旬の魚が大好きな豆助
♪〜・豆助きょうのお魚は今が旬のアレよ
その魚とは?
それは黄金色に輝く縞模様をもつことからこう呼ばれるようになった魚
そう縞鯵
その縞鯵を最もおいしくいただけるひとつが旬のこの時期脂がたっぷりとのった身を堪能できる…
日本人でよかったぁ心からそう思わせてくれるこれぞ旬の味
あなた〜できたわよ〜
日本っていいなぁ
和風総本家のお時間です
記録的な猛暑の日本列島
誰もが涼しさを求める夏
しかし…
1日24時間日本のどこかで熱さと戦いながら働き続ける職人さんがいます
♪〜
噴き出る汗をも忘れ己の仕事に向き合う人々
夏の1日300人を超える職人さんたちに密着しました
(花火の音)
朝5時
早起きの夏の朝日を受けて黄金色に染まる北海道小樽の海
職人さんの熱い1日が始まります
午前7時半
こちらは京都の山中
何やら道具をたくさん持った地下足袋姿の男たち
行く手を遮る倒木を切りながら急な斜面を進んでいきます
ここは日本有数の杉の産地として名高い京都市北西部の北山地方
天に向かってまっすぐに伸びる…
皮をむいた木肌は滑らかでツヤがあります
その磨き丸太は室町時代から…
今も伝統的な日本建築に使われています
職人さんがやって来た現場は道路から2キロも離れた山の中
お神酒をまいて始まるのはこの土地で…
職人さんが杉の木に登っていきます
木の上でスタンバイすると…
長さ5mほどの丸太を木の上につり上げ始めました
(チェーンソーの音)
そうして杉の伐採が始まりました
いましがたつった丸太に寄りかかるように杉の木を倒します
おっと!危ない…
樹齢60年ほどの杉の木を切り次々と丸太に立て掛けていきます
すると今度は立て掛けた杉に短い木の棒をくくりつけ杉の木を登り始めたではありませんか
その先端8mほどの高さまで登ると…
何やら道具を使い杉の木の皮を剥き始めました
なぜわざわざ立て掛けた高い杉の上に登る大変な方法で皮を剥いているのでしょう?
夏場山で行われる皮剥きは「本仕込み」と呼ばれるもの
春先に枝を落とし水分の吸い上げと成長を抑えた杉の皮を夏に剥くのです
もちろん本仕込みには狙いがあります
やっぱりその…
わざわざ本仕込みの大変な作業を行うのは「夏目」を出すため
色の濃い「冬目」ではなく色の白い「夏目」を出すためには夏場に皮を剥かなくてはならないのです
このまま10日ほど乾燥させれば白くて割れにくい高価な商品になるのです
この本仕込みこそ400年続く京都北山杉の皮剥き法
今度はずいぶんと長い木が渡されました
根元から10mほどの高さに固定され周りの杉の伐採が始まります
これは「槍」と呼ばれる立て方
円錐形になるように周りの木を立てかけます
木にのぼった職人さんが切り倒す木にロープをくくりつけます
木が倒れるのと同時に引き寄せるのですが倒れる方向は木を切る親方の腕しだい
倒す順番やバランスを見ながら慎重に作業が進められます
10本の杉を切り中央に束ねるように立てかけました
上から滑るように降りる職人さん
その腕もまた丸太のよう
親方の尾島さんは長年危険を伴う山の現場を仕切ってきました
山中で木肌をあらわにした杉は夏の北山の風物詩
本仕込みの北山杉は今も日本建築を飾る良質な高級木材として本物を追求する人々に愛され続けています
日本の職人24時
午前8時
全国各地の職人さんが続々と動き始めます
アームを30mも伸ばしたクレーン車
すると太いワイヤーの両端を2台のフックに取り付けます
このワイヤーも長くなんと全長300m!
2台のクレーン車が向き合いワイヤーをつり上げます
…ピーピー言ってくれないからね
ワイヤーをもう少しピンと張りたい様子のこちらの職人さん…
これ何のための作業なんでしょう?
実はここ愛知県豊田市で開催される花火大会の会場
クレーンで張った長いワイヤーは巨大な…
川の対岸では打ち上げ花火の職人さんも準備を始めていました
全国各地から7社の花火師が集まり1万3000発の花火が打ち上げられます
参加する7社がそれぞれこの日のために作った自慢の創作花火をセッティング
こちらは何やら棒が付いていますが?
巨大仕掛け花火「ナイアガラ大瀑布」が地上30mの高さにつり上げられます
2時間に及ぶ花火大会の大トリを飾る「巨大ナイアガラ」
総延長は550m!
今夜その全貌が明らかになります
(歓声)
日本の職人24時
花火会場の豊田市から西へ260km
観光客が乗り込んだ遊覧船が向かった先には大きなつり橋が
そう乗客の皆さんのお目当ては…
間近に見るダイナミックな渦潮に子どもたちが興奮する午前10時
同じ徳島県のとある畑で何やら収穫中の人々が
収穫していたのは何の変哲もない葉っぱのようですが…
(スタッフ)あっ食べ物じゃないんですか!?
実はこの方々…
日本伝統のある物を作るといいます
材料となる大量の葉っぱを積んだトラックが着いた先には…
大きな扇風機が
その扇風機が回り始めた次の瞬間!
そう扇風機の強風で葉を飛ばし茎と分けていたのです
ここであなたに質問
平均年齢65歳の職人さんたちが収穫した謎の植物から作る日本伝統の物とは一体な〜に?
さあ本日の和風総本家は「密着!日本の職人24時2013年夏」でございます連日暑いですねいやホント暑いですよ暑いですね〜さあそんな中で徳島県あの植物を使ってですね何を作るか
(内藤)どっちかを使うんですか?まあどちらかなんでしょうかそれ何?例えばその植物の名前を聞いたら分かっちゃう?分かる方もいらっしゃるかもしれませんそれはあの…夏らしいものなんですか?その日本伝統の別に夏だけしか楽しめないとかっていうものでもないです身につけるというかその手に持つものもあるでしょうし家で使うものもあるでしょうしホントに多岐にわたっていますちなみにぼく持ってますかね?お持ちだと思いますねおおっ!?え〜!?朝昼晩いつ使う?関係ないですね関係ない…
(吉木)いつ使う…まああとしいて言うなれば場所が徳島徳島有名?徳島有名ですこれでピンと来る方もいらっしゃるのではないかと思いましたが…では答えをお出しください吟さんからまいりましょう「せんこう」なぜそう思われましたか?う〜ん…あのやっぱ色とかねそんなのと…うちにあるものっていう感じだよね吉木さんも「かとりせんこう」かなと…あの鳴門海峡の渦巻きをイメージしてみました私は残りのお二方も同じ答えまず内藤さん畳っていうのは家の中でしか使わないけど今は例えば草履の中に張ってあったりとかさまざまなものにたぶん使えるから萬田さん同じ「畳」でございます畳…表面はい草ですよでも今のはい草でしたか?あれい草じゃないです
(内藤)こっちですか?極論申し上げましょう!言っちゃった…言っちゃった!畳なわけないじゃないですか
(笑い声)
実はコレ…
豆助は知ってるわよね
謎の植物の葉と茎を分けて職人さんが作る日本伝統の物とは一体?
使うのは手前に落ちた茎ではなく遠くに飛ばされた葉の方です
茎を取り除かれた葉は庭一面に薄く広げられます
夏の日ざしで十分に乾燥させた葉はいったん保管されます
そして秋から冬にかけて粘土を敷いた蔵で水を打ちながら混ぜることを繰り返し発酵させます
およそ100日を経てできるのは美しい色の素
この葉っぱの正体皆さんもうお分かりですね?
そうこれは…
職人さんが作っていたのは「すくも」と呼ばれる藍の染料でした
それは「ジャパンブルー」と呼ばれる日本が世界に誇る美しき色
夏の日ざしのもと藍を作る職人・藍師さんが茎と分けた藍の葉を庭に広げて乾燥させる「藍こなし」と呼ばれる作業
佐藤家ではそうした伝統的な藍作りを600年にわたり受け継いできました
昭人さんの祖父平助さんこそ…
平助さんを支えたのはそのゆるぎなき信念
こうして…
今は19代目に受け継がれています
日本伝統の色はこうした職人さんの思いに支えられているのです
全員不正解ですスゴイねまだまだ知らない景色というかね600年です室町時代からって言ってたもんね「ジャパンブルー」なんて呼ばれて海外でもね非常に人気がある「藍」ですけれどもこのブルーだね
(萬田)ステキ
日本の職人24時
正午全国各地で午後に向け職人さんが腹ごしらえをしているなかで東京の町工場でもお昼御飯を立ったまま食べる職人さんが…
あまりお行儀がよいとは言えませんが何やらワケがありそう
…と食べるのを中断しどこかへ行ってしまいました
お昼御飯も座って食べられないほど忙しいなか作っているものとは?
原料となるのは…
大量の大麦はパイプを通ってこちらの石窯の中へ
回転するドラムの中で煎ること数分
ほんのりと茶色く色づいた夏に欠かせない物
そう「麦茶」です
こちらは100年以上の歴史を持つ麦茶製造の老舗
昔と変わらぬ製法にはあるこだわりが
温度の違う2つの窯で…
しかし窯が2つある分かかる手間も2倍
2つの窯の投入口と排出口を行ったり来たり
これではお昼御飯をゆっくり食べる余裕などありません
さらにもうひとつのこだわりがこの砂
なんと大麦に混ぜてしまいました
これは一体?
熱された砂が…
こうしてふっくらとした甘みのある麦茶が出来上がります
こちらで作られるのは昔ながらの…
手軽に作れる…
しかし求めてくれる人たちがいる限りはと昔ながらの製法にこだわり煮出し麦茶を作り続けてきた職人さん
今ではそのおいしさが再認識され売り上げも回復
職人さんが手間ひまかけて作る麦茶こそ日本の夏の定番です
日本の職人24時
愛知県のほぼ中央を流れる…
古くからアユ釣りが盛んな清流で子どもたちが元気いっぱいに遊んでいる午後2時
そこから遠くない山の中の石切り場に立ちドリルで石に穴を開ける職人さんがいました
ドリルの騒音と激しい振動舞い上がる粉じんに耐えながら地道な作業を延々と続けます
夏は照りつける太陽の下暑さにも耐えねばなりません
切り出すのはこの山でしか採れない「足助みかげ」という御影石
御影石のなかでも特に硬いその石を切り出すにはまずたくさんの深い穴を開けなければならないため1日の大半をこの作業に費やします
山とはいっても夏はうだるような暑さ
作業の合間の水分補給は欠かせません
20個ほど開けた穴に鉄の棒をさし込みます
ご主人が専用の油圧ピストンを使い穴に入れた鉄の棒を均一に少しずつ押し込んでいくと…
穴をつなぐように割れ目ができたところで鉄の棒を抜きショベルカーの出番
割れ目に力を加えると真っ二つ
たくさんの穴をまっすぐに開けたことでキレイに割れました
硬くて水を吸いにくいことから墓石などに使われる「足助みかげ」
復元工事が進む名古屋城本丸御殿のすでに公開されている玄関にも採用されました
日本の職人24時
石切り職人さんが汗を流す愛知から北へ950km
涼しい夏の北海道では広大な大地を彩るさまざまな花が見頃を迎えていました
こちらは日本一の本数を誇る北竜町のひまわり畑
かなたまで咲き誇る130万本ものひまわりが北の大地を吹き抜ける爽やかな風に揺れる午後3時…
そんな涼しい北海道にも…
2リットルのペットボトルをラッパ飲み
豪快に水分補給するこの方々こそ熱さと戦う職人さんたち
のどの渇きを潤し再び仕事に取りかかりますすると…
頭にかぶったのは何やら背中側に管が伸びている奇妙なヘルメット
その異様ないでたちで何を作っているのでしょうか?
うわぁ〜手で出すの?これ
(吉木)うわぁえぇ!?
ビックリするわよ豆助
管が繋がれたヘルメットを装着
その異様ないでたちで…
まずは材料となる直径7.5cm長さ1.7mの鉄の棒を炉の中へ
その先端部分だけを熱していきます
火の入り方にムラがでないよう火の粉を受けながら燃料のコークスを混ぜ続けます
それにしても気になるのはこの変わったヘルメットですが…
これは…
なにしろ炉の前の温度は60℃を超える燃えるような暑さ
そんな過酷な環境で作業する職人さんを守るための大切な装備です
炉に入れて15分
ここからが職人技の見せどころ
十分に熱せられた鉄の棒の先端を…特殊な機械で鍛造
先頭に立つのはこの道43年のベテラン職人さん
ペダルを踏む足で叩く力加減を微妙に調整する熟練技で瞬く間に成型していきます
こうしてわずか1分足らずで鉄の棒の先端が何やら葉っぱのような形に
反対側も同じ形に成型
製品の要となるパーツが出来上がりました
ここであなたに質問
この鉄の棒から作られる秋の北海道に欠かせない物とは一体な〜に?
まさに今が書き入れ時なぜかと言えばこのあと北海道の秋…よく使うからという北海道…秋ね秋?秋…収穫は多いよね北海道の秋っていうとまあ植物のね
(吉木)全然思いつかない毎回毎年それはニュースになるものですか?ニュースになってもおかしくないでしょうねあれはまあかなり叩いたりしてますから丈夫っていうかまあね鍛えられてると…あの尖っている部分が非常にこの製品のまあ肝であるとあの両方を使うということですか?いいところへいってますね両方使う?う〜ん難しいなでもちょっと重そうだけどなぁいやだいぶ重いと思いますそうですよねはいはい東さん
(笑い声)めっちゃ今おなか痛いんすよ今もう初めてですけどこれ…
(笑い声)「あこれだ」と思っちゃうとさそれで決まっちゃうからこの…
(笑い声)
夏に量産する…
先ほど両端を鍛造した鉄の棒を機械にセットしスイッチを入れると…
なんと直径7.5cmの太い鉄の棒がぐにゃりと曲げられました
それは「爪」と呼ばれる製品の要
一方別のパーツ作りも進みます
熱した短い鉄の棒が一瞬でリング状に
どこに使ってんの?え〜どういうこと?
ところで豆助こんなニッポンの名前知ってる?
酒蔵や酒店で見かける軒先につるされたこちらの名前
皆さんご存じですか?
もしよかったら覚えておいてください
小樽の工場で鉄の成型を繰り返す職人さんたち
こうして出来上がったパーツと先ほど作った「爪」と呼ばれるパーツを溶接すれば…
何を作っているのかもうお分かりですね?
正解は…
この「爪」の部分が海底に刺さり固定する大事な役目を果たすのです
でも北海道の秋とどんな関係があるのでしょう?
その網を固定するのにここで作られたイカリが活躍するのです
燃えるような暑さの中で黙々とイカリを作り続ける職人さんの思いとは?
鮭漁に使うイカリの製造ということで東さんおまけで正解にしましょうほら来た〜!
(拍手)
(吉木)いいな〜
(内藤)すごい東さん正直に言ってくださいそんなんするわけないでしょう何も…手ぶらで行ってるわけでしょう
(笑い声)ビクッ!とはしたけど
(笑い声)
日本の職人24時
午後6時半鹿児島ではあかね色の空にそびえる薩摩富士を望み空手の稽古に励む男性が
実はこの方その勇ましさからは想像もつかない繊細な技を持つ職人さん
同じころ港町・横浜では夏バテ予防にうなぎを食べて英気を養おうと老舗のうなぎ屋さんにお客さんが詰めかけていました
この店の人気の秘密は一体?
すると聞こえてきたのは同じ反応
この店の人気の秘密は備長炭で焼き上げたうなぎともう1つ熱々のご飯
厨房をのぞくと…
まず出されたのは…
そしてご飯釜
伝えたそばからうなぎが到着
炊きたてのご飯を軽くほぐし素早く丼によそいます
その手さばきの軽快なこと!
・はいどんどん焼けたらまわして〜!
タイミングをピタリと合わせてタレが用意されご飯が冷めないよう熱々のまま掛けられます
その上に焼きたて熱々のうなぎをのせます
全ての作業が分担制ですが全員の息がぴったり
ご飯をよそい始めてから客席フロアに届けられるまでほんの1分足らず
丼・ご飯・タレ・うなぎ全てが熱々
手早く最高の状態でお客さんに提供できることがこの店が繁盛している秘けつのようです
果たしてどれくらい熱々なのかうな丼の温度を計ってみると…
なんと76.8℃もの高温!
常に炊きたてのご飯を提供するため釜1つおよそ18人分を一気に使い切ります
若旦那の指示ですぐにご飯を炊き始めます
ご飯を炊くタイミングは客席モニターを見て決めます
うなぎを焼き始めるのはご飯が炊き上がる5分前
実はこのうなぎご飯を炊く45分前にさばいたばかり
鮮度にもとことんこだわっています
つけたしのタレをつけ備長炭で焼きます
焼き場に立つといやおうなしに襲ってくる熱気
1日中焼き場を任されるベテランの職人さんはこの道45年
ずっと過酷な暑さと闘ってきました
5分でうなぎを焼き上げると同時にご飯が炊き上がりました
炊きたてのご飯を丼によそう仕事は従業員に任せず必ず自分で行う若旦那
さすが見事な盛り付けです
洗った丼はすぐに保温庫へ移します
いつでも最善の状態を維持できるよう厨房は徹底的にマニュアル化されていました
おや?こちらの職人さん何やら一生懸命磨いています
虫眼鏡ですか?
ここであなたに質問
うなぎ屋さんの厨房で使われる虫眼鏡
その使い道は一体な〜に?
あそうですかあっもうそれはじゃあノーヒントでいきましょうか?いやヒントちょうだいよ言い方ですよ東さん
(笑い声)ないですよね?あぁ…答えを皆さんが聞いたらここまで虫眼鏡を使ってするのかときっと驚きになると思いますね何人かこの虫眼鏡を持ってる人いるの?厨房に1つだけですえぇ〜!?
(吉木)厨房に1つだけ?1つ?若旦那を始め誰もが使うと誰もが使う?答えをお出しください♪〜さあ萬田さんです「鰻の小骨ぬき」20〜60?そんなもんなんでしょそんなもんでしょう…1日どう考えてもまあ…骨しかないなと同じ答えの吉木さんどうでしょうこのお三方と答えが一緒になりましたねはいいや…さすがに安心です安心そうですかそうですか…簡単すぎるよねあれ?そっか…
(萬田)そうなのいや自信あったじゃないですかさっきまで失礼ですよホントに…ねぇ?
豆助は虫眼鏡を何に使うと思う?
横浜の老舗のうなぎ屋さん
厨房で見つけた虫眼鏡の使い道は一体…
職人さん厨房の一角でおや…水槽のような容器に水を張りはじめました
すると箸で容器の内側をこすり始めました
一体何をしているのでしょう?
ここで虫眼鏡の出番
容器の目盛りを拡大しミリ単位まで水の量を正確にチェック
そしてその水は炊飯釜の中へ
正解は…
若旦那いわく1ミリ違っただけでもお米の炊き加減が変わってくるとか
炊きたてご飯を守り続ける職人さんのこだわりでした
「お米の炊く水を測る」
(吉木)なんだ〜だいたいどんな入れ物でもこのくるぶしまでって…ねぇ教わってるからさおばあちゃんにねぇだからそんな虫眼鏡で見なくてもねぇ職人さんたちはその湿度とかを考えてああやって細かく…
(内藤/東)スゴイ!
日本の職人24時
夜7時
愛知県豊田市の花火大会の会場は36万人の観客で埋め尽くされていました
巨大ナイアガラの花火師の柴田さん
そしていよいよ…
(花火の音)
連射花火で幕開け
全国から7社の実力派の花火師が集いこの日のために丹精込めて作り上げた花火を披露
その数1万3000発
(花火の音)
夏の夜空を彩る華やかな技の競演です
(歓声)
続いてはコマの形になると言っていた創作花火
(花火の音)
夜空に打ち上げられた2つのコマがぶつかり合うけんかゴマの花火でした
(花火の音)
(笑い声)
そして今回の打ち上げ花火の横綱がこちら
5箇所から同じ花火を打ち上げる…
この五基同時打ち花火…
(花火の音)
(歓声)
これでもかと打ち上がり続ける大迫力の花火
観客を圧倒した演目のあとに登場するのが地元の花火師柴田さんの「巨大ナイアガラ」一発勝負です
(歓声)
地上30mの高さから落下する総延長550mの…
日本最大級の仕掛け花火は絶え間なく光る水を流し続けます
本物の滝のように地面まで届かせたい本物の水のように跳ねさせたい職人さんの思いが見事に形になりました
柴田さん最後のしずくが落ちるまで万感の思いで光の滝を見届けます
日本の職人24時
午後9時うなぎ屋さんは閉店
炊飯釜はきれいに洗い逆さまに重ねておきます
大切な道具たちもあしたの朝まで職人さんともどもしばしの休息
お疲れさまでした
家路を急ぐ職人さんばかりではありません
現在…
遅い夕飯は決まってご飯
それも全員が丼に山盛り
実はこれお店で残った釜の底にこびりついたご飯
「お客には出さない」というこだわりから残したご飯を大切にいただきます
老舗で働くことを選んだ若者たちまだまだ食べ盛りです
深夜11時
東京の繁華街では大勢の若者たちが時間を忘れ開放感に浸っているころ…
すっかり静寂と闇に包まれた鹿児島の民家
おや?干してあるのは胴着のようですが…
作っているのは何か空手に関係するものなのでしょうか?
粘土を丸めた塊に籠の目のように線を引いています
すると道具を持ち替え今度は籠目模様の小さな三角部分に三角形の小さな穴を開け始めました
すべての三角部分に穴を開け終えると次に竹べらを使い籠目模様の線を消していきます
しかし…
少しの風でも粘土が乾いてしまうのでエアコンはつけられません
蛍光灯は見やすいように頭スレスレに
夏場は蒸し暑さとの闘いが続きます
ツルツルだった粘土の表面に小さな三角の穴が無数に開けられました
ここからいよいよ仕上げ段階
職人さん再び道具を持ち替え表面に細い切れ込みを入れていきます
暑さのなか集中力を要する作業
ちなみに職人さんは空手3段
鍛え上げた精神力がこの作業に役立っているのでしょうか
切れ込みを入れたことで六角形が現れました
するとその六角形の内側を引き抜いていくではありませんか
次々とすべての六角形の部分を引き抜いていきまるで竹籠のように線だけが残されていきます
こうしてできたわずか1.5mmの籠目の線だけを残した不思議な物体
すると職人さんもうひとつ今度はやや大きめのたる型に成形した粘土の表面にやはり籠目の線だけを残す加工を施しました
そして出来上がった2つを合わせると…
そう謎の職人さんが作っていたのは薩摩焼ならではの精巧な技法「籠目透かし彫り」を見事に施した香炉だったのです
掘った籠目模様が少しでもズレていると焼き終えた際歪んでしまうといいます
幕末に生まれたと言われる透かし彫りの技法
高校を出た重雅さんは父親に師事
難易度の高い薩摩焼の透かし彫りの技術を徹底的に教え込まれたと言います
…それが父親の口癖でした
その後技を磨き続けること30年
現在全国に3人しかいない薩摩籠目透かし彫りの職人としてさまざまな作品を発表
高い評価を受けています
制作に一週間を要したこの香炉
本体は三重仕上げになっています
さらにふたのほうはなんと四重仕上げ
すべての籠目が見事にそろった職人技の結晶です
日本の職人24時
城下町・会津の町がひっそりと静まり返る午前3時半
真っ暗な町に明かりのともる工房が
中をのぞくと…これは一大事!
身の危険すら感じる暑さ
部屋の温度はなんと108℃
びっくりするわよ豆助
尋常ではない火の粉が舞うなか作業中の職人さんどうやら大量の炭をおこしているよう
150kgもの炭が放つ熱量であたりはまさにしゃく熱地獄
部屋の温度はなんと108℃
この世とは思えぬ暑さのなか職人さんは全体にまんべんなく火が入るよう炭を細かく砕き混ぜ続けます
午前5時朝日が猪苗代湖のみなもを照らすころ…
ようやく炭全体に火が行き渡りました
最後に温度調整のために灰をかけてこれからの作業で使う窯の準備が整いました
過酷な2時間の下準備
しかしそれなくして職人さんが作る物はできません
ここであなたに質問
この方一体…
次の3つの鍵をヒントにお答え下さい
長さ1.8mの木の棒
作る時はこんな動きをします
この3つで職人さんが作るものとは一体な〜に?
今回は特別に職人さんがどうやって作るのかその動きまでヒントとしてお伝えしました何を持ってるか分からないのに動きだけやられてもさ何かを回しているようでしたそれはなんとあの棒です!
(内藤)おおっ!
(吉木)あの棒
(笑い声)
(萬田)ほんとだ〜いやヒントとヒントがつながってより大きなヒントになったとプラスに捉えましょう!夏らしい季節のものですか?いや一年中楽しみたい…楽しめるどこで買うの?スーパーとかでも…えっ?スーパー?…売ってますよはい
(内藤)食べ物?スーパーで買えるって考えちゃうとさたぶん食べ物・飲み物とかそういう系統になっちゃうよねもしかして吟さん当てにいってますか?この問題2回出さしていただいたのに1回も当たったことないからねあまだ1回も当たったことないんですか?奥さんにもプレッシャーかけられてるんですね
(前田)はいプレッシャー…孫にもね
(吉木)お孫さんにも
(笑い声)
(吉木)ご家族で見られてるお孫さんに代表してひと言
(笑い声)ありがとうございますいいおじいちゃんでは答えをお出しください萬田さん先にいきましょうかつおぶし
(吉木)あ〜!そうかも!でも作り方知らないですけどね東さんぼくは日本酒ですねこうじを作るのかなっていうのもあったんですよね吟さん…「ふうりん」まあそれに近いもんじゃないかなとお孫さんどう思ってますかね?この答えを見て
(笑い声)
豆助は分かるわよね?
まずは長さ1.8mの棒を手にした職人さん
すると…
何やら白いものを棒に隙間なくグルグルと巻き始めました
これは一体…?
生地ということはこれは食べ物のようです
ふっくらと仕上げるため右手で空気を入れながら左手で棒をくるくると回し手早く巻き付けていきます
まさに熟練の技
生地を巻き終えたら炭を敷いたあの窯の中へ
ガス窯で焼くのが主流の今手間のかかる炭火で焼くのはふっくらとした焼き上がりにこだわるため
焼き上がったら完成…とはいかないようで職人さん焼き上がった物の上から…
なんと再び生地を巻いていきます
1回に20本
3度の工程を繰り返して完成するまでには4時間かかります
それを1日3セット夜までに作業を終えるには午前3時から炭をおこす必要があるのです
そのたくましい腕はこれまで何万本もの生地を巻いてきた証し
こうした職人さんの技と手間ひまがふっくらとした極上の焼き上がりを生むのです
焼き上がったら棒を外します
何を作っていたのかもうお分かりですね?
そう正解は…
白い生地の正体は麩の材料の「グルテン」
こちらは創業から80年の老舗…
3代目のご主人のパートナーが奥さん真里子さん
ご主人が生地を棒に巻いている間に…
熱い窯の前での作業を担当しています
伝統的な製法にこだわるが故の過酷な作業
互いに支え合いながら…
それは夫婦の固い絆が守る日本の味
どんなに過酷な状況にあっても自分の使命を果たすことに全力を傾ける職人さん
日本の職人さんっていいなぁ
全員不正解ですいや分かんないよあれ〜大きく外れちゃったぜひお孫さんにもうひと言いただけますか?また出るから見てね!ありがとうございました
(拍手)2014/09/13(土) 15:55〜17:15
テレビ大阪1
和風総本家スペシャル[再]「日本の職人24時」[字]
猛暑が続く中ひたむきに働く職人さんたちを二十四時間の時間軸にそって紹介する。
詳細情報
番組内容
愛知県の花火大会豊田おいでん祭りを支える花火師さん。大会は七社が集う大規模なもの。その舞台裏とは?徳島では藍染の染料を作る夏限定の藍粉成しという作業が真っ盛り。またこの季節に欠かせない麦茶は夏が製造のピーク。創業百年以上の老舗麦茶職人さんの仕事ぶりなど四季美しい日本全国の夏を支える各地の職人さんの仕事ぶりを紹介する。
出演者
萬田久子
東貴博
前田吟
内藤剛志
吉木りさ
【進行】
増田和也(テレビ東京アナウンサー)
音楽
「和風総本家」テーマ曲
縁の詩(えにしのうた)
【作曲・演奏】上妻 宏光
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp
ジャンル :
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – クイズ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:26923(0x692B)