ハートネットTV+「生きるためのテレビ」 2014.09.13

本当は言いたい。
死にたい。
死にたいなんて誰にも言えない。
だけどきょうだけは話してみたい。
「死にたい」を考えれば「生きたい」が見えてくるかもしれない。
♪〜今回このお仕事をいただくときにスタッフの皆さんに「このテーマですけど明るい感じで」って言われたんですけど、無理です。
「宮迫さんちょっとポップな感じで」。
ポップな感じでできるテーマではないですからどのトーンでしゃべり出していいのかも分からなかったですけど。
確かに、僕も20代のときにキャラクター的に、死にたいとか弱音を吐いたりとかするタイプに見えないかもしれないんですけどやっぱ、どこかで死にたいってずっと毎日考えててそれで、気ぃ付いたときに目をつぶって、本当に赤信号を渡ってたんですよね。
で、トラックにひかれそうになって。
トラックのおっさんに「死にてえのかよ!」と言われたときにうなずいてる自分がいたんですね。
そしたら、見ず知らずのそのおっちゃんが「だめだって」って言って。
そのときに「そうっすね」って言いながらこのままじゃ、だめって思って電話をかけたら相方も恵比寿のマンションの7階から飛ぼうかと考えてた。
安藤さんはちょっと死にたいなというふうに思ったときってありました?気付いたら、立体駐車場の上から飛び降りようとしていたっていうことがありまして。
たぶん「死にたいんだ」って誰かに言えたらそこまでいかなかっただろうなと思うんですけど。
(宮迫)そのときって何に追い詰められてそういうふうになったんですか?
(安藤)たぶんねさまざまことで、そのとき家庭内も、すごくもめてましたし海外に一人で留学していてなかなか、その…ちょっと人種差別などもあったりいじめが積み重なったりして孤独になっていって。
このままじゃ渦にのみ込まれて本当に消えてしまうなという思いがしたことが10代ありました。
その辺り、またあとで詳しくお話伺いたいと思いますが実は今、日本では20代の自殺が減らない現状がありまして実は、20代の死因のおよそ半数が自殺なんですよね。
ほかの先進国では類がない状態になって…。
半数?半数ですね。
死因のトップが自殺なんです。
20代の。
今、この瞬間にもみずから命を絶とうとしている20代がいる。
年間およそ3000人。
1日に10人近くが自殺で亡くなっている。
ほかの世代の自殺が大きく減る中で20代は深刻なままだ。
さまざまな生きづらさを抱える人を取り上げるEテレ「ハートネットTV」には死にたいと訴えるメールが600通以上、寄せられている。
「死にたい。
生きていたくない」。
なぜ20代は、それほどまでに追い詰められているのか?寄せられた声の一つ一つに耳を傾ける。
お願いします。
(一同)よろしくお願いします。
スタジオにはメールをくれた7人の20代が集まった。
それぞれの胸に秘めた思いとは。
「私が死にたくなるトキ」ということで先ほど宮迫さんと安藤さんにもお話伺いましたけども20代の皆さんにもどんどん聞いていきたいなと思います。
まずは、サキさん。
(サキ)私は精神的な病気を抱えていて、3〜4年前からずっとその症状が続いていてその症状の一環として死にたくなるっていうのもあるんですけど。
「うつ病。
高校、大学でも性的な、いじめに遭ったり求人広告にだまされて夜の仕事をやったりして対人恐怖症になった」。
病気が原因で、いじめに遭うとか病気が原因で就職できないとかそういうことがあったりするとやっぱり先が見えなくて死にたくなるってことはありますね。
(宮迫)なってみないとというかやっぱり詳しくそういう病気って分からないとついつい心ないことを言ってしまったりする人はね確かにいるんでしょうね、それは。
(小島)言うのも結構、勇気がいるのに。
それで、なんかね「お前、病気なんだろう」とか言われたらね。
(サキ)好きで病気になったわけじゃないからやっぱ傷つきますね。
ししとうさん、どうですか。
なかなかね、就職活動を今しててうまくいってないっていう話ですけどね。
そうですね。
私自身も結構難儀しているんですけれども実際に面接で落ちたときには社会に居場所ってないのかなっていうのがすごく感じるところですね。
「人生のライフイベント進学や卒業論文、就職などでほかの人がそこまで苦労せずに乗り越えてるのに私だけ人並み以上に頑張ってるはずなのにうまく行かない」。
最初、何社かだったらそこまで深くは考えられないんですけれども10社、20社って重なっていったら、これ本当に居場所あるのかなとか必要とされてないのかなとかそういったふうに考えるっていうこともありました。
(はな)私も就職活動がすごいつらくって。
そうですね…。
もちろん仕事も私もノルマがあって、つらくて。
でも、私の仕事っていうのは人と比較することで成立する。
ノルマがあって、人より上にいく。
毎月、順位が出るんですよ。
だから、比較をしてそれを生きがいにしてる人もいる社会で生きててやっぱり、すごいつらいですね。
(宮迫)これ、難しいね。
自分だけで、どうにかできるもんじゃないやんか。
20代は、初めて社会に出て自立を迫られる年代。
寄せられたメールからはその入り口で立ちすくむ姿が見えてきた。
「不安ばかりがつのって絶望してる。
就活のことが頭から離れない。
怖い。
誰か助けてください。
本当に死んでしまいたい」。
メールをくれた、あかつきさん。
東京の大学に通う4年生だ。
就職活動を始めて半年。
まだ内定が取れていない。
応募した会社はもう、50社を超えた。
就職活動で一番つらいのは自分がどんな人間なのかを問われること。
子どものころいじめを受けていたため自分をなるべく出さないようにして生きてきた。
面接では「あなたという人間が全く見えない」と言われてしまった。
大学生の就職内定率はこの3年、続けて改善している。
しかし正社員になれる人の割合はこの20年で3分の2にまで減った。
正社員にならなければいけないと焦るあかつきさん。
追い込んだのは面接官のひと言だった。
ある調査では就職活動中に死にたいと考えた学生は2割以上。
就職の失敗を理由に自殺で亡くなった20代はこの5年で2.5倍に増えている。
さらにたとえ就職できたとしても今の20代には厳しい現実が待ち受けている。
仕事の悩みから自殺未遂に追い込まれた人がいる。
島田雅章さん。
今から5年前22歳のときのことだ。
当時、島田さんは都内の有名大学を卒業し大手の生命保険会社に入社したばかりだった。
目標は、同期トップの営業マンになること。
早く会社から評価されたいと意気込んでいた。
しかし、リーマン・ショックで会社は経営が悪化。
他社に吸収合併されてしまう。
新しい会社では満足な研修もなく新規の顧客開拓を命じられた。
社員同士の競争も激しく思うように成績は上がらなかった。
悩みを相談できる同僚や上司はなく島田さんは孤立感を深めていった。
相談すること自体がなんかこう…自分の弱いとこを見せちゃう感じもなくはないじゃないですか。
自分は弱いんですって認めちゃうとこいつは、こんなこともできないっていうなんかマイナスの評価を受けちゃうんじゃないかっていうところがあったのでよけい相談しにくい。
どうしたらいいか分かんなくなって何が分かんないのかも分かんなくなってみたいな状態で。
次第に自分を責めるようになっていった島田さん。
ある日、上司と交わした何気ないやり取りから自殺を考えるようになったという。
仕事楽しいかって聞かれていや、楽しくないですって答えて。
その受け答えが、なんか上司をすごいがっかりさせてしまったんじゃないかっていうことに、とらわれて。
上司を落胆させてしまった。
自分はもう価値のない人間だ。
そんな思いが頭から離れなくなった。
なかなか寝付けないし寝たとしてもすぐ目が覚めちゃう状態でで、月曜の朝を迎えて、本当に行きたくない、行きたくないって気持ちが強くなって。
自分の存在を消したいしなんなら今まで会ってきた人たちの頭の中の島田も消したいぐらいのことを思ってたんで。
そして、島田さんは当時住んでいた11階建てのマンションの屋上から飛び降りた。
幸い、隣接していた木造住宅の屋根に落下し奇跡的に一命を取り留めた。
(安藤)今、ここにいらっしゃって、よかった。
(宮迫)11階から飛び降りるってそこまでにいく心境ってどれぐらいのことなんですかね。
(島田)やっぱり自分も、なんかそういう責めちゃう傾向とか抱え込んじゃう傾向っていうのはたぶん昔からあってたぶん…事実周りの先輩たちも忙しい中で…。
そもそも相談したり質問したりっていうことが自分が苦手なんだなっていう。
(宮迫)島田さんが11階から飛び降りる寸前って…。
(島田)自分が住んでたのは2階だったんですけど途中まで階段、上ってったんですよね。
ちょっと、もう、これは消えてしまいたいっていうような感じになって。
そのときはなんか、われに返って自分の部屋に戻ってしょうがない、寝ようかって思ってたんですけど全然、寝付けなくて月曜日の朝を迎えてああ、会社行かなきゃでも、嫌だなっていうんで屋上まで上ってってで、屋上が、柵越えた先がちょっと広かったんですけどそこで、ちょっとたばこ吸いながら座り込んでてそのマンションの掃除のおじさんが来たんですけど特になんも言わず帰ってっちゃったんで。
(小島)柵の外に人がいたのに?
(島田)はい。
そこでも、また本当に自分は…必要とされてないっていうか。
(岩尾)おじさんが注意もしてくれないんだっていうふうに…。
(島田)とっちゃって。
それで、なんかもういいやって思って手離して、落ちていきました。
まさかね自分が飛び降りるなんてって思ってなかったでしょ。
思ってなかったです。
(宮迫)ちょっと言わんといた話なんですけど僕も一度だけ、そういう行為をね目をつぶって赤信号って、なんかちょっと人任せなとこあってなんか、そこはほんまは止まってくれるってどっかで思ってた自分もおったかもしれないんですが無意識にっていうのが高校のときに一回だけあって。
サッカーがすべてでサッカーばっかりやっててそのサッカーを、両足をけがしてできなくなって大好きなおばあちゃんが死んでしまって家庭が当時、おとんと、おかんが夫婦仲むちゃくちゃで離婚するだのなんだのっていうのが全部自分に、のっかってきたときに気い付いたら台所で包丁持って、こうしてました。
そんときにつけっぱなしのテレビからバラエティー番組のすごい笑い声がばっと聞こえたんですよ。
ほんで、はって気付いて何してんねん、これって思って。
無意識ですよ、まさに。
(小島)私も自殺をしようとしたことは精神疾患にもなったんですけどそうすると、そんな心が弱い面があったんだねとかって言われて心が弱い人と強い人っていう種類がいるんじゃなくて誰だって、なんかの状況で死にたくなることってね。
両親が離婚して死にたい人だっているだろうし借金抱えて死んだり。
そういうの、人それぞれで誰がいつなるか分かんないのに線引かれちゃうとさ、相談とかもできなくなっちゃったりしない?
(宮迫)勝手な思われ方もあるもんね。
強そうと勝手に思われてるから。
あの人はそんなわけないとかね。
自分としては、やっぱなんか周りの評価とかってのがやっぱ気になって。
直接、お前は、ここがだめだとかそういうふうに言われたことっていうのはあんまり記憶にはないんだけれどもたぶん周りが思ってる以上にそういう周りの視線みたいなのを気にしながら働いてて。
それも、すごいプレッシャーというか恐怖感があったり。
(ししとう)私自身もほかの人と比べてほかの人のほとんどの人がうまくいっているのに、私だけちょっとどういったことかあまりうまくいかなかったりそういったときに程度にもよって死にたいなというところまでいくこともあったらちょっとつらいなとか思うことはままありますね。
(宮迫)実際は、ほかの人はうまくいってるって思ってるそのほかの人も、実はそれぞれうまくいってなかったりするのが分からないんだよね。
でも、ついつい比べてしまったり。
こんな大ざっぱな人間に見えて僕、めちゃめちゃ気にしいやからね。
本当に後輩と飯行ってても自分が、あした早いから先帰るわって帰ったあとに俺の悪口言うてんちゃうかなとか。
やっぱりそれ、思うてしまうのよ。
だから、ついつい最後までいるとかね。
ほんまは帰らなあかんのに。
めちゃめちゃ気にしいやから。
(岩尾)ツイッターであったりネットであったりとか僕も、なんか見たくはないけれどもなんか気になってしまって見たりとかするんですけどおもろないとか岩尾は、いらん後藤だけでええやないかとかそんなこととかも目にしたりするんですよ。
で、実際に、それはそういう声もあるかとも思うんですけど。
なんかね、そういうのをちょっとでも見ちゃうと普通に収録なりなんかやってるときにふわって、それがね浮かんだりとか思い出したりするんですよ。
あ、また、これやったら岩尾いらんやんって言われるんちゃうかみたいなんでなんとかせなみたいな。
よけい、それによって悪循環になったりとかするので。
(もも)私は、どうしても耐えられなくなったときはスマホに入ってる連絡先とかフェイスブックとかLINEとか全部消しちゃったときもあったり誰とも連絡取らなければ比較することがないから。
なんか、つながってると見ちゃうんですよね。
(小島)見ればつらいのに見ないではいられない。
(もも)気になっちゃって。
でも、みんながそうやって仕事、できてたりとかしてるのを見ると自分が爆発するんだったらみんな消しちゃえって思ってデータを消して一人になったら安全じゃないけど。
(サキ)私も比較することが怖いので、連絡先消したっていうのあってすごいそれは分かります。
後悔しなかったですか?でも、なんかそれきりだからいいかなみたいな感じでしたね。
周りと自分を比べてしまいありのままに生きられない。
20代からのメールにはそんな自分が好きになれず死にたくなるという声も多く寄せられた。
では、ミアさん。
私は、えーと、すごく…なんていうんですかね。
自己否定っていうんですか。
認められたいっていう気持ちが異様に強いのかお仕事であったりプライベートだったら恋愛とかでそれがすごく出てしまって。
「つい最近も死にたいと強く思って過ごしていました。
ずっとその繰り返しです」。
すごく自分が嫌いになって自分をいじめてしまうというか責めて、責めて。
本当に何くそと思うんですけどでも、なんかこう…どうせ私なんてっていうふうにすごくマイナスに、マイナスになってしまったりとか恋愛だったら、もう本当にああ、なんか、やっぱり私じゃだめなんだっていう。
頑張ってるのにっていう部分で…。
そこまで傷つく必要ないのにすごく傷ついてしまったりします。
(宮迫)ネガティブな人って普通の人が、1、気にすることを20、気にするやんか。
こうしたらこう言うんじゃないだろうか。
勝手に自分で想像してしまってね。
結局、言えなくなってしまうっていうのがね。
(もも)私は、死にたいって意識することはあんまりなくてなんか、死にたいって頭でも考えるところまでたどり着かなくって消えたいみたいな。
その瞬間に自分の存在を消してしまいたいみたいな感じになる。
(小島)こんな自分消しちゃいたいっていう消えたいもあるしあと、こんなにつらい場所からいなくなりたいっていう消えたいどっち?
(もも)両方あります。
だから、自分もみんなも全部消えちゃえみたいなふうに思うときもあったり。
なぜ自分を肯定できず消えたいとまで思うのか。
20代の声から幼いころに負った心の傷も影響していることが分かってきた。
スタジオに来ている保科寿明さんもそんな一人だ。
いつ死んでもいいような人間だからじゃあ死に場所でも探すかなとか。
とにかく逃げたい。
生きてることから…。
もう、逃げて、逃げて…。
周りの誰かに「じゃあ、死んじゃえよ」って言われたらたぶん簡単に、僕一日で首つって死んじゃいますね。
生きることから逃げたい。
寿明さんがそう思うようになったきっかけは6歳のころまでさかのぼる。
小学校に入学する直前両親が離婚。
大好きな母親と離れ父親の実家で暮らすことになった。
そこで待っていたのは祖父母の厳しいしつけにおびえる毎日だった。
祖父母が、すごく性格激しい人だったりするんでとにかく言うこときかなきゃならないし。
怒られる。
怒られるって感覚がすごく強いです。
なんか言われると蹴られるんじゃねえかとか。
誰一人、味方がいない中心を閉ざすしかなかった寿明さん。
小学校に上がっても友達と、うまくつきあえずいじめの標的になった。
以来、寿明さんはますます自分の殻に閉じこもるようになった。
そんな寿明さんにも唯一、生きているのが楽しいと思えた時期があった。
高校を中退したあと定時制高校に入学。
自分と同じように失敗や挫折を経験したクラスメートと出会い少しずつ心を開けるようになった。
やっと居場所ができたんだなって。
つらくても乗り越えられる場所ができたんだなって。
しかし幼いころに負った心の傷はそのあとも寿明さんを苦しめ続けた。
卒業後に就職した工場では人間関係をうまく築くことができず僅か8か月で退職。
再び、生きる意味を見失い自宅に引きこもるようになった。
ことし4月、寿明さんのもとに定時制高校の同級生から飲み会の誘いがあった。
一度は「参加する」と返事をしたが迷った末に、行くのをやめた。
顔、合わせるのが怖かったんですよね。
今、何やってるのって。
ちょっと引きこもりやってるよなんて言えないし。
あー、仲間も消えたわって。
本当、寂しい人間だなって自分で。
仕事もない。
お金もなく友達も、たった今ちょっといなくなっちゃった…。
終わったって…。
(宮迫)なるほどねっていう感じに理解はできるわけがないんですけど。
祖父母の方が厳しかったとかいうのは、やっぱ大きいの?
(保科)そうですね。
なんか、だだこねたり失敗したりちょっと悪いことしちゃうと必要以上の暴力が飛んでくるので痛くて痛くてしょうがないんだけど泣きわめくんですけどそんときは。
泣いたら、またやられるんで感情の部分をブロック、ブロックブロックじゃないけど。
それでいったら、なんか人間性が、どんどん、どんどんなくなっていく気が確かにあって。
だんだん、だんだん表情まで変わることがなくなってきちゃったんで。
(はな)私は母親がちょっと失敗すると「やっぱりあんたはできないね」とか「やっぱりお前はできない子だね」って育てられたりとか。
「いつも周りからは人当たりがよい悩み事がなさそうと言われ人間関係も困ることなく生きてきた。
けれど、本当の私は違う」。
(はな)それは日常の場でも例えばちょっと失敗したことでも「やっぱり、あんただね」っていう声が聞こえてくる。
母の声が、すごい聞こえてきてすごく死にたくなる…なりますね。
(安藤)自分を責めちゃうことって結構あります?
(はな)そうですね。
責めるのが日常なので責めない人を見るとこの人はすごいなって思ったりとか。
ずっと責めて生きてきたので。
(宮迫)それはいいことがあっても?
(はな)いいことがあってもこれは運がよかったとかこれは偶然だっていうふうに思ってしまっていいことがあったら悪いことが絶対あるから喜ばないようにしようとか。
(宮迫)マイナス志向にいってしまう。
(岩尾)植え付けられてしまってる。
(はな)植え付けられて…。
20代から生きる意欲を奪う生い立ちの傷。
その、つらさから逃れるために行うある行為がある。
自分の体を傷つける、自傷だ。
スタジオに来ているももさんも、そんな一人だ。
ももさんは死にたいという気持ちが込み上げてくるたびにカッターで腕を切ってしまうという。
自傷行為を始めたのは小学生のころ。
厳格な家庭に生まれ親の期待どおりの優等生をいつも演じていた。
息苦しさを感じるたびに自分を傷つけるようになった。
大学卒業後中学校の臨時教員として働き始めた、ももさん。
慌ただしく過ごす中リストカットの回数は減っていった。
しかし、3年前再び状況は悪化。
職場の上司から腕の傷痕を、たしなめられたのだ。
自分のすべてを否定されたように感じうつ状態になった、ももさん。
死にたいという衝動に駆られるたびに自分の体を傷つけることでなんとか、しのいでいる。
(もも)もうこれ以上できないっていうときに私の場合は、リストカットをずっとしてたんですけどそういうことをしないともうそれ以上、進めなくなってもう限界だよっていうのを自分にも分からせたくてやってるところもあって。
本当は、私、看護師の仕事に就くはずだったんですけどそこを諦めた理由も、やっぱりストレスを発散するのが切ることしかできなくて…でも、やっぱり生きるために病院にいる人たちを看護する人間が死のうとしてるみたいな矛盾してるっていうかそういうのを、やっぱり受け入れてもらえるような世界ではなくて。
これ以上、どこに自分の、いていい場所はどこにあるかなって考えることができなくなってしまった。
(岩尾)きのうより、ちょっときょう楽しかったなとかきのうよりは、つらくなかったなみたいなこととかないですか。
(もも)楽しいことも嫌なことも防衛反応か分かんないんですけど記憶が、あんまり残らなくなっちゃってて…。
だから普通だと思ってたんですけど高校の修学旅行とか大学の卒業式とかそういうイベント的な大きなものでも思い出せないんですよね。
なんか、こう…そのときだけ生きてるみたいな。
(はな)1回、私は親に、死にたいって言ったことがあるんですけどそしたらそれをすごく否定されて「そんなこと言うなふざけるな」って言ってこんなに、例えば「大学まで行かせてやって死にたいなんておかしいよ」とか「こっちが死にたいぐらいだよ」っていうことを言われてしまってどこにも居場所がなくなった時期がありましたね。
(小島)弱音吐けなくなりますね。
(はな)そうですね。
失敗したときに失敗してもいいんだよって言ってもらいたかったしそういう嫌な自分を受け止めてほしかったのにそれまでも否定されてしまって。
諦めるなとか、やればできるとか。
やればできなかったらどうするかっていうことは誰も教えてくれない。
常に上を目指せって言われて。
そうですね、そこから転落したらどうすればいいんだって。
(小島)もしかしたら失敗してもさ、こっから先は崖で落ちて死んじゃうのかもって思ってても踏み出してみると意外と地続きってことってあったりするんだけどそこのイメージを教えてもらってないから怖いですよね。
(宮迫)大体、地面はあるよ。
失敗しまくってほんまに、その思ってたとおりどん底の、ほんま、どん底のとき両手、ここを最後やなっていうのはやっぱ、最後は最後やわ。
それ以上、下はやっぱ、なかったもん。
俺の底辺、ここやって思ったらそれは、なったから44やから、そんなこともあったって言えるだけであってそれを経験しろとは絶対、言えないしできればしないほうがいいだろうし。
だからその教えてほしいって願ってもさ教えてくれる大人っていないしその大人も悩んでるし…。
(小島)大人に余裕がないっていうのもあるのかな。
(宮迫)やっぱもう大人も余裕ないのよね。
私、もう死にたい…。
そうなんだ。
え?
死にたいの?私も、死にたいって思ったことあるから。
そのこと…。
誰にも言えない。
なんか、消えたいなーって。
どうして死ななかったの?
うーん、分かんない。
分からないんだ。
うん。
なんとなく死ななかったんだよね。
苦しかった?
うん。
今でも、時々はね…。
死ななくて、よかった?
うーん、どうかな…。
分かんないの?
うん。
どうして、ここにいるの?
あなたが死にたいって言ったから。
私これからどうすればいい?
それは…私にも分かんない。
どうして、ここにいるの?
あなたが死にたいって言ったから。
次のテーマは忘れられないコトバ。
皆さん、どうでしょうかね。
(もも)今、いろいろ、いろいろ浮かんできた。
決めつけられることばとかなんだろう、私が、こういう状態になっていることに対してそんなこと気にしてたらつまんないからやめなさいみたいなことを言われたりとかするとやめられたらやめたいって思ってもう嫌って思っちゃいます。
(ししとう)つらいことばとしては、ほかの人も苦しんでるんだよってかけていただいたことはあるんですけれどもでも、ほかの人がどういったことでどの程度、苦しんでいるのかっていうのは、やっぱり私は私自身のことしか分からないので。
(宮迫)比べるないう話やからね。
それぞれ苦しいんだから、そんな。
同じ、たたかれ方したってめっちゃ痛いと思う人もいればえっ、これぐらい?と思う人もいるわけやから、なあ。
そんなん関係あれへん。
これを言ってくれるとうれしいって思えることばって。
(はな)私は大学に入って社会学の先生に出会ってそのときに逃げてもいいんだよとか諦めても別にいいんだよってことを言ってくれたりとか私の友達が泣き虫で、めそめそしててうじうじして悩んでるそういうあんたが好きなんだよって言ってくれたときにこういう私でもいいんだってすごく思えて…そうですね。
そのことばがあって、今、ここに私はいるんだなって思いますね。
(宮迫)別の自分にならなくたっていいんだもんね。
(サキ)私は、病気で今まで否定されて病気だからお前はだめだとかって否定され続けてきたんですけどでも、ある日、ある人がそれを個性にしちゃえばいいんだって言われて。
病気であることを初めて否定しない人がいてくれてすごく救われましたね。
(宮迫)いいね。
個性にすればいいんだっていいよね。
(サキ)すーってしました、心が。
(小島)個性っていうとさなんか、キラキラしたすばらしい長所じゃなきゃいけないみたいに思い込みがち。
私も、そうだったんですけど。
(宮迫)特にお笑いの世界なんてそういうネガティブな個性の集まりやからさ。
(岩尾)武器みたいなふうにね。
だって、僕、ちょっと武器が多すぎるんですけど。
いろいろ持ちすぎなんですけど。
(安藤)岩尾さんうれしいことばってありますか?
(岩尾)本当にこういうお笑いという職業なんで逆に、そんな生で見たら別にブサイクじゃないじゃないですかって言われるほうがつらかったりするのでほんまに、もうブサイクやなって言ってくれたほうがうれしかったりとか。
(安藤)ややこしいですね
(宮迫)難しいな。
場所と状況で全然、違ったり。
それは、自分の感情であったりタイミングとかで同じことばでも傷ついたり、うれしくなったりいろいろあるんでしょうね。
(宮迫)「生きててよかったと思うトキ」。
まずね、島田さんに聞きたいなと思うんですよね。
私はやっぱり自殺未遂したときに病院に運ばれて最初の手術を終えたあとに食べたたぶん煮込みうどんかなんかだったと思うんですけどうどんが体に染み渡ってくっていうかそういうような感覚がすごいあったのを覚えてますね。
うまいなっていう本当に心の底から思った。
たぶん、病院の食事なのでそんなに味付けが濃くなかったりとかしてるとは思うんですけどうまかったなっていう記憶はありますね。
(宮迫)もしそこで死んでしまってたらそんな、ささいなことにすら感動できなかったわけでしょう。
僕は違うけど、胃がんになってスキルス性で悪性のがんでもしかして死ぬかもって言われて手術して。
それが大丈夫だったってなって漫画好きやから毎週のように読んでた雑誌を買ってきてくれてぱっと読んだときやっぱ、ちょっと泣いてたもんね。
わあ…って。
また、この今週号読めてるっていう。
いつもは感じませんもんね。
そうなんですよ。
まだ40やけどいろんなことやってきたしいつ死んでもいいわみたいなこと思ってたのにやっぱ全然、違ったもんね。
やっぱ違うよね、やっぱ。
病院のうどんですら、ね。
劇的に病院の飯がうまかったかもしらんけども。
(岩尾)うまい病院。
(宮迫)知らんけどね。
でも、そういうのが体に染みるって思うようになってね。
(保科)僕、そうですね。
宮迫さんも、がんをやられてて母親も、実は甲状腺のがんを患ってたときがあって、それであらゆる、きっかけが原因で重いうつになって。
本当に、どん底だったんじゃないのかな、母親は。
なんで私だけがみたいなそういう、なんかとにかく、自分で自分を制御できない母の姿を見てて。
だめだ、俺いなくちゃだめだこの人って。
そしたら生きててよかった。
死ぬ選択をしなくてよかったって。
心から思えるようになりましたね。
(宮迫)死んでたら守られへんわけやからな。
具体的にというかさその死にたい気持ちっていうのをどうやったら生きたい気持ちに変えられるってみんな思います?それ、やっぱ難しいのかな。
(島田)無理に変えなくても…。
(宮迫)変えなくてもいいか。
いろんなこと話してさ人それぞれ、いっぱいあって結局、無理に何かをするっていうことではないのかもね。
(もも)私は、きょうここに来ることが決まってなんか、それをちょっと目標にしててきょうの日にちが決まってからきょうまでの間は、1回もそういう自傷行為みたいなのはしてなくて、こんなに何日間もストップしてたことってなくってなんか、まだ、できることがあるかもしれないって思ってまだ知らないこといっぱいあるしそういう、ちょっと先の目標みたいのができたらやっぱり死んでなくてよかったなって思います。
(宮迫)知らないことね知らないこと、いっぱいある。
(はな)でも、本当、今生きててよかったなって今も思ってて。
やっぱり、こう悩みを共有する人たちがいるそういう場っていうのは私は26年生きてて数回しかない。
その数回のときに今、こういうふうに悩みを分かち合える人がいてそのときに生きててよかったなって感じますし皆さんが言ってるように本当に、ささいなことで生きててよかったなって思う瞬間は、最近やっと身についてきたかなって思います。
(宮迫)横、見てみ。
なかなかこんなん横に座れへんで。
(岩尾)生きててよかったと思えてます?大丈夫です?この横でも。
(はな)思ってます。
(安藤)珍獣みたいな。
死にたい気持ちを抱え続けてきた寿明さんはこの夏、ある場所に向かっていた。
そこは、都内にある生きづらさを抱えた若者たちが集まるシェアハウス。
あれ、釣り少年だ。
なんか釣りっぽいよね。
(保科)いつも釣りする格好で来ちゃったんですけど。
いじめや不登校などを経験し心に傷を負った20代が暮らしている。
なんか、2時間くらい飲みましょうみたいな感じで。
まあ、結局2次会とかもあったんやけど…。
ここでは、どんな話も否定せずひたすら耳を傾ける。
あ、用事あるんでっていって帰るっていう。
何がしんどかったん?
何がしんどかった…いや、なんかもうふだんのキャラじゃない。
ちょっと明るめな感じで。
無理していって。
そう、無理していって…。
ありのままの自分をさらけ出しても受け入れてもらえる居場所がある。
そのことが大切なのだという。
自分が否定された過去を持ってる人が多いのとだからこそ、なんかこう認めてともに高め合っていこうよみたいな意識があるのかなって思います。
一日中、誰とも口をきかない引きこもりの暮らしを続けてきた寿明さん。
会話の糸口をなかなかつかめずにいた。
行こう、行こう。
そんな寿明さんを見かねて一人の男性が声をかけた。
やってきたのは近所の公園。
ジャングルジム。
ここから、あれだよ、ヒルズのてっぺんが見える。
いい景色じゃん。
すげえ。
これはすごい。
大学は…大学は今、行ってないの?
(保科)大学、行ってなくって僕、定時制の高校、卒業して。
4年のやつ?
(保科)4年ですね。
それで、一回就職したんだけど辞めて、いろいろあって。
で、今、みたいな?
(保科)それからまたプー太郎になって、いろいろ…。
これまでほとんど口にすることのなかった自分の過去。
この夜は自然に話すことができた。
生きることの意味を見いだせずにきた寿明さん。
小さな一歩を踏み出そうとしていた。
実際会って、顔を見て話をしたほうが一番なのかな。
だから、急に話題が変わって一応、重い話とかになって。
でも、なんか、この人の…こいつの話、なんか重いから面倒くさいなとか思うんではなくて抱きしめるっていったら束縛してて窮屈で嫌だなって思う部分があって。
抱き留めて許し合える。
それで話し合える空間がどこかしかにあってほしい。
そういう願いはあります、僕は。
(宮迫)そうだよね。
(ミア)番組のホームページのコメントを読ませていただいたときに友人がいないって書かれてる方がいらっしゃって私、友達になりたいよってすごい思って。
それ読んで。
友達になって、すごい年末年始には忘年会がしたいなとか。
なんか、すごい近くでもいいし離れててもいいしでも、そういうちょっと、つながっててぱっと、たまに会ったりとかしてあんなんで、こんなんでってなんか、話ができたら、すごいそれも、なんか、ちょっと生きる力になるんじゃないかなと思うし。
島田さんは今は精神保健福祉士。
一応、資格だけは持ってるような感じなんですけど。
今度は支える側に立って。
自分の場合、自分もたまたま見つけた病院にやっぱり病気を経験したワーカーさんがいて。
自分が話すっていうよりその人の話を聞いてるとあれ、自分と、やっぱ似てるなっていうとこからいいなっていうふうにいってた部分もあって。
自分も、そんなような役割じゃないけどなんか、こうして生き残っちゃったからには勝手な勘違いですけど何かしらの役割っていうか。
格好つけてしまえば使命みたいなものがあるのかなと勝手に信じてかろうじて生きてますけど。
(宮迫)すばらしいですよ。
役割っていうか社会の役に立ててるっていうふうに自分で思うっていうのはね。
うん、そうですね。
(宮迫)難しいけどなりたい自分っていうのがあってすぐに、そこにいけるわけがないんだから。
でも、理想がすごいあってさそこに、たどり着けない自分に葛藤してしまったりとかするわけやんか。
でも、なりたい自分っていうのは置いときたいしいつか、そこにたどり着きたいとも思うしさ。
なんか、それが悪循環になってしまったらだめなんだけど、うまくね。
徐々に、こそっとでもいいからそこに近づけていけたらなんか、いいや。
(安藤)ずっといろんな話を聞いていたら全部、矛盾しているというか白黒、生きる死ぬ愛憎じゃないですけど好き嫌いとか。
そこに答えを求めすぎていくから追い詰められるんだな。
なんか、そのはざまにいて生きたいと死にたいは一緒のことでぐちゅぐちゅっと、なんか消化しちゃえばいいのかなみたいな。
岩尾さんは、どうですか?いろんな皆さんの話、聞いて。
生きててよかったという瞬間をっていうので、メールで「東京の元日の深夜にひっそりしてるところを一人で歩くのが幸せ」っていうのはすごい僕、分かるんですね。
東京の道、いっつも混んでんのに正月、すーんと行けるところを車で通ったりするのってすごい分かると思ったので。
なんか、そんなめっちゃ、ささいなことでも共感ってできるんですよね。
だから、なんかしらでこうやって、みんなつながれるんじゃないかなというのは感じました。
(小島)きっとこの先も、だめだやっぱり私だめだったって思うことは私も皆さんも、それぞれあるかもしれないんだけどそのときに過去に一瞬かもしれないけど自分は一人じゃないんだって思えた記憶を持ってるのと持ってないのって違う気がするんですよね。
きょう、私は、すごい、そういうずいぶん長持ちしそうな記憶が1個増えたから皆さんとご一緒できてよかったな。
(宮迫)きょうの生きててよかったっていうとこでね僕、今、44歳でしょう。
44年間、見たことなかったのについこの間、UFOを見たのよね。
マジで。
マジな話。
(岩尾)最後に何、言うてるんですか。
(宮迫)いや、マジで。
熱海で、熱海で。
(岩尾)えー、熱海で?
(宮迫)10人で。
もう間違いなくUFOやってん。
(小島)本当?
(宮迫)マジなんですよ。
全員が見たんですよ。
そんときに、めっちゃでかい声で「生きててよかった!」言うて。
だって44年間見なかったものを俺、がんで死んでたら見れなかったわけでしょ。
いや、生きててよかった。
生まれて初めて見たって。
(小島)「よかったねー」って言ってました?
(宮迫)宇宙人は来えへんわ。
でもさ、そんなことをさ44年で初めて経験できるわけでしょ。
それで、きょう、また初めての経験なわけです。
僕、こうやって皆さんの話を聞いてさ。
ほんで、死にたいっていうのと生きたいっていうのがさすごい、でかい壁があることば同士やと思ってたら実は、ほぼ同じ場所にいてて壁なんかなくてさいつでもどっちかを触ってしまう位置にいるわけでしょ。
だから、多く生きたいのほうを触れるように自分のとこに引き寄せれるようになっていくのを、徐々にさ。
漠然としててええからなんか、そっちに、なんとなく楽に近寄っていけるようになれるきっかけになったんじゃないかなと思って、この番組が。
きょうは皆さん本当にありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
なあみんなコンビニ行ってる〜?2014/09/13(土) 00:10〜01:25
NHK総合1・神戸
ハートネットTV+「生きるためのテレビ」[字]

20代の頃、自殺を考えていた“雨上がり決死隊”の宮迫と、死にたい気持ちを抱える20代が「死にたいワケ」を語り合う75分。死にたいを語ると、生きたいが見えてくる。

詳細情報
番組内容
『死にたい』と訴える20代の声に耳を傾け、『生きたい』へのヒントをさぐる“20代の自殺”キャンペーン。MCは、みずからも20代の頃に自殺を考えたという“雨上がり決死隊”の宮迫博之さん。スタジオには、「死にたい」という気持ちを抱える20代が集まり、宮迫さんとともに、そのワケを徹底的に語り合う75分。「死にたい」を語ることで、「生きたい」を考える。かつてないテレビ番組が、いま始まる。
出演者
【出演】宮迫博之,安藤桃子,岩尾望,小島慶子,山田賢治,【語り】北乃きい,風間俊介

ジャンル :
福祉 – 社会福祉
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:26106(0x65FA)