ごまを使ったプリンにひじきのケーキ
今和歌山生まれのかんぶつスイーツが大人気!
お店はいつも大盛況!
ほかにはないオリジナルスイーツ
その誕生には乾物を愛する老舗若旦那の熱い思いが詰まっていました
そんな若旦那がこれまでどうしてもスイーツにできなかった最大の壁に挑みます
今回は乾物に新たな価値を見いだした老舗乾物問屋3代目の夢のカタチ
海と山その両方に面した町
ここは
港から程近い町の中心部に乾物問屋の倉庫があります
その脇によく見ると扉が…
ここが今話題のスイーツショップその名も
雑誌がこぞって取り上げるのには理由があります
おいしいだけではなくちょっと変わっているから
すべてのスイーツにひじきや高野豆腐などの日本の伝統的な乾物が使われているのです
スイーツを求めるお客さんでにぎわう店内
その一角には乾物も並んでいます
どうしてこんなお店ができたのでしょうか?
店主の野田さんにはある思いがありました
どうしても今の若い子どもさんやお母さん方って…なんとか今の若い世代とか子どもさんにもっと食べてもらえるようにはどうしたらいいのかなと思ってて
老舗の三代目として生まれた野田さん
大学卒業後は銀行に就職家業を継ぐ気はありませんでした
しかし親族の病をきっかけに継ぐことを決意
1から乾物問屋の仕事を覚えていく中でふと思ったことがあったのです
そこで若い世代にも乾物の魅力を伝えたいとスイーツに
そのひらめきは大正解でした!
今では子どもたちから絶大な人気を得ているのです
スイーツに関しては素人同然だった野田さん
そこで料理が得意な奥さんの和歌さん
そしてパティシエとして活躍していたいとこに相談し試行錯誤しながらかんぶつスイーツは生まれたのです
こちらが今では店の名物となった「ひじきのシフォンケーキ」
塩辛いのでは?と思われるそうですが食べればひじきがほんのり香るぐらい
作り方を見ればその味へのこだわりが見えてきます
国産のひじきを戻して小さく刻み熱したしょうゆの中に
さらにバターを溶かします
そのだしを和歌山産の卵と混ぜ合わせます
そこに小麦粉とひじきを入れてできあがった生地を丁寧に焼き上げるとふわふわのシフォンケーキが完成します
このふわふわでやわらかい食感がたまりません
人気メニューはそのほかにも和歌山を代表する乾物・高野豆腐を使った焼き菓子「こうやぼうろ」や大豆から作られる乾物の1つ・きな粉のおいしさが味わえる「きなこサブレ」などここにしかないスイーツが盛りだくさん!
野田さんが生み出した乾物を使ったスイーツは海南市を中心にジワジワと広がりを見せています
こちらの保育園今からお楽しみのおやつの時間
みんなの前に現れたのは「ひじきのシフォンケーキ」
いただきます
野田さんのこだわりが子育ての現場にも受け入れられたのです
(スタッフ)何入ってんの?
これまでの乾物のイメージを覆す野田さんの挑戦は着実に実を結んできています
さらに野田さんのかんぶつスイーツはこんな場所にも
ここは和歌山県内の病院
これまでも売店に商品を卸していましたがその人気から出張販売を依頼されたのです
(店長)お問い合わせっちゅうのもやっぱりわりとあって
この日は出張販売ということで新たな商品も持ってきました
こちらは麩を使ったその名も「リン」
テングサから煮出した寒天を緩く固めた黒豆とかんぴょうの寒天
こちらは滑らかな食感とごまの風味が人気の黒ごまと白ごまのプリン
砂糖大根から作ったソースも人気の秘密です
こちらどこで食べられます?お部屋でお部屋で食べられます?分かりました
ひっきりなしにお客さんがやって来ます
この日は昼間だけの出店でしたがあっという間に完売しました
うれしいですねほんとにね
人気のかんぶつスイーツ
しかし野田さんには乾物問屋の三代目としての仕事も
(一同)おはようございます
65年以上続く家業
主に学校の給食や企業の食堂などに乾物を卸しています
午前中は配達や商品管理とスイーツショップの店主とは違った顔を見せています
海に面した海南市は乾物の産地でもあります
寒天にわかめ・ひじき
野田さんはそんな生産者との交流にも力を入れています
あっひじきひじきうわ〜これもうね僕大好き
(松江)香りもあるしまだ…あっコリコリやねすごいうん地元で住んでんのにこんなひじきあったんやいうて
どのように作られているのか?そして生産者の思いは?
自分で確かめてそして学んでいっているのです
乾物が生まれる現場を見て思いついたアイデアから生まれたスイーツもありました
和歌山のわかめを使ったこのパウンドケーキもその1つです
生産者にとって新たな乾物の魅力を発見した野田さんは希望の星でもあるのです
乾物が取り持った縁
これもおいしさの秘訣なのかもしれません
スイーツショップの店主で老舗乾物問屋の三代目
そして野田さんにはもう1つの顔があります
かんぶつの幅広い知識を持った人に与えられる民間資格「かんぶつマエストロ」としても人気の野田さん
付いたニックネームが「かんぶつ王子」
頑張ってねもうちょっとやで…ギュッと
(野田)うん全部入れて
親子で参加する料理教室
まずは白キクラゲを水で戻します
それを何に入れるかというとフルーツポンチ
(野田)はいじゃあいただきます
(一同)いただきま〜す
(野田)是非白キクラゲを…
高野豆腐の白玉も添えられた斬新なメニューですがその味は?
常識にとらわれないアイデア料理
かんぶつ王子は大人気です
夏休みのある日お店の事務所がなんだかにぎやかです
決して広くない事務所にやって来たのは地元のママさんサークルのメンバー
今ある企画が進行中なんです
(野田)ママさんたちからご依頼を一緒にやりましょうというお話を頂いて
店の前にある倉庫のスペースを使って親子で楽しめる夏祭り
実はその場で野田さんはあることに挑もうとしていました
(野田)子どもたちが
これまでどうしても越えられなかった壁・干し椎茸を使ったスイーツ
その挑戦が始まります
お盆の真っただ中野田さんある場所へ
実はね
挑戦の第1歩として大分を目指す野田さん
その理由は?
(野田)大分は干し椎茸の生産地日本一なんですよ
熱い思いを胸に野田さんが驚きの椎茸と出会います
日本の伝統食・乾物
その魅力を広めようとスイーツにし安心でおいしいと人気のお店が和歌山県海南市にあります
店主の野田智也さんは今子どもたちが苦手なものとして挙げる干し椎茸をスイーツにしようと奮闘中
やっぱり僕らぐらいの世代だと何ていうんですかね
思い悩んだ野田さんは干し椎茸の生産地にヒントを求めて向かいました
湯煙漂う
迎えに来てくれていたのは大分で同じかんぶつマエストロとして活躍する樋口さん
早速乾物トークで盛り上がります
最初に向かったのは樋口さんの自宅
実は野田さんの挑戦を応援しようとあるものを準備してくれていたのです
(野田)これ何ですか?何ですか?びっくりしました
通常干し椎茸を戻すには水を使いますが樋口さんは豆乳を使うアイデアを教えてくれたのです
豆乳の効果を野田さんに味わってもらおうと樋口さんあるものを作り始めました
(樋口)椎茸を漬けてました豆乳を入れます
あっという間に完成したのは「豆乳椎茸のスープパスタ」
(樋口)簡単でもうできあがりました
(野田)すごい
その味に野田さん…驚きました
独特なあの何ですか子どもたちが苦手な感じのあの風味がうまいこと消えてるんじゃないですけど
豆乳を使って戻す
そのアイデアを伝授された野田さん
何かをつかんだようです
そして樋口さんは野田さんをある場所に案内してくれました
椎茸栽培で知られる大分県国東半島
園田さん夫婦は干し椎茸の生産で大分県から賞をもらうほどの栽培農家
(野田)すごいな〜これ全部できるんですか?これ全部…
日本最大というクヌギ林を利用して行われる原木椎茸栽培
ここで生まれる椎茸は身が厚くおいしい
まさに野田さんの求める理想の椎茸なんです
すでに収穫は終わっていましたが乾燥させ干し椎茸となったものを見せてもらいます
野田さんは何を感じたのでしょうか?
大分県の椎茸やっぱり素材のよさというかそういうのもものすごい感じました
大分で大きなヒントを得た野田さん
和歌山に戻ってから早速試作開始です
スタッフ全員で最初に考えたのは何で干し椎茸を戻すのか?
大分の樋口さんに教えてもらった豆乳以外にもトマトジュースなどいくつか試してみました
そしてその味に一番自信を持ったのが…
りんごジュースに結構すごいね
りんごジュースで戻した椎茸を小さく切り刻みさらに甘くなるまで煮詰めます
その時マメにアクを取ることも大分で教えてもらいました
レモン果汁なども加えさらに煮詰めます
熱い熱い熱い…あっ!
そこに出てきたのはパイ生地
煮詰めてりんごの甘みをまとった椎茸を載せていきます
(野田)多めと少なめと…
さらに上からパイ生地で包んでいき溶いた卵を塗ると…
そうアップルパイです
さぁ入れますよさぁ椎茸おいしくなって出てこい
まるで祈るように見つめ続ける野田さん
おいしいスイーツは誕生するのでしょうか?
(オーブンの音)あっ!もういいなうんなぁOKいこかよし…焼きりんごやでこれ焼きりんごやんおっ…
手応えを感じた野田さん
実はもう一品考えていたスイーツがありました
ココアで戻した椎茸は店の名物・シフォンケーキにしてみます
まずは同じ工程で試します
ここまでは順調
しかし野田さんには心配なことがありました
きれいに膨らみません
念願の椎茸スイーツはどうなるのか?
野田さんは連日夜遅くまで試作を繰り返しました
いよいよ干し椎茸を使ったスイーツお披露目の日がやって来ました
地元のママさんサークルと野田さんが企画した祭り
会場は笑顔に包まれました
その裏でついに念願の椎茸スイーツが!
よし!来たよ来たよ2種類あるので好きなほう1つずつ取ってご試食ください
まずは「干し椎茸を使った」と言わず味で勝負です
子どもたちの反応が気になります
びっくりするよ
今回完成したのは2種類
りんごジュースで戻した干し椎茸を使ったその名も「アップルなしいたけパイ」
試作を繰り返したあとハチミツも加えました
もう一品は試行錯誤の末に完成した「しいたけかくれんぼシフォン」
ココアで戻したしいたけの味がほんのり残っています
(スタッフ)おいしい?うん
(スタッフ)何の味する?
椎茸に全く気付いていないようなのでここで種明かし
(野田)この干し椎茸だけはどうも子どもたちが苦手でなんとかこのかんぶつスイーツで干し椎茸を使えないかなということで今回スイーツにさせて頂きましたまだ残ってるので試されたい方是非こちらに残ってますんで食べて頂きたいなと思いますどうぞどうぞもう順番関係ないんで食べてくださいどうぞどうぞ
干し椎茸を使っていると知りお母さんも子どもたちもより興味を持ったようです
食う?うん!
乾物の中でも嫌われていた干し椎茸
そのスイーツで新たな魅力の開発に成功した野田さん
夢のツヅキは?
乾物ってほんまに幅広くてせっかく日本の昔からのずっと今までつながってきている食文化なのでこういうのをもっともっと若い世代というか子どもさんに伝えていくために発信の1つとしてお兄さん的な役割であればええかなと思いますできたらもう全国のママさんたちの何ていうかなバックアップしてあげるような存在になれればいいかなと思います
野田さんの夢とともに進化し続けるお店・3時のかんぶつ屋さん
お店の名前でオープンが3時と勘違いしがち
11時オープンです!
本日はダイアンなり!今日はですね塚本のほうに…以前も来ましたよねすっごいなんか…2014/09/13(土) 11:00〜11:30
ABCテレビ1
LIFE〜夢のカタチ〜[デ][字]/佐々木蔵之介 健康的!かんぶつ王子の(秘)スイーツ
人生はいろんな夢でできている…夢追う人の輝く瞬間を佐々木蔵之介の語りで描きます。
今回は「健康的!かんぶつ王子の(秘)スイーツ」です。
詳細情報
◇番組内容
和歌山県海南市にある「3時のかんぶつ屋さん」。ここに並ぶのは乾物で作られたスイーツたち。実はこちら、隣接するかんぶつ問屋が経営している。3代目の野田智也さんは日本でも数少ない「かんぶつマエストロ」。乾物の魅力を広げようと奮闘する野田さんの姿を描きます。
◇ナレーション
佐々木蔵之介
◇おしらせ
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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