第六感が鋭い友達と歩くとこっちが気まずいときがある
ねぇアラサーちゃん。
どうしたの?さっきから誰かが見てるような気がするんだけど…。
え?行こう。
ねぇ。
何?やっぱり誰かが見てる気がする。
ね?行こう。
なぁあの女の子声かけてみようぜ。
超いい女。
待てよ。
もう1人の女どうすんだよ。
えっどこにいるの?隣だよ隣。
うわっ全然気づかなかった。
俺イヤだよあんな幽霊みたいなの相手にすんの。
非モテちゃんってさ今すごくか感じてるって何が?霊とかそういうの。
非モテちゃんってそういうのすっごく勘がありそうだから。
確かにそういう力はあるほうかもしれない。
じゃあ見られてるのもきっとそういうのだよ。
ね?だからもう行こう。
ね?うん。
いい女ってさブスと一緒に歩いてる率高くねえ?そりゃあブスを連れ歩けば自分が引き立つからだろ。
そんなことしたって意味ないのにな。
おじいちゃんが見守ってくれてたのかな。
《ごめんね非モテちゃん。
見られているのは私だよなんて言えない》行くよ。
ねぇアラサーちゃん。
ん?おじいちゃん生きてるんだけどさ生きててもそういうのって感じるのかな?《別にわざとじゃないんだけどなんか私が性格悪いみたいじゃない。
いったいどうして…》大丈夫感じてるシックス・センスとかあるから。
私ね最近サバサバちゃんと仲いいんだ。
ね?やべえのよ。
昨日会議だったんだけどさどうやらうちの会社取締役から何からみんなドクロつけてんの。
ハハハハハッ!何その会社。
絶対入りたくないんだけど。
つうかさうちの新人が全然使えないんだよね。
せめて言われたことだけでもやってくれたらいいのにさ。
大衆くんさどんな子がタイプなの?俺が本当に求めんのは素人処女かな。
俺処女以外大概オーケー。
オメエには聞いてねえんだよ。
そんな子こっちの世界にはいないよ?もっと現実を見なさいよ。
アンタも私もリアルに生きてんだよ?近い近い近い近い…。
リアルがこんなだから二次元にハマる男が増えるんだよ。
無理なら普通でいいんだよ普通で。
ハッ!普通以下に言われたくないね。
ねぇオラオラ君。
今日お家に行ってもいい?う〜ん…無理。
明日朝早いから緊張してるし。
そっか…。
うん…無理。
あ〜あトイレ行ってこようっと。
あっ私も行く。
なぁ…ゆるふわちゃんが連れてくる女っていつもレベル低くね?オラオラ君いいだろ。
相手ゆるふわちゃんなんだから。
俺なんかゆるふわちゃんの引き立て役に説教されてんだぞ説教!ハハハハ…悪ぃな。
次の幹事は他の子に頼もう。
ゆるふわちゃん使えねえわ。
《なんだ?これは…。
かえって私の評価が下がってる。
いったいどうして?》おふっ…。
なんか昨日はごめんね。
ああ別に。
ていうかさオラオラ君が連れてくる男ってろくなのいないよね。
そうだねぇ。
なにあのTシャツ…。
(ドアが開く音)あっアラサーちゃん!ゆるふわちゃん。
やっぱり私にはゆるふわちゃんが必要だよ。
私もアラサーちゃんのありがたみにやっと気づいたよ!
必要なのは顔面偏差値が同じ女友達。
どちらかがそれ以下でもそれ以上でもウィンウィンの関係になれないのだった
私は?私の存在意義は!?あっサバサバちゃんいたんだ?久しぶり!久しぶり…。
この前ねヤリリンちゃんとホテルのデザートビュッフェ行ったんだぁ。
デザートビュッフェかぁ。
いいなぁ!最近そういうの行ってないんだよね。
あっじゃあさ今度女子会しようよ!いいねぇ。
こういうのは女子だけのほうが断然楽しいよね。
なんならさサバサバちゃんとか非モテちゃんも呼んで!だったらさヤリリンちゃんも呼ぼうよ。
すっごい喜ぶんじゃない?え〜ヤリリンちゃ〜ん…。
どうしたの?え〜だってこの前一緒に行ったときさ職質されたんだもん。
えっ職質!?なんで?わかんない。
1日3回だよ!えっなんで?女の子でしょ。
なんでだろうね?あやっぱりああいう露出してるからかな?かな?しようがないのかな?ねぇ…。
あでもこういうのは人数多いほうが楽しいじゃない。
みんなで行こうよせっかくだし。
ねっ?そうだね。
じゃあみんなで行こう!だったら私メールしとく。
うん!女子会のお知らせ。
あ早っ!もうきた。
すげっ!女子?その歳で!?大衆君!いたの?いたよ。
いつから?ずっといたよ。
キミたちもう30超えてるよね?いつまで女の子気分でいるわけ?恥ずい〜!見てみな。
そうなの?そうだよ!そんなこと言ったら女子サッカーとか女子トイレとかどうなるわけ!?そうだそうだ!お前は一生男子トイレに入るな。
MENって書いてあるところしかダメだからね!オリンピックも男子の競技は絶対に見るなよ。
スポーツは相撲以外認めないからな!屁理屈言うなよ!
(2人)はぁ!?どこが屁理屈?私たち今…。
最高に女子っぽい?ゆるふわちゃん:え〜ん!大丈夫?泣かないで!先生!男子が意地悪します。
男子にブスって言われました!お前が先に胸毛がすごいって言ったんだろ!言ってないもん!言ったんですか!?帰ろう。
誰の胸毛がすげぇんだよ…。
フン!口ほどにもない。
女子…それはときに恐ろしいほど強い絆で結ばれる
ある夏の夜私は色気合戦が行われる戦場へ向かっていた
〜アラサーちゃん!お待たせ。
こっちこっち!ごめんね。
わぁ〜ステキな浴衣。
ねぇもしかしてお母さんの?えっ…。
すっごい似合ってるよ。
そう?お母さんみたい。
お母さんのじゃないんだけど…。
ゆるふわちゃんもすごい今日若いねやっぱり。
えぇ?その着物は学生時代から着てるの?っていうかこれ今年の柄だよ?あぁそうなんだ。
なんか黄ばんで見えた。
新品だし。
黄ばんでない?このへんとか。
だから新品だってば。
アラサーちゃん早く!もう花火始まっちゃうってば!場所なんかどこだっていいわよ。
上を見れば花火は見えるんだから。
もう!ぷんすか!《この日は初めからそんな気がしていた。
これはただの花火大会なんかじゃないってことに》あれ?ねぇアラサーちゃん帯ほどけかかってるよ?あっホントだ。
直してあげる。
私ねちっちゃい頃からおばあちゃんによく着物着せてもらってたから。
蝶蝶結びでもいい?あっ文庫結びでお願い。
今日それで来たから。
えっ?あっ蝶蝶結びでも大丈夫だよ。
どっちでも得意なほうで。
うんじゃあ蝶蝶結びね。
うん。
《今日はきっとこうなるだろうと予感がしていた。
これはただの花火大会なんかじゃない。
本当の火花を散らすのは私たちなのだ》はいできた。
ありがとう。
た〜まや〜!すご〜い!ねぇあれ何の形かな?知らないけどう〜んでもなんか資料映像みたいじゃないこれ?資料映像?えっ?なんか…。
違うよ。
ゆるふわちゃんたまやの意味知ってる?し〜らな〜い!ハハッきれい!見てあれ!《たまやっていうのは江戸時代にいた花火師の屋号でもともとは鍵屋さんからののれん分けなんだよ。
だからホントは「かぎや〜」が先なんだよ。
と説明するのはやぼの極み。
ならば…》うっそ〜!こんなにキレイなのに?花火嫌いなんて信じられない!でも線香花火のほうがキレイじゃない?《コイツできる》《フフフ小手先の技は効かん》ここだここだここがね穴場なんだ。
すみませんすみません。
失礼します。
〜わ〜また上がった!ホントだキレイ。
オラオラ君と来たかったな。
文系君花火とかあんまり好きじゃないんだって。
今度線香花火してみよっかな。
うんぜひ。
花火大会は女の戦場。
儚い戦のあとには友情という大輪の花が咲くのであった
アラサーちゃんのお部屋
へ〜オラオラ君そんなふうに言うんだ。
そうなの!それちょっと困るね。
な…なんかさ急に泊まることになっちゃってごめんね。
終電逃しちゃった。
ううん全然いいの。
ゆるふわちゃんの恋バナすごいおもしろかったし。
え〜っ!なにおもしろいって!これネタじゃないんだよ!ちゃんと相談だよ相談!うんうんうんわかるわかるよ。
わかる。
うん。
(においを嗅ぐ音)どうしたの?なになになになに?
(においを嗅ぐ音)え?なに?ねぇ…。
うん?もしかしてさ昨日オラオラ君ここに来なかった?どうして?う〜ん…なんか…。
オラオラ君のにおいするから。
そうかな?全然感じないけど。
っていうか来るわけないじゃん。
そう?うん!ふ〜んうん。
《危なかった!ゆるふわちゃんは男の痕跡があるかどうか科学捜査官ばりに鑑定していたのです》ゆるふわちゃん。
どうしたの?あっ終電…。
逃しちゃったの?そうなんだ…ああそう。
うんうんうん。
えっ?今から泊まりに?あっうん来たいの?泊まりに…。
わかった。
大丈夫大丈夫。
ううんなんでもない全然平気!うんおいで。
じゃあ気をつけてね。
は〜い!どうしよう…どうしよう…。
あっTシャツ!なんで置いてくかな?ってかどうやって帰ったの?なにこれ?除菌!除菌も。
毛!毛はダメ!毛!毛滅びろ。
《これで昨日の痕跡はゼロ。
オラオラ君とセックスした事実は完璧に隠蔽しなければ》よし!家飲みだとすぐ酔っ払っちゃうね。
うん私も!このお部屋すっごく落ち着く!ゆるふわちゃんパンツ見えてるよ。
何これ?なんかどっかで見たことあるような。
あっ!こんなところにあったんだ。
探したよ!ねぇそれオラオラ君のだよね?違うよ全然違う。
あの…お兄ちゃんの。
アラサーちゃんお兄ちゃんいたっけ?お兄ちゃんの…いとこのお兄ちゃんの。
お兄ちゃんのいとこのお兄ちゃん?そうそうお兄ちゃんのいとこのお兄ちゃんの奥さんの。
ん?スリスリスリスリ。
いいお湯だった!ねぇ化粧水借りてもいい?ここに入ってるの適当に使って。
ありがとう!あっ高級美白クリーム発見!ねぇこれ3万円くらいするやつでしょ。
使ってもいい?ねぇ使っていい?それはなんていうか…。
お願い!ねっ?こっちこっちのほうが全然いい!すっごいしっとりするの。
それCMで見たことある。
でしょ?1本でクリームと美容液両方いけるみたいなやつでしょ。
そうなのすっごいしっとりする。
それでねこれ5,000円もするの。
5,000円もしたんだけど全然いい使って。
遠慮なく使って。
うん。
どんどんいって。
ありがと。
うん使って。
うん。
どんどんいって。
《超ケチくさい女だって思われてるのはわかってる》《でもこの高いクリームで股間の美白をしているから顔に塗るのは衛生的によくない!なんて言うよりはマシ!》電気消すよ。
うんいいよ。
はい。
よいしょ。
あの…。
ん?真ん中だから…。
えっ?いやもうちょっとどっちかに寄ってもらえると嬉しいかな。
狭かった?うんごめんね。
ちょっと狭かったかも。
ホント。
はい。
ありがとう助かります。
おやすみ。
おやすみ。
ん?どうしたの?ねぇアラサーちゃん。
なに?やっぱ昨日オラオラ君来たでしょ?ねぇアラサーちゃん。
なに?やっぱ昨日オラオラ君来たでしょ?だから来てないってば。
別れてから1回も来てません。
この枕オラオラ君のニオイするんだけど。
嘘!この部屋ワキガくさい?あやっぱ気づいてた?オラオラ君ワキガだって。
みんな気づいてるでしょあのニオイ。
まぁあれがたまんないんだけどね。
なんか野獣って感じで。
まぁ超ポジティブだからフェロモンかなんかだと思ってるんだろうな。
ん〜ねぇよく考えたらさ私たちって穴兄弟ならぬ竿姉妹なんだね。
えっあ…まぁそうなるのかな。
おやすみ!おやすみハハハッ…。
オラオラ君…。
え〜っ。
おやすみ。
我ら竿姉妹。
ゆるふわちゃんはオラオラ君の残り香をかぎながら深い眠りにつくのでした
2014/09/13(土) 00:52〜01:25
テレビ大阪1
アラサーちゃん 無修正 #08「女の(秘)色気合戦」[字]
壇蜜地上波連続ドラマ初主演!ライバル同士アラサーちゃん(壇蜜)とゆるふわちゃん(みひろ)が花火大会で火花を散らす!そして芽生える奇妙な女の友情…・詳細は内容へ・
詳細情報
・第8話
花火大会に行くため待ち合わせをしたアラサーちゃん(壇蜜)とゆるふわちゃん(みひろ)は互いの浴衣姿が気になる様子。ゆるふわちゃんが「お母さんの浴衣?」と笑顔で聞けば、アラサーちゃんは「学生時代から着てる浴衣?」と笑顔で返す。花火大会は女が火花を散らす戦場、早くも二人の色気合戦は始まっていた!
・出演者
アラサーちゃん…壇蜜
オラオラ君…川村陽介
文系くん…忍成修吾
ゆるふわちゃん…みひろ
大衆くん…今野浩喜(キングオブコメディ)
ヤリリンちゃん…信川清順
非モテちゃん…川村エミコ(たんぽぽ)
サバサバちゃん…佐藤仁美 ほか
・原作
峰なゆか
「アラサーちゃん」
「アラサーちゃん 無修正」
・スタッフ
【監督】瀧悠輔、武井陽介、日暮謙
【演出・プロデューサー】工藤里紗
【企画監修】西田哲也
・音楽情報
【オープニングテーマ】
ゲスの極み乙女。
「猟奇的なキスを私にして」
(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)
【エンディングテーマ】
Giselle4
「WONDER GIRL」
(ユニバーサルJ)
・関連情報
【公式ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/around30chan/
【公式Facebook】
https://www.facebook.com/A30chan
【公式Twitter】
https://twitter.com/tx_A30chan
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz
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