医のココロ【心筋梗塞の最新知識をわかり易くお伝えいたします】 2014.09.13

(高井)おはようございます。
9月になり空気もカラッとしてきましたが皆さん体調管理はいかがでしょうか?この番組では5回にわたり心筋梗塞についてお送りしています。
今日は冠動脈バイパス手術についてお伺いします。
教えてくださるのは…。
先生初めに冠動脈バイパス手術といいますのはどういったものなんでしょうか?はい冠動脈バイパス手術は新しい道を作って血液を流す治療法の事です。
はい。
患者さんの他の部位から採取した血管を冠動脈の狭い部分や詰まっている部分の先の冠動脈そして根元の方を大動脈につなぎう回路…バイパスですねそれを作って心筋に十分な血液が行き渡るようにする手術です。
でもその新しい道であるバイパスはいろんな体のほかの場所から取ってくるんですよね?
(坂田先生)そうですね。
バイパスとして使う血管これをグラフトというんですけれどもそのグラフトには…。
患者さんの状態に合わせて最も適したものを選んでバイパスをしていきます。
よくグラフトを取った元の場所が心配ないのかという質問を受けるんですけれども大抵の場所は1本を切り取っても…。
バイパス手術以外にもPCIという方法もありますよね。
PCIの方がこう…要するに切って胸を開く手術ではないのでまあ負担が軽くていいのかなと思いがちなんですが…。
冠動脈バイパス手術とそのPCIどちらの治療を選ぶかという事につきましてはひと言で言えば…。
というふうになっております。
カテーテルを入れるだけなのとやっぱり切って…しかも心臓を止める場合もありますよね先生。
そうですねはい。
そういった場合はやっぱり患者さんかなり不安に思われると思うんですが。
はい。
冠動脈バイパス手術というのは全身麻酔をかけてやります。
それから開胸して行います。
まあこのイメージがですねそのまま体への負担の重さのイメージにつながっているという事があると思うんですけれどもこの冠動脈バイパス手術の死亡率というのは心臓の動きが正常で緊急手術ではなくて十分な準備が出来た状況で行いますと…。
というふうになっております。
心臓の手術の中では最もリスクの少ない手術の一つと言えますがすでに心筋梗塞を起こしてしまって心臓の動きが悪くなっているあるいは脳卒中を起こした事がある肝臓病や糖尿病腎臓や肺に障害があるなどの条件がありますと危険度は増します。
ですから医師にはこれまでの病歴などをよく報告してよく話し合い不安のない状態で手術に臨む事ができるようにしましょう。
「心筋梗塞を起こす前に手術を受けましょう」。
心筋梗塞を起こすと心筋が壊死に陥り心臓の動きが悪くなってしまいます。
一度壊死になるとどんな治療をしても元に戻る事はありません。
ですからやはり…。
冠動脈バイパス術とPCIはどちらが手軽にできるかという事で選ぶものではありません。
それぞれに適した守備範囲があり一人一人の患者さんにどちらの治療が合っているかを見極める事がポイントです。
また手術の前も手術のあとも健康管理が重要です。
禁煙カロリーや塩分の調整適度の運動など自分自身の生活を見つめ自分の健康は自分で守るように心掛けましょう。
来週は心筋梗塞のリハビリテーションについて済生会千里病院の岡田先生にお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2014/09/13(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
医のココロ[字]【心筋梗塞の最新知識をわかり易くお伝えいたします】

「冠動脈バイパス手術(心臓外科治療)」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。

詳細情報
番組内容
■心筋梗塞
「心筋梗塞」ってどんな病気かご存知ですか?心筋梗塞の原因は?防ぐ事は可能?
みなさんの知らない「心臓の秘密」をひもときながら
心筋梗塞に対する多くのギモンをわかりやすく解説してゆきます
出演者
【専門家】
坂田隆造(京都大学 心臓血管外科教授)
【アシスタント】
高井美紀(MBSアナウンサー)

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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