まる得マガジン おいしく!元気に!生薬でおばんざい(7)二日酔いが気になる 2014.10.01

(テーマ音楽)中には食品としても使われるものがあります。
そんな生薬を料理にも使ってみましょう。
生薬を取り入れたおばんざいで…。
元気に暮らしましょう。
生薬の専門家京都大学大学院の薬学博士伊藤美千穂さんと京都の料理研究家杉本節子さんがタッグを組んで生薬を使ったおいしいおばんざいを提案します。
二日酔いは苦しいですね。
二日酔いは代謝しきれないアルコールが体の中に残った状態。
肝臓が疲れて体の中にアルコールの老廃物がたまっています。
そこでお薦めの生薬。
まずは胆汁の流れを良くし肝臓を元気づけると言われているくちなしです。
くちなしのだしを作りましょう。
くちなしの実1個を包丁で3〜4つに切ります。
これを鍋に水カップ21/2と一緒に入れ弱火で20分間煮出します。
春雨は熱湯に浸して戻し食べやすい長さに切っておきます。
大豆もやしはごま油で炒め塩こしょうを少々振っておきます。
鍋にくちなしのだし顆粒チキンスープの素しょうがの皮酒を入れて熱し沸騰したらしょうがの皮は取り出します。
そこに春雨を加えてひと煮立ちさせ塩こしょうを適量しょうが汁を加えて味を調えます。
器に盛り大豆もやしを載せれば出来上がりです。
続いて肝臓をいたわる成分が多いと言われるウコンを使ってみましょう。
ウコンはそのまま料理に加えられるので簡単にひと味違ったおばんざいに仕上がりますよ。
材料はこちらです。
ボウルに米酢水うす口しょうゆみりんを入れて混ぜます。
そこにさっと水洗いして水けを搾った切り干し大根食べやすい長さに切ったするめ皮をむいて細切りしたにんじんしょうがを加えます。
更に細切り昆布そしてウコンを加えて混ぜそのまま一晩置けば完成です。
続いては中国でお茶としてよく飲まれる菊の花です。
菊の花には利尿作用があります。
アルコールの老廃物を早く体の外に出してくれるので二日酔いの時にはお薦めです。
菊の花の甘酢を作りましょう。
米酢カップ1/2水大さじ21/2砂糖大さじ4塩小さじ1を混ぜ合わせそこに乾燥の菊の花10個を入れ1日以上置きます。
熱湯をかけて油抜きした油揚げを両面こんがり焼き短冊形に切ります。
ミニトマトと油揚げを器に盛り菊の花の甘酢を菊の花ごとかけます。
これで完成です。
二日酔いできればならないようにしたいものですがなってしまった時は生薬の力を借りて肝臓をいたわってあげて下さい。
2014/10/01(水) 11:55〜12:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン おいしく!元気に!生薬でおばんざい(7)二日酔いが気になる[字]

「生薬」を使った「おばんざい」を薬学博士・伊藤美千穂さんと料理研究家・杉本節子さんのコンビが提案。二日酔いが気になる方へは「くちなし」「ウコン」「菊の花」で。

詳細情報
番組内容
「生薬」とは昔から薬として使われる天然の植物・動物・鉱物のこと。食品としても使われる生薬を日々の食事に取り入れて元気はつらつと!京大大学院の薬学博士・伊藤美千穂さんと京都の料理研究家・杉本節子さんがタッグを組んで生薬を使った「おばんざい」を提案。今回は、二日酔いが気になる方へ「くちなし風味の春雨スープ」「切り干し大根のはりはり漬けウコン風味」「トマトとお揚げの菊の花甘酢がけ」を紹介。
出演者
【講師】薬学博士・京都大学大学院准教授…伊藤美千穂,料理研究家…杉本節子,【語り】北郷三穂子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理
情報/ワイドショー – 健康・医療

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:5228(0x146C)