動画:第2次大戦のドイツ製爆撃機、クロアチア沖で発見
2014年10月02日 15:33 発信地:ザグレブ/クロアチア
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【10月2日 AFP】第2次世界大戦で使用されたドイツ製の急降下爆撃機「スツーカ(Stuka)」がクロアチア沖のアドリア海(Adriatic Sea)で発見された。クロアチアの保全協会が1日、発表した。
この「スツーカ」は深さ28メートルの海底で見つかった。協会の担当者によれば、海面に激突した時に外れたとみられるエンジンも近くで発見された。その他はほぼ原型をとどめた形で残っているという。第2時大戦当初、ドイツ率いる枢軸国軍がユーゴスラビアに侵攻しようとした際、同国海軍に撃墜されたイタリア機である可能性が高い。
「スツーカ」は、これまでノルウェーとギリシャの海域でも1機ずつ見つかっているが、今回発見された機体の方が明らかに状態がいい。5700機が製造されたが現存しているのは2機のみで、それぞれロンドン(London)とシカゴ(Chicago)で展示されている。(c)AFP