離婚弁護士 #09【天海祐希 玉山鉄二 ミムラ 佐々木蔵之介 津川雅彦ほか】 2014.09.12

(香織)うん?あっ。
ホテル?朝帰り?
(貴子のため息)
(大介)お待たせしました。
(貴子)はい。
(大介)どうかしました?戻ってきたのよあいつが。
あいつ?参った。
誰だ?あとで山岡さんがお見えになるそうで。
ありがとう聞いてる。
うん?わたし言いませんから絶対。
うん?女と女の秘密です。
(山岡)よっおはよう!
(香織)あっおはようございます。
おはよう。
いやあビルきれいになっ…。
悪い。
5分待って。
ホテル?あいつが?見ちゃったんですよ。
先生うれしそうだった。
(山岡)あのあ…。
相手はジョージ?ジョ…?さあ。
あっでも「あいつが戻ってきた」って言ってました。
戻ってきた?うん。
広澤。
まさか上海から。

(貴子)何?話があるんだって?うん。
うんまあ。
朝からわざわざ何の話?お前さ。
えっ?昔のことを思い出すことあるか?昔のこと?何?いやああの渉外業務をやってたころのさ。
ちょっと待ってよ。
過去形じゃない?そりゃ今だってやって…ないけどさ。
そりゃ最近いろいろあってこう。
それがどうしたのよ?うんまあ。
ちょっとな。
うん?うん?何だったんですか?山岡さん。
さあ。
また今度って帰っちゃった。
変なの。
ああ電話の依頼人見えました。
はい。
珍しい。
すんなり引き受けるなんて。
ちょっと気合い入れてみようかなと思ってね。
間宮です。
(誠)木村です。
あの確か離婚というお話では?
(留美)はい。
じゃあ協議離婚ということで?
(誠)いえ。
俺たち結婚したいんです。
はっ?つまりそのわたしが前の主人と離婚してこの人と一緒になるっていう…。
ではその方と別居中なんですか?それが…。
行方不明なんです。
行方不明?
(貴子)お気を付けて。
(留美)はい。
(大介)つまり留美さんは葉山芳樹さんと結婚していた。
ところが葉山さんは9年前事業に失敗して借金取りに追われ失踪そのまま行方不明。
3年後木村さんと知り合い同棲生活をスタート。
留美さんとしては早く葉山さんとの離婚届を出したかったが行方不明のため出すに出せずそうこうしてる間に翌年真希ちゃんを出産した。
(貴子)このまま真希ちゃんの出生届を出したんでは戸籍上前の夫葉山さんの子供になると思って出生証明書を捨ててあえて役所に届けなかったのね。
つまり真希ちゃんには戸籍がない?今度小学校に上がるにあたって戸籍がないのでは学校に行けない。
(大介)でも普通子供が6歳になるまでほっときますか?まあ小学校までは戸籍が必要とされることはあまりないし。
前の旦那の籍に入ることが嫌だったんでしょ。
で慌てて前の夫との離婚と今の夫との入籍そして子供真希ちゃんの戸籍取得の3つをお願いしたいと。
たまに張り切るとこれまた盛りだくさんな依頼で。
離婚って相手が失踪しててもできるもんですか?この場合相手不在の離婚裁判。
3年間生死不明ならすぐに認められるでしょ。
そのためには失踪していることの確認。
それから子供の戸籍が作れないから病院に行って真希ちゃんの出生証明書を発行してもらうと。
大変だあ。
うん。
(柳田)そうなんだよ。
(紀三郎)この机借りますよ。
(柳田)いやまあえらいことになっちゃってさ。
俺が顧問をやってる会社の社長がぽっくりいっちゃって。
遺産は残ったんだけど相続で大もめにもめてんだよ。
それが7人兄弟でね。
7人?1人ずつ説得だよ。
ちょっとお前も手伝え。
いやこっちはそれどころじゃないですよ。
いらっしゃいました。
(柳田)おお。
(紀三郎)一郎さんだご長男の。
(一郎)ああどうも。
(柳田)お待ちしておりました。
この度は。
失踪か。
(誠)どうした?あっごめん。
何かぼうっとしちゃって。
ねえ真希。
晩御飯何がいい?
(真希)ハンバーグ!
(留美)ハンバーグまた?
(保育士)いらっしゃい。
(子供)先生おはようございます。
(母親たち)おはようございます。
前夫葉山芳樹さんは若くしてIT関連の事業を起こし大成功。
一時は5つの会社を経営されていたと。
ええ。
でも手を広げ過ぎて…。
業績は急速に悪化。
手のひらを返した銀行が融資を引き揚げ倒産。
借金だけが残った。
それである日突然?「迷惑をかけたくない」って置き手紙だけ残して。
3年間は何も手につきませんでした。
そのときに誠さんと?これ?サービスです
(留美)あの人まだ見習いでかっぱ巻きしか作らせてもらえなかったんですけどそれをいつもこっそりサービスしてくれて。
そう。
でその後葉山さんからは一切?ありません。
あっ幼稚園のお母さんから。
すいません。
もしもし?あっこんにちは。
ええ大丈夫です。
(貴子)あの葉山芳樹さんのこと何かご存じありませんか?まずは友人親類関係などに聞き込みなどの調査をして葉山さんが行方不明だということの証明をします。
次にその行方不明の相手に裁判を起こしましたよと知らせる。
これが公示送達です。
公示送達では呼出状を裁判所の掲示板にはり出し官報に掲載します。
まあ相手が行方不明なんですから形式的なものですけどね。
そして2週間後に相手に知らせたと見なされ裁判が始まります。
まあ離婚はすぐに認められるでしょう。
ほぼ聞き込みは終わりました。
あとは真希ちゃんの出生証明書をもらうだけです。
案外早く終わりそうですよ。
どうしました?それでいいのかな?どういうこと?いえ。
御覧のとおり俺はただの職人ですから。
何言ってるんですか?ご立派にやられてるじゃないですか。
ひょっとして奥さんいえ留美さんが離婚したがってないって?考え過ぎですよ。
まだ前の旦那さんを待ってるとでも思ってるんですか?ごちそうさまでした。
えっと…。
800円です。
はい。
あいつ俺とつきあうまでは値段表があるすし屋なんか知らなかったんですよ。
時価ばかりの高いすし屋しか行ったことなかったんです。
いい思い出って忘れないもんでしょう人は?
(柳田)えーですからこの土地は一郎さんが主張されてるんですよ。
二郎さん。
(二郎)八丁堀のマンションしか残ってないじゃないか!いえいえそれは五郎さんが主張されてまして。
(貴子)これで公示送達の申し立ては終わりました。
2週間たてば裁判の手続きが始まります。
留美さんの尋問があり判決。
多分すぐに終わるでしょう。
ありがとうございます。
これで安心ですね。
あとは入籍。
それと真希ちゃんの戸籍を作るだけ。
今病院に出生証明書を取りに行かせています。
(大介)愛光病院ってこの辺のはずなんだけどなあ。
1…2…。
えっ?えっ?嘘。
(真希)ねえテレビ見よう。
(留美)今大事なお話してるからあとでね。
ダメよ。
いいですよ別に。
この後なんですけれども…。
(アナウンサー)「殺害されたのは葉山芳樹さん38歳です」えっ?
(アナウンサー)「葉山さんは包丁で腹を刺されており出血多量により死亡しました」葉山芳樹?
(アナウンサー)「…台東区松が谷の中央公園を歩いていた主婦が…」嘘。
(アナウンサー)「草むらに葉山さんが倒れているのを発見110番通報したものです。
午前1時ごろ…」留美さん。
あのちょっと追いかけます。
あとすいません!
(刑事)とにかくご遺体の確認をお願いします。
はい。

(刑事)ご主人ですか?違います。
全然知らない人です。
(刑事)まだ身元ははっきりしませんが本庁から連絡がありましてね死んだ男上野のある暴力団の使いっぱしりだったそうです。
恐らく戸籍を買ったんでしょう。
戸籍を?ええホームレスやなんかから戸籍を買うんですよ。
まあ買うって言ってもヤツらから本籍や名前を聞き出してその本人になりすますっていうことなんですが。
ホームレス。
(刑事)ええ。
それで免許証を作ってたもんでてっきり葉山さんかと。
まあ違ってよかったですな。
ああ失礼。
ありがとうございました。

(真希)ママー!
(留美)真希。
ああごめんね。
ごめん心配した?ごめんね。
帰ろう。
(誠)別人。
(貴子)ええ。
でも大丈夫です。
離婚の手続き上何の問題もありませんから。
誠さん?さっきあいつの携帯に電話がありました。
公衆電話からだったんでてっきりあいつからだと思って出たら男の声がして切れました。
それって…。
葉山さん?廃業?
(大介)そうなんですよ。
5年前真希ちゃんが生まれた直後に廃業してて今院長先生どこにいるか分かんないんですよ。
そんな。
じゃあ出生証明もらえないじゃない。
ええ。
病院の関係者誰でもいいわ。
とにかく誰か捜して。
じゃないと真希ちゃんの戸籍ができない。
はい。
あっねえ。
わたしは旦那さんと奥さんに掛かりっきりになるから。
(大介)はい。
あなたは出生証明お願い。
(大介)分かりました。
(ため息)
(柳田)ええまあですから…。
(三郎)はい。
(柳田)この北千住の土地は四郎さんが主張されてるので三郎さんは別のものを…。
(三郎)何だよ!四郎に優先権があるのかよ?
(紀三郎)落ち着いて落ち着いて落ち着いて。
(三郎)コノヤロー!弁護士として改めて確認しておきます。
葉山さんから連絡が来たことはありませんね?葉山さんは行方不明ということで公示送達の手続きをしています。
もしそうじゃないならまた別の方法を考えなければいけません。
あるんですか?分からないんです。
分からない?電話が…無言電話がかかってくるんです。
時々公衆電話から。
葉山さん?いつもすぐ切れちゃうんです。
ただ…。
ただ?結婚記念日には必ずかかってきて。
どこからかかってるのか分からないんですか?いつも違うところから。
この前は駅みたいで。
誠さん心配されてますよ。
あの人ひどく気にしてるんです。
前の夫のこと。
口には出しませんけど。
わたしはあの人のことを好きになったから一緒になって真希を産んだんです。
確かに急にあんなニュース見て驚きましたけど。
分かりました。
どちらにしても相手の所在不明ということには変わりありません。
このまま公示送達の手続きをしてよろしいですね?よろしいですね?はい。
(大介)疲れた。
(紀三郎)ああおかえり。
ああただいまです。
(紀三郎)例の廃業した病院?ええ聞き込みですよ。
手伝ってあげたいんだけどねこっちも大変で。
ああ。
(柳田)二郎さんが鮫洲のマンション要求してるんだっけ?
(紀三郎)いやいやそれは六郎さんでしょ。
六郎さん…ああひげの?それは三郎さん。
四郎さんがカツラだっけ?いやカツラは五郎さんですよ。
(香織)カツラは二郎さん。
(紀三郎)ええ?
(香織)五郎さんは恐らく植毛。
(山岡)何か最近さ昔の男がどうのこうのとかいう噂聞いたんだけどそんなバカなことなあお前ハハハ。
そうよ。
えっそうなの?そう昔の男。
どういう気持ちなんだろうな奥さん。
ああ。
ああ例の。
まだ気持ち残ってんのかな?
(奈津子)思い出っていいところしか残らないから。
うん。
(山岡)そうなのかな?気持ちにケリをつけたいんじゃないのかな?だってさある日突然いなくなったんだろう?生きてんのか死んでんのかも分かんなくて急に電話だけ来たらそりゃ誰だって気になるよ。
自分の気持ちにピリオドを打ちたいんじゃないのかな。
きっちりと。
どうするんです?
(山岡)旦那が生きてたとしても公示送達に問題はない。
あとで万が一旦那が現れたとしてもまず離婚は認められる。
生きてようが死んでようが離婚には問題がないの。
(奈津子)そうですか。
そう。
問題はないんだけどね。
(山岡)自分の気持ちにピリオドを打ちたいんじゃないのかな
(貴子)どちらにしても相手の所在不明ということには変わりありません。
このまま公示送達の手続きをしてよろしいですね?よろしいですね?・はい。
(貴子)もしもし?間宮です。
あっどうも。
あのこれから葉山さん捜してきます。
えっ?ホントに生死不明かどうかの確認です。
万が一彼が出てきて異議を申し立てたら裁判が無効になる可能性もあります。
はい。
もし本当に生きてるならわたしは必ず捜し出します。
では。
(柳田)えっなな何で?所在不明で公示送達で問題ないでしょ?わずかでも葉山さんを捜す手がかりができた。
それは無視できない。
いやそんなわざわざ。
じゃ。
(香織)よし完成!聞き込みノーリターン!うん無視できないのは…。
ええっ?依頼人の気持ちですな。
(刑事)生死不明の離婚裁判?えーとこの辺りがね殺された男の組のシマ。
あっ縄張ね。
戸籍買ったんだったらこの辺りのホームレスだと思うんだけど。
(貴子)あのすいません。
この男性を見たことありませんかね?すいませんお食事中に。
(男)えっ?あのこの男性を捜してるんですけれども。
10年くらい前の写真なんですよ。
あっ何かこの辺にいるっていうお話を伺ったもんで。
(男)ここへ座んな。
いえいえもう。
(男)こんな人知らねえな。
(男)ないな。
(男)知らないよ。
あっ。
あのもうちょっとよく見ていただけますか?あっちで聞いてごらん。
おじさん…。
分からねえよそんなのは。
失礼しました。
うわっ!おじさん!おじさん足。
足つかんでるから。
(男)1杯飲んでいけ。
いやいやあのもう。
(大介)えっ知ってんの?愛光病院の元院長。
えっどこ!?いいた!いた!先生!やっと会えたじゃないですか。
よかった。
(香織)収拾つきませんね。
(柳田)こうなったらあみだで決めるか。
先生は見つかったけど真希ちゃんのこと覚えてない?ええ。
あら〜。
どうにかなんないんですか?出生証明。
(柳田)カルテは?えっ?いや当時のカルテを捨ててなかったら出生証明は出させることできるよ。
ああっ。
(貴子)あの確か駅みたいだったっておっしゃってましたよね?はい。
後ろで「大井町」ってアナウンスが聞こえたような。
先生。
当時のカルテがあれば出生証明出せるんですけど。
(元院長)カルテ?はい。
あるよ。
あっあっあるんですか?あるけど…。
ああるけど?マジ?嘘!うおーっ!
(元院長)何せ50年分あるさかいにな。
捜すのに10年かかるで。

(男)おいお客さんだよ。
(貴子)葉山芳樹さんですね?弁護士の間宮貴子です。
あなたに裁判の訴状を送りたいのでご住所を教えていただけますか?今公示送達という方法で裁判所があなたの呼び出し手続きをしています。
期限はあした6月10日です。
(葉山)何の裁判ですか?離婚です。
奥さんいえ葉山留美さんは今離婚の手続きを取っています。
新しいパートナーとやり直そうとされています。
2人の間のお子さんももう6歳になります。
そのお子さんの戸籍を作るためにも離婚手続きが必要なんです。
それと留美さん自身自分の気持ちにケリをつけるため。
葉山さん。
違います。
えっ?わたしは友人です。
そうですか。
では葉山さんにあした裁判所の前でお待ちしていますとお伝えください。
分かりました。
もう一つ。
葉山さん…いえ彼はなぜ今更電話を?さあ。
昔のことが懐かしくなったのかな。
昔の夢が。
ただ…。
旦那と子供がいることは知らなかった。
そういうことだと思います。
彼が生きていればあしたきっと行くでしょう。
失礼します。
もうどこにあるんだよ。
もう。
くっ。
うわあ。
イテッもう。
1人じゃ無理だよもーう!早くカルテを見つけないと小学校の手続きに支障が出るかもしれないんですよ。
(柳田)見りゃ分かるだろ。
それどころじゃねえよおい!
(紀三郎)助けてあげたいんですけどね…。
お願いしますよ。
ああ…。
いや!わたしは今日大事な合コンなんで。
じゃあもういいっすよ。
やりますよこうなったら1人で。

(ドアの閉じる音)どうしました?あいつ泊まり込みでやってんのかよ?おおおおおお。
(貴子)お会いしました。
葉山さん…の友人と。
今日が期限だと伝えました。
来ると思いますよ。
生きているなら。
いないんですねもう。
彼はもういない。
これではっきりしました。
留美さん。
わたしはさよならが言いたかっただけなんです。
お互いが納得して離婚したかっただけなんです。
一度は縁あって夫婦になった人ですから。
ありがとうございました先生。
区切りがつきました。
あの人あれからひと言も口を利いてくれないんです。
今はこっちのほうが大変です。

(戸の開く音)いらっしゃい!終わったのか?わたし…。
ここんとこちょっと頑張ったからボーナスくれた親方。
ひと段落ついたら真希のランドセル買いに行こう。
(誠)それでそのあとお祝いしよう。
3人で。
座れよ。
うん。
ウフッアハハ。
もっといいやつにするか?いいよ。
酢飯。
酢飯のにおいがする。
このにおい大好き。
当たり前だろ。
すし屋だぞ。
ウフッ。
いただきます。
うん。
よしっ。
あとはカルテだ。
うん。
ごめんお待たせ。
先生。
さあやろうか。
あの紀三郎さんたち…。
あのねえ人を当てにしちゃいけないの。
弁護士っていうのはね誰の手も借りられない孤独な仕事なの。
いやち…。
2人でやりますよ。
(紀三郎)こっちのほうはないなあ。
おうおう先生。
紀三郎さん。
ハハハ。
(柳田)ダメだこっちは違うな。
やや柳田さん。
ああ。
今来たんですか?
(香織)遅いですよ先生。
あなた!柳田さんに強引に拉致られました。
まったく冗談じゃないですよ。
今日の合コン医大生だったのに。
(柳田)バカヤロー。
医大生より弁護士だろ。
ほらここにも弁護士の卵が。
えっ俺?俺俺?かえらないですよこの卵。
腐ってる。
うるさいよ。
ああああ。
ねえ。
いいんですよあのインチキ兄弟は。
あした徹夜でやります。
(紀三郎)とにかく早いとこ片づけちゃいましょうよ。
(香織)早くしないと朝になっちゃいますよ。
頑張りましょう。
よーしやりますか!
(柳田)よっしゃあ!はい!ねえどこ見たの?
(大介)ああ香織さん。
上。
わたしね奥嫌いなのよ。
(紀三郎)ああ先生。
そこから奥はもう捜しましたからね。
あっはい。
分かりました。
(柳田)ああじゃあ先生。
こっちの棚まだ。
こっち。
はい。
(柳田)よいしょ。
いやちょっと。
すごいからほこりもう。
(大介)ゴホッゴホッ。
クソッ。
(紀三郎)うわっ。
(柳田)大丈夫ですか?
(紀三郎・大介)はい。
(大介)あああ〜。
(柳田)おい危ない!よっと。
はあ。
寝てんだ。
ああいや寝てない。
考えごとです考えごと。
柳田さんごめんなさい。
これお願い。
うん。
(大介)よいしょっ。
ゴホッゴホッ。
はい。
(大介)はい。
よいしょ。
(大介)うん?何これ?あっこれゴキブリポクリン。
わっ!すっごい強力らしいですよこれ。
もういいからほら。

(香織)あった!あった?あった?
(香織)よいしょ。
(柳田)ああ。
(大介)1997…。
(柳田)ということは?
(紀三郎)真希ちゃんが生まれたのは?1998!
(香織)ちょっと。
(柳田)よしっ。
(香織)わあ!違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う。
んっ?あっあった!あっ!あっあったー!
(柳田)ああー!あった!あったー!
(拍手と歓声)あったあったあったー!
(歓声)
(職員)はいすいません。
よろしくお願いします。
(留美)どうも。
ほら。
(留美)「真希」うん。
(真希)うん。
フフよかったね。
(山岡)3年以上の生死不明で離婚のためすぐに入籍。
うん。
真希ちゃんも無事小学生か。
よかったじゃないか。
ホントよかったですね。
うん。
戸籍を捨てた男と戸籍を作ろうとした女ねっ。
なあ。
それ何?ああ。
これね戸籍関係の法律書。
またいつこんな依頼がこないとも限らないから勉強しとこうかなと思って。
あ…随分前向きじゃないか。
離婚関係あんなに嫌がってたのに。
別に。
完璧を期してるだけ。
それより何よ?うん?話があるって?うっうん。
まあ。
何よこの前から。
もぞもぞもぞもぞホントに。
いやあその。
ここじゃ何なんだけど…。
じゃあウチに来る?えっ?ちょうどよかった。
決着がついてるころだと思うのよもう。
決着?ヤツとの決着よ。
ヤツ?
(山岡)いいいのかよ?いるんだろ?
(貴子)だからいるかどうか確認して。
えっ確認って。
えっ?そこの隅隅。
隅?ゴゴキブリポクリン?中見て確認!あっ入ってる。
1匹。
よっしゃあ!捨てて早く早く。
やった!やりましたね!決着ってゴキブリ?そうなのよ。
1か月前に1度出たわけ。
そのときはね必死になって排気口に追い込んだの。
そしたらあなた2週間ほど前にまた出てきて。
わたしの目の前をこうバァーッと斜めにこう。
目の前をこう飛んだときにキッキッてにらんだのよ。
もう信じられない。
ホントにもう。
それでお前ホテルに?当たり前ですよ。
寝てる間にあなた顔をはってきたらどうするのこれ?もう怖くて寝てられませんよ。
ホントにもう!昔の男じゃなくてゴキブリ?お茶でも飲むねっ?ああよかった。
待って。
あのちょっと聞いてくれよ。
うん?実は前々からちょっとまじめに話したいことがあったんだけどさ。
何よ改まっちゃって。
今の事務所畳んで俺と一緒に新しい事務所に行かないか?んっ?・『心の旅人』2014/09/12(金) 15:53〜16:48
関西テレビ1
離婚弁護士 #09[再][字]【天海祐希 玉山鉄二 ミムラ 佐々木蔵之介 津川雅彦ほか】

「忘れられない男…」

詳細情報
番組内容
貴子(天海祐希)に朝帰り疑惑が発生!!貴子に思いを寄せる?山岡(陣内孝則)は、さすがにショックを隠せない。そんな中、貴子が取り組むことになったのは、行方不明中の夫と離婚し、別の男性と再婚したい、という依頼だ。大介(玉山鉄二)とともに調査を開始した貴子だったが、事態は予想もしなかった方向へと展開し…。一方、柳田(佐々木蔵之介)は、遺産相続をめぐる7人兄弟の骨肉の争いに巻き込まれ、てんてこ舞い。
番組内容2
紀三郎(津川雅彦)や香織(ミムラ)もそのフォローに追われ、多忙を極める…。間宮法律事務所の存亡にもかかわる衝撃のラストシーンが待ち受ける第9話!
出演者
天海祐希 
玉山鉄二 
ミムラ 
佐々木蔵之介 
久我陽子 
陣内孝則(特別出演) 
津川雅彦 
【9話ゲスト】
南果歩 
池田成志 
小木茂光
原作・脚本
【脚本】
田渕久美子 
林宏司 
武田樹里
監督・演出
【演出】
光野道夫 
田島大輔 
松山博昭
【プロデュース】
長部聡介 
瀧山麻土香
音楽
井上鑑
【主題歌】
「心の旅人」hitomi
【挿入歌】
「ホワット・アム・アイ・トゥ・ユー」N・ジョーンズ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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