覚えてますか?去年の9月。
TOKYO.
(歓声)2020年のオリンピックパラリンピック招致に成功しましたよね。
2度目のオリンピックが開かれるのは戦後ロンドンと東京だけ。
200の国と地域から訪れるたくさんの外国人をどうおもてなしするのか世界が注目しています。
6年後に向け各地でユニークなおもてなしが始まっています。
こちらは新宿のロボットレストラン。
ロボットが踊るショーを目当てに外国人観光客が押し寄せています。
一方こちらの居酒屋…。
出迎えるのは忍者。
日本刀を使ったサービスが外国人に大ウケです。
この調子なら6年後は心配ない?ところが…2度目のオリンピック。
私たちはどんなおもてなしをすればいいのか。
スタジオに日本を代表するメダリストや豪華ゲストが集結。
徹底的に議論します。
(拍手)こんばんは。
2020年の東京オリンピックパラリンピック。
世界が日本のおもてなしに注目し始めています。
プレゼンターも大変インターナショナルなこのお二人です。
Ladiesandgentlemen,goodevening!ハリー杉山です。
どうぞよろしくお願い致します。
(拍手)そしてあ…自己紹介遅れました。
春香クリスティーンと申します。
よろしくお願いします。
(拍手)日本を訪れる外国人が絶賛するのがまずこちらですね。
新幹線の車内清掃なんですけども世界最速といわれている手際よさそして礼儀の正しさはおもてなしの神ワザ集団というふうにいわれています。
新幹線は今から50年前の東京オリンピックの年に生まれたものなんですがもう一つオリンピックをきっかけに全国に広まった外国人の心もとらえたある乗り物のサービスがあるんですがそれは一体何でしょうか?古田さん分かりますか?
(古田)何でしょう?
(ハリー)おっデーブさん。
見てみましょう。
答えはこちらです。
(サヘル)うわ〜すごい!
(拍手)
(ハリー)デーブさん若干空気読んで頂けますかね。
東京オリンピックによって広まったもの本当たくさんあります。
宿泊施設を大急ぎで増やすために開発されたユニットバス。
外国人にも分かるようにと生まれたトイレの男女マーク。
そして選手村で提供された冷凍食品。
よりおいしく食べられるようさまざまな技術が生まれたのです。
オリンピックのもてなしをきっかけに出来たものがその後の経済成長それから今日の暮らしの礎になっている。
オリンピックにはそういう面があるんですね。
そして今度2度目のオリンピックを迎える。
さあ皆さんはどう思ってらっしゃるか。
水泳の岩崎恭子さん。
今お母さん?そうです。
3歳半の娘がいます。
東京オリンピックどうですか?いえ…。
(笑い声)
(為末)間に合わないですよ。
間に合わない。
それが大事だなっていうのを非常に感じてまして。
そういう機会になるんじゃないかと?そうなんです。
さあその世紀の祭典名場面といえば…。
(歓声)…という名実況をした刈屋解説委員です。
(拍手)2度目のオリンピックの意味って…?これは1回目のオリンピックと2回目のオリンピックっていうのは全く違うと思うんですよね。
全く違う?つまりオリンピックというのはスポーツを通して世界平和をつくろう人権を守ろう非差別非暴力をそういう世界をつくろうというその手段としてオリンピックの競技大会を開くんですね。
そうすると1回目はやった事のない地域にその精神を広げていこうという事でやるんですけれども2回目となると今度は…拠点になってほしいというやっぱり役割を果たさなきゃいけないんですね。
今世界で最も進んだ東京がどんな街づくりをしてるんだろうか?どんな大会を開くんだろうか?どんな人たちが迎えてくれるんだろうか?そういうのを見たい。
ふ〜ん2回目のオリンピックって大変な事なんだね。
でも…大丈夫。
今日はねデータ放送を使って論点や難しい用語を分かりやすく解説するんだよ。
今画面に表示されてるよね。
番組中いつでも見られるからテレビのリモコンを使って活用してね。
は〜い!では早速最初のテーマ。
今世界中から日本に観光客が押し寄せています。
今年は…でも街で聞いてみるといろいろ不満があるようなんです。
なぜこうした問題が相次ぐのでしょうか?今外国人の多くはインターネットの口コミを頼りに個人旅行を楽しんでいます。
その結果これまで外国人があまり来なかった場所に出没するようになったのです。
例えばこんな場所。
業者向けの調理用品店が軒を並べる…ここにも精巧な食品サンプルなどをお土産にしようと外国人が集まってきます。
(英語で)結局買った商品は箱に入れてもらえませんでした。
ごめんなさいね。
日本のおもてなし大丈夫?…という事で立ち上がったのが品川区です。
今年4月から地元の商店街と組んで英語での接客の猛特訓を始めました。
名付けて…4か月の特訓の成果はいかに?ハリーさんが英語力をチェックする事にしました。
まず向かったのは創業130年の呉服店。
HelloHelloHello!
(英語で)Nicetomeetyou!Howareyou,so?
(英語で)ご主人なかなかいい感じですね。
しかし…。
(英語で)
(ハリー)MynameisHarry.ハリーさん。
ハリーさん。
惜しい!でもこのくらいはご愛きょう。
次に向かったのはお茶の専門店。
(英語で)
(鈴木)ありがとうございます。
(英語で)
(英語で)でも…。
日本茶の歴史を説明しようとしましたが「お坊さん」を英語で言えませんでした。
惜しい。
頑張って頂きたいですね。
確かに伝えたいっていう気持ちはすごく伝わってきたんですよ。
でもう一歩っていうあの〜何でしょう?もうね伝わる言葉が出てこなかったら動きでも表情でも分かんないって訴えれば向こうもそれに合わせてくれると思うんですけどね。
小谷野さんでしたっけ。
英語やってる…。
品川のプロジェクトに参加させて頂いてついこの間経験をさせて頂きました。
どうですか?何かもうちょっと積極的にっていう気持ちが外国の方あるんですがやってみて?岩崎さんアメリカとか行ってらっしゃいましたよね。
そういう時じゃあどういう感じ?やっぱり話さないと何にも自分の意思が通じないって思った時に開き直った時からいろいろ伝えようとかって思うようになって。
日本人は書ける読めるだけど話せないっていう事をやっていかないのがやはり今の日本をこういう状態につくってしまったんじゃ…私みたいなのをつくってしまったんじゃないかなって思ってるんですけど。
(須田)やっぱり学校で習ったのが基本でそれだけでも通じる事ってあると思うんですよ。
でも日本人って完璧じゃないと話しかけちゃいけないと思うから。
(カロリン)サービス精神旺盛すぎて。
古田さんそこら辺のみんな悩みを持ってるところでいうと。
キャッチャーでいらっしゃいますよね。
という事は外国人選手と一緒にやる時に意思を伝えないといけないし聞かないといけないでしょ。
それはどういうふうにされたんでしょうか?僕の場合は野球という同じ競技をやってるという事もあってお互いに僕は仕事だったというのもあるのでしゃべってるともう大体しゃべれるようになって。
気持ちで「やらなきゃならない」と思ったら何かなるっていう事。
もちろん当たり前ですけどね「習うより慣れろ」なんでね。
為末さんはどうですか?僕フランスで言われたのがフランス人が言いそうだなって感じもするんですけど英語でしゃべりかけたら「ここフランスなんだけど」って言われて。
必ずしも英語だけが共通言語って訳ではないとは思うんですよね。
有森さんはどうでした?日本の肩を持つ訳じゃないんですけど私たちも外国に行く時に数語の「ありがとう」とか「こんにちは」とかっていう英語は最低限言えるようにして行くじゃないですか。
お店に入っていきなり「ハロー」じゃなくて「こんにちは」って入ってきてくれるとお店の人も少し何か和らいで…。
三宅さん三宅さん!はい。
今回メールやツイッターで皆さんのご意見を募集したらこんな声が届きましたよ!サワドゴさんアフリカの方ですよね。
ブルキナファソ。
なかなか話しかけようとしてもこう嫌がる人とか?そうなんですよね。
それなかなかじゃなくてほとんどですね。
(笑い声)ほとんどないの?私日本に来た時にすごくびっくりした事なんですが駅とかどこでも行った時に日本の方みんなに…あ〜そう。
そうですよね。
ダイアンさんイギリス?そうですね。
すばらしいですね!国籍分かりやすいですね。
国の宣伝ですね。
日本人の様子どういうふうに思われました?最初。
最近多いのは一生懸命日本語で質問しても隣にいる日本人に答える。
(カロリン)そうめっちゃ隣の人に…。
直接私に答えてほしいけど時々アジア人っぽい顔してる人と一緒にいるんですね。
日本語全く分からないけどその人に答える。
(笑い声)私通訳しないと駄目ですから。
それが多いんですね。
カロリンさんはドイツの方で漫画家でいらっしゃるんですよ。
日本人の反応の様子を漫画にして下さったって聞いたんですが。
はい私の経験をいくつか。
ちょっと見せて下さい。
まず一つがこちらにあるんですけどもすごくおもてなしし過ぎるというか日本のおいしいものだからこれも食べてあれも食べてって一日5食とか食べさせられて本当におなかいっぱいだけども失礼だから食べなきゃいけないって事ですごくおなか壊したりとか…。
(ハリー)カロリンさんほかにもこんな漫画を描いています。
(ハリー)困っている外国人を見かけたのに緊張し過ぎて結局声をかけられない…
(ハリー)こちらはちょっと勘違いした…意外に多いんだそうです。
私よく「イエ〜イ」みたいな。
「イエ〜イ」とか。
しかもこんなのとかこんなのとかあんまりすぐにはしないし。
(ハリー)たまにヒップホッパーみたいなハンドシェークしてきますよね。
向こうのラッパーみたいな雰囲気をイコール外国人だと思ってる人が多いと思うんですね。
何かこんな感じで。
これが「イエ〜イ」みたいな。
う〜ん日本のおもてなしなかなか厳しい意見が多いな〜。
でもね日本人が気が付かない部分に外国の人は感動しているんだよ。
外国人観光客150人のうち日本人は親切だと答えた人は69%。
英語が話せなくても大丈夫。
何か自信が出てきたぞ!私も初めて日本に来た時にお水がどんどん飲み終わったらつがれる事にすごくびっくりして。
海外結構有料な所が多いんですねヨーロッパなんか。
逆に僕はイギリス行って初めて「水来ないんだな」というふうに思いましたね。
やっとそれ分かったっていうね。
サヘルさんは日本で…。
例えば雨が降っていてお買い物しますよね。
そうしたら必ず買ったお買い物袋にまたカバーをかけて下さるじゃないですか。
ああいうのが頼んでいなくても静かな気遣いだったりトイレ掃除にしてもトイレ誰が掃除したか気にしていないのに誰々が掃除しましたこの時間にってはんこが押してあるという見えないところにまでの気遣いというのがすばらしいと思います。
星野さんはおもてなしのプロでいらっしゃいますね。
(笑い声)大事な事は今の議論聞くと何だと思われますか?私たちの業界的には…世界中感じる程度に差はあれみんな私は基本的に親切であり気遣いがあると思ってるんです。
ですからその親切気遣いという部分をおもてなしだと言ってしまうと日本の独自のサービス精神というのは出てこないんですよね。
茶の湯の世界からおもてなしという言葉始まっていて利休が教えてくれた事っていうのは決して顧客の期待に応える事がおもてなしではないんですよね。
それが私は本当の意味でのおもてなしの精神でここに私たちが入っていった時に日本らしさっていうのがしっかり出てくるんじゃないかなというふうに思ってます。
宇野さんいかがでしょうか?本当に僕らが外国人に伝えるべきはまさに星野さんがおっしゃったように日本人の心っていうか文化の部分なんですよね。
物語の部分なんですよ。
そうじゃなくて不便なところをならしていくとか便利に買い物するとかそういったところは全部僕は言葉とかに頼らないでシステムと標識と言葉じゃないもので全部やるべきだと思いますね。
オリンピックに参加する国や地域は200を超えます。
さまざまな文化や価値観を持つ人々をどうおもてなしするのか。
日本の多様性が問われています。
その試金石となるのが世界16億人のイスラム教徒。
今日本を訪れる人が急増しているのです。
しかしイスラム教徒をおもてなしするためには大きな課題があります。
イスラム教の聖典「コーラン」には信者が決して食べてはならないものが書かれています。
こっちに書かれています。
問題となるのは豚肉とアルコール。
口にすると厳しい罰を受けるとされています。
外国人に大人気の豚骨ラーメンはもちろん禁止。
アルコールや豚が使われている調味料なども口にできません。
という事はこれもこれもこれも全部駄目。
エジプトから来たこちらの女性グループ。
日本で随分苦労したようです。
うわ〜せっかく日本に来てくれたのにごめんなさい。
イスラム教徒に食事を楽しんでもらうにはハラルという認証を取る必要があります。
しかしその審査が大変なんです。
東京近郊で100店舗以上を展開する大手そばチェーン。
ハラルのメニュー開発に取り組み始めました。
このチェーン店が総力を挙げて開発したのがこちら…食材は全てハラルの認証を取ったものを使っています。
豚肉の代わりにハラル認証されたチキンを使用。
しかし実はこのメニュー…問題はそばを作る製麺工場の中にありました。
機械の清掃に使うアルコール消毒です。
一般的には食材が直接触れる場所をアルコールで消毒する事は認められません。
これに対応するためにはアルコールを使わずに消毒しなければなりません。
新しい製造ラインが必要になるケースもあります。
サヘルさんイスラムの戒律っていうのは?お祈りもそうですけれども今の豚肉とかお酒も出てきましたが鱗のない魚を食べちゃいけないイスラムの国もありますしそう思うとかまぼこも結構厳しかったりどんなお魚使ってるか分からなかったりと思うと結構食べるものって限られますし。
(有森)多分ですねできないって来てから分かるという事が問題だと思うんですよ。
だから事前に分かるっていう事がちゃんとできてれば。
そういうのは来てみないと分からない。
でもそれはやっぱり情報発信がまだ届いてないと思うんです。
でもハレルじゃないもの…。
ハラル。
じゃないものを…
(笑い声)食べてないです私。
家からいつも…橋本さん観光の仕事をしていらっしゃいますけど。
例えばさっきのハラルの話でもそうなんですが女の子その人ベジタリアンだったんですけど…それすごいかわいそうだなと思って。
浅草って大きな観光センターがあるんですよ。
「どっかごはん屋さんないの?」って聞いたら「ありますよ」ってリストで1個だけあったんですね。
でもそれってインド料理屋さんだったんですよ。
せっかく日本に来てるのにインド料理しか食べれないんだ。
アナンさんどう思われますか?
(アナン)特にインド人若い人この前会った50代リュックサック背負ってるんですよ。
全部食事持って歩いてるんです。
リュックの中に自分の食べられるものを…。
それだけじゃなくマレーシアの人から聞いたら…喬さん中国の方ですね。
1つの例を挙げると日本ってどこへ行ってもね氷水を出してくれるんですね最初。
お水お冷や。
夏?
(喬)はい。
それはだって暑いから。
中国人にしてはかなりショックというかびっくりするんですね。
というのはね…
(喬)そういうようなギャップが結構あります。
食事の話はいろいろ出てますがパットさんは?僕日本の銭湯とか温泉が大好きでよく行きますけど家族が遊びに来た時に一緒にスーパー銭湯みたいな所に連れていこうとしたら僕も弟も…入れ墨は日本ではいい印象を持たない人がかなり多いんですけれど。
僕のこういうものなんですけど。
僕は習慣的なものじゃなくて。
それ日本語だよね?日本が好きだからしてるんですけど。
でも僕のニュージーランドの先住民族のマオリの知り合いがマオリの伝統的なモコという入れ墨をしててわざわざ日本に来てそういうところはすごくもったいないと思います。
随分たくさんありますよね。
箭内さんどういうふうに聞かれました?今までの状況。
違いを体感するっていう事が今僕らにとても必要な事なんじゃないかなと。
おなか減っちゃうのは大変だとは思うんですけどこんなに世界中にはいろんな人がいるんだという事を知るチャンスでもあるし。
2度目のオリンピックでやるべき事が少し見えてきてるように思いますが田坂さんどういうふうに思われました?箭内さんがおっしゃったように結局皆さんが持って帰る印象っていうのは人間に対する印象ですよね。
あの時のあの店の方はすばらしかったなとかあの道路で巡り会った若者がすごかったなと何か感じて頂く事が全てですのでその意味で我々一人一人がもう一回日本ってすばらしいものを持ってる国なんだと我々の足元にある文化の再発見をする非常にいい機会なんじゃないかと。
理想はそれでいいと思うんですが悪いけどオリンピックごめんなさいね出た方には。
正直言って。
(デーブ)本当にそう。
あとね観光客はオリンピック開催中に限って来ないよ日本に。
ロンドンだって行かないですよ避けるんですよ混んでるから。
関係者しか行かないですよホテル代も高いし。
(刈屋)いやロンドンの時は期間中に80万人来てるんですよ。
(刈屋)それは違いますよ。
その辺のところこれからやっていこうと思いますので…とにかく今までで見えた事はですね相手に自分の事を伝える知らない人を迎えるつながるっていう事の大事さ。
それがおもてなしに結構関係ある事かなって見えてきました。
じゃあ具体的にどうしていったらいいのか2020年に向けたおもてなしは。
それを考えていきましょう。
そのヒントになるのがこちらです。
前回オリンピックを開催した都市ロンドンです。
ロンドンを訪れる外国人は2年前のオリンピック後にご覧下さい急増しているんです。
その数およそ1,900万人で世界1位。
実に東京の3倍以上なんです。
その秘密は一体どこにあるんでしょうか?ハ〜イ日本の皆さん。
リポーターのベサン・ジョーンズです。
ここロンドンはオリンピックをきっかけに観光客が増えたんです。
ご覧のように今日もたくさんの人たちがいらしてますね。
ロンドン観光で人気を呼んでいるのがこちら。
ピンクのシャツを着た市民ボランティアの人たちです。
オリンピックの時にはおよそ8,000人が参加。
大好評だったためその後も観光シーズンに続けられる事になったんです。
こちらをご覧下さい。
Areyouenjoyingendoftoday?困っている人を見かけると自分から声をかけて手助けする…観光案内だけでなく地下鉄の乗り方やATMの使い方その日の天気予報まで丁寧に教えてくれるんです。
日本語を話せるガイドもいます。
時にはこんなおせっかいも。
パブ巡りのツアーがキャンセルになって困っていた観光客をオススメのパブに案内してくれました。
気取り屋で嫌みな人を意味するスノッブな気質だといわれてきたイギリス人。
温かいおもてなしはそのイメージを変えつつあります。
さて皆さん…それがこちらです。
自転車です。
ロンドン市が運営している…オリンピックの2年前に始まりました。
借りられる場所は…どこで借りてもどこで返してもOKです。
更に利用客が移動しやすいようにと自転車専用道路の整備も進められています。
歴史ある街並みを楽しみながらロンドンの暮らしを実感できるサイクリング。
すてきですよね。
東京オリンピックも楽しみですがその前に…お待ちしています!春香さんスイスですよね?
(クリスティーン)はい。
前はスイスの人から見てイギリスの人ってどういう印象でした?イギリスそのもののイメージは正直…。
そういうイメージが。
人間性も何かちょっと難しい?びっくりしましたねだから。
伊藤さんイギリスの皆さんどうだったんですか?ひと言で表すならば温かかったですよ。
メダルと花束をもらうんですが僕たまたま花束を車いすの子にあげたんですね。
街に出て。
そしたら車いすの子がその花束持ってるもんですからその子がメダルを取ったと思って周りの人がいっぱい寄ってきて「おめでとうおめでとうおめでとう!」と。
その子まんざらな気分でもなさそうだった。
ハリーさんイギリスは変わった?そうですね。
例えばオリンピック期間中の時には音楽の面でパブリックビューイングが行われているいろんな公園ありますねそこではまあ本当にそうそうたるメンツのスーパーロックアーティストたちが集まってできるだけいろんなおもてなしを行おうという姿勢があったんですよ。
というようなスタンスを作ろうという。
星野さん何か学べる事があるような気がしますがどういうふうにお聞きになりました?長野オリンピックは実はつつがなくいいすばらしいオリンピックをやろうと僕も当時長野にいたんで必死に努力したんですね。
いいオリンピックだったんですけどもその次の年から観光客が下がり始めたんです。
ですから僕は2020年にいかにいいオリンピックにするかが問題ではなくて2021年にいかにオリンピックまでの経験をプラスにしてつなげていけるかと。
2021年2022年の数字がいかに2020年を超えていくのかというところが大事だと思うしそのためには何をすべきかという事を考えるのが本当の意味でのオリンピックの準備だと。
このあとはゲストの皆さんの具体的な提言を基に私たちはどのようにおもてなしができるのか何を発信できるのか考えていきます。
はい。
題して…
(クリスティーン)まずは評論家宇野さんからです。
(ハリー)幅広いジャンルで評論活動を展開する宇野常寛さん。
とりわけサブカルチャーに造詣が深い事で知られています。
宇野さんの提案はオリンピック会場が集まる湾岸エリアの体育祭に対抗して都心で文化祭を開催しようというもの。
イギリスがロックなら東京はサブカルチャーで盛り上がろうという計画です。
(ハリー)日本が誇る円谷怪獣が立体映像や高層ビルへの投影技術で夜な夜な出現。
名付けて…
(クリスティーン)カワイイファッションの中心地原宿では歩行者天国で国際コンテスト。
秋葉原では世界最先端の音声合成技術によるバーチャル・シンガーのコンサートが開かれます。
(ハリー)毎年50万人以上を動員する世界最大級のイベントコミックマーケット。
実は会場がオリンピックで使われ開催できないため場所を都心に移して行います。
また街なかで最新技術を活用したゲームを行います。
人気キャラクターを位置情報サービスによって配置。
その場所に行ってタブレットやスマートフォンのカメラを起動すると拡張現実という技術でキャラクターが出現する仕掛けです。
キャラクターをコレクションしながら東京散策を楽しめます。
宇野さん今こういうタイプのものをやるべきだっていうふうに思われた理由は何ですか?そうですね。
理由2つあって一つはやっぱオリンピックって体育会系のものなんですね。
僕らみたいな…実際僕あんまりスポーツに興味がなくてこの皆さんの前で言うのはちょっとあれで…。
非常に気まずいんですが。
どうせオリンピックこんなに東京注目浴びるんだったら僕らも一緒に楽しんじゃおうという事で何か表の体育祭に対して裏の文化祭というのがあるといいなと思ったのが一つ。
もう一つがクールジャパンっていう言葉ありますよね。
正直空回りしているところあるんですよ。
なんとか日本のコンテンツ漫画やアニメやゲームを海外に持っていこうとしてるけどいまいちうまくいってない。
そこで実際にサブカルチャーの本場であるところの東京に外国人観光客だとかいっぱい来るこのタイミングでガンガン僕らと一緒に楽しんでもらおうと。
そうする事で…この2つが考えた理由なんですよね。
なるほど。
外国の方に聞いてみましょうか。
はいエリカさん。
オリンピックに興味がない方々でも遊びに来るんではないかと私は思います。
最近やっぱりサブカルチャーアニメ漫画ですねいろいろそういうのすごいブーム。
インドネシアで?そうなんですね。
私も同じ系列だと思うんですけど漫画を描いてる者なんで。
私も結局漫画が入り口だったんですよね日本への。
漫画とかコスプレとかいろんなキャラクターとかアニメ何でもいいんですけれどもそれを通して結局本当じゃないんだけどクールジャパンじゃない日本の方にも興味を持ち始めたんですよね。
年配の方に聞いてみましょうか。
僕実はAKBも好きだしきゃりーぱみゅぱみゅも好きなんですよ。
年寄りなんですけどね。
そうですか。
だから僕はタイで教えていた時もインターネットでやっぱりその2グループはものすごいアピールされたし行くんだったら私も連れていきますけどね。
ちょっといいですか?日本は昔からクールだったと思いますよ。
日本の昔ながらの祭り文化だとか先住民族のアイヌの踊りとか琉球の音楽とかすごくクールだと思いますし外国人がそれを見たら喜ぶと思うので最近のサブカルチャーのクールだけじゃないのが大切だと思います。
私もやっぱり中東の人間からしますと「おしん」とかを見ているのもそうなんですがもともとの日本の昔ながらの生活習慣だったりとかそこのわびさびでしたりとかもったいない精神もそうですがそういうものを見てきているので何か昔にあえて原点に戻る文化を改めて発信した方がいいんじゃないかと。
続いてはオリンピックを通して被災地の復興を世界に発信しようというプランです。
(クリスティーン)提案者は福島ご出身の箭内さんです。
「私たちの聖火リレー」。
箭内道彦さんは福島県郡山市生まれ。
CM制作などを手がけるクリエイティブ・ディレクターとして活躍しています。
東京オリンピックパラリンピック招致の柱の一つが東日本大震災からの復興を世界に示す事です。
被災地で支援活動を続けている箭内さん。
オリンピックを通して東北の思いを世界に発信するプランを考えました。
ちょっと考えてきたプランをご説明します。
復興っていうものはオリンピックが区切りになったりそこで終わったりという事じゃなくずっと長く続いていくそういうふうに思いました。
聖火リレーは来年から被災地で開催。
そのもようを中継します。
毎年同じカメラアングルで撮影する事で走るランナーの背景に映る復興の様子が実感できます。
地元の人たちの思いも投稿されます。
福島第一原発の周辺は廃炉作業に関わる作業員に走ってほしいと箭内さんは考えています。
そして2020年オリンピックの公式な聖火と東北の火が合流し開会式でともされます。
東北の人たちが復興を実感できるまでリレーを続けたいと箭内さんは言います。
「やってよかった」が2020年になって初めて思うオリンピックパラリンピックじゃなくて決まってよかったなって今年からみんなが思えるような事をつないでいかなきゃいけないなと思いますね。
やっぱり東北の人たちは復興がこのせいで遅れるんじゃないかとかいろんな発言を聞いて悔しさも感じてますから安心をさせるにはどうしたらいいんだろうとみんなで知恵を絞る時だと思います。
秋山さん今の箭内さんの提案どうだったですか?非常にすばらしいと思います。
やはり被災地って置いていかれてる感がすごくあって今のご提案はやはり被災地の方々に自分も参加者であるというふうな一体感を生んだりですとか実際に自分たちが今の2014年から始めて2020年にどう移っているかっていう過去を見る事で自分たちがこれだけ復興を進めたという自信にもつながると思いますしすごく重要なのかなというふうに感じました。
金田さんでしたっけ?
(金田)はい。
私ねオリンピック全く興味ないんです。
…で今日ここに来てちょっとオリンピック興味湧いてきました。
東北から発信しなきゃいけないと思ってるんです。
あとは東北での受け皿作りですね。
宇野さんいかがですか?僕はもう100%アグリーですけど…。
ただね東北に関しては目標金額とか決めた方がいいと思いますよ。
こんだけもうけるんだとオリンピックで。
その分をちゃんと東北復興とかやっぱ被災者…災害遺児の皆さんのケアに使いますとかそこまでやらないと納得しない人いっぱいいると思いますよ。
(有森)東北には絶対に行かなきゃいけないと思うんですよ。
一体何にどのくらいかけようとしてるのか。
それがどれだけ具体的に復興に行くのかっていう事が全く見えない中で情報が流れないんですよね。
見えないんですよね。
どうあってほしいと思います?青森出身なんですけどやっぱり地方からしたらオリンピックっていうのはどうせ東京でやるもんじゃないかと。
僕ら東北人でもまた日本の地方でもオリンピックに関われるんだという。
やっぱり東京だけじゃなくそういった地方含めて日本中で開催するような動きというのをすごく見せてもらいたいですね。
(ハリー)続いては間野義之さんのおもてなし作戦!題して…。
(クリスティーン)オリンピックの歴史に詳しい間野さん。
早稲田大学でスポーツ政策を教えています。
皆さんオリンピックと言えばメダルです。
国民の期待を受けてメダルを目指して皆さん頑張るんですけども参加する200以上の国そして地域の中で一つもメダルを取った事がない所どれぐらいあるんでしょうか?実にですね74なんですよ!お〜全体の1/3ぐらいがまだメダル取ってないんですね。
そういう事なんですよね。
(ハリー)そこでこうした国や地域に赴き日本がメダリストを育成。
スポーツで国際貢献をしようというアイデア。
(クリスティーン)自治体ごとに支援する国を決め6年後のメダル獲得を目指します。
このアイデア既に動き始めています。
神奈川県の学校法人がアフリカのエリトリアに陸上競技のコーチを派遣しようと申し出ました。
提案者の早稲田大学の間野さんです。
間野さんなぜ今こういう取り組みが必要だと?もし今まで一つも取れてなかったような国が一つでも取れたとしたら多分その国にヒーローヒロインが誕生してその国は大いに盛り上がる。
これまでオリンピックは…そうじゃなくて世界全体に目配りできるみんなのオリンピックというそういう原点というんでしょうか。
そういったところに回帰させる。
これもまあ日本流のおもてなしなんじゃないかと。
モンゴルの初めてのオリンピックのメダリストっていうのは白鵬のお父さんなんですよ。
白鵬のお父さんがメキシコオリンピックで初めてレスリングで銀メダルを取ってそしてまさに国民的英雄になってモンゴルの人たちは自信を持ったというぐらいやっぱり一つのメダルがその国の国民の人たちの精神的なものをものすごく変えていくという部分を考えるとそれに日本が協力していくっていう事が一つあるのかなと。
自分はカンボジアに18年ぐらいいろいろやらせてもらってるんですけれども確かにその国でメダリストというかそういうレベルの選手を一人でも出すっていう事はものすごい変化が起きるんですけどずっとその国に育つまでいてくれる指導者なんて送れない訳ですよね。
どうせなら教える人を育てる所に日本が行くんであればいいのかなというふうにちょっと感じますけどね。
ただでももちろんフルコミットできる人がいればいいんですけども人が変わっても違う日本人が来てまた教えてくれるってなると人じゃなくて今度は日本に対しての国際貢献…日本は最後まで面倒見てくれたっていうイメージを植え付ける事は十分できると思います。
指導者が欲しくても学びたくてもその環境に置かれてない国々の方々もたくさんいたりだとかそこでもしメダルが生まれてその人が立派になった時に今度その人が自分の国で育てていけばいいと思うんです。
並行してやった方がいいと思うんですよね。
新しいオリンピックの在り方を目指していこうっていうさまざまな考えが出てきてる訳ですが為末さんどう思いますか?日本の柔道ってメダル取らなきゃいけないってプレッシャー強いじゃないですか。
一方で…すごい矛盾した事を両方やらなきゃいけない訳ですよね。
日本自体がメダル獲得を期待するんだったらもうライバル増やすのやめた方がいいんだけど…この辺ちょっと日本の中で整理しといた方がいいと思います。
私為末さんの指摘がすごく大切だと思ってて…。
何年も前ですけどイチローが確か262本打つ前の年だったと思うんだけどアスレチックスのハドソンにずっと抑え込まれるんですよね。
その時インタビューで「イチローさんハドソンって苦手の投手で対戦したくないですか?」という質問をされたら「いやそうじゃないです。
彼は自分というバッターの可能性を引き出してくれるすばらしいピッチャーです。
自分も修業をして彼の可能性を引き出せるバッターになりたいですね」っておっしゃったんですよね。
あれまさに日本の武道の精神そのもので武士道の精神そのものでまさに我々は相手が弱くなれば自分たちのメダルが増えるから喜ぶという国民ではないんだと。
好敵手が育つ事をむしろ自分たち自身をまた磨くために大切にするんだという思想だと思うんですね。
これは世界に対する非常に重要なメッセージになると思うんです。
美しい…世の中すばらしいねという話はファンタジーですよ。
もっと現実的に話した方がいいと思うんですよ。
もっとねもっと…。
どうしたの?今日。
僕思うのがデーブさんが言うのはきれい事かもしれないですよね。
(須田)すみませんちょっといいですか?そんなに難しく考えないで。
すごくいい事じゃないですか。
だってメダリストが私今目の前にこんなに何人もいてすごいワクワクしてうれしいんですよ。
それを世界のまだメダル取ってない国とか貧しい国にそれをお手伝いしてあげるってすばらしい事だと思うんですけど。
(カロリン)私もすごい須田さんに賛成なところはそれこそまた子どもが見て…。
ありがとうございます。
ちょっとこのあとの予定っていうか皆さんにプレゼントがあってそれ時間が関係してるものなので発言して頂く機会はまだありますので。
皆さ〜んたくさん議論もされておなかがすいてきた頃ではないでしょうか?ここで皆さんに料理のおもてなしです。
(拍手)これぞ日本のおもてなしという一品をフランス料理の巨匠三國清三さんにお作り頂きました。
ありがとうございます。
はい。
その三國さんが2020年の東京オリンピックでおもてなししたいと思っている料理お願いします。
じゃあいきます。
ジャ〜ン!
(一同)おお〜!
(三國)これはですね東京で出来た15種類の野菜とキノコ。
あと東京湾のスズキ奥多摩のワサビ。
あと昆布とカツオだしでとったうまみ。
東京湾で取れたノリを最後。
この白いのは小笠原で取れた塩のメレンゲです。
塩のメレンゲ。
(三國)はい。
(拍手)三國さんの師匠は帝国ホテルの総料理長として活躍した村上信夫さん。
村上さんは前回の東京オリンピックの時…その村上さんにフランス料理の神髄を教わった三國さん。
東京の食の魅力がギュッと詰まったおもてなしの一皿。
ハラルにも対応しています。
(ハリー)どうぞ召し上がって下さいませ。
どれから頂いたらいいんだろう?何から頂いたら?
(三國)お好きなものから。
おいしい。
(ハリー)サヘルさん少し伺ってみていいですか?食感と食材の味が生かされていてすごくメードイン東京おいしいです。
東京湾でこんなに取れるというのがちょっと驚きですね。
(ハリー)そんなに取れるんですか?今復活したの。
ダイアンさんはベジタリアンでベジタリアン用のを作って下さってる。
そうですね特別に。
めっちゃカラフルでね。
(三國)小松菜をピューレしたやつです水で。
(ハリー)鴇田さんいかがでしょう?こんな高級な料理初めて食べたんですけど。
高級な野菜です。
生まれてよかったなって思いました。
三國さんはオリンピックの料理を通じてお伝えしたい事って何ですか?和食が世界遺産に登録されて…。
(三國)当然世界にもアピールするんですけども…海外からいっぱい来て日本人が日本の和食を愛してないとがっかりするじゃないですか。
すごくいい見直しのチャンスだと思います。
さあこのあと私たちは一体オリンピックを迎えまたオリンピックのあと…この国のオリンピックの要の一人であるあの方に入って頂いて議論を進めてまいります。
(アナウンサー)10月10日国立競技場に…。
1964年の東京オリンピック。
敗戦からの復興を世界に印象づけた大会でした。
新幹線や首都高速道路などオリンピックに向けて整備されたインフラは今も日本の経済を支えています。
こうした開発型の東京大会の成功はその後のオリンピックの手本となりました。
しかし21世紀に入ると開発型のオリンピックは岐路に立たされます。
2004年アテネオリンピック。
競技施設のばく大な建設費が大会後ギリシャ政府の財政を圧迫しました。
TOKYO.そして今東京は2020年に向けて何を目指すのか?当初の計画では22か所の施設を造る予定でした。
しかし東京都が整備するものだけで予定の3倍を超える費用がかかる事が判明。
新しい国立競技場も当初の計画からの縮小が予定されています。
2020年の…東京都と組織委員会は計画をどう見直そうとしているのでしょうか。
(鐘の音)組織委員会も参考にしているというロンドンオリンピツク。
特に重視されたのは…オリンピックのあと遺産として何を残しロンドンをどんな街にすべきなのか。
数十年先を見据えて計画が練られました。
メイン会場に選ばれたのは都市開発から取り残されていた工場などの跡地。
オリンピックを利用して未来のモデルとなる新しい街を開発する事にしました。
その一方で競技施設は徹底的にコスト削減に取り組みました。
半分以上の施設は仮設にして大会終了後に解体。
ほかの施設も規模を縮小しました。
こちらの室内プールはこんな形だったんですが終わったあと客席部分を取り外しました。
その結果市民がスポーツに触れる機会が大幅に増え健康増進につながったといいます。
更に選手村はキッチンを整備して住宅として販売。
かつての工場跡地がオリンピックを経て快適な街に生まれ変わろうとしています。
ここからは東京都の舛添要一都知事と共に話をしていこうと思います。
舛添さんよろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
(拍手)舛添さんは東京という街をそして社会を将来どうしていきたい?どうあるべきだっていうふうに思ってらっしゃるんでしょうか?まさにロンドンはオリンピック終わったあと世界一になったんですね。
2番がニューヨーク。
3番がパリで東京はずっと4番なんです。
これをなんとか上に上げていきたいと。
2020年で終わるんでなくて50年後の2070年に東京都民が本当あの時2020年のオリンピックのおかげでこんなに私たちは健康が保てていい環境になって生活が豊かになって成熟した社会で本当に都市の生活を時間がたっぷりある中で享受できると。
それに尽きると思っています。
知事に伝えたい訴えたいという思いのある人どうぞ。
素朴な事からで構いませんので。
秋山さん。
今4位のものを3位2位1位に上げていくという定量的な目標は分かるんですけれども具体的にどういう姿なのかっていうところを思い描かれている世界をお教え頂きたいなと。
私は非常に絵が好きなんで美術館の例で言いますと上野を文化の一大拠点にして。
これは東京芸大含めてみんな今協力隊作っています。
それからもう一つ申し上げたいのはやっぱり東京オリンピックのマイナスの負の遺産という事も考えないといけない。
やっぱり日本橋に高速と道路が走ってるっていうのはちょっとこれうっとうしいですよね。
やっぱりお江戸日本橋ぱっと見たい。
これは2020年に間に合いませんけれども無くそうと思ってます。
藤田さん。
施設とか遺産として残るものってやっぱり東京のみ残るんじゃないかなっていう。
やっぱり僕青森出身なので地方の東京以外の人たちにはどういった遺産が残るのかなというのが気になるんですけど。
それは例えばサッカー見て下さい。
東京だけでやりません。
仙台含めて各地で予選やります。
だからこういう事もありますしそれからキャンプ。
日本の各地にすばらしい陸上競技場がある。
すばらしいヨットができる場所がある。
こういう事を活用するという事でおっしゃるように全国的規模で展開したいと思ってます。
日本らしさを伝えるためにはこの東京オリンピックの機会にいらして頂いた方々にいかに東京以外の地方を体験してもらえるか。
それを通じて私は日本らしさという事が…。
まあ自分が知らなかった日本を知る事ができたと。
これができるかできないかはおもてなしのポイントになるかなと。
名古屋に住んでると全然オリンピック熱がないんですよね。
なので星野さんがおっしゃってたように地方にもうちょっと…。
東京だけでではなくもう少し地方に目を向けて…。
でもこのオリンピックを通じてつながって…。
まあオリンピック興味がないかもしれない。
東京でやるけれどもその影響は地方に絶対行くんですよ。
絶対影響するから利用した方がいいって。
三宅さ〜んメールでご意見頂いてま〜す!同様の意見の方はいますか?8万人が入る競技場が本当に必要なのかどうか。
どうお考えになってるのかお聞きしたいと思いました。
8万人というのはIOCが求めてきた条件なんです。
ですから8万人入れるのを造れる所が招致できますという事なのでこれはもう契約ですからどうしようもありません。
ただ問題はそのあとずっと8万人のお客さんが入るようなイベントや何かができるのかどうなのか。
これは各国苦労してるのでこれが一つ問題です。
舛添さんに聞きたいんですけどオリンピックがいいどうのこうのはもう分かってるんですけども…高速道路の日本橋を無くす前に…。
もう今ボロボロで劣化してるんですよ。
そういうものも優先してほしいと思ってる人も多いんですよ。
2か月間の開催のため。
そのあとちょっと東京を楽しめるために大事な資金全部それでパーになるのはいいのかと。
いやおっしゃる事は全く間違ってるんで。
高速道路の修復から古くなったインフラ今一生懸命やってます。
要するにオリンピックのためだけやってる訳ではありません。
3.11規模の地震に襲われても大丈夫な街づくり。
それからもう2020年には東京中心部は全部電柱と電線が地下に行ってきれいな街になります。
これは約束できます。
それは電柱ベリーマッチって言いたいですよね。
(笑い声)エリカさん手が挙がりましたね。
50年後の東京成熟都市そして日本…まあ国際国家という事を目指すなら一番大事なのは外国人に対する偏見をなくす。
違う事を認めて違うというのは別に悪い事ではなくて多様性を受け入れるという事は非常に大事な課題ではないかと私は思います。
ふ〜ん多様性か〜。
(ハリー)そう東京が成熟した都市だという姿を示すためにはとても大事な事なんだよね。
前回のロンドン大会ではイギリスが多様性を尊重する国だというメッセージが強烈に発信されたんだよ。
ふ〜ん。
(ハリー)パラリンピックの開会式に登場したのは…車いすの天才物理学者と呼ばれているんだよ。
なるほど〜。
じゃあ東京はどうしたらいいのかな?
(クリスティーン)それにね東京は多様性を尊重する世界最先端の都市を目指すべきだと主張してる人がいるの。
へえ〜。
伊藤智也さんパラリンピックにご出場でした。
アテネ北京ロンドンと観客が超満員なんですねメインスタジアム。
果たして今度も8万人とか9万人とかいわれている新しいスタジアムが満員になるのかというところが東京というよりも全国民に向けての一つの大きなテーマの投げかけに今からの6年間というものがなっていけばすてきかなと。
パラリンピックの競技を本当にみんなちゃんと見に来てくれるのかどうか。
すみません。
はい。
東京にお住まいの皆さんご存じないかもしれないけど自走式の車いす電動の車いすで出歩く人が本当に少ない街です。
他都市に行ってみて下さい。
もっと気軽にバリアフリー化が進んでいて自分で買い物に行ってコンビニにタバコ買いに行くとかバーに飲みに行くとかというのがあるんだけど東京に来る度に失望するのはまず見かける事がありません。
バリアフリーはおっしゃるようにまだまだ進んでいません。
特にターミナル駅。
普通の道はなんとかなっても駅を使う時になかなかこれができない。
やっぱり駅員さんの介助が必要。
街だってバリアフリーにしないといけない。
言葉のバリアフリーという事もやらないといけない。
健常者と同じ感覚で仕事も生活もできていく。
全力を挙げてこのバリアフリー化やりたいと思っています。
多くの人が受け入れられるそういう社会であり気持ちを育むために為末さんはい。
50年後恐らくかなりの方が高齢者になっていてかなりの方が障害者にもなっているかと思うんですが…。
例えば選手村をパラリンピアンの方が造ってその後住宅として売りますからそれが高齢者向けの施設になっていてその後オリンピックパラリンピックが先進国を回っていく度にバリアフリーの都市が世界中に出来ていくっていう。
そういうコンセプトを例えば東京が作るとか。
あとは僕はスポーツをする事がある程度医療費の抑制に貢献できるかと思うんですけど。
日本のスポーツ施設って僕の体感だと世界一オープンじゃなくて誰も使ってないんだけどああいうものが開放されるだけでかなりの人が実はスポーツ楽しめると思うんですけど。
とにかく高齢化社会を迎えるにあたってスポーツ…オリンピックパラリンピックをうまく利用してその後の日本で備えていくというのはいいんじゃないかと。
話聞いてて私共通する事があるなと思って。
それは被災地の事もバリアフリーの事もこの東京っていう街が将来みんなの事を考える優しさを持てるかどうかという事だと思うんです。
箭内さん2回目の今度オリンピックです。
私たちは何を伝えていくべきなのか。
僕は今日話してて気が付いた事はロンドンのボランティアのピンクの服着てらっしゃった方。
ああいう方って地方に山ほどいるんですよね。
地方の人はすごい話しかけてくるんですよ。
昔から東京の人と話すと「いいなお前は田舎があって」って言うんですよ。
東京の人が東京を愛するっていうかねふるさとだって思えるようになったらふるさとを持ってる人たち全てに優しくもっとなれると思います。
アナンさんが日本に来たきっかけは8歳の時。
覚えてらした。
覚えてます。
昨日みたいに覚えてます。
そのおもてなしというのは世界でどこにもないんですね。
今回のオリンピックを是非…私もスポーツをしてきていろんな国に行ってそこの文化や教育を知ってそれを自分たちがのみ込めてだからこそ知識が大きくなれたのもあるんですね。
オリンピックがあるから一人でも多くの方に日本ってこんな所だったんだという印象を与えて帰ってもらわないといけないなと思うんですよね。
古田さん。
外国人と会う機会ってあんまり日本って今までなかったんですけどもでもこのオリンピックを機会に若い人もそうですけど国際志向といいますかね海外にもっと目が向くと思いますから頑張ろうという気持ちになってるというのがちょっと前とは違うと思いますねやっぱり。
50年前のオリンピックと比べた時に今何を求めているかといったら「日本というのは本当に豊かなんですか?」と。
お金は持ってるかもしれないけどゆとりとか時間とかいう事から見たら「本当に豊かなんですか?」という問いかけがあるんです。
子育てとか介護とか見た時にもっともっと福祉の面で充実させないとこれはとてもじゃないけどもゆとりのある生活できない。
そういう総合的な事を考えていきたいなと。
恐らく東京オリンピックのあとにやって来る我々の見える風景というのは世界から見れば「あ〜なるほど。
先進国で成熟した国が作り上げる経済の仕組みというのはああいうものなのか」と。
つまりGDPだけがどんどんどんどん伸びていくという事だけではない。
これからの新しい日本の在り方それは東京にまずは縮図として見事な形が実現されるというような動きができればすばらしいんじゃないかと思う。
(刈屋)絶対に忘れちゃいけない一つのポイントとして前回の東京オリンピックで世界の人たちが一番感じたのはやはり聖火の時と閉会式の時の日本の不戦の決意ですよね。
平和への決意。
「もう絶対戦争しません」という決意を50年前に世界に発信した。
東京はその後戦争はしなかった。
やはりそういう継承をしっかりしていかなきゃいけない。
どうせだったら巨大なゴジラを新宿に立てて。
ゴジラというのは反核不戦の象徴ですからそのゴジラを立ててそのゴジラが火を噴いて聖火に火を付けるとかそれぐらいの事をやってもいいかなと…。
どう?僕ゴジラは大賛成です。
でも継承と同じぐらい更新って大事だと思うんですよ。
更新リニューアル新しくする。
「これから日本というのは復興フェーズから成長フェーズに入りますよ。
日本人よ一つになれ」だったと思うんですよ。
でもねあれから50年たって今日ずっと話してきたのって「日本には多様性ないよね」って話なんですよ。
むしろ一個になり過ぎてすごく息苦しい社会になっちゃってるんだと思うんですね。
これはでも日本に限った事じゃなくて僕21世紀の人類社会全体のテーマだと思うんですよ。
なので2020年のオリンピックというのは…今日一日思ったんですけどいろいろな価値観とか多様性を受け入れる事が重要でそのために私はこれから一般教養とか使える英語を一生懸命勉強して6年後に自信を持っておもてなしできるようになりたいなと思いました。
(拍手)オリンピックの最後を飾る閉会式。
選手たちが国籍や人種の壁を超えそれぞれのスタイルで入場するのが恒例になっています。
実はこの形式が生まれたのは今から50年前。
そう前回の東京大会です。
国ごとの整然とした入場行進を予定していましたが偶然各国の選手たちがバラバラに入ってきたのです。
その姿が平和を伝える強烈なメッセージとして評判となり今日に引き継がれているのです。
そして…2014/09/13(土) 21:00〜22:15
NHK総合1・神戸
NHKスペシャル 日本新生「TOKYOおもてなし大作戦〜東京五輪に向けて〜」[字][デ]
五輪を通して「おもてなし力」をどう磨き、成熟都市の魅力をアピールするのか?アスリートに加え、舛添要一都知事も参戦、議論する。出演は有森裕子、為末大、古田敦也ほか
詳細情報
番組内容
「おもてなし」をキーワードに2020年のオリンピック・パラリンピック招致に成功した日本。あれから1年、五輪を起爆剤に経済復活、観光立国への期待は高まる一方だが、肝心の“おもてなし”はまだ課題が多い。どうすれば五輪を通して「おもてなし力」を磨き、成熟都市の姿を見せるのか?著名なアスリートに加え、舛添要一東京都知事も参戦、議論を深める。出演は有森裕子、為末大、古田敦也、岩崎恭子、デーブ・スペクターほか
出演者
【ゲスト】有森裕子,岩崎恭子,古田敦也,為末大,伊藤智也,箭内道彦,宇野常寛,田坂広志,サヘル・ローズ,デ−ブ・スペクタ−,間野義之,三國清三,【解説】刈屋富士雄,【司会】三宅民夫ほか
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ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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