ひるブラ 2014.10.01

こんにちは。
「ひるブラ」です。
今日は「ひるブラ特選」と題してこれまでの放送から特にご好評頂いたえりすぐりを2本お届けします。
ご紹介するのは福岡県と滋賀県の人気スポットです。
どちらも地元の方にも観光客にも人気の場所です。
まずは博多の台所と呼ばれる福岡の市場です。
地元の海の幸や野菜など買い物をしながらちょっとずつつまみ食いできるというのが魅力です。
ご覧下さい。
でっかい魚でしょう?これ三船さん。
大きいですね。
何のお魚ですか?これアラという魚ですが皆さんクエっていう魚も聞いた事あると思います。
同じなんですけどねクエって高級魚なんですよ。
これなんと1kg1万円もするという魚なんです。
彼は13kgという事で是非13万円でよろしくお願いします。
という事で今日のテーマですが博多の台所うまいものツアー!私はこんなものを用意させて頂きました。
ジャンジャンジャジャーン!1,000円。
欲しい物を欲しい分だけ買わせて頂くという事でこの1,000円で今日は楽しんでいきたいと思います。
1,000円で楽しめちゃうんですか。
そうですよ。
魚だけじゃありませんからね。
はいはい。
市場とはいっても本当に手軽に私たち来られます。
位置もちょっと関係してるんですね。
車で5分ほどの所には博多駅があります。
奥には九州最大の繁華街天神の街があるという事で福岡のど真ん中に市場が。
見えてきました。
すご〜い。
いい雰囲気でしょ?95年の歴史という事でね。
もう博多の台所と呼ばれてる。
ここでそろわない物はないという所なんですが見て下さいこのきれいな魚。
あかむつがあって天然のたいですよ。
更に天然のぶり。
伊勢えびなんていうのもガツーンとある。
すごいでしょ?みんな生き生きとしてますね。
新鮮!そうなんですよ。
ご主人こちらのお薦めは何ですかね?こんにちは。
おじゃましております。
お薦め何ですか?今日はいかがありますよ。
三船さん見て。
触ると色が変わるの。
触りたい。
触って触って。
これやっぱり新鮮だから?
(吉田)生きてます。
いいですか?触ると色が変わるんですよほら。
ほんとだ!変わったね〜今触った所。
光り物が好きなんですけど何か頂けませんか?今日はあじか何かじゃいかんですか?あじさばいて頂いてお刺身で。
いいですか?
(吉田)よかですよ。
いいですね。
こういうふうにこの場でさばいて頂いて。
これが玄ちゃんあじです。
玄界灘の。
じゃあこれお願いしますね。
さあ見て下さいよこれこれ。
このあじのこの感じが。
いただきま〜す。
どうですか?コリコリまいう〜ですね。
出ました「まいう〜」。
出ました出ました。
これ600円なら最高ですよ。
おいしい。
さあ続いていきましょう。
こちらはねかまぼこ屋さんなんですよ。
うわっすごいですね。
たくさん種類!いっぱいあるでしょ?すごい種類!こういうふうにざるがあって自分が欲しい物を欲しいだけ取って買うというシステムなんですよ。
楽しそう。
大好きそういうの。
しそチーズがあったり僕のお薦めはばくだんね。
これ何種類ぐらいあるんですか?全部で。
何種類ぐらいあるんですか?全部で。
60くらいはありますね。
うわうわおいしそう。
これ1個いくらですか?50円です。
じゃあ1個頂きます。
今どき50円で買えるものって少ないよ〜!かまぼこに衣をつけて揚げてるものなんですよ。
熱々まいう〜。
熱い!大丈夫ですか?湯気がすごい。
見てこれ。
湯気が。
見えた見えた。
本当に食べ物から雑貨までここに来ればそろわない物はないと。
地元の方もいらっしゃるんですか?お客さんの7割近くはプロの料理人という事ですが私たちもこうやって今日はお邪魔してますし一般の方も買いに来られています。
こちらなんですけどもこんにちは〜。
三船さんこれ知ってました?かつお菜。
分からない。
白菜のジリジリバージョンみたいな。
大きさは白菜という感じですよね。
かつお菜ってどういう食べ方をすればいいですか?もちろん博多の人はお雑煮を食べますよね。
その時は必ずこれを使います。
勝つ男の菜っぱ。
「勝って男の名を上げる」と言われてるので雑煮にはまず欠かせないと。
縁起物なんですよね。
今日はこちらの市場の理事長でご自身も業務用の食品なんかを売ってらっしゃる方に来て頂きました。
よろしいですか?見せて頂いて。
材料も私どもの市場で全部そろえて作ってまいりました。
見て下さい三船さんこれ。
博多のお雑煮はかつお菜以外に何が入るんですか?ぶりがやはり入らんと博多の雑煮になりませんね。
かつお菜これ頂きますね。
どうですか?ああシャキシャキまいう〜ですね。
これ1個頂けますか?そんな大きくて180円なんだ。
そう。
すごいでしょ?大体3枚〜5枚が1束になってるんですよ。
本当に残り百数十円。
そうなんですよ。
まだ買えるのあります?百数十円で。
あるんですよ。
見て下さいこちら。
和菓子屋さんですね。
クイズでございます。
ジャジャジャン。
ここにお餅があるんですがお餅と博多を代表するある食材がコラボをしたおいしいものがあるんです。
その「ある食材」とは何でしょうか?博多といえば博多…?明太子!そうです。
ジャジャジャン!この立派な博多明太子とお餅がコラボをしたわけなんですよね。
どうやってですか?
(松尾)これ明太餅といいます。
そうやってお餅になってるんですか。
どんな味するのか想像つきません。
明太子って混ぜるの大変じゃなかったんですか?
(松尾)このままではなくて煎ってお餅に漬け込んでるんですが明太餅作るにあたってはいろんな明太を試しまして市販されている業務用の中ぶりの明太とかここいっぱい明太屋さんあるのでいろんな明太試したんですがふだん私が自宅で食べているこの柳橋連合市場の明太屋さんで買ったあったかいごはんに載せてもおいしい明太を。
地元の市場のものが一番という事ですよ。
出来上がったのがそれですか?頂いてよろしいですか?お召し上がり下さい。
ちょっと1つ取らせて頂いて。
食べた事ないからしっかり味伝えて下さいね。
ほらほら。
あったかいんですか?あったかいですよ。
うん!ピリ辛モチモチまいう〜です。
最高!結構辛いですよ。
ピリッときますね。
いい香りもしてます。
うんおいしい。
いかがでしたか?こちらの市場では新鮮な食材はもちろんですが化粧品まで手に入る。
ここでそろわない物はないと言われるほどだそうです。
観光でちょっと立ち寄って博多の食文化とお店の人との会話が楽しめそうですね。
さあ続いては滋賀県の近江八幡市です。
かつて職人が腕を振るった蔵造りの町です。
その伝統の技と心を受け継いで実はこの町が今どきの女子に大人気のおしゃれスポットに変身しています。
絶品スイーツも登場しますよ。
必見です。
(高鍬)今日はこのきれいな風景滋賀県の近江八幡市に来ています。
こちらを見ると江戸時代の建物を今に生かしたものなんですよね。
(片岡)ここ近江八幡市は年間なんと300万人もの観光客が訪れる滋賀県随一の観光地なんです。
こういったいい風景を見に来るわけなんですが歴史があるこういう町だからこそ今息づいている職人の技術これがあるんですね。
1,400年続いてる技術を今に生かしたアクセサリーもありますし今の職人さんの技術を生かしたスイーツ。
もう最高ですね。
アクセサリーとスイーツ?最高じゃないですか。
というのを紹介していくのでお楽しみにしていて下さい。
それではまず1つ目の職人技が生きているスイーツこちら。
こちらのスイーツも近江八幡市の名物を使ったスイーツなんですが何で出来てると思いますか?もなかだろ?まずは食べてみましょうかね。
じゃあいただきま〜す。
実はこれもなかのように使っているのはお麩です。
お麩!うんフワフワサクサク。
おいしい。
これはね地元では丁字麩と呼ばれていてもともとはこんなふうに連なって売られています。
丁字ってどんな意味ですか?1丁目2丁目つまり町並みの碁盤の目というイメージなんですよ。
これは実は近江八幡の今の町並みとも深い関係があるんです。
高い所から見ていくと通りがまっすぐ延びていますよね。
これがちょうど碁盤の目になっているんですよ。
造ったのが豊臣秀吉の甥っ子の秀次。
その秀次が故郷を忘れないようにという事で兵士に四角い形をしたお麩を持たせたのが丁字麩の始まりではないかと言われているんです。
こういった町並みがありますから当然建築物を造っていた職人さんも昔はいました。
それから身につけるものを作っているような職人さんも当然いたわけでそれが今インテリアやアクセサリーに変身してます。
まずこれ。
見て下さいこちら。
ほら!瓦で出来てるんですこのオブジェ。
66枚積み重なってます。
いつの間に数えたんですか?瓦がネジネジになってるねぇ。
そうなんです。
中尾さんのネジネジ。
八幡瓦という地元の瓦です。
いい粘土質の土が取れるという事で職人さんが作っていた屋根瓦。
それが今はインテリアに変わってます。
中にあります。
入りましょう。
こんにちは〜。
お土産物屋さんでもう数えきれないぐらい物があります。
見て下さい。
こちらも瓦で出来たものなんですが和室とかに合いそうですよね。
火ついてる。
暗かったらもっときれいに分かるんでしょうけど。
こちらもお線香をたくやつ。
お香とか。
今の若い方たちお香とかもいいですよね。
さてこちらです。
見て下さい。
このアクセサリーきれいでしょう。
木で出来ているんですけれどこちらもともとは何だったと思いますか?数珠!さすがです中尾さん。
もともとはこちらの木珠なんですよね。
実はこの木の珠を作る生産量は近江八幡全国の70%を占めてるんです。
その職人さん田井中さんと鎌田さんに来て頂きました。
よろしくお願いします。
職人さんは今ああいったネックレスを作ってます。
何でもともと木珠という数珠をネックレスにされようと思ったんですか?お数珠はいつも身につけてる事があまりないのでいつも身につけていられるアクセサリーをという事で。
つけてもらって…。
ジャジャーン。
モチーフはねお花だそうです。
野球の球の方がいいんじゃないのか?たまには私にも女の子らしい格好させて下さいよ。
私に合ったのも作ってくれる?もちろんです。
そうじゃなくて奥様に作ってあげてプレゼントして下さいよ。
私が先です。
アハハハハ!どうもありがとうございました。
こういった昔からの町並みもあるんですがそれよりももう少し近代になって職人さんが造った建物がいっぱいあります。
そのうちの一つが今見えているあのクリーム色の壁の家。
実は現代の職人さんが活躍する場です。
実はヴォーリズというアメリカ生まれの人が建築家として来てこういった洋館をたくさん建てているんです。
早速入ってみましょう。
職人さんが活躍している所なんですがこんな感じの建物なんです。
元新聞記者の方の家だそうです。
今は洋菓子店となっていまして中ではカフェを楽しむ事ができます。
それでは中に入っていきましょうかね。
どうぞ〜。
中はこんなふうな雰囲気になっています。
梅辻さ〜ん。
梅辻さんお願いしま〜す。
まず1人目の職人。
さあ作ってもらいましょう。
何でしょう?コーヒーにミルクを注いで…ラテですよね。
ラテアートの職人さんです。
なるほどね〜。
あっ。
何が出来るかな〜?もうね注ぐところから下絵作りになっていて…。
うんかわいい!分かりました?中尾さん。
この季節ですよ。
雪だるま?この時期この季節…正解です。
は〜…すごいねぇ。
雪だるまかわいい。
梅辻さん実は全国大会の準優勝者です。
どんな絵でも描けるんですか?そうですね大体絵を見せて頂ければ。
どれくらい練習されてこんなに上達されたんですか?私今3年目ぐらいなんですけど1日100杯とか作ったりします。
1日100杯!すごい。
こちらの方にお誘いしましょう。
この奥の部屋が特別室です。
ここが昭和11年の建物ですからその雰囲気をそのまま生かしてます。
このアンティークの家具。
食器もアンティークのものいっぱい置いてあってすてき。
こういう雰囲気の中でパティシエが作ったケーキを楽しむ事ができます。
やったあケーキ!イェイイェイ。
こんにちは。
うわっ!すごいケーキがいっぱい。
この吉川さん全国大会でも上位に入る実力者なんです。
めっちゃテンション上がる。
じゃあ私はこのイチゴ。
俺はもう決めてるよ。
中尾さんどれですか?モンブラン。
モンブラン!いいですね〜。
じゃあ私が中尾さんの代わりに頂くという事で。
早速いただきま〜す。
いただきま〜す。
はい。
うんおいしい!これを食べきったら次どれいきましょう?これ!洋なしですか?
(吉川)はい。
洋なしも食べたい。
でもモンブランも食べたい。
じゃあこうやってちょっと贅沢に並べて。
じゃあモンブラン!2014/10/01(水) 12:00〜12:22
NHK総合1・神戸
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