ハニーぼくといっしょに日本の学校に通おうよ。
ハニー!
(テーマ音楽)宮崎といえば野きゅうでしょう。
そうね。
キャンプ地でゆう名だものね。
じゃあなぜスポーツせん手が冬宮崎に行ってれんしゅうするかわかる?え?なんで?もう!冬でも宮崎はあたたかいところだからよ。
では宮崎県がどこにあるのか見てみましょう。
九州地方の南東部。
ここが宮崎県よ。
県ちょうしょざい地は宮崎市。
宮崎県を知るキーワードはこの3つ!これを見て!宮崎県の名物マンゴー。
あたたかい気こうを利用して育てられています。
宮崎ではより大きくあまくするためにかんじゅくするまで育てます。
そのときかかせないのがこのネットです。
しゅうかく2週間前1つずつ手作業でかぶせていきます。
じゅくすとマンゴーは自然にえだから外れます。
この方ほうは農家の人たちがしこうさくごをくりかえし考え出しました。
愛情と手間をかけて育てられたかんじゅくマンゴーは高きゅうフルーツとして知られています。
面積のおよそ80パーセントが山林の宮崎県。
とくに多いのがすぎです。
およそ400年前たて物や船をつくるためにしょく林がはじまりました。
げんざいその生産量は日本一をほこっています。
一方外国からはねだんの安い木ざいがたくさんゆにゅうされています。
そこで宮崎のすぎをアピールしようとさまざまなこころみが行われています。
てんじ会をひらいたり家ぐメーカーと組んでどく自のテーブルやイスなどのせいひんを売り出したりしています。
これは神楽です。
ほう作をねがいけんこうにすごせるように神様にささげるおどりです。
宮崎県には300以上の神楽がつたえられており神楽の里として知られています。
しゅうらくごとにとく色のあるそのおどりは地いきの人がだいだいうけつぎ今につたえられています。
かんじゅくマンゴーやすぎからは人々のさまざまなくふうがそして神楽からはでんとうをまもろうという人たちがいることがわかったよ。
そうね。
じゃあ今度はこの表を見て。
何がわかる?ニワトリと牛と豚か…。
あっそうか!宮崎県が北海道鹿児島とならんでニワトリや牛や豚をたくさん育てていることがわかるよ。
そのとおり!宮崎は畜産がさかんなの。
じゃあみえるくんこれは?ブロイラーっていうんだけど知ってる?ブロイラー?食用のニワトリのことよ。
宮崎は日本一ブロイラーを育てているのよ。
え?どんなふうに育てているの?それはあなたがしらべてくるの。
えい!うわ!うわ〜!うわ〜!うわ〜!あっいて!いたたたた…。
ここはどこだ?うわ〜広いな〜。
みえるくんがやって来たのは川南町。
宮崎県のほぼ中おうにあり畜産がさかんな地いきの一つです。
みえるくんはブロイラーを育てているところにむかいました。
しかし…。
え?「立入禁止」?入れないってこと?どうしてですか?外からの病気を入れないようにするためだよ。
ここで10年前からニワトリを育てている中埜健一さんです。
地面にはしょうどく用の白いこながまかれています。
そして中に入るときもしょうどくはかかせません。
その理由は鳥インフルエンザからニワトリをまもるためです。
一羽でもこの病気にかかるとまわりのニワトリをすべてしょ分しなくてはなりません。
ぼくもしょうどくをすませて中に入れてもらったよ。
うわ〜広いな〜!しき地の広さはおよそ1ヘクタール。
中埜さんはここで年間50万羽のニワトリを育てています。
エサを食べ大きくなったニワトリはおよそ60日で出荷されます。
中埜さんは元気に育つよう気をくばります。
この下にしきつめられたおがくずをほりかえす作業はふかふかなねどこを作るためです。
そしてニワトリの様子をかくにんするのはだいじな日かの一つです。
何を見てるんですか?ニワトリがエサをちゃんと食べているかかくにんしているんだよ。
ここをさわればエサをちゃんと食べているかわかるんだよ。
ここは砂ぎもという胃袋の一種があるところです。
食べるエサの量をかくにんすることで体ちょうがわかるのです。
ニワトリを育てるのにだいじなことはなんですか?ニワトリはおん度のへんかにすごくびんかんですぐにエサを食べなくなるんだよ。
だからまどをあけたりかん気せんを回したりあついときは水のシャワーを出したりしてニワトリがすごしやすいかんきょうにするのがだいじなんだよ。
食用となるニワトリはてっていした体ちょうかん理とすごしやすいかんきょうでたいせつに育てられています。
つぎにみえるくんはニワトリを加工する工場にやって来ました。
たくさんの人がはたらいているんだな。
およそ450人。
一日でおよそ7万羽を加工し食たくにとどけています。
ここでいちばんたいせつにしているのはえい生かん理です。
加工する場しょに入るには何度もしょうどくがひつようです。
またここではせん度をたもつためさまざまな努力をしています。
なま物であるとり肉はなによりもすばやい加工がかかせません。
さらにこおりを引き出しに入れてテーブルをひやしたりつめたい風を肉に当てたりしてできるだけおん度を下げるくふうもしています。
安全なとり肉を食べられるのはこうしたとり組みが行われているからなんだね。
とり肉は食べるものだからニワトリを育てる農家も加工する工場もすごくえい生面に気をつかっていたよ。
そうね。
ところでみえるくん宮崎県にはブロイラーとはちがうニワトリもいるの。
「みやざき地頭鶏」という地どりよ。
ブロイラーとどうちがうの?それもあなたがしらべてくるのよ。
ここはみやざき地頭鶏を育てている農場です。
こんにちは!こんにちは。
いらっしゃい。
鶏しゃをあん内してあげますよ。
このニワトリにかかわって20年のベテラン黒木賢二さんです。
ここでもみえるくんしっかりしょうどくした後中に入れてもらいました。
これがみやざき地頭鶏。
うまみがある肉としてひょうばんをよんでいるニワトリです。
むかしから宮崎にいた国の天然記念物の地頭鶏がもとになっています。
広い場しょで自由にうん動ができるようにして育てられています。
その分大きくなるのも時間がかかりますがじっくりと育てることでやわらかさの中にはごたえがあるどくとくのとくちょうが生まれるそうです。
あれ?ここはなんですか?
(黒木)ここはニワトリたちのうん動場なんだよ。
うん動場には農薬をつかわないで育てた草がいっぱい。
安全なエサでけんこうに育てたい。
黒木さんはそう考えています。
みやざき地頭鶏はここ数年で人気が高まり宮崎県の新しいとく産ひんになっています。
うわ〜おいしい!畜産王国宮崎ではニワトリだけでなく牛や豚も安全に食べられるようさまざまな努力をしています。
しかしあい手は生き物です。
2010年宮崎県では口てい疫というでんせん病に牛や豚がつぎつぎにかんせんしました。
およそ29万頭がしょ分されました。
ひがいがくは2,350おく円をこえるともいわれています。
けんめいにかんせんをふせいだことで口てい疫はしゅうそくしました。
ひがいをうけた畜産農家の人々は今まで以上に安全たいさくに気をくばり畜産王国宮崎のふっ活を目ざしています。
みえるくん宮崎県についてしらべてどうだった?そうよ。
よくわかったわね。
おしいくて安全なとり肉を作るのはたいへんなんだね。
そうなのよ。
こんな形の都道府県どこだかわかるかな?ヒント!金のしゃちほこでゆう名。
陶磁器作りがさかんなところ。
自動車の生産が日本一。
答えは愛知県!愛知県は中部地方のここにあるよ。
できたかな?こちらはみそ煮込みうどん。
そしてみそかつ。
どちらにも愛知県のとく産豆みそがつかわれています。
豆だけでつくるみそは赤くてうまみが多いのがとくちょうです。
およそ400年前いい大豆がたくさんとれたことから豆みそづくりははじまりました。
豆みそづくりのとくちょうはたるにしこんだ後石であつ力をかけることです。
こうするときん一にはっこうがすすむのだそうです。
豆みそは愛知県の人にとってかかせないきょう土のあじです。
地いきの産業を見てみるといろんなことがわかるよね。
そうね。
みんなも自分のすんでいる地いきの産業についてしらべてみてね!それじゃ…。
またね!バイバ〜イ!2014/10/01(水) 10:00〜10:15
NHKEテレ1大阪
見えるぞ!ニッポン「宮崎県」[解][字]
毎回1つの都道府県の地理と産業を学ぶ小学校中学年向けの社会科番組。今回のテーマは宮崎県。宮崎を代表する地場産業、養鶏に携わる人々の思いを伝える。
詳細情報
番組内容
都道府県の地理と産業を学ぶ、小学校中学年向けの社会科番組。今回は「宮崎県」を取り上げる。宮崎県はアメリカから導入したブロイラーを中心とした養鶏が盛んで、全国一の出荷量を誇っている。農家は鶏舎の温度管理や鳥インフルエンザなどの衛生面に細心の注意を払いながら、安全でおいしい鶏肉を育てようと努力している。近年では地鶏の飼育も盛んになっている。養鶏という宮崎の地場産業を支える人々の思いを伝える。
出演者
【出演】養鶏農家…中埜健一,黒木賢二,【声】代永翼,釘宮理恵,【語り】村上由利子
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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