情報まるごと 2014.09.11

こんにちは。
情報まるごとです。
きょうのメニューです。
こちら、各地で大雨となって、浸水などの被害が出ています。
きょうは広い範囲で大気の状態が不安定になっていますが、どうしてなのか、解説でお伝えします。
そして、大雨については、各地を結びます。
北海道、宮城、関西から、被害の状況などをお伝えします。
そして、こちらです。
きょうで東日本大震災から3年半です。
復興に向かう被災地の現状を、上空からの映像でお伝えします。
初めに大雨です。
上空の寒気の影響で、北海道では、断続的に猛烈な雨が降り、北海道の石狩地方と胆振地方の一部には、大雨の特別警報が出ています。
また北海道以外の地域でも、局地的に猛烈な雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水などに、厳重に警戒するよう呼びかけています。
まず札幌からお伝えします。
北海道では局地的に猛烈な雨が降り、札幌管区気象台は、石狩地方と胆振地方に大雨の特別警報を発表し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に、最大級の警戒を呼びかけています。
札幌管区気象台によりますと、午前9時前までの1時間に、苫小牧市で100ミリ、午前7時過ぎまでの1時間に、新千歳空港で92ミリの猛烈な雨を観測したほか、千歳市の支笏湖では、6時ごろまでの1時間に70ミリの非常に激しい雨を観測し、気象台は石狩地方の札幌市と千歳市、胆振地方の苫小牧市に、大雨の特別警報を発表しています。
このため土砂災害や洪水の危険が高まっているとして、北海道内では、札幌市や苫小牧市など4つの市の、およそ39万4800世帯78万6700人に避難勧告が出されています。
また、北海道内ではおとといの降り始めから、きょう午前10時までに降った雨の量が、胆振地方の白老町森野で295ミリ、石狩地方の千歳市支笏湖で282.5ミリなどとなっています。
これまでに降り続いた雨で地盤の緩んでいる所もあることから、気象台と北海道は、札幌市と千歳市、それに苫小牧市に土砂災害警戒情報を出しています。
警察などによりますと、きょう午前11時前、札幌市郊外にある峠で、大雨で土砂が流れ込んだ道路の復旧作業の現場に軽乗用車が突っ込み、これまでに作業員の男性1人が死亡したということです。
ほかに作業員3人と、車を運転していた男性の合わせて4人が、病院で手当てを受けているということです。
雨の見通しです。
きょう夕方までの1時間当たりの雨の量は、太平洋側西部と日本海側で多い所で80ミリに達すると予想されていて、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に、厳重な警戒を呼びかけています。
では札幌市を流れる豊平川から中継でお伝えします。
札幌の市街地を流れる豊平川です。
豊平区の中の島地区、中心部から上流へおよそ2キロほど来た所から川の様子を見ています。
朝の8時ごろから雨は降っていませんけれども、川の水の増水した状態が続いています。
茶色く濁った水が画面の左から右へと流れています。
水かさは昼ごろに比べてだいぶ低くなっています。
ご覧いただいているのは川に設けられているえん堤です。
午前中は水をかぶってこの様子を確認することはできませんでしたが、1時間ほど前から、そのえん堤が見られるようになりました。
上流から流れてきたと見られる、流木の様子も確認できます。
しかし、流れの速さ、そして勢いというのは、まだ衰えていません。
ふだんのきれいな水が流れる静かな豊平川とは全く様子が違います。
ここ、豊平区の中の島地区は、辺りに住宅や学校などが立ち並ぶ地区です。
今のところ、町並みに大きな変化はありません。
青空が広がっていた札幌市内の中心部ですが、午後になって雲が出てきました。
そしてまた、南寄りの風も吹いてきました。
札幌には、大雨の特別警報が出ています。
このあとも川の氾濫や土砂災害には、最大級の警戒が必要です。
豊平川の様子をお伝えしました。
北海道の状況を、まとめてお伝えしました。
続いて宮城県内の猛烈な雨について、仙台からです。
宮城県では局地的に雨雲が発達し、石巻市付近などで明け方にかけて、猛烈な雨が降りました。
雨は峠を越えましたが、仙台管区気象台は、引き続き土砂災害への警戒を呼びかけています。
気象庁のレーダー解析では、宮城県の石巻市付近と東松島市付近で、午前3時までの1時間に、およそ120ミリの数年に一度しかないような、記録的な大雨が降ったと見られています。
またアメダスの観測では、午前3時12分までの1時間に石巻市で91ミリの猛烈な雨を観測しました。
きょう午前2時半前、宮城県東松島市にある航空自衛隊松島基地の基地内で強い風が吹き、司令部のある庁舎周辺の、プレハブの倉庫2棟が横倒しになったり、基地を取り囲む柵が折れ曲がったりしました。
プレハブの倉庫は、大きいほうが幅6メートル、奥行き2メートル50センチ、高さ2メートルありますが、横倒しになって、中に入っていた工具などが周囲に散乱していました。
仙台管区気象台は、積乱雲が午前1時から午前2時ごろにかけ、松島基地付近の上空を通過していて、突風が吹いた可能性があるとしています。
石巻市羽黒町では、住宅の裏山の斜面が高さ10メートル、幅10メートルにわたって崩れているのが見つかりました。
石巻市は土砂崩れが拡大するおそれもあるとして、ふもとの住宅3世帯4人に避難指示を出しています。
石巻市の土砂災害の現場です。
未明の猛烈な雨で、この集落の裏山が崩れ、沢水とともに大量の土砂が、あちらの住宅に流れ込みました。
また、石巻市井内滝ノ口では、住宅の裏山の土砂が崩れて、住宅1棟が全壊しました。
この家には2人が住んでいますが、近くの公民館に避難しており、無事でした。
石巻市によりますと、住宅の床上や床下が水につかったという連絡が、午前11時半までに、延べ150件ほど寄せられているということで、消防が確認を進めています。
石巻市蛇田地区にある住宅では、家の前の用水路からあふれた水が流れ込み、床上およそ10センチまでつかりました。
震災の際は、用水路を津波がさかのぼり、床上まで津波が押し寄せたということです。
結構もうばしゃばしゃっていう、今までないぐらいの音でしたね。
また水上がるからっていう、その恐怖感とかっていうか、子どもうち、小さいのいるんですけれど、やっぱ子どもがね、一番、津波の経験、ちょっと水上がったの見てるんで、一番やっぱり不安がってますよね。
JRによりますと、仙石線は陸前小野と石巻の間で運転を見合わせていますが、まもなく運転再開の見込みだということです。
また、運転を見合わせていたJR石巻線と気仙沼線の一部区間は、午前11時半過ぎに運転を再開しました。
続いて近畿の状況です。
大阪からです。
近畿では、大阪府や兵庫県で、局地的に1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降りました。
この雨で大阪府の池田市や、兵庫県の伊丹市などでは、住宅の浸水などの被害が相次ぎました。
大阪府池田市周辺です。
フロントガラスにたたきつけるように、激しい雨が降っています。
大阪管区気象台によりますと、近畿地方は昨夜からきょう未明にかけて、大阪府や兵庫県で、局地的に雨雲が発達し、猛烈な雨が降りました。
国土交通省が、大阪・池田市に設置した雨量計では、午前0時までの1時間に115ミリ、兵庫県が伊丹市に設置した雨量計でも、昨夜11時40分までの1時間に105ミリの猛烈な雨を観測しました。
池田市では、国道の下をくぐる道路が冠水。
カーブミラーがほとんど水につかりました。
また池田市では、住宅21棟が床下が浸水したり、敷地に水が流れ込んだりする被害が出ました。
兵庫県の川西市、伊丹市でも、合わせて29棟の住宅が床上や床下まで浸水する被害が出ています。
朝になって池田市では。
池田市の神田地区では、中国自動車道や国道176号の下をくぐる道路に水が流れ込み、市の職員など6人が、ポンプ車を使って、水を下水道に流す作業に当たりました。
気象台によりますと、近畿地方の雨のピークは過ぎましたが、上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になっています。
北部や中部では、夕方にかけて雷を伴って、1時間に30ミリから40ミリの激しい雨が降るおそれがあり、気象台では、土砂災害や、低い土地の浸水などに注意を呼びかけています。
関東地方でも、局地的に非常に激しい雨が降っています。
こちらは成田空港の現在の映像です。
地面が水たまりが出来ているのが分かります。
雨が降っているのが分かります。
国土交通省が設置した雨量計では、埼玉県草加市花栗で、午前11時半までの1時間に76ミリの非常に激しい雨を観測したほか、千葉県印西市発作で、午前11時10分までの1時間に、44ミリの激しい雨を観測しました。
関東地方はこのあとも大気の不安定な状態が続く見込みで、今夜遅くにかけて、局地的に雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
これまで雨が降っていない所でも、比較的狭い範囲で、急速に雨雲が発達するおそれがあります。
気象庁は、低い土地の浸水や川の増水、土砂災害、それに落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
なぜこれだけ広い範囲で大気の状態が不安定になっているのか、今後の見通しも含めて、気象予報士の奈良岡さんの解説です。
では、まず北海道の大雨の特別警報から見ていきましょう。
今は北海道の苫小牧市、札幌市、千歳市に大雨の特別警報が出ていますので、引き続き厳重な警戒が必要です。
そして北海道以外にも、非常に激しい雨や、猛烈な雨が本州でも降っています。
それは大気の状態が非常に不安定だからです。
なぜ非常に不安定なのかといいますと、この時期としては強い寒気が流れ込んできているからです。
この寒気がなぜ流れ込んできているのかというところを見ていきますと、この上空の風が今、日本付近で大きく蛇行しているんですね。
この蛇行しているような所に、寒気がぐっと流れ込んできます。
このために上空の寒気、居座っているという状況です。
この上空の風なんですけれども、総すぐに大きく変化するというわけではありませんので、あすにかけても、この寒気が居座った状態は続きそうです。
ただ、きょうとは状況が変わる所があります。
それは地上なんですが、きょうは地上付近、前線が隠れていました。
この前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込んできています。
この温かく湿った空気と、地上付近の暖かく湿った空気と上空の寒気で、大気の状態、非常に不安定になっているんですが、あすになりますと、この前線、次第に離れていくんですね。
このために、この暖かく湿った空気の流れ込み、本州付近では収まってきて、本州での非常に不安定な状態は、きょうに比べて収まっていきそうです。
ただ北海道では、動きの遅い低気圧の影響、あすも受けますので、北海道では、非常に不安定な状態続きそうです。
このあとの雨の見通し、詳しく見ていきましょう。
きょうの午後4時からです。
夕方も北海道、猛烈な雨が降るおそれがあります。
そして夜、本州付近でもところどころで、非常に激しい雨や、場合によっては猛烈な雨が降りそうです。
あすの日中になりますと、本州では雨のやむ所も多くなりそうですが、北海道、断続的に激しい雷雨と、あすも局地的になりそうです。
土砂災害や川の増水、厳重に警戒をしてください。
また低い土地の浸水、警戒が必要です。
といいますのも、猛烈な雨や非常に激しい雨が降りますと、ほかよりも低くなっているような道路では、一気に冠水してしまうということがあります。
低い土地の浸水にも厳重な警戒が必要です。
各地の大雨についてお伝えしました。
次です。
東日本大震災の発生から、きょうで3年半です。
被災地では犠牲になった人たちに祈りがささげられました。
岩手県陸前高田市です。
復元された奇跡の一本松。
小雨が降る中、静かな朝を迎えました。
宮城県気仙沼市杉ノ下地区です。
高台には、慰霊碑の前で、祈りをささげる人の姿が。
東日本大震災で亡くなった人と、今も行方が分からない人は、合わせて1万8490人、避難生活などで亡くなったいわゆる震災関連死は、3000人を超えています。
震災後、初めての水揚げです。
養殖施設が大きな被害を受けた、岩手県釜石市の唐丹町では、およそ3年半ぶりに、ホタテの水揚げが行われ、漁港が活気づきました。
東京電力福島第一原発では、廃炉作業が続いています。
福島県富岡町では、早朝から、廃炉作業に向かう作業員が乗った車が列を作りました。
福島第一原発では、1日平均でおよそ5000人の作業員が、今も廃炉に向けた作業や汚染水対策の作業を進めています。
避難生活も長引いています。
じゃあ始めますよ。
岩手県釜石市の仮設住宅です。
孤立を防ごうと、2年以上にわたってラジオ体操を続けています。
岩手、宮城、福島の3県では、今も17万6543人が、仮設住宅や、民間のアパートでの不自由な暮らしを余儀なくされています。
3つの県では、災害公営住宅の整備の遅れなどで、人口の流出に歯止めがかからない見通しで、被災者が安心して暮らせる住宅の再建が急がれています。
東日本大震災から3年半。
続いては、上空のヘリコプターから見た、被災地の様子です。
津波と火災によって、大きな被害を受けた岩手県山田町を取材しました。
岩手県山田町の上空です。
岩手県沿岸のほぼ中央にあり、ご覧のように湾の内側には、養殖用のいかだが並んでいます。
こちら、カキの養殖いかだです。
3年半前、津波により、4000台のいかだが被害を受けました。
現在、いかだの数は震災前と比べて、半分まで回復してきています。
見えてきたのは、かつて、町の中心部だった山田地区です。
津波のあとの火事により、中心部の広い範囲が焼失しました。
震災から1年半後には、がれきの撤去作業も終わり、ことしの夏から、本格的なかさ上げの工事が始まっています。
この場所はおよそ2年かけて、2メートルから3メートル、かさ上げされます。
現場ではかさ上げに先立って、地盤を補強する作業が行われています。
工事の中心になっているのはこちら、25メートルを超える巨大な重機を使った作業です。
地中深くにコンクリートを流し込み、地盤の土と混ぜ合わせることによって、強度を高めています。
この作業が終われば、本格的に土を盛る作業が始まります。
一方、工事現場のすぐ横に見えてきたのが、プレハブの商店街です。
震災からおよそ1年半後に営業を始め、地元の人たちが利用しています。
現在、飲食店や美容室など、15店舗が入っています。
しかし、この場所も来年の春ごろから順次、かさ上げ工事が始まり、建物が撤去されます。
かさ上げ終了後、多くの店舗が戻ってくる予定ですが、新たな町で、どのように生活を取り戻していくか、模索が続いています。
かさ上げ工事が進む中、山を切り崩して、高台を造成する工事も進んでいます。
山田地区から南へおよそ1キロ。
見えてきたのは、織笠地区です。
この場所では、山から巨大なベルトコンベアを使って、土を運び出す作業が行われています。
1日に運び出す土の量はおよそ3000トン。
運び出された土は、かさ上げの工事に使われています。
現在、およそ11ヘクタールの土地が造成されています。
造成後、一戸建ての災害公営住宅が整備される予定です。
しんさいから3年半、町の変化とともに新たな課題も見えてきますが、上空からは未来の町の姿を感じ取ることができます。
上空から見た岩手県山田町の様子をお伝えしました。
次は、政府機関や企業に、ウイルスに感染するメールを送りつけて、機密情報を盗み取ろうとするサイバー攻撃についてです。
就職活動中の学生を装って、採用担当者宛てにメールを送るなど、標的を絞り込んだ手口が増えていることが分かり、警察庁は警戒を呼びかけています。
警察庁は、政府機関のほか、国内の防衛や原子力の分野を中心とする企業、およそ6500社と、情報を共有して、サイバー攻撃の分析を行っています。
ことし6月までの半年間にウイルスに感染するメールを送りつけて、機密情報を盗み取ろうとするサイバー攻撃は216件確認されました。
この中では、就職活動中の学生を装って、採用担当者宛てにメールを送りつけ、履歴書と偽って添付したファイルを開かせることで、不正なプログラムをダウンロードさせる手口が、前の年に比べて最も増え、18%を占めました。
また、自分の個人情報が漏れているなどと、企業に対して苦情を訴えるメールを送りつけ、ウイルスに感染させる手口も初めて確認されました。
これまで多かった同じ文面のメールを無差別に送るばらまき型や、メールを何度か自然にやり取りする中で攻撃に転じるやり取り型が減り、標的を絞り込んだ手口が増えているということです。
警察庁は、不特定多数の人からメールを受信するコンピューターを、社内のネットワークから隔離するよう促すとともに、最近になって、スマートフォンを狙ったメール攻撃も確認されていることから、スマートフォンの取り扱いにも警戒するよう呼びかけています。
ではサイバー攻撃の現状と対策について、IT担当の三輪解説委員とお伝えします。
現在は一体、どのような傾向にあるんでしょうか?
そうですね、先ほどニュースにありました、政府機関や企業を狙った、いわゆるスパイ活動というのが一つです。
もう一つは、お金をだまし取ろうという犯罪なんですね。
その中でも最近急増していますのがこちらです。
インターネットバンキングの被害。
口座から勝手にお金が抜き取られると、そういった犯罪が急増しているんです。
かなり私たち一人一人にとっても身近な犯罪といえる気がするんですけれども、これ、被害額とありますけれども、被害はどう増えているんでしょうか。
被害は平成23年、24年はこういった額で推移していました。
それが去年になって急増して、1年間で14億600万円ということなんですね。
一気に増えましたね。
ことしどうなっているかというのが、こちらになります。
18億5200万ですが、実はこれ、ことしの1月から6月までの半年間の数字。
この僅か半年で、去年1年間を大きく上回ってしまっているということですね。
そうですね。
過去最悪となっています。
そして、どうしてこういうことがこんなに増えているかということなんですが、大きく2つ、要因があると思います。
その1つがこちらです。
日本の金融機関を狙うウイルスが増加したということなんですね。
こういったインターネットバンキングの被害というのは、コンピューターウイルスを使うものが多いんですが、実は5年ぐらい前から、海外では大きな問題になっていたんです。
それが去年の秋ごろから、日本の金融機関を狙うタイプのウイルスが増加してきまして、いわば被害が上陸したといえると思います。
つまり日本が新たな標的にされているということですね?
そのとおりです。
そしてもう1つはですね、こちらです。
限度額が多い法人の被害が増えたということなんですね。
法人は、このインターネットバンキングで取り扱うことのできるお金の限度額というのが、個人よりも多くなっています。
ですので、1回の犯罪で多額の被害につながってしまうということで、そこが狙われているということなんですね。
銀行協会によりますと、中には数千万円の被害を受けた会社もあるというなんです。
1回でそれだけの不正送金がなされてしまうというのは、本当に、もう恐怖なんですけれども、ウイルスに感染してしまうと、どのようにして不正送金が起こってしまうんでしょうか?
こちらの下の図で説明したいと思います。
インターネットバンキングというのは、銀行、金融機関のホームページを使うものなんですけれども、パソコンなどで、自分の会員番号に当たるID、そして暗証番号に当たるパスワード、こうしたものを入力して、自分の口座の残高を見たりとか、それからお買い物をするときに振り込みをするとか、そういった形で使います。
そして、どういった被害になるかといいますと、こうした情報をパソコンに入力するとですね、パソコンがウイルスに感染していた場合、会員番号や暗証番号がウイルスを仕込んだ人物に、情報が送られてしまうということなんですね。
そしてこの人物が、だまし取ったこうした情報を使って、インターネットバンキングにログインをして、口座からお金を引き出したり、別の口座に送金したりということが多発しているということなんです。
こうした情報を使って、本人に成り済まして不正送金をすると。
そのとおりです。
しかし、ことしの5月ごろから、また別な手口というのが出てきています。
新しい手口ですか。
そうです。
それ、こちらです。
勝手に送金されるというケースが出てきたということなんです。
どういうことかといいますと、パソコンにID、パスワード、こうした情報を入力するというのはこれまでと同じなんですが、この感染しているウイルスが、こうした情報をつかみ取ると、自動的に、別の口座にお金を送ってしまうというケースが出てきている。
つまり、この感染したパソコンは、不正送金をするための、いわばロボットのような形になってしまう。
つまりこの不正送金させるためのウイルスが出てきているという?
そうですね、自動で送ってしまうということなんですね。
そうすると、自分のパソコンを触るのも怖くなってしまいますけれども、ウイルスにどのようにして感染してしまうんでしょうか?
そうですね。
こちらなんですけれども、実際、普通にインターネットを使っている途中で感染するというケースが多くなっているんですね。
普通に使っているのに感染してしまうんですか?
そうですね。
例えば旅行会社のホームページ、自動車会社のホームページ、メーカーのホームページ、またはゲームの愛好家で作る掲示板、こういったような、公式ホームページを閲覧している途中で感染するというケースが多いんですね。
どうして?
どうしてかといいますと、実はこうしたホームページは、何者かによって改ざんされてしまう。
見た目には分からないんです。
見た目には分からないんですが、改ざんされてしまって、ウイルスをばらまくような形になってしまっている。
ですので、こうしたページを閲覧しただけで、ウイルスに感染してしまうという被害が出てきているんです。
一番安心して、利用するページですよね、公式ホームページなんていえば。
怪しいメールは開くなとか、そういうことは今までいわれてきてたと思うんですけれども、閲覧しただけで感染となると、もう、どのようにして防いだらいいのかっていう。
被害を防ぐ対策としては、大きく2つあると思うんですね。
1つはウイルス対策ソフトというのがありますので、これを最新の状態にしておくということが重要です。
もう一つは、これ本当、肝心なんですが、ソフトウエアのアップデートをするということです。
アップデートが肝心。
はい。
ウイルス対策ソフト以外の、パソコンに入っているソフトウエアのアップデートも行うということですね。
よくパソコン使ってると、こういう画面、画面の右下に出てくるなあというのを覚えてらっしゃる方多いと思うんですが、アップデート利用可能とか、アップデートのインストールの準備ができましたと書いてあります。
これはですね、あなたの使っているソフトウエアが古いですから、アップデートしてくださいという注意を促すものなんです。
これを放置していますと、こうした改ざんされたページを見ただけで感染してしまうという危険性が今、高いですから、これ本当にいち早くアップデートしたほうがいいと思います。
ついつい、おっくうになってしまうんですけどね、そういったところが重要ということですよね。
これ、スマートフォンの場合はどうなんですか?
そうですね。
今、スマートフォンではこうしたウイルスの被害が起きたということは報告されていませんが、海外では、こうした不正送金を行うウイルスが発生したという報告があるんですね。
日本でも同じような被害が出る可能性ありますので、同じような対策をしていくことが極めて重要になってくると思います。
本当に手口の巧妙化に合わせた対策が必要ですね。
IT担当の三輪解説委員とお伝えしました。
次は気象情報です。
気になる雨の現在の状況、どうでしょうか。
奈良岡さん。
この時間も北海道から四国地方、中国地方にかけて、ところどころで雨が降っています。
こちらは今の東京・中央区の様子です。
あめがつよくふっているようにみえますね。
広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。
このあと夜の初めごろにかけても、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
北海道は記録的な大雨となっています。
改めて北海道の大雨の特別警報についてから見ていきましょう。
北海道苫小牧市、札幌市、千歳市に、大雨の特別警報が発表されています。
引き続き、大雨に対する厳重な警戒が必要です。
そして、このあとも広い範囲で雨が降りそうなんですが、今降っている雨の状況から見ていきましょう。
北海道、今は北海道の南西部で発達した雨雲がかかっています。
そしてそのほか、本州でも、東北から、そして近畿地方など、四国や中国地方でもところどころ、雨が降っていて、一つ一つの雨雲、それほど大きくありませんけれども、一部、発達している所があります。
このあとも非常に激しい雨、猛烈な雨が降るおそれがありますので、土砂災害など、厳重に警戒をしてください。
では雨の原因、天気図で見ていきましょう。
上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んできているということ。
そして北海道の西にある低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込んできているということで、広い範囲で大気の状態が不安定となっています。
あすにかけても北海道はこの動きの遅い低気圧の影響を受けそうですから、北海道は、あすも非常に不安定な状況、続きそうです。
ではこのあとの雨の見通し、詳しく見ていきましょう。
きょうの午後4時からです。
北海道は夕方も猛烈な雨が降るおそれがあります。
そして本州も非常に激しい雨、場合によっては猛烈な雨が今夜も降るおそれがあります。
あすになりますと、本州の雨の降る所、少なくなりそうですが、北海道ではあすも局地的に、激しい雷雨となりそうです。
土砂災害など、厳重に警戒が必要です。
夜間では、避難が困難になるという場合もありますので、そういった場合には、部屋の2階以上、そして山から離れた場所で過ごすようにしてください。
また川も一気に増水して、氾濫してしまうというおそれもありますので、川にはくれぐれも近づかないようにしてください。
では全国のあすの天気です。
デング熱について、新しい情報が入ってきました。
東京の代々木公園周辺などで、デング熱の感染が相次ぐ中、新たに東京と神奈川の6人の感染が確認され、今回感染が確認されたのは、15の都道府県で合わせて103人となりました。
厚生労働省は、蚊が媒介して全国どの地域でも感染が起きる可能性がある。
発熱などの症状が出た場合には、速やかに医療機関を受診してほしいと話しています。
デング熱についてお伝えしました。
では次です。
福岡から暴力団のトップ逮捕のニュースです。
佐々木さん。
全国で唯一、特定危険指定暴力団に指定されている、北九州市の暴力団、工藤会のトップの男が、漁協の元組合長が、拳銃で射殺された16年前の事件に、中心的に関わっていた疑いが強まったとして、警察は殺人の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、北九州市に本部がある指定暴力団、工藤会のトップで総裁の野村悟容疑者です。
ー福岡県警の捜査員が、野村悟総裁の自宅に入りました。
警察の調べによりますと、野村容疑者は16年前の平成10年、北九州市小倉北区の繁華街で、地元の漁業協同組合の元組合長、梶原國弘さんが拳銃で射殺された事件で、殺害に中心的に関わっていたとして、殺人の疑いが持たれています。
警察は野村容疑者が容疑を認めているかどうか、明らかにしていません。
またトップに次ぐ立場の、工藤会会長の田上不美夫容疑者についても、逮捕状を取り、行方を捜査しています。
この事件では、発生から4年後の平成14年に、工藤会系の暴力団員らが逮捕され、このうち暴力団員2人の有罪判決が確定しました。
警察がその後、捜査を進めた結果、工藤会トップの野村容疑者らが事件に関わった疑いが強まったとして、逮捕に踏み切ったということです。
警察は、港の公共工事に影響力のあった被害者に、工藤会側が便宜を図るよう求めたのに対し、断られたことから、報復として殺害したと見ています。
警察はおよそ3800人態勢の特別捜査本部を設置し、取締りを進めることにしています。
さあ、毎週木曜日、お伝えしています、やす短歌なお短歌のコーナーです。
歌人の小島なおさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
皆さんからお寄せいただきました短歌の作品もご紹介してまいります。
では小島さん、今回のお題をお願いします。
今回は、恋でしたね。
なんてすてきなお題だろう。
淡い。
あれ?
フォーチュンクッキーだ。
ポップな感じ。
いいですね。
まあ、私も詠みましたが、なかなか大変でした。
こちらの作品からです。
宿題が話しことばということで、これまで2点しか取れなくて、送り送りとなって、3度目の挑戦だったんですが、ちょっと別れの場面を詠んだほうがいいのではないかと思いまして、詠みました。
振られて駅で置いて行かれるときに、がんばってなんてあいまいなことばをかけられたら寂しいだろうなっていうシチュエーションをイメージしたんですけれども、評価お願いします。
評価は3。
3?まあいいんじゃないですか。
前は2ですからね。
そうですね。
今、なんか今、しょうがなく3みたいな感じでしたね。
ぎり3。
ぎり3?えっ、ぎりですか?
全然フォーチュンな感じじゃないですね。
フォーチュンな感じではなかったですね、残念ながら。
フォーチュンじゃなくてもいいですよ。
まず声だけ置いて行くという体感、そして結句の4番ホームの具体性。
これらのこまやかな描写が、小澤さんの深い思い入れが伝わって、とってもいい表現だと思ったんです。
テクニックが光っているなっていう印象でした。
本当ですか?
テクニック?腕はついてきたと?
ついてきているけれども。
けれども、そうなんです、残念なのが、この恋の場面に、やや既視感があるんですね。
恋人との別れの場面、見送りの電車、そして発射のベルってなると、なんとなく、なごり雪を思い出してしまったんですよね。
でもなんか、こういってはなんですが、よくある。
想像つきますよね。
最近結構積極的に持ち上げておいて、今の落とし方がすごいですよね。
本当に、端的におっしゃっていただいてありがとうございます。
本当にそうだなって、小島さんに言われて、まさに。
残念ながら、ごめんなさい。
最近の歌にもありそう。
そうなんです。
なので、今回はこういうふうに添削してみました。
あっ、そこ漢数字ですね。
細かいことなんですけど、数字は漢数字のほうがいいです。
ここで宿題のポイント。
話しことば。
意外性のある話しことばを。
話しことばは、一首がどういう内容の歌かという方向づけをする、大変重要な表現なんですね。
どこかで見たような場面、もしくはどこかで聞いたことがあるようなせりふにならないように工夫することが大切です。
今回はがんばってということばを変えてしまうと、小澤さんの歌ではなくなってしまうので、発車のベルというアイテムを1つ落として、定番になり過ぎないように抑えてみました。
定番アイテムがちょっと多すぎたっていうね。
考えたんですけどね。
ちっちゃくなっちゃいますね。
ありがとうございました。
意外性のある歌を目指したいと思います。
お願いします。
さあ、では、視聴者の皆さんから頂いた短歌です。
こちらです。
まず最初はこちらです。
一つ一つのイメージがつながっているような、あるいは、独立しているような、過去形が生きています。
次はこちらです。
当時よりも長い歳月を隔てた、今のほうがその人を深く思えたのかもしれません。
そして次が今週のなおのイチ押しです。
学生時代の片思いの歌ではないでしょうか。
数学の授業中に、相手の横顔を眺めてノートにちょっとスケッチをしてるんですよね。
変化するものを扱うのが微分積分ですので、清潔に揺れる恋の思いに重なっているように感じました。
皆さん、すてきな恋の歌、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあそして、今週は特別に小島さんの恋の歌、作品をご紹介します。
お願いします。
そうですよね、小澤さんのばっかりね、採点してね、自分はどうなんだっていう。
これは失恋の歌です。
悲しみを紛らわすために、そして逃れるために、プールで泳ぎだしたんですね。
けれども10メートル進んだぐらいで、やっぱり悲しみが、どうしようもなく襲ってくるよっていう歌です。
いつ、失恋したんですか?
あっ、だいぶ昔ということにさせてください。
個人的な質問はやめてください。
もう大丈夫ですか?10メートル地点でよみがえってくるようなことは?
そうですね、今はもう過ぎて、大丈夫です。
こういう経験あります、やっぱり。
共感してくださってうれしい。
なんか気を紛らわそうとして、でもやっぱりっていう瞬間って。
どうしても忘れられないんですよね、何をやっても、そういうときは。
簡単には拭えない気持ちということなんでしょうかね。
そのとおりです。
なんか重く響いたような気がします。
どうもありがとうございました。
やす短歌なお短歌、視聴者の皆さんからの投稿、募集しております。
小島さん、では、次回のお題をお願いします。
次回のお題は老です、老ですね。
敬老の日が。
そうですね、近いですので。
これ、年齢によって実感、さまざまだと思うんですけれども、詠むときのポイントはどうでしょう?
もし若くて、まだ老いを感じられてないよっていう方は、例えば身近なおじいちゃん、おばあちゃん、そして父、母の老いを詠ってみるのも一つの手かもしれません。
そして私への宿題をお願いします。
小澤さんへの宿題は、季節詠です。
季節詠?
季節のことを一首の中に入れてみましょう。
なるほど。
季語とはまたちょっと違うんですね。
違いますね。
秋の空気感とか、におい、食べ物でもなんでもいいので、秋らしい感じを。
ありがとうございました。
頑張ります。
やす短歌なお短歌、小島なおさんとお伝えしました。
さあ、続いては、にじさんぽです。
奈良岡さん、きょうの空の様子どうでしょうか。
大気の状態が非常に不安定となっていますので、局地的な、猛烈な雨、非常に激しい雨に、くれぐれも気をつけてください。
それでは空の散歩に出かけましょう。
こちら、千葉県旭市なんですが、こちらは雨の降っている様子はなさそうですけれども、今後、千葉、どうでしょうか?
そうですね、今降っていなくても、大気の状態は非常に不安定ですから、これから降るおそれがあります。
今夜にかけて激しい雷雨のおそれがあって、雨はあすの未明にかけて続きそうです。
今降っていなくても、警戒が必要ですね。
今見えているのは九十九里浜ですけれども、波がちょっと強そうな感じ、しますね。
続いて、秋田県仙北市です。
こちら、田沢湖の様子なんですけれども、駒ケ岳山頂では紅葉が始まったところなんだそうですが、こちらは今、晴れてますね。
そうですね、今、よく晴れていますね。
ただ、やはり大気の状態は不安定ですから、油断は禁物だと思います。
秋田は、あすも晴れ間ありそうなんですけれども、あすもにわか雨、雷雨があるかもしれません。
それでは、改めてあすのお天気お願いします。
きょうは各地の大雨のニュースを中心にお伝えしました。
奈良岡さん、気をつけるべき点をもう一度。
そうですね、北海道は記録的な大雨となっていて、土砂災害など、厳重な警戒が必要となっています。
2014/09/11(木) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
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▽震災3年半 かさ上げ工事で変わるふるさと 【キャスター】小澤康喬,滝本沙奈,【気象キャスター】奈良岡希実子

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【キャスター】小澤康喬,滝本沙奈,【気象キャスター】奈良岡希実子

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 天気

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