ここはアメリカ西海岸のサンフランシスコ。
坂道を走るケーブルカー有名ですよね。
見えてきたのはメジャーリーグの球場。
サンフランシスコ湾の入り江に面しています。
この球場ならではの名物があります。
場外ホームランが出ると海に落ちたボールをめぐって争奪戦が繰り広げられるんです。
メジャーリーグって見る者を夢の世界にいざなってくれますよね。
球場ではプレー以外にもさまざまな楽しみがいっぱい。
きょうの「BSコンシェルジュ」はMLBの雰囲気をたっぷり味わっていただきましょう。
「BSコンシェルジュ」「びぃコン」。
始まりました。
本日のゲストはスポーツジャーナリストの生島淳さん。
そして、元メジャーリーガーで野球解説者の小宮山悟さんです。
お二人はBS1で放送中の「ワールドスポーツMLB」に出演されています。
よろしくお願いします。
MLBのレギュラーシーズンもいよいよ大詰めということですけども、お二人も気持ち的にも盛り上がってきてるんじゃないですか。
9月の声を聞くとねもう、あとふたつきで決まるなというふうにね、どんどん…毎朝、起きて見ちゃいますね。
2〜3試合見ちゃうような感じになっちゃいますよね。
小宮山さんは?僕は、もう仕事なので全部、毎日チェックしますから。
今シーズンのMLBもなんといっても一番の話題は田中将大投手。
いかがですか。
しばらく負けませんでしたからね。
アメリカ行っても負けないんだって正直、驚きましたけれども。
適応力が高いなというふうにね思いましたね。
能力的にいうと日本で投げてる姿を見る限り普通にやれば大丈夫だろうとは思ってたんですね。
ただ、あそこまですごいとは思わなかったです。
これは想定外です。
前半だけで12勝4敗これ、すごかったですね。
その段階でメジャーのトップの成績ですからこれはもう飛び抜けた数字です。
ですが、7月上旬の試合を最後に右ひじの故障で実戦から遠ざかっています。
田中投手の現状っていうのは今、どういう状況なんでしょうか。
部分断裂ということで手術という選択肢もあるでしょうし今のような保存療法リハビリというようなこともあるでしょうけれどもね様子見ながらということだと思いますけども。
もちろんポストシーズンで投げるかも。
ヤンキースがまだポストシーズンに向けて希望を残してますのでね。
ポストシーズン進めばね田中、投げられるんであればチームとしては投げてほしいでしょうからね。
そして、田中投手と同じように注目を集めたのがダルビッシュ有投手。
その持ち味っていうのはどういうところなんでしょうかね。
投げる球すべてがメジャーリーグのアベレージ以上のボールを投げれるピッチャーですから。
あとは、制球力ですよね。
コントロールさえよければほとんど打たれることなく打ち取れるというレベルのピッチャーだと思いますんで。
もう、本当に球界を代表する投手というのは間違いありませんからね。
そのダルビッシュ投手も8月中旬に右ひじの炎症で故障者リストに入りました。
今シーズンは投げないというふうに決まりました。
チームがポストシーズン進出する可能性がゼロなので。
投げても優勝争いには絡めないのでそれよりは、ひじを大事にして来年に備えようって感じですね。
来年の開幕を待ちたいなという感じですね。
今シーズン、メジャーリーグのそのほかの日本人投手の活躍ぶりも光りました。
まずはシアトル・マリナーズの岩隈久志投手。
岩隈投手の持ち味は抜群のコントロール。
今シーズン、25試合に登板して与えたフォアボールの数は僅か16。
先週のレンジャーズ戦の勝利で日本人投手単独トップの14勝。
メジャー自己最多勝利に並びました。
ポストシーズン進出は岩隈投手の活躍にかかっています。
ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹投手。
アメリカに渡って7年。
ことし39歳になった黒田投手は開幕からチームのローテーションをただ一人、守り続けています。
先週伝統のレッドソックス戦に登板。
持ち味のシンカーやスプリットを低めに集め7回を投げきり、10勝目。
日本人投手として5年連続2桁勝利となり自身が持っていた記録を更新しました。
ヤンキースのポストシーズン進出には黒田投手の頑張りが欠かせません。
シカゴ・カブスの和田毅投手。
3年前にアメリカに渡ってから故障に悩み続けてきた和田投手。
カブスに移籍した今シーズン3回目の先発でメジャー初勝利。
現在、4勝2敗。
いよいよ本領発揮です。
3人のピッチャーが登場しましたけれども岩隈投手は今シーズン絶好調?コントロールがいいっていうのも飛び抜けてますよね。
自分が、いかにしっかりとしたコントロールで相手バッターを打ち取るかっていうことをきちんとできてるので早めに追い込むということができれば打たれる気配ゼロですから。
本当に、すごいと思います。
あと、ことし39歳ヤンキースのローテーションを守り続けてる黒田投手。
黒田投手ね、僕なんでそんなに頑張れるんですか聞いたら、負けるの怖いのでそのために頑張ってるって。
結構、大事だと思いますよ。
とにかく自分がなんとかしようっていう気持ちが見てて分かるじゃないですか。
投げてて。
あの必死になって投げてる姿は恐らくヤンキースファンの心を打ってると思いますからね。
あと、メジャー初勝利を挙げた和田投手。
ひじの故障が癒えてなんとかなると思います。
っていうのは3月の時点では言ってたんです。
メジャーに昇格して自分の球が投げれればなんとかなるだろうなと思ってたんですけども本当に勝ててよかったですよね。
メジャーで成功する日本人投手に共通するものって何かありますか。
切り替えがうまい人だと思います。
上原投手、去年、世界一の舞台へ立っていましたけど勝っても負けても次の日はニューデー、ニューデーっていう新しい日。
いろんなことがあるけど一晩寝たら忘れてるっていう。
切り替えもそうですけど驚かないことっていうのも大事だと思います。
とにかくびっくりするようなこと目の前にきますから。
例えば、試合引き分けがないわけですよねアメリカの場合。
延長、無制限でやるじゃないですか。
例えば雨で中断なんていうときも平気で2時間、3時間待ちますから。
だから、そういうところでああ、こうなんだアメリカはっていうふうに自分の中で消化できるかどうか。
そういうのって結構、大事なので。
さて、野球観戦の楽しみの一つといえば食べ物もありますよね。
お二人が出演されている「ワールドスポーツMLB」では球場をリポートして食べ物についても紹介しています。
ご覧ください。
テキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフパーク。
ここには、テキサスらしいビッグサイズの食べ物が…。
60cmを超えるというホットドッグ。
ハンバーガーも大迫力!オーマイゴッド!こちらの店で買えるのは地元テキサス出身の大投手にちなんだもの。
皆さん、ゲットしました。
ノーラン・ライアンドッグ。
通算324勝を挙げたノーラン・ライアン投手にあやかりました。
いただきまーす!続いて、ミズーリ州にあるカンザスシティ・ロイヤルズのコーフマンスタジアム。
ここで見つけたのはユニークなグルメです。
皆さん、できました。
これがこの球場で大人気のチージーコーン・ブリスケット・アチョー。
器は、なんとヘルメット。
レタスやコールスローそして豚肉などがいっぱいに盛られています。
いただきまーす!おいしい!コーンとポークの相性がすごくよくってポークがスモーキーな感じでとってもおいしいです。
基本、ホットドッグ食べるとアメリカに来たなっていう感じがしますね。
ホットドッグの味は、たぶん全米各地、共通の味ですから。
間違いないんですね。
だから、アメリカでは球場ごとに食べ物ってやっぱり特色が…。
シアトル、ボストンはシーフードがおいしいのでクラムチャウダーとか。
寒い時期とか食べるとおいしいんですよね。
小宮山さんはなんか経験されました?僕は選手だったので選手のときは球場のクラブハウスの中で食事って用意されるのでそのクラブハウスの食事が場所によっていろいろ特徴ありますよね。
マイアミで食事したときのその、出されたものがメキシカンフードですかね。
ちょっとね、普通以上に辛いものであったりとかえ?って思うようなものがやっぱ出るわけですよ。
外では食べないんですか?試合が終わる時間に外のレストランはほぼ、もう閉まってます。
11時には、たぶん店が閉まってしまうのでそうなってくると食べるのはクラブハウスで食べたほうが確実です。
球場の食べ物を見てきましたけれども実は、球場そのものも個性的なんですよね。
生島さんも以前メジャーの球場についてリポートしています。
アメリカ東海岸のボストン。
レッドソックスの本拠地フェンウェイパークです。
ここができたのは1912年。
現在、使われているメジャーのスタジアムの中で最も古い球場です。
なんかね、100年前の遊園地に来てるような感じが、いつもフェンウェイパークの場合はするんです。
歴史とつながってるなっていうのがね。
このスタジアムの名物はレフト側にそびえる緑の壁グリーンモンスターです。
高さは、およそ11m。
フェンウェイパークは町の中心部に建設されたためレフト側がライト側に比べてホームからの距離が短くなっています。
そのため、簡単にはホームランが出ないようにこの巨大なフェンスが造られたのです。
グリーンモンスターの上にやってまいりました。
ここからね、野球を見るのは若干、怖い気もします。
でも、まあ、眺めがよくて本当に気持ちがよくねボストンの夏に、ここから見るレッドソックスの野球これはまあ、いいだろうなというふうに思いますね。
スコアボードの裏に回ってみると…。
そこには壁一面に選手のサインが書き込まれていました。
ここにサインを残すことがメジャーの選手たちの伝統となっているのです。
シカゴ・カブスのホームリグレーフィールド。
メジャーリーグで2番目に古いスタジアムです。
美しいつたが外野フェンスを覆っていますが…。
このつたが、くせ者。
つたの中に打球が入ってしまうと二塁打という特別ルールになっています。
ただしこのようにアピールしないとプレーは続行。
この選手の場合ボールを探すのに夢中になりアピールをしませんでした。
その間に打ったバッターがホームイン。
こちらは、アメリカ南西部アリゾナ・ダイヤモンドバックスのチェースフィールド。
この球場には外野席になんとプールが設けられています。
プールで遊びながら試合も楽しめるんです。
夏には、最高気温が40度を超えることもあるアリゾナ。
とってもうれしいサービスですよね。
生島さん、さっき映ってましたグリーンモンスターの上まで。
怖いって言ってましたね。
高所恐怖症なんです。
だめじゃないですか。
あそこ、ちゃんと、いすとか置いてあったっていうことは…。
もともとはなかったんですけども作ったんですね。
何がすごいって、今ボストン・レッドソックスがフロリダでキャンプしてるフォートマイヤーズというところ同じ造りにしてるんです。
グリーンモンスターを同じように造ってそこでオープン戦も上から見れるようにきちんとやってる。
その辺が、アメリカすごいなと思うんですね。
ほかにも個性的な球場たくさんあるっていうこと?ヒューストンの球場はセンターちょっと坂になってますからね。
上り坂になってるんですか?わざと。
後ろ向きで走ると…。
みんな、コケますね。
そういう球場があったりとか。
シアトルなんかだとお見合いの場所を提供したりしてるんですよ。
野球を見ながらお見合いをするんですか?お見合いできます。
ここに男女、集まりましょうみたいな日もあったりするんです。
シートが隣が誰になるか分からないとか…。
そこは立って見るスペースなんですけどもそこで、にぎやかに「こんにちは」みたいないうのも企画であったり。
あとキスカメラってのがあって映ったカップルはキスをしなきゃいけないっていう。
そういうルールがあるんですね。
現地で見るとしゃれてんなって思いますね。
最初に順番で、こうやってやって一番最後に、恐らく一番ご高齢だろうなって思うご夫婦を映し出すんですよ。
それで、その2人がてれながらキスをする。
もう拍手。
会場中。
そういったスタジアムを巡る楽しみってのもねメジャーリーグはありますね。
アメリカの観客の人たちの野球を楽しむ姿っていうのは。
どちらかというと野球そのものに集中して見てる雰囲気はありますね。
なので静かな中で野球するのでバットでボールをひっぱたいたときの乾いた音これが響いたときの気持ちよさというんですかね。
そのぐらい静か。
静かになりますね。
しかも、僕、ピッチャーなのであんま、打たれるのおもしろくないんですけど抑えながら試合進むとやっぱ淡々とゲームって進むと点が入らないのでお客さんもストレスがたまると思うんですよ。
それが均衡を破って点を取ったときの盛り上がり方これはねしびれる盛り上がりです。
試合に合わせて観客の皆さん呼吸してる感じです。
すごくそこが、ちょっと日本と違うのかなと思いますね。
観客と選手との距離感、近くて一体となって温かい雰囲気っていうのが特徴だと思うんですがそれを象徴するような出来事が今シーズン、ありました。
ことしのオールスターゲーム。
これが選手として最後の出場となるスターがいました。
今シーズン限りで引退を表明しているヤンキースのデレク・ジーター選手です。
1回裏、先頭バッターとして打席に向かうジーター。
そのとき、球場全体から大歓声と拍手が沸き起こります。
(歓声と拍手)
(解説)ピッチャーも拍手してますね。
(実況)ピッチャーもですね。
ジーターは2球目をライト線に運びツーベースヒット。
ジーターは4回の守備で交代。
球場は割れんばかりの拍手に包まれました。
(歓声と拍手)ジーターのすごさも含めてアメリカで野球がこれだけ人気があるっていうのなんか分かるようなシーンだったので、感動ですね。
デレク・ジーターってコールありましたよね。
あれは、もともとニューヨーク・ヤンキースで今は亡くなった方の場内アナウンスの声を使ってオールスターで演出してたりしてたんです。
そういった尊敬というかそういったものが満ちあふれたオールスターでしたね。
ことしの最後っていうことで9月の末に最後ね恐らく引退ということになるんですけども、そのときにどんな演出があるのかちょっと、今からね泣く準備して待ってますよ。
と、ここで毎度おなじみびぃコン通信。
BSで放送される注目の番組をピックアップします。
料理研究家のコウケンテツさんがおふくろの味を求めて旅する「アジア食紀行」。
今回の舞台は中国の雲南省です。
こちらは豚の皮を使った料理。
とうがらしたっぷりのたれでいただきます。
これ、最高!口に入れたら、とろけるんですね。
とろける脂身にこの辛いたれが最高に合いますね。
さらに、こちらのご家庭では日本でもおなじみのあれが料理として登場。
ゆでた野菜を食べてるような感じなんですよね。
これは、もうね大人の楽しむ食べ物ですね。
ミステリーで犯人を当てたことないという方でもお楽しみいただける番組がBSプレミアムで2夜連続生放送。
舞台は日本。
忍者の里で行われたイベント中不可解な殺人事件が起こります。
その人が、どうしたの?死体で見つかったって…。
え?仕掛け人はミステリー界の鬼才麻耶雄嵩。
受けて立つのはミステリー作家の綾辻行人。
そして、ご覧の方々が推理バトルを繰り広げます。
ミステリーが苦手な方も必見です。
もちろんテレビをご覧の皆さんもデータ放送を使って簡単に推理に参加できます。
BSプレミアムで2夜連続生放送でお届けします。
最後になりますけどもお二人が出演されてる「ワールドスポーツMLB」の見どころを、ぜひちょっと…。
メジャーリーグのすごさそういうものが試合を通じて皆さんが理解できるように説明をしながら、アメリカの野球の奥深さっていうんですかねそういうのを伝えられればなと思ってやってますけども。
基本的には、その日あった試合のハイライトを、たっぷりご覧いただくっていうのが基本にあります。
ただ、やっぱりスタジアムグルメですとかアメリカのカルチャーも含めて僕はお伝えできればなと思っているので、ちょっとアメリカを感じていただけるとうれしいですね。
本日のゲストは生島淳さんと小宮山悟さんでした。
どうもありがとうございました。
2014/09/12(金) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
BSコンシェルジュ▽MLB特集“ワールドスポーツMLB”〜生島淳・小宮山悟〜[字]
「ワールドスポーツMLB」に出演する生島淳さんと小宮山悟さんがゲスト。ポストシーズンの行方を左右する日本人選手の活躍を中心に今後のメジャーの見どころなどを伺う。
詳細情報
番組内容
優勝争いのヤマ場を迎える9月の大リーグ。その中で、注目を集めるのがマリナーズの岩隈やヤンキースの黒田など、今季好調な日本人投手たちだ。さらに、故障しているヤンキースの田中やレンジャーズのダルビッシュの動向も気になるところだ。「ワールドスポーツMLB」に出演しているスポーツジャーナリストの生島淳さん、同じく元大リーガーの小宮山悟さんをゲストに迎え、日本人選手の活躍などについてお話ししていただく。
出演者
【ゲスト】生島淳,小宮山悟,【司会】アンドレア・ポンピリオ,高橋さとみ,【語り】渡辺久美子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:24893(0x613D)