【高橋昌之のとっておき】
慰安婦問題 日本への誤解解くには朝日社長と河野氏の国会招致が必要
朝日は26日付のオピニオン面で慰安婦問題検証や「吉田調書」報道などについて、紙面審議会の委員4人の批判や提言を掲載し、西村陽一編集担当兼報道局長が「ご指摘を受け止め、再生へ歩みます」とのコメントを掲載しました。しかし、木村社長らの会見後数日は同面の「声」欄に毎日、朝日の紙面や対応を批判する読者の投稿を掲載していたのに、その後はパッタリなくなりました。もう批判の投稿はなくなったのでしょうか。そんなはずはなく、こうしたことからも、できるだけ穏便に幕引きをしようとする朝日の姿勢がうかがえます。
朝日は今後の第三者委員会の検証などについても、紙面で読者に説明するとしていますが、もはやこれらは朝日の読者だけの問題ではありません。節目節目できちんと記者会見を開いて、国民に向けて発表し、質問にも答えるべきです。そうしなければ朝日の信頼回復はないと思います。