NHKニュース7 2014.09.10

北日本や東日本で猛烈な雨。
このあとも、厳重な警戒が必要です。
こんばんは。
ニュース7です。
きょうは各地で局地的に猛烈な雨が降っています。
午前中は北海道、午後は東北や東海、そして東京23区でも、80ミリを超える猛烈な雨を観測しています。
北日本や東日本は、このあとも局地的に猛烈な雨が降るおそれがあり、低い土地への浸水や、急な川の増水、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
東京・江戸川区では、道路が冠水して車が立往生しています。
現場から中継です。
東京都江戸川区です。
道路が冠水しています。
冠水した道路に、車が動けなくなっています。
車は9台あります。
車の中には、取り残された人や、けが人など、いないということです。
歩道橋の階段が滝のようになっています。
午後5時ごろの東京・上野の様子です。
東京・台東区付近では、午後5時半までの1時間に、気象庁のレーダー解析で、およそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は、記録的短時間大雨情報を発表しました。
また午後6時までの1時間には、東京都が江東区亀戸に設置した雨量計で、87ミリの猛烈な雨を観測しました。
靴もびちょびちょです。
きょうは各地で、局地的に猛烈な雨が降っています。
日本の上空に、この時期としては強い寒気が流れ込んでいて、広い範囲で大気の状態が不安定になっているためです。
北海道白老町は、一面、茶色く濁った水で覆われています。
白老町付近では、昨夜からけさにかけて、気象庁のレーダーによる解析で、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が断続的に降り続いたと見られ、気象庁は記録的短時間大雨情報を4回、発表しました。
午前までの24時間の雨量は、およそ600ミリに上ると見られています。
午後には、東北や東海でも。
青森県五所川原市では、午後1時前までの1時間に、59ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また静岡県が富士宮市の山宮に設置した雨量計では、午後3時20分までの1時間に、89ミリの猛烈な雨を観測しました。
静岡県と北海道では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
さらに、発達した雨雲は東京都内にも。
気象庁のレーダー画面です。
午後6時半には、東京23区を含む関東南部を中心に、局地的に雨雲が発達し、しばらくの間、周辺にとどまるおそれがあります。
1時間に換算すると80ミリ以上の猛烈な雨を降らせるおそれがある雨雲。
紫色の部分ですが、東京23区の東部と、千葉県の県境付近で発達しています。
北日本と東日本は、大気の不安定な状態が続くため、あすも各地で、雷を伴って、非常に激しい雨が降ると予想されているほか、今夜遅くにかけては、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
気象庁は、低い土地や建物の地下への浸水、急な川の増水、土砂災害などに厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう、呼びかけています。
次です。
現在、すべて停止中の国内の原発。
世論が割れる原発再稼働は、新たな段階に入りました。
こちら、鹿児島県にある九州電力の川内原発。
原子力規制委員会はきょう、安全対策が新基準に適合しているとする審査書を正式決定し、川内原発は、審査に合格した初めての原発になりました。
鹿児島県は来月から住民説明会を開くことを決め、今後、地元の同意などの手続きがどのように進むかが焦点になります。
津波対策の防護壁などが建設されている川内原発。
国の新たな規制基準に適合しているのか、審査が進められてきました。
審査書の決定を前に、規制委員会は一般から意見を募集。
重大事故などへの対策をもっと厳しくすべきなど、1万7000通余りの意見が寄せられていました。
きょうの委員会。
一般から寄せられた意見で、審査書の結論に変更はないとしました。
納得できない傍聴人から、反対の声も上がる中、審査書は全会一致で正式決定されました。
午後には、九州電力に、再稼働に必要な設置変更許可の文書が手渡され、川内原発は、新たな規制基準の審査に合格した、初めての原発となりました。
今後、焦点となるのは地元の同意です。
法律の定めはありませんが、九州電力は立地自治体と自主的に結んだ協定に基づき、薩摩川内市と鹿児島県の同意を得たいとしています。
薩摩川内市の市長は。
そして市民は。
東京では、再稼働に反対する集会が。
自治体は再稼働に同意しないよう求めました。
その同意が必要な自治体の範囲も議論になっています。
防災対策を義務づけられる範囲が広がったにもかかわらず、周辺の自治体が再稼働に関与できるような仕組みがないのはおかしいとして、立地自治体と同じように、同意を得るべきだとする声が出ています。
鹿児島県の伊藤知事は、安全性が確保されることが確認されたと考えている。
今後とも九州電力には安全確保に適切な対応をお願いしたいというコメントを発表しました。
鹿児島県は、原発の30キロ圏内にある5つの市と町で、来月から住民説明会を開くことを決めました。
自治体側にも課題があります。
原発事故を想定した防災計画や、避難計画です。
避難ルートが、津波のおそれがある海岸沿いになっているなど、実効性が疑問視されているものもありますが、規制委員会の審査では、扱われてきませんでした。
菅官房長官は。
川内原発では、詳しい設備の設計なども、規制委員会の認可を受ける必要があり、再稼働は、地元の同意が得られた場合でも、早くて12月以降になる見通しです。
次はこちらの問題です。
世の中を変えたい!その一心で。
兵庫県議会の野々村竜太郎元議員。
年間195回の日帰り出張、大量の切手を購入したなどとして、多額の政務活動費を支出していました。
その政務活動費に、厳しい目が注がれています。
各地で相次ぐ不自然な支出。
政務活動費を使い切る実態も明らかになってきています。
地方議員の政務活動費。
そもそもどういうものなんでしょうか。
政務活動費は、議員報酬とは別に、調査研究や陳情などの活動に充てることを目的に支給されます。
支給額は、最も多い東京都議会で720万円など、議員1人当たり、年間数百万円です。
収支報告書の提出が義務づけられていますが、証明する資料として、領収書以外に自己申告の書類で認めているケースもあります。
その使いみちが多くの地方議会で問題となっています。
こちら、夫婦での観光施設の訪問や、絵画の購入、それにゴルフコンペの景品。
オンブズマンなどから、不自然な支出と指摘されています。
さらに、別の実態も浮かび上がっています。
NHKが全国の都道府県議会を調査した結果、個人ごとの収支報告書が公開されているおよそ1700人の議員のうち、半数に近い議員が、前払いで支給された全額を使い切っていたことが分かりました。
政務活動費は余った分を返還することが義務づけられていますが、専門家は、使い切らなければという意識があると指摘しています。
収支報告書に添付された領収書からは、年度内に使い切るためとも受け取れる、不自然な支出がありました。
政治資金の問題に詳しい、日本大学の岩井奉信教授です。
3月31日に、電気製品を買ったというレシートもありました。
3月に入ってから、週に何度もガソリンを入れたというレシートも。
3月1日、それから6日、6日ですよね。
10日。
厳格な運用をしているところもあります。
政務活動費を使い切らず、余った分を返す割合が最も高い鳥取県議会です。
領収書絶対主義が取られています。
どういうことなんでしょうか。
政務活動費に関するガイドライン策定の会議で座長を務めた、伊藤美都夫議員です。
鳥取県議会は全国で唯一、領収書のない支出は一切認めていません。
伊藤議員の昨年度の収支報告所は、A4用紙で490枚に上ります。
収支報告書は、過去5年分保管され、閲覧が可能です。
こうした運用で、鳥取県議会の政務活動費の返還率は、26.2%と、全国で最も高くなりました。
さて、こちら、真新しい一戸建ての家々。
集会所を囲むように並んでいます。
福島市に完成した災害公営住宅です。
2LDKと3LDKの間取りで入居を募集しましたが、実は空き家が出ています。
その理由の一つは、住宅完成までにかかった時間。
東日本大震災が発生して、あすで3年半です。
ここは、原発事故で避難している住民を対象に完成した、初めての災害公営住宅です。
早速、中を確かめました。
飯舘村は、9億円余りをかけて、この場所に23戸、建設しました。
しかし、入居が決まったのは15戸。
完成と同時に、空き家が出ています。
それには理由があります。
飯舘村から避難して、借り上げ住宅で暮らす、大谷香代子さんです。
初めは、災害公営住宅を希望していましたが、今回、申し込みをしませんでした。
子どもを育てる環境を変えたくなかったからです。
さらに。
この場所で生まれた、新たなつながり。
面識がなかった人とも、子育てなどを通して親しくなりました。
大谷さんは、今の環境を壊したくないといいます。
先月までに完成した災害公営住宅は、岩手、宮城、福島の3県で、およそ3000戸。
用地確保の難しさや、建設作業員不足などから、計画全体の10%程度にとどまっています。
完成した中には、希望者が定員を超えた公営住宅もあります。
一方、3県の19の市町村では、およそ330戸が空き家です。
住宅整備の難しさが浮き彫りになっています。
阪神・淡路大震災で、災害公営住宅の整備に関わった専門家は、新規の建設にこだわる必要はないと指摘しています。
被災地では、今なお、仮設住宅などで暮らす人が多いのが実情です。
福島県は。
労働の報酬は働いた時間か、それとも成果で決まるのか。
厚生労働省の審議会で、新たな労働時間制度の議論が続いています。
新たな制度は、原則、残業代をなくし、働いた時間ではなく、成果に応じて報酬を決めることで、効率的な働き方を目指しています。
一方、反対する声も根強くあり、来年春の通常国会への法案の提出をにらみ、議論が本格化しています。
新たな制度に期待を寄せる、機械部品大手の会社です。
リーマンショックで業績が一時的に悪化したのをきっかけに、6年前から業務の効率化に取り組んでいます。
こんな社員も。
一つ一つの仕事にかかる時間を、ストップウオッチで計っています。
意識を変える社員が出る中、まだ残業が月に30時間に上る人もいます。
会社では、新しい制度が導入できれば、社員が限られた時間で、より効率的に仕事をするようになると考えています。
新しい労働時間制度は、政府が創設を目指しています。
制度の対象は、年収が少なくとも1000万円以上、高い職業能力を持つ労働者とする方針が示されていますが、残業代をなくすことで、企業が労働者に長時間労働を強いるのではないかという懸念の声も上がっています。
神奈川県の40代の男性です。
5年前、自動車部品の販売会社で、管理職に昇進。
仕事の量は、倍以上に増えたといいます。
男性はおよそ1年後、うつ病になり、退職しました。
労働基準監督署が認めた男性の残業時間は、最大で月に300時間。
しかし、会社側は、男性が管理職だったことを理由に、自分の裁量で労働時間を決められたとして、残業代を支払いませんでした。
新たな労働時間制度を巡って、意見が対立する中、厚生労働省は、来年春の通常国会に関連する法律の改正案の提出を目指しています。
特定秘密保護法の施行に向けて、秘密の指定や解除などの統一基準を検討する、政府の諮問会議が開かれ、法律の施行から5年後に、統一基準の見直しを検討することなどを盛り込んだ、基準の修正案が、おおむね了承されました。
この修正案は、先月下旬までに寄せられた、2万3820通の意見などをもとに修正したもので、国民の知る権利について、表現の自由や、民主主義社会の在り方と結びついたものとして、十分に尊重されるべきで、特に報道や取材の自由については、十分に配慮すると具体的に記したほか、新たに法律の施行から5年後に、統一基準の見直しを検討する規定などが盛り込まれました。
一方、内閣府に設置される独立公文書管理監などについて、政府から完全に独立させるよう求める意見が寄せられましたが、行政の実務にも精通している必要があるなどとして、修正案には反映されませんでした。
委員からは、反映されなかった意見は、今後の運用にあたって、尊重してほしいなどという指摘が出され、修正案はおおむね了承されました。
専門家は、一歩前進と評価できる部分もあるとしたうえで、次のように話しています。
政府は、来月上旬にも統一基準を閣議決定することにしています。
北朝鮮による拉致被害者らの調査で、今月にも示される予定の最初の報告について、北朝鮮の担当大使は、誠実に調査をしており、ありのままの結果を報告するしかない。
その報告に満足するかどうかは、日本側の評価だと述べました。
北朝鮮による拉致被害者らに関する調査は、最初の報告が、今月にも日本側に伝えられる方向で調整が進んでいます。
こうした中、北朝鮮のソン・イルホ日朝国交正常化担当大使が、きょうまでにピョンヤンで共同通信に対し、調査は拉致被害者だけでなく、4つの分野で同時に進められていると指摘したうえで、次のように述べました。
またソン大使は、調査を始めたのに合わせて、日本側が制裁措置の一部を解除したことを念頭に、最初の報告を伝えたあと、日本側が、さらなる制裁解除に踏み切ることに期待を示しました。
一方、日本の警察庁が今月、拉致の可能性を排除できない行方不明者として、新たに23人を加えたことについては、具体的な根拠を挙げずに世論に訴えるのは、調査を難しくすると批判しました。
73人が亡くなった、広島市の土砂災害から、きょうで3週間です。
警察や消防、自衛隊などはきょう、まだ行方が分かっていない1人を捜すため、これまでより、およそ1000人多い、3300人余りの態勢で一斉に捜索を行いました。
また海上保安庁も、現場近くの用水路などが流れ込む太田川の河口付近で捜索を行いました。
一方、広島市によりますと、自宅が被害を受けるなどして、昨夜の段階で、いまだ108人が避難所での生活を余儀なくされています。
プロ野球はナイトゲーム6試合です。
DeNAの梶谷が、2試合連続で先頭打者ホームランを打ちました。
オリックスの先発はエースの金子。
両リーグを通じて単独トップとなる13勝目を目指します。
気象情報は寺川さんです。
こんばんは。
各地で猛烈な雨となってますね。
きょうは北海道でも再び、猛烈な雨が降りましたし、そして午後は、関東地方で急速に雨雲が発達しました。
この時間も、関東地方や、その周辺の地域、活発な雨雲がかかっています。
この原因は、上空に寒気を伴った低気圧です。
この低気圧周辺の風と、オホーツク海にある高気圧から吹き出す風がぶつかり合う東日本や北日本は、あすも、雷雲が発達しやすい見込みです。
では、雨の見通しです。
日付が変わるころは、関東の北部や北海道付近、雨足が強まりそうです。
そしてあすの午前中は、関東の南部、再び雨足が強まりそうです。
都市部でも再び雨が強まるおそれがあります。
午後も関東地方、そして、その周辺の地域、雨雲が発達をして、強まる時間がありそうです。
そして北海道の太平洋側は、あすも局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
引き続き低い土地の浸水など、気をつけてください。
では、あすの全国の予報です。
気象情報でした。
お伝えしていますように、北日本や東日本は、このあとも局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。
こちらは東京・江戸川区の現在の様子です。
雨で立往生したタクシーが映っています。
国道14号線が冠水しています。
東京消防庁によりますと、車9台が水につかりましたが、けが人はいないということです。
東京都が江東区亀戸に設置した雨量計では、午後6時までの1時間に、87ミリの猛烈な雨を観測しました。
デング熱に感染し2014/09/10(水) 19:00〜19:32
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▽川内原発“基準適合” 規制委決定で再稼働は 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】寺川奈津美

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【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】寺川奈津美

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