュを続ける。
そこにはこんな理由が…
できるだけだから36号車はここで離しておきたい。
PETRONASはピットが1回多いため1分以上のマージンを稼がなければならない。
給油時間は短いが各スティントをやわらかめのタイヤでフルプッシュしなければならないのだ
正直なところですね。
サーキットの貴公子中嶋は最初のスティントで15秒しかマージンを稼ぐことができなかった
これは
そして1000キロ6時間に及ぶバトルついに決着
あ〜。
36号車からするともうちょっとどんどんどんどん離さないと17号車が4回のピットでいくという作戦をとっているわりにはいいペースなんですよね。
だからこのレースほんとに最後のスティントでのガチンコバトルが見られるかもしれませんね。
レース73周7位争いが激化
CALSONICGT−RJ.P・オリベイラがEpsonNSX中嶋大祐をロックオン
Epsonは前戦で表彰台にのぼる健闘を見せ今波にのっている
中嶋が突然のスピン。
いったい何があったのか?
あ〜っとここで回った。
中嶋大祐ちょっとぶつかったかもしれません後ろから。
勢い余ったJ.PがEpsonのテールにヒット
これはJ.Pに厳しい判定が出そうだ
両陣営のピットも騒然となる
あっこれCALSONICはペナルティーストップ15秒。
ああこれは重いペナルティーが出ました。
J.Pに15秒のピットストップペナルティーが課せられた
カルソニックはランキング2位につけているだけにこのレースをノーポイントで終えるとチャンピオン獲得に黄色信号がともってしまう
現在トップはPETRONASRCFジェームス・ロシターが2回目のスティントを走行中
2位はKEIHINNSX塚越広大。
塚越もこのレース2回目のスティント。
PETRONASとの差は32秒
このままいくとピットが1回多いPETRONASはKEIHINに勝つのは難しい。
更にマージンを稼がなくてはならない
一方塚越はこれ以上差を広げられぬようペースを上げていく。
弾丸ボーイがここからどんな走りを見せるのか?
トップを守り続けてきた36号車イギリスの暴れん坊ロシター選手が戻ってきました。
こちらが3回目のピットとなります。
87周目で3回目のピットを終えました。
とそのときだった
おっと何か壊れてるぞ。
リアが相当壊れてる。
KEIHINが大変だ!KEIHINの右リアが大破しています。
更にグラベルに飛び出したんでしょう。
なんとKEIHINの右リアが大破
いったい何があったのか?
ダメージはかなり大きそうですがどうですかね?これ後ろのカウルが今とれそうですから。
なんと130Rで突然マシンの挙動が乱れそのままコースアウト。
スポンジバリヤーに激突してしまったようだ
もう一度スローで見てみると130Rのゼブラで跳ねコントロールを失っている
塚越緊急ピットイン
KEIHINNSXピットインしてきました。
かなりリア部分が大破してます。
中の部分が丸見えになってる!これはかなりまずいですよ。
塚越はコースに復帰することができるのか?
これはもうレースをできる状況じゃないということでピットに入れる選択をとったようです。
インタビューいいですか?
PETRONASのピットから中嶋に無線が飛ぶ
ここがチャンスとばかりにサーキットの貴公子中嶋一貴が更にペースを上げる。
だがその中嶋の前に新たな敵が現れる。
KEIHINのトラブルでトップに立ったのはMOTULGT−R。
MOTULは4PIT作戦。
PETRONASが3回目のピットを終えた時点で31秒の差をつけている
熱血イタリアンロニー・クインタレッリは更に差を広げるためペースを上げたいところだが
ピットからの無線に対しロニーは?
やはり燃費とタイヤがギリギリ状態。
更に燃料リストリクターのハンデをしょっての1000キロはかなり厳しい
サーキットの貴公子中嶋一貴はラップタイムをどんどん上げていきMOTULとの差をぐんぐん縮めていく。
残すピットはあと2回
マシンを破損したKEIHINはダメージが大きく残念ながら88周でリタイアとなってしまった
レース104周MOTULが3回目のピットイン
さぁ23号車MOTUL今ピットに戻ってきました。
3回目のピットインです。
さぁこれで4回のピットの作戦をとっているのでピットはあと1回となりました。
作戦の駆け引きがこの後半戦どう影響してくるのか注目です。
ここでピットインしているMOTULをPETRONAS中嶋が抜きトップに立った。
しかし中嶋はピット1回分の1分以上のマージンを稼がなくてはならない。
更に全開でプッシュを続ける
MOTULは1分2秒でピットアウト
レース107周3時間半が経過。
ピットアウトしたCALSONICGT−R安田裕信から悲痛な叫びが飛び込んできた
カルソニックは修復のためピットインを決断
あっカルソニックは今ガレージにそのまま入っちゃいましたね。
あ〜っと!あらら?
カルソニックの
トップ争いが佳境を迎えるレース114周。
中嶋が4回目のピットイン
ここでトップの36号車4回目のピットインです。
2位を走っている23号車との差は1分25。
中嶋はMOTULとの差を広げビッグマージンを築いた。
PETRONASは52秒でピットアウト
イギリスの暴れん坊ロシター。
トップを守りきれるのか?
MOTUL最終コーナー。
どこか?MOTULが今最終コーナーたちあがってきた。
GT−Rキング松田とイリギスの暴れん坊ロシターによるトップの座をかけたバトルが勃発!
さあMOTULAUTECHGT−R対PETRONASTOM’SRCF。
この2台が。
これはすごいや。
これでもね。
ガチンコになりましたね。
この1周で追いつかれますよね。
両者ともピットは残り1回となり同じ条件になった。
MOTUL松田はアウトラップのPETRONASをオーバーテイクすれば勝利が見えてくる
慎重に。
あ〜来た来た。
PETRONASにとってMOTULに抜かれることは敗北を意味する
バックマーカーをかわしてPETRONASロシターの後方に接近。
これまあ1回は出るでしょうけれどもね前へね。
それからどれだけ引き離せるかですよね。
あっと出れないか。
ここはロシターが粘ります。
ただまだタイヤが冷えた状態。
アウトラップアウトから今松田次生がアプローチ。
危ない危ない…。
うわ〜これはちょっと…。
これはジェームス・ロシターが今前をふさいでいきました。
オーバーテイクを狙う松田をロシターがギリギリブロック。
あわや接触の危機
松田とロシターの熾烈なトップ争い。
両者の闘志が激しくぶつかり合う
これ松田君前へ出ないと…。
前へ出たいですね。
出たいですね。
これシケイン勝負ですね。
松田130Rでロシターとサイドバイサイド
あ〜。
あぁ…。
前へ出たいですね。
出たいですね。
これシケイン勝負ですね。
温まってきちゃうと…。
今熱を一生懸命ロシターが入れてシケインで勝負に出た松田次生。
サイドバイサイド。
ロシター粘るブレーキ。
あこれ行きすぎた。
あ〜お互いに行きすぎた。
お互いに行きすぎました。
これは2人とも行きすぎだからOKか。
そうですね。
しかしこれたちあがりのスピードがどうか。
まだ並ばない。
ダメだ。
ここでいけない。
これはロシターかなりハードなブロックですね。
あ〜おいおい!おいおい…。
暴れん坊とキングの闘争心が激しくぶつかり合う。
セナプロ対決を彷彿とさせる熱き戦い
さあ松田次生もう一度。
もう一度ロシターとの勝負。
これはでもロシターもタイヤ温まりましたからね。
でも松田君としてはこれは熱いねちょっと。
ね〜そうですよね。
今はでも落ち着かなきゃダメですね。
松田ここでいったん冷静になり最後のピット勝負にかける
実は松田チャンピオンシップを見据えていたのだ
結構ちょっとね汚いやり方のブロックだったんで…。
中嶋一貴はこのレースをどう見るのか
作戦としては…。
さあGT500クラス。
現在2番手を走ります23号車MOTULが最後のピットインです。
レースは残り32周。
松田からロニーにドライバーチェンジ
チェッカーを受けるには燃料満タンが必須。
時間は容赦なく過ぎていく
いいよ。
トップPETRONASはメーンストレートを通過
ここまでのMOTULは作戦を確実に遂行
次のミッションはPETRONASの最後のピットで逆転だ
しかしPETRONASは勝利を確実なものにするため…
その秘策がロシターに伝えられる
PETRONASはレース残り29周でピットイン
だが中嶋一貴はピット前のイスに座ったまま動く気配がまったくない
ちょっと待って…え〜ウソ!ドライバー交代しない?え〜!中嶋選手ドライバー交代しない。
なんとですねロシター選手がこのままドライバー交代せずに時間を短縮して…。
なんとドライバーを交代せずに36号車最後のスティントを迎えるということになりそうです。
NISMOは1分4秒2でしたから…。
さあ今スタート…。
給油時間の短いPETRONASはドライバー交代なしで更に時間を短縮。
これで勝利を確実なものとしたPETRONAS。
MOTULとの差は40秒に広がった
ウソでしょ。
絶対におかしいと思ったんですよ。
悠然と構えてるんでどうしたかなと思って。
初めから?初めからってわけじゃないですけど
レース残り28周。
ここで最後のピットを終えた3位DENSORCFがスローダウン
これDENSOコースアウトしましたよ。
DENSOが今ちょっとコースアウト。
止まる?止まる?左リアがパンクしてる。
左リア?付いてない付いてない。
タイヤが付いてない。
あ〜外れている。
タイヤが取れた。
3位を走っていたDENSO無念のリタイア。
チャンピオンも絶望的となってしまった
そして1000キロ6時間に及ぶサバイバルが決着の時を迎える
シケインそして最終コーナーを残すのみ。
今シケインに入ってきた。
そしてここを立ち上がっていきましたロシター。
そして今最終コーナーです。
長い長いこの1000キロレースをPETRONASTOM’SRCFが制しました。
ジェームス・ロシター選手と中嶋一貴選手の優勝が決まりました。
長い長い戦いでした。
スーパーGT第6戦鈴鹿1000キロを制したのはもう見事すぎる完璧なレース運びでしたね。
そうですね。
前半ちょっと後ろのペースが速かったんでどうなることかと思いましたけど最終的にはきっちり差つけて勝てたんで。
MOTULも今2位でチェッカーを受けました。
となるとチャンピオン争いの行方は?MOTULGT−RはKeePerRCFを4ポイント差で逆転。
CALSONICGT−Rは3位に転落。
残すは2戦のみ。
このあと
世界のスーパーカーによる1000キロ頂上決戦。
激熱なレースは歴史を変える
このあと500のトップ争いに土屋圭市がひと言
これはやりすぎだろ。
2014/09/14(日) 23:30〜00:00
テレビ大阪1
SUPER GT+「第6戦 鈴鹿 GT500」[字]
伝統の鈴鹿1000kmGT500完全決着!6時間に及ぶサバイバルは序盤から熾烈を極めた。チャンピオンシップを大きく左右するこの戦いは
必見。
詳細情報
番組内容
伝統の鈴鹿GT500完全決着!6時間に及ぶサバイバルは序盤から熾烈を極め、脱落するマシンが続出。注目はポールスタートで貴公子・中嶋一貴が乗るレクサスRCF。実はこのチームは秘策を持って挑んでいた。それはライバルよりもピットインの回数が1回多いというもの。果たしてこの作戦は成功するのか?チャンピオンシップを大きく左右するこの戦いはプライドを掛けた激戦となった。
出演者
【MC】
中尾明慶
【リポーター】
高松リナ
狩野恵里(テレビ東京アナウンサー)
関連情報
【番組ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/sgt/
【公式Twitter】
https://twitter.com/supergt_plus
レース日程
【第7戦】10/4・5 ブリラム・ユナイテッド・インターナショナルサーキット
【第8戦】11/15・16 ツインリンクもてぎ
ジャンル :
スポーツ – モータースポーツ
趣味/教育 – 車・オートバイ
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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