桂文枝の演芸図鑑「宮田陽・昇、古今亭志ん輔、黒柳徹子」 2014.09.14

おはようございます。
案内役の六代桂文枝でございます。
川柳っていうのは昔からよく出来ておりますね。
こういうのがありました。
「子が出来て川の字なりに寝る夫婦」。
川の字のようにね。
こういう時は非常にご夫婦の仲もいいようでございますけども。
これが子どもが育ってくるとまたケンカが…。
教育方針の違いで出来てくるんですね。
こういう川柳がありました。
「子が育ち川の字崩れて溝となる」。
溝になってしまうんですよ。
今日の出演者でございます。
漫才の宮田陽・昇さん。
そして落語は古今亭志ん輔さんの「豊竹屋」でございます。

(拍手)え〜よろしくお願いします。
宮田陽・昇でございます。
どうもありがとうございます。
いや〜うれしいですね拍手はね。
何何何?あの人が拍手してなかったんです。
指さすな!指を。
お客様に指さすな。
バカタレ。
申し訳ございません。
お願いします。
まあ…けどね今日僕らの事初めて見るって方多いと思いますんで名前だけでも覚えて下さい。
自己紹介しましょう。
宮田陽宮田昇といいます。
僕秋田の出身でしてね。
北国でございますね。
秋田県位置で言いますとここが北海道だとしましたら青森秋田…。
秋田はここら辺ですかね。
これね。
これ地図ね。
相方広島出身でしてね。
私広島県出身でございます。
位置で言いますとここが北海道だとしましたら…。
あの広島もやるんですかこれね。
青森秋田岩手山形宮城福島…。
時間かかるんですけど。
群馬栃木茨城神奈川東京埼玉千葉。
すいません本当ね。
新潟長野山梨静岡富山岐阜愛知石川福井…。
近づいてきました。
滋賀三重京都大阪…まあここら辺なんです。
おい最後までやれ!
(拍手と笑い)そこまでたっぷりやったらお前最後までやってくれ。
広いって字に鳥みたいな字を書く…。
「島」だ。
だから!広島って意外に知名度低いからね。
すいません秋田の人に言われたくないんですけどね。
いやいや…秋田の方がね絶対有名は有名ですよね。
有名ったってお前寒いとか雪が深いとかそういう事だろ?言うねお前。
何が?じゃあちょっと勝負する?何?勝負って。
どっちが有名人多いかとかさそういうの。
出身の?そうそう…。
いいよやっても。
いい?じゃあ女優だ女優。
女優さん?いるか?誰か。
綾瀬はるか。
トヨシマエイコ。
東ちづる。
鈴木澄子。
戸田菜穂。
サイトウキミコ。
一人も知らねえなおい。
何…いるの?秋田出身でサイトウキミコさんっていう女優さんがね。
俺だって広島一人も知らなかったぞ。
うそつけ!「紅白」の司会やったでしょ綾瀬さんは。
そうでしたっけ…。
じゃあ俳優だ俳優。
役者さん。
いるか?誰か。
平幹二朗。
じゃあアイドルにしよう。
いないのか!いないのに来ちゃったか。
今俺ね柳葉敏郎ぐらいしか思いつかなかったのよ。
それでいいじゃない?いやいやあの人最近秋田で評判悪いからさ。
え〜何?それ。
金の事ばっかり考えてるからよ。
いやそんな事ないでしょう。
だって宝くじの事しか頭にないんだよ。
コマーシャルだそれは!お前ああいうの見てうのみにするタイプか。
そうなんですかね。
珍しいね本当ね。
政治家とかにしよっか?政治家?そうそうそう。
歴代総理大臣とかやってみましょうか。
いいよいいよ。
池田勇人。
原敬。
宮澤喜一。
鈴木善幸。
加藤友三郎。
東條英機。
う〜ん…もういない。
もう広島いない。
米内光政。
分かった広島の負けだ。
斎藤実。
すごいな秋田。
全部岩手ですけれど。
ちょっと待てこら!秋田のを言え。
なっ!秋田一人もいないんだよ。
誰も出てないの?出てないから言いようがねえだろうが。
逆にすごいなそれな。
しょうがないだってお前。
じゃあ何か秋田って自慢する事あんのかい?秋田美人。
秋田美人!?皆さん秋田美人っていうのは本当にきれいですからね。
東北のほかの県の女とはものが違うといいますかね。
ちょっと待て…。
そこ比べる必要ないんじゃないですか別にね。
肌なんか本当白くてきれいでしてね。
実はうちの母親もめちゃくちゃ秋田美人なんですよ。
きれいなんだ?70過ぎてんのに肌がピチピチでね。
これすばらしいですね。
二十歳の時に青森から嫁いできてもう50年。
青森出身だね!バカじゃねえかさっきから本当に。
いや待て待て待て。
バカではないぞ俺。
それはね他人が決めるんだよ。
秋田の天才少年って…俺は。
何か笑われたよ。
すごいの?秋田の天才少年。
秋田ってレベル高いですからね。
知らないですよね?だって去年も小中学生の学力秋田全国で1位ですよ。
たまたまじゃないですか。
ここ6年連続ぐらい1位なんです秋田は。
何?6年連続?結構すげえんだぞ秋田って。
それすごいな。
でしょ?あんた子どもの頃も1位だった訳だ?47位だった。
最下位だったんですか。
そんな残念な年もあって今1位ですか。
すごいね。
ちゃんとその中で勉強できたから俺。
何が得意だったの?数学なんか得意でしてね。
数学?例えば円周率ってありますよね。
あるよ。
あれ僕ね450桁以上言えるんですよ。
ちょっと待って…。
ねえ。
うそですよこれ。
いや本当。
これは本当。
これは本当?絶対言える。
450桁って半端じゃないよ。
難しいよ数字は。
今でも言えんの?言える言える。
じゃあちょっと言ってみ。
じゃあ円周率ね。
はい。
3.2419…。
いきなり違うじゃねえか!
(笑い)あれ14だろ。
秋田じゃ24だったんですけど。
うそつけ!あんなもん世界中一緒だ。
東京は「03」かなんか…。
電話番号ですね。
あんた勉強できないでしょ?やっぱしね。
いやこう見えても大卒よ。
あのね今どき「大卒だ」って威張ってる人いないよ。
出てんだから言っちゃうよ俺。
大学だってねピンからキリまでありますよ。
結構いい大学出てんだ。
どこの大学出てんの?京都の立命館大学法学部出身なんですね。
(観客)へえ〜!立命館?その疑いのまなざしは何なんですか!たった3年で卒業したんです僕は。
その場合中退じゃないのか?そうなっちゃいますかね。
卒業したのか?ちゃんと。
したした4年でしたちゃんと。
立命館すごいですよね。
柔道の強い学校ですよね。
それ国士舘じゃねえか?あっ国士舘ですかそれは。
立命館は違うの?俺立命館。
弁護士目指したの俺は。
裁判負けそうですねあなたね。
いやいや勝ちますよ僕。
どんな汚え手使っても勝ちますから僕本当。
めったな事は言うな。
やるよ本当。
じゃあ憲法とか詳しい訳?憲法なんか全部暗記したよ。
じゃあ俺が「何条」って言ったら言えるか?これは絶対言える。
間違いない?間違いない間違いない。
あっそう。
じゃあね憲法28条。
待て待て…。
何?俺が習った憲法は17条までしかなかったよ。
お前聖徳太子か!あんたね17種類で裁かれたらかわいそうよ。
しょうがないなかったんだから。
なかったんじゃねえ。
勉強しなかったんだ。
したよちゃんと。
どういう勉強したの?僕やったのは国際司法ってやつなんですね。
国際司法?難しそうだろ?これは。
ちょっと内容が見えない。
例えば成人年齢が18歳の国の19歳の青年が日本に旅行に来て犯罪を犯したとしますね。
そうしたらその青年は未成年として処罰されるのか成人として処罰されるのか。
こういう事あったんですね。
あれか?海外じゃ19歳で成人してる訳ね。
そうそうそう。
でも日本にやって来たら未成年だ。
だからどっちで裁くかって話だよ!難しいな。
おめえなんか全然分かんねえだろこういうの。
駄目駄目さっぱり。
だろうよ…。
お客さんで分かる方いらっしゃいますかね?こういう事詳しい方いらっしゃいます?ぐうの音も出ない感じですかね。
そういう言い方をするな!これ皆さんなかなか難しい話ですからね。
確かに難しいんだこれよ。
でよでよ結局どっちで裁くんだ?それが思い出せないんだって。
いい加減にしろ。
(笑い)
(拍手)
(出囃子)
(出囃子)
(拍手)歌舞伎座なんというような所もだいぶ新しくなっていいあんばいだなと思っておりますけれどもああいう所行って必ず目に留まるというか出会うというのが義太夫というね。
寝ますねあれは。
(笑い)もうねこの間も義理でしょうことなしに文楽というものを見に行かなくちゃいけないんで行ったんですけども。
その時は5時半開演始まってね8時半終演という予定だったんですが5時33分から8時27分までぐっすり寝ていたというようなね。
(笑い)あ〜もう眠いったってありゃしない。
デ〜ンという太ざおというのがあるというともう駄目…。
もっと寝るのがお能。
日本語ですか?あれは。
字幕が出ても分からないですよあれね。
まあそういう所に身を置くそれだけでもいいんだよね。
あの〜さっき言った義太夫なんというのはもうとにかくね習うってぇとどうしても人前でやりたくなるもんだそうですよね。
落語にもね「寝床」なんというのがあるぐらいで。
ところが素人の稽古の悲しさ。
毎日毎日稽古を積むなんという事はね「あ〜弱ったな。
今日師匠のとこに行かなくちゃいけないんだよ」なんというんで電車ん中電車ん中。
イヤホンの向こうから師匠の三味線が聴こえてくる。
電車の中なんだから大きな声なんざ出しちゃいけないという事は百も承知なんですがグ〜ッと乗ってくるってぇとボリュームがウ〜ッと上がってくるというのが義太夫というもんらしいですね。
(笑い)トトン…トッ。
トトサ…トトサンヤカッカサンユウワカレテ…。
オジサンノオセワニナリオマエトイッショニソダテラ…。
(笑い)ミッツチガイノアニサン!5mぐらい誰もいなくなっちゃう…。
あ〜そういう事でねあるようですね。
豊竹屋節右衛門さんといってこの人は大変に義太夫の好きな方で。
好きだからったって義太夫を一段みっちり語るそういうんじゃない。
見るもの聞くものみんなこれを義太夫の節にのせないってぇとうまく話せないというね。
昔はこういうヘンチクリンな人間が随分といたんだそうでございますけれども。
「ちょいと起きておくれよ。
よく寝るねこの人は本当に。
ちょいと起きておくれ」。
(義太夫節で)「お〜…お〜おおおおおおおお!」。
「あくびまで義太夫にする事はないだろ。
起きとくれ!」。
「おとといからの寝続けに〜まだ目が覚めぬ〜大あくび」。
「起きる度にこれやるんだからね本当に全く…。
ごはん食べちまって。
お膳が片づかないからごはんを食べて」。
「してに思う今朝の菜は?」。
「見りゃ分かんでしょ。
ごはんに納豆おみおつけ」。
「何!?納豆!うわっ。
納豆納豆…なっなっ…納豆納豆〜おおっおおっなっなっ」。
(笑い)「っとうなっ…とうなっ…とうなっ…とうなっとう。
おわんの蓋取り開ぐればみそ汁八杯豆腐煮干しの頭の浮いたるは〜」。
「怪〜しかり…ブルブルブルッ」。
「汚いね本当に。
おみおつけ飲む度にボトボトボトボトこぼすんだから。
何でこんなんと一緒になっちまったんだろうねえ」。
「妻が嘆けば夫も目をつぶり互い涙に暮れ至〜る。
かかるところに春藤玄蕃!」。
「何て声出すんだよ」。
(笑い)「首見る役は松王丸病苦を助くる駕籠乗物門口に舁き据ゆれば〜。
チンッ。
その間遅しと駆け入るお染逢いたかったと久松にすがりつけば声荒らげなァ武田方の回し者憎き女と引き出し突っ込む手練の槍先になァ…っと魂消る女の泣き声合点いかずと引き出す手負い真柴にあらで真実の母の皐月が七転八倒ォ…あっあっあっ…母人かしなァ〜した〜りィ残念至極とばかりにてさすがの武智もただ茫ォ…然たるばかんなァ〜りィちちちちちちつつつっつん巡礼姿の八右衛門あとへ続くは八幡太郎かっぽれかっぽれ甘茶でかっぽれェ…!」。
「うるさい」。
(笑い)「ご近所の手前があるんだから静かにしなさいってぇんだよ」。
「ちちちつつつんつんつんつんつん豊竹屋節右衛門はんのお宅はこちらかえ〜?」。
「変な長屋だね全く。
出ておくれよ」。
「おう!何だい?」。
「どうも。
私浅草三筋町三味線堀に住まい致しまする花林胴八っちゅう者でございまして承りますればこちらの節右衛門はんが何でもめちゃくちゃな義太夫をよう語るちゅう事でまた私がなめちゃくちゃな三味線をよう弾きますによってひとつお手合わせを願おうと伺った次第で。
ヘッヘッヘッ」。
「ハハハッいいねやろうじゃねえか。
肝心の三味線持ってねえな?」。
「はいはい私のは三味線と申しましても胴が破ける糸が切れるという憂いの一個ないほんの口三味線でな」。
「ああいいね。
口三味線。
腹が減んなきゃいつまででもやっていられるよ。
まあ上がって上がって。
じゃあやっとくれ」。
「あんさんお先」。
「あんなものはね太ざおがデ〜ンと打たなけりゃ語れねえんだから。
いいからおめえが先に」。
「いいえあんさんお先!」。
「おめえ!あっ。
先…先に旗持ち踊りつつ〜三味や太鼓ではやすのは〜」。
「ちんどん屋!」。
「あっそれが三味線かい?」。
(笑い)「へえ」。
「いいかもしんないね。
うん。
やろうやろう。
おっかあおっかあ!水が出しっ放しだよ」。
「うちじゃないんだよ。
隣のばあさんがね洗濯をしてんの」。
「隣のばあさんだってお前ね出しっ放しでいいってぇ事はねえんだ。
ばあさん!とな…隣のばあさん洗濯を」。
「ジャブッジャブッジャブジャブジャブジャブジャブ…シャボンシャボン」。
(笑い)「25日のご縁日」。
「ハッてんじんさんてんじんさん」。
「去年の暮れの大晦日米屋と酒屋に責められて」。
「てんてこまいてんてこまい」。
(笑い)「子どもの着物を親が着て」。
「ハッつんつるてんつんつるてん」。
「襦袢に袖のないものは?」。
「ちゃんちゃん」。
「短えなおい。
夏の食い物そばのようでそばでなし。
うどんのようでうどんでなし。
酢をかけ蜜かけ食べるのは〜?」。
「ところてんかんてん」。
「それをあんまり食い過ぎて腹を壊して通うのは?」。
「せっちん」。
「汚えなおい。
あららおっかあネズミだよネズミ。
うちは全くネズミがたくさん…あっ三つも出てきた。
ああっまた三つ。
ネズミが三つ出でまた三つ出でて。
一つの供えを引いていく〜」。
ネズミが「チュウチュウチュルチュッチュチュルチュッチュチュッチュッチュッチュッチュ…チュッチュッチュッチュッチュッチュッチュ」。
「ハハハハッ節右衛門はんさすがあんたはんとこのネズミだけあってよう弾きまんな」。
「いや〜ちょっとかじるだけ」。
(拍手)私は「黒柳さんのお部屋」に何度かお招き頂きましてありがとうございます。
おいで頂いておりますが。
今日は反対に来て頂きました。
うれしゅうございます。
こちらこそよろしくどうぞお願いします。
文枝様におなりで。
文枝の部屋。
アハハハ…。
別に「部屋」は付いてない。
付いてない?これね…。
何?かわいいですねこれ。
パンダがこう水をここ…水入れとくだけなんですここへね。
ほんならここから芽が出てくるんです。
でもここにぶら…どうなってましたっけ?こうで…かわいいですねこれね。
これあの…これが入ってますので。
よろしいんですか?作り方も書いてありますから。
いいですか?開けて。
開けていいですよ。
しょってるのは泥ですか?それじゃ。
泥だけ?砂…砂というか土ですね。
土ですか。
その中に入っております。
この中に全部入っております。
かわいい!作り方とかこん中にありますんでね。
水入れて頂くと土がウワ〜ッと増えてきますから。
「カップにセットします。
お水…種をまいて」本当だ。
「種をまいて」。
そんな字が読めるんですか?一応このぐらいの字は読めますよ。
一応は。
「種をまいて水をためます。
それで芽が出ます」。
ここ水入れといて下さいね。
かわいいですね。
いいんですか?頂いてこれ。
うわ〜うれしい!私なんかはなし家ですから手拭いが商売ですけどこういう手拭いを…。
あっああっ!どうしたんですか?これ。
パンダ?パンダの手拭いと…。
うわ〜!ふだんから?そうじゃなくって私のため?パンダの。
パンダ!パンダの…。
どうしましょう。
皆さんご親切…。
あらいっぱいパンダ。
手拭いもこれ…。
これどうしたんです?これご自分の…。
これはこういうふうにして…私こうして出て。
うそでしょ?本当に?いやいや本当ですよ。
こうして出ていって。
本当に?チャカチャンチャンっていう所に出て「皆さんようこそ」ってこういうのお出しになるんですか。
パンダ?本当に?あらかわいい。
知らなかったです。
「お手紙を頂きました」ったらフッとこうして出して。
あっ上手!こうね。
そうですか。
お手紙なんてそういうふうにやるんですか。
ところでですね…。
いろんなものが出てきますね。
黒柳さんの番組出して頂いたらねいつもここへ置いてるじゃないですか。
メモ?メモ。
これから私に聞こうと思う事そうやって書いてらっしゃる。
書いといたんですよ。
大変ですね。
大変ですよ。
あの…その長寿番組でねどれだけ事前に野球選手なら野球選手の事について調べるんですか?あのですね「徹子の部屋」という番組は一切編集しないです。
それがねすばらしいです。
ご存じのように。
このごろの番組は長すぎます。
たくさん撮って要らないから捨てるってね。
そういうのはやっぱり失礼になるのでお話しして頂いた事は全部放送しますと。
そういうためには相当下調べがないと駄目です。
下調べをしてここからここまでのところは伺わなくてとばしてもいいなと思うとこは私が勝手にとばさせて頂いて「…ところで」ってなる訳ですよね。
そのためには下調べが必要です。
野球の事なんか。
特にスポーツは私駄目なもんですから。
野球は見た事なかったらいくらディレクターに聞いても野球の事が分からなかったらやっぱり…。
ただ野球の事に関してはですね私が分からないなりに「もう分からなくていいですから好きに聞いて下さい」って。
「そこは好きにして下さい」って言われてるの。
だから好きにしてるんですよ。
でもね好きにしたらですね私は野球について今はもう分かりましたんですけど左利きの人は左の方行っていいと思ったんですよ。
三塁の方に。
だって右利きの人はこういうふうにいうから一塁の方へ走る訳じゃないですか。
そこに障害物がないって事が分かるでしょう。
でも左利きの人はこうやりますから。
これで打つからこっちに障害物があるかどうか一回見なきゃなんないじゃない。
だからやっぱりこの人が向こう行った方がいいと思ったんですよ。
だから左利きの人は三塁。
それからこの人の行ったあとの人はもうこっち行かなきゃいけないのその回はね。
点はどう入るんですか?だからこの人の…。
こうとこうやとぶつかるじゃないですか。
両方に行かないのだから。
両方に行っちゃいけないの。
最初に左に行ったら次の人も左行って。
その人がアウトになったら今度次の人は好きな方右の方行って。
それね長嶋さんにお話ししたら「面白い」とおっしゃいましたよ。
そのルールは。
あと私が考えたのではね野球の監督の方にサインがありますという話からじゃあ「ホームランのサインはどうやるのかちょっと教えて頂けません?」って言ったら「それはちょっとありません」とおっしゃいましてね。
「あっても出しても選手は打たないと思いますから」と…。
そういうのはね野球が分かってる人はそういう事考えないですってね。
だからそういうのは好きにして下さいって言われてるから。
私は割と気を付けてこのごろね失礼のないようにしてますよ。
でもやっぱり興味のある事って聞きたいじゃないですか。
本職の方にね。
本職の方に「これがどうなってるのかな」思うのはやっぱり聞きたいですよね。
そういう好奇心がある事はどんどん…そこに「好奇心」って書いてありますけど。
ちょっと待って下さい。
あっ「好奇心」。
そういうご自分の好奇心はどんどんお聞きになった方がいいですよ。
好奇心はおありになる方ですか?大変ありますね。
いろんな事。
でも私ね一回ねお相撲の親方に「親分」って言った事がある。
「黒柳さん親分まずいんで親方って言って下さい」って言われた事あるんですけどね。
その辺りの区別があんまりついてなかったんで。
今大丈夫ですよ。
好奇心が旺盛でねけがしたりとかそんな事なかったですか?それがね結構ないんですよ。
へえ〜。
運動神経いいと思います。
絶対ここで行ったら落ちるとかそういうのは分かるからそういう事はしない。
運動神経いいんですか?ものすごくいいです私。
カンボジアなんか行って川があって竹一本向こう橋みたいにやってある所靴脱いでタッタッタッタッて渡って向こう行って新聞社の人が来ないから「こっちですよ」って言ったら「そんな所行かれません」って言うから「いらっしゃらないと記事とれませんよ」なんて言って。
カンボジアの話でした?竹一本のこう…。
本当にユニセフのね親善大使。
この間私フィリピン行ってきましたよ。
フィリピンへ?水害ひどくて。
これは何でこういう事を始めて何でやってらっしゃるんですか?私は30年になりますけど。
ユニセフっていうのは国連児童基金という国連の中のいろんな事やる中の子どものために働く部署なんですけどそこの一番偉い人から頼まれた。
以来ずっと毎年私どっかの国へ行ってその事をテレビで皆様に放送していろんな事をお伝えしてるんです。
それが親善大使の…。
いろんな役目あるんですけど私の場合はテレビを通して一応子どもたちが今どんな状態かって事をお伝えするのが仕事です。
しかしこれはもう大変な事ですよね。
相当ですよ。
地域によって相当ですよね。
カンボジアなんて10時間ですよ車に乗って。
ガタガタ道。
はあ〜。
若い時はいいですけども。
そう。
それこの間ですよ。
年齢とともにね。
そうですよ。
私この間自分でも思いましたよ。
カンボジア行ったの3年ぐらい前なんですけどね「ガタガタガタガタ…」ってこういうふうになりながら行ったんですけど5時間ぐらいのとこでお昼ごはん食べますって言って5時間行って冷房もなきゃ暖房もない自動車で道も舗装してないんですよ。
またガタガタガタガタ行って10時間行ったんですよ。
10時間で「あ〜着いた」って思ったら「はいじゃあこれからねメコン川渡って頂きます」って言うの。
「へっ?舟に乗るんですか?」って「ちょっとあそこまで」。
それでその舟がね細い舟なんですけどエンジンがちゃんとしたエンジンがないもんですから自動車のエンジンでブンッブンッていって走るんですよ。
それで降りる時になったら桟橋や何かがないの。
それでただ石の上を歩いて上上がって下さいって言ってそれで私上がったんですよこうやって。
その時にね「う〜ん私の年でこんな事やってる人はあんまりいないかもしれない」ってその時ちょっと思いましたね。
子どもたちにというのは何かあるんですか?子どもたちが好きだとか…。
私ね子どもの時から子どもが好きだったんですけど。
それちょっとおかしいんですけど子どもの時から子どもは好きだなとは思ってたし子どもって面白いなと思ってたんですけど。
一番ビックリしたのはタンザニアっていう国最初に行ったんですよね。
私は「窓ぎわのトットちゃん」っていう本を書いて。
トットちゃんっていうのは私が子どもの時に呼ばれてた名前なんですよ。
徹子ちゃんって言ってんのが私には分からなくて。
「お名前は?」って聞かれるとトットちゃんって言ってたんですよ。
なんとタンザニアに行きましたらタンザニアの村長さんがね子どもたちを呼ぶのにね「ハティマキハティマキ…トット」ってこういうふうに言うんですよ。
「トット…ハキマキハキマキ」って。
「トットって絶対言ったな」って。
だけどここの方がねまだスワヒリ語に翻訳されていないから「トットちゃん」は。
トットちゃんって…。
それで一緒にいた国務大臣の女の方に「あの方今トットって言ったんですけど何でトットって言ったんですか?」って言ったら「あっスワヒリ語で」って。
一番アフリカで多く使われいる言葉がスワヒリ語。
スワヒリ語で子どもの事をトットというんです。
その時に「あっ神様」。
運命だなと?ええ神様運命だなと本当に思いましたよ。
子どものために働けっていう事なんだなと思ってうれしかったですよ。
2014/09/14(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
桂文枝の演芸図鑑「宮田陽・昇、古今亭志ん輔、黒柳徹子」[字]

落語家・桂文枝のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、宮田陽・昇の漫才、古今亭志ん輔の落語「豊竹屋」。対談のゲストは黒柳徹子。

詳細情報
番組内容
落語家・桂文枝のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、宮田陽・昇の漫才、古今亭志ん輔の落語「豊竹屋」。対談のゲストは黒柳徹子。
出演者
【出演】宮田陽・昇,古今亭志ん輔,黒柳徹子,【ナビゲーター】桂文枝

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他

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