いたいと話しています。
(健吾)妹を助けたいんだ。
肝臓を分けてほしい。
(梨沙)借金ホントに払ってくれんだな?
(健吾)婚姻届を出したら300万渡す。
(修一)何で帰ってこないんだよ?ケガのことなら気にしなくていいぞ。
きょうだいだろ?
(梨沙)もう戻れないんだよ。
わたしにはあんたしかいねえんだよ。
(職員)はい。
お預かりいたします。
少々お待ちください。
(職員)はい。
記入漏れなどありませんね。
受理いたしました。
はい。
お幸せに。
(アナウンス)「ただ今電話に出られません」「発信音が鳴ったらメッセージをどうぞ」
(健吾)これ。
分かってると思うけど。
うん?
(健吾)面接とか検査とか。
はいはい。
(健吾)それから結婚のことだけど。
分かってるって。
内緒にしとけばいいんだろ。
あと金のことも。
・
(ノック)
(神谷)どう?微熱あるんだって?寝てないと。
(マリア)はーい。
(神谷)うん?何?これ。
(マリア)お兄ちゃん結婚するからウエルカムボード。
(神谷)ふーん。
そうなんだ。
(マリア)うん。
(神谷)でもほどほどにね。
ちょっと診るよ。
(マリア)はい。
先生はさ着物とドレスどっち派?
(神谷)うん?
(マリア)結婚式。
うーん。
結婚かぁ。
どっちでもいいかな。
えー?お兄ちゃんと同じこと言ってる。
もうそんなんじゃモテないよ。
(神谷)そうなの?
(マリア)うーん。
先生はタキシードが似合うよきっと。
(神谷)いやどうだろうなぁ。
(留美)神谷先生を独占しないの。
モテモテなんだから。
(マリア)はーい。
(留美)佐々木のおばあちゃんがまたおなか痛いって。
お願いします。
(神谷)うん。
じゃあマリアちゃんはもう少し様子見よっか。
じゃあ。
またね。
留美さん。
(留美)うん?先生タイプ?
(留美)わたし?意外とだめんずいっちゃうからなぁ。
よし!
(留美)えっ?ライバル1人消えた。
(白井)よろしくねー。
(女性)はーい。
(白井)メグミ。
お前携帯ばっか見てないで自分の顔見てみろお前。
ひどい顔してんぞお前。
ありがと。
(白井)とうとうビデオ出ちゃったか?人妻物。
(白井)人妻って顔かよ。
(和子)梨沙さん。
これ。
返しといて。
ああー。
あと…。
岡田梨沙です。
えっ?出したから。
何を?婚姻届。
ホントに?お風呂借ります。
・
(ドアの開く音)・ただいま。
(和子)さっきあの子帰ってきたんだけど。
うん。
ホントなの?婚姻届出したって。
うん。
ここに住むっていうこと?手術が決まるまではその方がいいと思う。
大丈夫だよ。
乗り切ろう。
検査っていつ?その前にやらなきゃいけないことがあるから。
ふーん。
ドナーはアルコール禁止。
聞いてないんですけど。
(神谷)あっもしもし。
神谷です。
岡田さん。
あっはい。
あっはい。
あっ。
あっそうですか。
はい。
それじゃあ木曜日にでも。
はい。
はい。
お願いします。
(留美)何かありました?
(神谷)うん。
マリアちゃんのドナー候補が見つかったって。
ホントですか!?
(神谷)うん。
(和子)おはよう。
おはよう。
あっ。
ダーリン。
おはよう。
おはよう。
はい。
ありがと。
健吾はね朝は必ずコーヒーを飲むの。
えっ?ほら。
面接でそういうことも聞かれるかもしれないでしょ。
聞かれないよ。
ドナーの心構えを確認する面接なんだから。
分かんないじゃない。
梨沙さんは朝ご飯はいつもどうしてるの?わたしはこれだけ。
あっ。
悪いけどたばこも禁止。
これからは健康管理にもじゅうぶん注意してもらわないと。
わたしも協力するから。
さっ。
どんどん食べて。
いただきます。
フッ。
これヤベっ。
フフッ。
ヤベえでしょ。
ウフフ。
今日はこれから出掛けるから2人とも早く食べちゃってね。
出掛けるってどこに?
(瑞希)うん?
(瑞希)えーっ!?
(看護師)どうかした?
(マリア)あっ。
落語の本返そうと思って。
(看護師)あっ。
(マリア)瑞希?マリアー!ショック!
(マリア)ちょっちょっ。
どうしたの!?涼太が女の人泣かしてた!
(マリア)えっ!?
(白井)あっ。
さあさあ。
お客さんどうぞ。
カワイイ子…。
何だあんたか。
(修一)あのう。
梨沙に会わせてもらえませんか?
(白井)懲りないねぇ。
(修一)僕の妹なんですよ。
おい!
(修一)あっ痛て。
痛っ。
お前もうちょっとましな嘘思い付かねえか?
(修一)一瞬だけでもいいんです。
ああ。
妹に会わせてください。
辞めたよ。
(修一)えっ?借金ぽーんと返してな。
残念だな。
金づるに逃げられて。
(和子)あっ。
あそこあそこ。
健吾がクラゲに刺されて大泣きしたところなの。
ねえ。
覚えてる?そうだっけ?
(和子)フフッ。
そうよ。
(和子)もう少しね。
(和子)奇麗ね。
(和子)ねえ。
2人並んでて。
写真が1枚もないっていうのもね。
ねえ?梨沙さん。
もうちょっとこっち来て。
いくわよ。
はいチーズ。
(シャッター音)あっ。
お似合いよね。
ペアでつけちゃう?
(和子)指輪も必要よね。
お揃いの結婚指輪。
うん。
(和子)これなんかどうかしら?値段も手ごろだし。
ああー。
(修一)癒やされるなぁ。
アハハ。
ミズクラゲか。
(柏原)ムーンジェリー。
ミズクラゲだけ月の形に見えるので英語ではそう呼ばれてるんですよ。
ふーん。
なるほど。
あの。
今日は岡田さんは?
(柏原)ああ。
健吾さんは今日非番で。
ああ非番ですか。
うーん。
彼女とデートかな。
(柏原)そういえば最近何かクリオネちゃんみたいなカワイイ子と会ってたりするんですよね。
クリオネ?
(柏原)はい。
あっ。
そろそろイルカのショーの時間ですよね。
(和子)じゃあいってくるね。
うん。
いってらっしゃい。
健吾。
いつものオリーブオイル買っといてくれる?うん。
分かった。
あと…。
あの。
2人で夕食でも食べてきたら?ねっ。
何か張り切り過ぎ。
オリーブオイルとか買ったことないんだけど。
あっそう?おふくろがマリアのためにね体にいいものって。
いい家族だな。
わたしの仕事のこととか聞かれんのかな?かもね。
主婦でいい?うーん。
見えるかな?
(千鶴)ふーん。
(川本)どした?おっ。
(川本)嘘だろ!?
(千鶴)クリオネを確保した肉食系のアカウミガメ。
(川本)えーっ?あいつに限ってそんなことないって。
賭ける?
(川本)えっ?いや。
おい!千鶴やめろって!
(千鶴)健吾君!おっ。
彼女は。
(川本のせきばらい)
(川本)酒苦手?ああ。
好きなんですけど駄目だって。
ほーら。
(川本)ウミガメ恐るべし。
で何カ月?あっ?できちゃったんでしょ?いや。
違いますって。
どうせ若い子がよかったんでしょ。
だから…。
いとこなんですわたし。
(千鶴)えっ?ホントに!?フッ。
借金しちゃって家追い出されて世話になってるっていう。
(千鶴)あっ。
一緒に住んでるってこと?まあ。
(川本)ほーら。
ほらほら。
だいたい美奈子と別れたばっかりで。
なあ?
(千鶴)その話はいいから。
美奈子さんって?何だお前。
まだ言ってなかったのか?あのね婚約者。
スキューバやってる姿がスミレナガハナダイみたいでさぁ。
(千鶴)ああもう!弱いのに飲み過ぎ!
(川本)すいません。
(ウエートレス)お待たせしました。
マーレめんたいでございます。
(千鶴)酔っぱらうと余計なことしか言わないんだから。
(川本)どうもすいません。
いたんだ?彼女。
(千鶴)食べる?おかげさまでね。
(川本)それじゃあおやすみ。
(千鶴)おやすみなさい。
おやすみなさい。
ごちそうさまでした。
(川本)うん。
(千鶴)行くよ。
フフフ。
婚約者ってことは結婚寸前だったってことでしょ?美奈子だっけ?何で別れたの?あっ。
あっいや。
別にどうでもいいんだけど。
わたしも振られたばっかだから一緒だなぁと思って。
(涼太)毎度。
小豚ちゃん。
(マリア)誰が小豚だっつうの。
(涼太)ハハハ。
(琴美)涼太!
(涼太)おう姉ちゃん!
(マリア)姉ちゃん!?
(琴美)お待たせ。
はい。
(マリア)ありがとうございます。
(琴美)あんたこれな。
(涼太)ありがとう。
(琴美)よいしょ。
(琴美)涼太。
これあげるわ。
(涼太)うん?マジで?
(琴美)うん。
寒いから巻いとき。
(涼太)ありがとう。
うん。
あったかい。
(琴美)ありがとうね。
涼太と仲良うしてくれて。
えっ?仲良くかどうかは。
(涼太)ホンマは俺のこと気になってるくせに。
(マリア)ハァー。
(涼太)ハハハ。
あっヤッベ。
俺この後検査や。
これまた失敬。
姉ちゃんまたな。
(琴美)うん。
(琴美)最近涼太ねあなたの話ばっかりしてるんよ。
ハハッ。
あいつ調子いいから。
(琴美)ホンマに。
フフッ。
何カ月なんですか?
(琴美)あっ。
もうすぐ8カ月。
へえー。
触っても?
(琴美)うん。
構へんよ。
ああ。
ここに赤ちゃんがいるんだ。
(琴美)わたし家族やのに涼太を助けてあげられへんのよ。
助けてあげられない?家族でドナーになれるのはわたししかいいひんかったのに涼太に移植が必要って分かったときには妊娠してて。
移植?ごめんなさいね。
変な話してしもうて。
いいえ。
ただいま。
あっ。
びっくりした。
面接あしただよね?うん。
垂れてるんだけど。
じゃあもう手伝ってよ。
うん。
ああー。
ねえ?これって有料?うん?ねえ?うん?イルカってどうやって寝んの?えっ?ずーっと泳いでんじゃん?実は海の底で寝てるとか。
ちょっと違うな。
ぷかぷか浮いて眠るの?フッ。
いや。
じゃあ眠んないの?イルカは左と右の脳を交互に眠らせることができるらしいよ。
うん?だから右の脳が眠っているときは左目をつぶって左の脳が眠っているときは右目をつぶって泳げるらしい。
ふーん。
何か怖ぇ。
できたかなぁ?よーし。
あっ。
そっか。
・
(ノック)・
(神谷)失礼します。
あっああ。
こちらが。
岡田梨沙です。
(神谷)神谷です。
マリアちゃんからよく話は聞いてますよ。
えっ?お二人の結婚式をとても楽しみにしてましたからね。
ああ。
ああ。
(神谷)どうぞ。
ドナーになる決心をされたんですね?はい。
驚かれたんじゃないですか?ドナーの話をされたときには。
まあ最初は。
でも今は納得してます。
(神谷)まあ一般的には危険性の高い手術ではありません。
でも肝臓の一部を切除することになりますので普通の手術と同じで術後に合併症の危険性もあります。
合併症?
(神谷)はい。
肺炎が起こったり胆汁が漏れることもありますし。
おなかにうみがたまることもあります。
そのほかにも考えられる合併症はありますのでドナーになるには強い意思が必要なんです。
分かってます。
(神谷)では血液とCTの検査をしていただきます。
それが終わったら手術ですか?いえ。
その結果が出て適合するとなれば移植コーディネーターや精神科医との話し合いの場を設けます。
話し合い?
(神谷)はい。
でもそんな堅苦しいものではないんですよ。
何か不安なことがありましたら相談してくださいね。
その後は?倫理委員会が開かれて承認されれば手術になります。
(神谷)マリアさんを動揺させないためにも今日僕が梨沙さんと会ったことは気付かれないようにお願いします。
はい。
では検査はあしたで大丈夫ですか?お願いします。
(神谷)はい。
それでは今日のところはこれで。
(神谷)いや。
それにしてもお二人はお似合いですね。
あ…。
ああ。
お二人はどこで出会われたんですか?えっ?海で一緒にスキューバしてて。
そしたら片目をつぶって泳いでるイルカがいて。
ねっ?ええ。
(神谷)へえー。
そうですか。
いいですね。
ええ。
ああー。
肩凝った。
(和子)じゃあ。
うん。
行ってくるよ。
(マリア)《わたし生まれつき肝臓が悪いの》
(涼太)《そら奇遇やな。
俺と一緒や》
(琴美)《ドナーになれるのはわたししかいいひんかったのに涼太に移植が必要って分かったときには妊娠してて》
(涼太)毎度小豚ちゃん。
「もうかりまっか?」「いやー。
ぼちぼちでんなぁ」あのさ。
お前昨日俺の姉ちゃんと何しゃべったん?おい?おい。
聞こえてるか?バカ。
(マリア)あっお兄ちゃん。
(涼太)あっ。
沢村涼太と申します。
ああ。
落語の?あっはい。
マリアがいつも仲良くしてもらってるみたいで。
あっ。
お世話してます。
ハハハ。
お呼びじゃない?お…お呼びじゃないみたいですね。
こりゃまた失礼いたしました。
フッ。
面白い子だね。
どうかした?
(マリア)ねえ?
(マリア)涼太ってわたしと同じ病気なんだって。
そう。
(マリア)でね…。
うん?涼太…。
脳死のドナーを待ってるんだよ。
そっか。
(チャイム)
(看護師)3番の方どうぞ。
(看護師)はーい。
終わりました。
(スタッフ)ではベッドが動きます。
(神谷)検査が終わってどうですか?どうって?いや。
話を聞くうちにやっぱりドナーになるのをちゅうちょする方も多いんですよ。
そうですか。
この前も話しましたがおなかに傷あとも残ってしまいますし。
まず若い女性がドナーになるのは珍しいんですよ。
別に大丈夫です。
そうですか。
検査結果は数日後に出ます。
分かりました。
(マリア)うっ。
(マリアの嘔吐)ちょっ。
大丈夫かよ?
(嘔吐)
(マリア)あっ。
すいません。
もう大丈夫です。
病室そこなんで。
ありがとうございます。
じゃあ。
(瑞希)あっ。
どこ行ってたの?誰?あの人。
(マリア)うん?
(修一)岡田さん。
この前はどうも。
どうも。
あの?
(修一)何か妹がお世話になったみたいで。
いや。
(修一)あいつ今どこにいんのかなぁ?あっ。
岡田さんが知るわけないですよね。
(修一)あいつ俺に迷惑掛けないように居所も知らせてくれないからちょっと心配でね。
(修一)何せ二人っきりのきょうだいなんで。
あの。
失礼ですけどもしかして妹の借金って岡田さんが?あっ。
いや。
お金少しずつでも返していきますから。
仕事中なんで失礼します。
岡田さん。
僕が来たこと妹には言わないでくださいね。
気を使わせたくないんで。
また来ますね。
連絡取ってる?うん?お兄さんと。
何で?うん?ううん。
(和子)はいお茶。
うん。
俺ちょっと病院届けに行ってくるね。
うん。
うん。
お願いね。
うん。
じゃあごちそうさま。
はい。
これこのまま。
うん。
うん。
お疲れさま。
何が?検査一とおり終わったから。
そういう契約だからね。
うん。
お代わり。
ウフフ。
いっぱいあるよ。
おう。
(マリア)あっ。
これありがと。
おう。
(マリア)うわー。
難しそうだね。
(涼太)のんきやなぁ。
俺ら受験生やぞ。
あっ。
今余命短いのに勉強しても無駄や思うたやろ?
(マリア)ううん。
(涼太)ハハッ。
冗談や。
そんな景気悪い顔すなよ。
アジャラカモクレンテケレッツのパッ。
(手をたたく音)
(マリア)えっ?
(涼太)まぬけな顔して。
ハハハ。
(マリア)今の何?死に神退散の呪文や。
(マリア)えー?なあなあなあ。
俺のこの辺何か見える?ううん。
(涼太)ふーん。
ほな大丈夫や。
何かな死に神が足元におるうちはこの呪文を唱えたらすーってどっか行ってまうねんて。
落語?
(涼太)うん。
三遊亭圓朝の大作や。
(マリア)ふーん。
何だっけ?えっ?テレッケの…。
アジャラカモクレンテケレッツのパッ。
覚えた?うん。
(涼太)いくで?せーの。
(マリア・涼太)アジャラカモクレンテケレッツのパッ。
(手をたたく音)
(涼太)完ぺきや。
これホントに効くの?
(涼太)効くわ。
嘘や思うたらやってみたらええねん。
こんばんは。
マリア。
(マリア)うわっ!びっくりした。
もう何だお兄ちゃんか。
星見てんの?ううん。
探してるの流れ星。
願い事?涼太が良くなりますように。
お兄ちゃん。
うん?もしわたしに移植が必要になっても…。
大丈夫。
大丈夫って?死に神退散の呪文教えてもらっちゃったから。
フフッ。
フフフ。
何だそれ。
フフフフ。
ハハハ。
フフフ。
やっぱりここか。
何か眠れなくてさ。
何?願い事でもしてたの?流れ星ってさ消えてなくなっちゃうんだよね。
クラゲみたいに。
・
(ノック)・
(神谷)失礼します。
おはようございます。
おはようございます。
どうぞ。
検査の結果が出ました。
はい。
梨沙さんの肝臓はマリアさんに移植可能です。
ハァー。
そうですか。
後はマリアさんの様子を見てから移植のことを話して同意書にサインをもらいましょう。
はい。
梨沙さん。
これからも頑張りましょう。
はい。
(神谷)具合どう?
(マリア)ああ。
あっ。
先生何かうれしそうだね。
(神谷)そうかな?
(マリア)うん。
(神谷)どう?順調?
(マリア)うん。
見て。
どう?えっ?美奈子って?お兄ちゃんの婚約者だよ。
ああ。
美奈子さんっていうんだ。
うん。
あっ。
ほら。
(マリア)美人でしょ?
(神谷)《こちらが》《岡田梨沙です》
(神谷)《マリアちゃんからよく話は聞いてますよ》《えっ?》
(神谷)《驚かれたんじゃないですか?》《ドナーの話をされたときには》《まあ最初は。
でも今は納得してます》
(神谷)《お二人はどこで出会われたんですか?》《海で一緒にスキューバしてて》《どうして家族じゃないと駄目なんですか?》
(神谷)《いや。
それはですね…》《血がつながってなくても構わないんなら誰だっていいじゃないですか》《先生だったらどうします?》マリアちゃん。
ありがとう。
(マリア)うん。
(神谷)あれ?そろそろ回診の時間かな。
(留美)先生。
もうすぐ外来の時間ですよ。
(和子)よかった。
うん。
じゃあね。
ハァー。
ああー。
何?ありがとう。
そういう契約だからね。
(ゆり)誰かが銃を突き付けられていた。
2014/10/01(水) 14:57〜15:53
関西テレビ1
流れ星 #03[再][字]
「二人の秘密…」
契約結婚した健吾と梨沙の距離が縮まったときに!!
竹野内豊 上戸彩 松田翔太 北乃きい 原田美枝子 稲垣吾郎
詳細情報
番組内容
岡田健吾(竹野内豊)と槇原梨沙(上戸彩)は、役所に婚姻届を提出した。これでふたりは夫婦となり、梨沙は結婚の条件だった金を健吾から受け取った。そして、母の和子(原田美枝子)に結婚を報告。移植手術までの間、梨沙は岡田家に住むことになった。
同じ頃、梨沙のアパートで兄の修一(稲垣吾郎)は、部屋の様子から、梨沙が部屋を出ていることを知る。
一方、健吾の妹のマリア(北乃きい)は、健吾と
番組内容2
相澤美奈子(板谷由夏)の結婚を心待ちにしていた。神谷凌(松田翔太)は、はしゃぐマリアを笑顔で見守る。そんな神谷に、健吾からドナー候補が見つかった、と連絡が入った。
梨沙と打ち解けつつある和子は、健吾と梨沙を連れ出すと、デートスポットでふたりの写真を撮ったり、結婚指輪を購入させたりした。今後、移植の前に、医師らからドナーを志願した理由、結婚のことなどを聞かれるため、夫婦らしく見えるように、という
番組内容3
配慮からだ。その後、健吾と梨沙が買い物をしていると、川本順二(杉本哲太)と妻の千鶴(ちすん)が声をかけてきた。健吾と梨沙の関係を怪しむふたりに、梨沙は、自分は健吾の家に居候している「いとこ」だと言い、ふたりもそれを信じる。
そんな折、マリアは病院の廊下で、沢村涼太(桐山照史)と出くわす。と、そこに涼太に手を振る女性がいた。姉の琴美(早織)だった。
そして、ついに移植前の面談の日がやってきた。
出演者
竹野内豊
上戸彩
松田翔太
北乃きい
川口春奈
桐山照史
ちすん
北川弘美
・
杉本哲太
・
板谷由夏
原田美枝子
稲垣吾郎
ほか
原作・脚本
【脚本】
臼田素子
秋山竜平
監督・演出
【企画】
金井卓也
【プロデュース】
中野利幸
【演出】
宮本理江子
石井祐介
並木道子
音楽
井筒昭雄
【主題歌】
「流星」コブクロ(ワーナーミュージック・ジャパン)
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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