NHKニュース おはよう日本 2014.09.13

おはようございます。
7時になりました。
きょうから3連休という方も多いと思います。
気になる初日の天気ですけれども、上空の寒気の影響で、広い範囲で大気の状態が不安定になっています。
北日本を中心に、局地的に雷を伴って、非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。
気象庁によりますと、日本の上空に寒気が流れ込んでいるため、北日本から西日本にかけての広い範囲で、大気の状態が不安定になっています。
この時間、東北地方の日本海側や九州南部で雨雲が発達し、午前6時までの1時間には、鹿児島県指宿市で27ミリの強い雨を観測したほか、午前5時までの1時間には、山形県酒田市の飛島で16ミリのやや強い雨を観測しました。
これまでの雨で土砂災害の危険性が高くなっているとして、山形県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
大気の不安定な状態はきょうも続く見込みで、北日本を中心に、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
再生医療の実現に向けた歴史的な一歩になると期待されます。
iPS細胞を使って、目の網膜の組織を再生し、患者の視力を回復させようという、世界で初めての手術。
手術を行った神戸市の理化学研究所などの研究チームは、今後、移植した組織が定着しているかなどを慎重に調べ、治療法の安全性と効果を確認することにしています。
iPS細胞を使って世界初の手術をきのう行ったのは、神戸市にある理化学研究所の、高橋政代プロジェクトリーダーなどの研究チームです。
体の細胞をもとに人工的に作るiPS細胞。
あらゆる組織や臓器になるとされていて、京都大学の山中伸弥教授が開発しました。
手術を受けたのは、加齢黄斑変性という重い目の病気の70代の女性です。
加齢黄斑変性は物を見ようとするときに中心部分がゆがんで見えたり、暗くなったりします。
この病気で異常を生じるのは、目の奥にある網膜の中心にある黄斑と呼ばれる部分です。
視野の中心部の情報を脳に伝える重要な役割を担っています。
病気になると、黄斑の中にある網膜色素上皮の層に、余分な血管が出来ます。
そして周りの細胞を傷つけ、視力を低下させるのです。
今回は、患者本人の腕から皮膚の細胞を採ってiPS細胞を作製。
その上で、網膜色素上皮細胞に変化させて薄いシートを作りました。
そのシートを、傷ついた部分を取り除いたうえで移植しました。
研究チームによりますと、患者の容体は安定し、経過がよければ1週間ほどで退院できる見込みだということです。
研究チームは今後、移植した組織が定着しているかなどを慎重に調べ、治療法の安全性と効果を確認することにしています。
臨床研究では合わせて6人の患者に治療を行う計画で、新たに治療を受ける患者の選定も進めることにしています。
iPS細胞を開発した山中教授は、次のように述べました。
ウクライナ情勢を巡り、EU・ヨーロッパ連合がロシアに対する追加制裁を発動したことに合わせて、アメリカ政府も、ロシアの防衛産業や金融産業などを対象に、新たな制裁を発表しました。
停戦を確実に履行させるよう、プーチン大統領への圧力を一段と強めています。
アメリカ政府は12日、ロシアが引き続きウクライナ東部の情勢を不安定にしているとして、ロシアの防衛、金融、それにエネルギー産業に対し、新たな制裁を科すことを発表しました。
具体的には、ロシアの防衛関連大手のロステクとの金融取り引きを制限したり、ロシア国営の軍事関連企業5社の資産を凍結したりするとしています。
さらにロシア最大の銀行、ズベルバンクなどに対しては資金調達を制限し、政府系ガス会社のガスプロムなど5社には、原油を生産するための技術や機材の輸出を禁じるなどとしています。
ウクライナ情勢を巡っては先週、ウクライナ政府と親ロシア派が停戦に合意しましたが、東部の一部地域では散発的に戦闘が行われ、緊張が続いています。
このため、停戦の実現に向けてロシアの協力を促すため、EUはアメリカと足並みをそろえる形で12日からロシアに対する追加制裁を発動しています。
これに対してロシアのプーチン大統領は、訪問先のタジキスタンで記者団に対し、ウクライナでは和平プロセスが始まり、政治的手段による解決の可能性が出ていた。
しかし、和平の実現を好まないものがいると述べ、停戦の合意を壊しかねないと警告しました。
続いては、政府、経済界、労働界の代表による、政労使会議についてです。
政府は景気の回復基調を確実なものとするため、今月中にも政労使会議を再開し、年功序列型の賃金制度の見直しなどについて議論を始めたいとしており、経団連や連合などと日程の調整を進めています。
政府、経済界、労働界の代表による政労使会議は、去年9月に初会合が開かれ、安倍総理大臣がデフレから脱却して景気の好循環を実現したいとして、賃金や雇用の拡大に協力を要請し、大企業を中心とした賃上げに道筋をつけました。
政労使会議は去年12月から開かれていませんでしたが、政府は、景気の回復基調を確実なものとするため、今月中にも再開し、議論を始めたいとしており、経団連や連合などと日程の調整を進めています。
政府は、今回再開する政労使会議で、労働生産性の向上に見合った賃上げができるよう、年功序列型の賃金制度を見直すことや、非正規社員の処遇改善に向けた方策、それに長時間労働を是正するための働き方の改革について議論し、年内を目標に政労使の3者が協力して取り組む方針を、文書で確認したいとしています。
景気の緩やかな回復が続く中、今後、日本経済を着実に成長させていくために重要となるのが、海外からの投資の呼び込みです。
日本株の3割を保有し、株価に大きな影響を及ぼす海外の投資家は今、日本経済をどのように見ているのでしょうか。
大手証券会社が、先週開いた海外の投資家向けのセミナーです。
ことしは、これまでで最も多い400人が集まり、依然、日本経済への関心が高いことを示しています。
存在感を増す海外の投資家にアピールしようと、セミナーには360の企業や大学などが参加。
最新のウエアラブル技術や、オリンピックの開催が決まった東京の都市政策などを説明しました。
さらに、投資に関する個別面談で、日本企業から詳しく話を聞く場も設けました。
政府からは、甘利経済再生担当大臣がみずから出席。
ことし決定した、新たな成長戦略を着実に実行する姿勢を強調しました。
取り組みの背景には、株式市場での海外の投資家の影響力の大きさがあります。
海外の投資家による国内株式の売買状況です。
去年は、アベノミクスへの期待から毎月のように大幅な買い越し。
つまり、買った額が売った額を上回り、日経平均株価も値上がりしました。
逆にことしに入ると売り越しが増え、株価も上昇のペースが鈍っています。
今回のセミナーでも、日本経済に対する評価は分かれていました。
セミナーでは、海外の投資家を大規模なプロジェクトの現場に連れていき、投資について考えてもらう取り組みも行われました。
この日は、大阪が誘致を目指すカジノを中心とした統合型リゾートの候補地を案内しました。
カジノはまだ法律が整備されていませんが、政府の成長戦略の一つに位置づけられています。
将来、複数の候補地の中から大阪が選ばれれば、投資額は5000億円以上と試算されています。
地元では、海外から投資が集まれば、計画に弾みがつくと期待しているのです。
シンガポールから来たユリアン・ミッタークさんです。
建設やレジャー関連の産業に先行して投資すれば、大きな利益を得られる可能性があると見ています。
視察を終えたミッタークさんは、計画の実現性について、率直に質問しました。
将来、大阪がマカオやシンガポールを上回るような統合型リゾートを誘致できるのか。
ミッタークさんは、政府の動きや計画の行方を慎重に見極めたうえで、投資するかどうか判断することにしました。
海外からの関心が高いうちに、投資の呼び込みを図れるか。
成長戦略などの取り組みを、目に見える形で実行することが鍵となりそうです。
東京電力福島第一原発の事故から3年半。
福島県から自主的に避難した家族が、新たな問題に直面しています。
自主避難者とは、こちらの緑色のエリア、原発事故の直後に国の避難指示が出ていない地域から、放射能の影響を心配して、みずからの判断で避難した人たちです。
多くは妻と子どもだけで避難しました。
そして3年半がたつ今、福島に戻る親子が増えているのです。
しかし、再び家族が一緒に暮らす中で、放射能のリスクなどについて夫婦の価値観が分かれ、意見が衝突しているケースもあります。
そうした違いをどのように乗り越え、福島で暮らしていくか。
ある家族を見つめました。
原発事故のあと、福島市から山形市に自主避難した山川さん一家です。
妻の妙子さんは子ども2人を連れて避難しました。
夫の秀嗣さんは仕事のため、福島に残りました。
原発事故の前、家族が大切にしていたのは、自然との触れ合い。
妙子さんは子どもたちを自然の中で、伸び伸びと遊ばせてあげたいと、山形への避難を決めました。
しかし去年、悩んだ末に、福島に戻ることにしました。
子どもたちが週に1度しか会えない父親を恋しがり、置いていった服を抱いて眠るようになったのです。
再び始まった、家族そろっての生活。
しかし、子育てにおいて何を優先するのか、夫婦の考え方が大きく異なってしまったことに、改めて気付きました。
事故の影響が心配な妙子さん。
洗濯物は室内に干しています。
学校以外、外で遊ぶことはなるべく控えさせています。
家の周りで、除染が進んでいない所もあるからです。
一方、夫の秀嗣さんは福島市での生活は、以前と変わらなくなってきていると感じ、子どもたちを自由に遊ばせてあげたいと思っています。
放射能のリスクを巡り、すれ違いが生じている夫婦。
福島県郡山市では、こうした悩みを抱える女性たちが集まる場所があります。
地元の主婦たちが立ち上げました。
夫の反対を押し切って、子どもと避難した女性です。
戻ったあとも、夫といさかいが絶えません。
このグループでは、夫の側の考えも知ろうと、取り組みを始めました。
ことし2月から、夫たちの集まりを開催。
福島に残った夫は、妻と子が自主避難していることで、周囲の厳しい目にさらされてきたと打ち明けました。
年老いた親から、介護してくれるはずの嫁に逃げられた親不孝者となじられた。
夫たちもまた、苦しんでいることが分かったのです。
夫婦の価値観の違いに悩んでいた山川妙子さんです。
戻ってから1年がたつ中、考えに変化が現れました。
きっかけは、ことし4月の花見です。
家族が楽しみにしてきた恒例行事で、震災後、初めて福島市で行いました。
すると、子どもたちは心からの笑顔を見せ、はしゃぎ回ったのです。
一方、夫の秀嗣さん。
妻と考え方は違っていても、子どもを思う気持ちは同じだと、共に暮らす中で気付きました。
この日は、子どもたちが通う水泳教室の記録会。
夫婦で見守ります。
今、山川さん夫婦は、子どもの成長を実感できる時間は、できるだけ分かち合いたいと、改めて考えるようになりました。
避難先から戻って1年。
子どもの成長する姿を糧に、夫婦はこれからも福島で暮らし続けます。
福島に戻った自主避難者の状況を把握しようと、今、専門家などによる聞き取り調査が始まっています。
調査する専門家は今、VTRにありました母親たちのグループのように、本音を打ち明け合って、お互いの考えを認め合うようになれる場がもっと必要だと指摘しています。
では、続いてスポーツ、筒井アナウンサーです。
おはようございます。
けさお伝えするのは、サッカー女子のなでしこジャパン。
アジア大会連覇に向けましてきょう、ガーナとの強化試合を行います。
試合会場で、およそ1時間調整した選手たち。
今回のメンバーには、海外でプレーする選手は入っていません。
新たな戦力の発掘がねらいなんですね。
こちら、初めて選ばれた1人、フォワードの増矢選手は18歳。
きょうの試合、起用が見込まれています。
持ち味は、素早いドリブルからのシュート。
初ゴールを狙います。
そのなでしこジャパン、今回のメンバーはお伝えしましたように、新たな力を発掘するために、若手を多く起用しているんですね。
チーム内で、その若手とベテランの橋渡し役を担っているのがこちら、岩清水梓選手。
世界一も経験しているこの岩清水選手がチームを引っ張るんです。
4年前のアジア大会。
決勝は北朝鮮との対戦でした。
フリーだ!
決勝ゴールを決めたのが、当時、若手の1人だった岩清水選手でした。
このゴールで、なでしこジャパンは主要な国際大会で初めて優勝。
その勢いで、よくとしに開かれた女子ワールドカップも制しました。
27歳になった岩清水選手。
今は所属する日テレ・ベレーザの運営会社で働いています。
世界一になったなでしこジャパンへの注目が集まる中、チームがプレーに専念できるように配慮し、転職しました。
岩清水選手は、日テレ・ベレーザのキャプテンも務めています。
4年前からは選手としての立場も変わってきました。
チームには若手が多いため、技術面だけでなく、試合に臨むときの心構えなど、経験に基づいたアドバイスも積極的に行います。
チームで中学生時代から指導する監督は、なでしこジャパンの中でも、主力と若手をつなぐ役割が求められていると考えています。
若手のころから数々の大舞台を経験している選手ですから、後輩たちにとっても、ぜひアドバイスをもらいたい存在ですよね。
そうですよね。
ご本人のことばに責任とありましたけれども、より、それが伴ったことで頼もしさも感じますものね。
そうですね。
そのベテランと若手を融合させて、アジア大会の連覇に挑みますなでしこジャパン。
初戦はあさって、相手は中国となります。
スポーツ、お伝えしました。
続いて気象情報は南さんです。
きょうも雷を伴った、非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
現在の山形県の酒田市の様子、ご覧ください。
酒田市の上空自体は晴れていますが、日本海のほう、沖合には発達した雲、積乱雲などが見られます。
現在も、この酒田市の南、鶴岡市などで雨雲がかかってまして、鶴岡市などでは、このあと強い雨、激しい雨が降りやすくなってきそうです。
きょうも落雷や突風、また、地盤の緩んでる所もありますので、土砂災害などに警戒をしてください。
では、現在の雨雲の様子です。
まずは北のほうは、北海道の東部、それから北海道の日本海沿岸から山形県、そして新潟県の沿岸などに発達した雲が見られます。
雷を伴っている所もありますので、落雷、突風などに注意が必要です。
また南のほうにも雨雲が広がっています。
西日本の太平洋沿岸、そして鹿児島県内などに発達した雲が見られます。
きょうも屋久島・種子島付近などを中心に、激しい雨が降りやすい見込みです。
きょうの天気の移り変わりです。
九州南部は雨の降りやすい状態が続く見込みです。
山形県内や新潟県内も雨が降ったりやんだりの天気が続くでしょう。
そのほか北日本や関東甲信も、新たな雨雲が発生して、午後を中心に雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。
落雷や突風、低い土地の浸水などにも注意をしてください。
では、きょうの各地の予報です。
2014/09/13(土) 07:00〜07:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

アジア大会の連覇に挑むなでしこジャパン。勝利の鍵を握る一人岩清水梓選手の意気込みを紹介▽震災から3年半。福島県から自主的に避難していた家族の新たな課題を伝える

詳細情報
番組内容
アジア大会の連覇に挑むなでしこジャパン。勝利の鍵を握る一人が岩清水梓選手。若手とベテランの橋渡し役を担いチームを引っ張る姿を紹介▽震災から3年半。原発事故によって離ればなれに暮らしていた家族が、今、福島で一緒に暮らし始めている。しかし、事故の影響などで夫婦間で意見の衝突が生まれている。それを乗り越えようと奮闘する家族を追った▽日本経済の成長の鍵を握る外国人投資家は、日本経済をどう見ているのか伝える
出演者
【キャスター】近田雄一,和久田麻由子,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】南利幸

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ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース

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