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御嶽山噴火 身元判明42人に 24人の不明者情報も 雨で捜索中断

 御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警は2日午前、死亡した47人のうち42人の身元を特定した。残る5人の身元の確認を急いでいる。

 県警と消防、陸上自衛隊は2日早朝から千人規模で、ほかに巻き込まれた人がいないかを調べるため、頂上付近を中心に捜索・救助活動を再開。尾根の東側斜面に滑落者がいないか、ザイルを使って約50メートル下まで調べたが、降雨のため午前11時半ごろ打ち切った。2日中は捜索を見合わせる。

 長野県警などは1日までに山頂付近で発見された全員を麓に運んだと発表。ただ、長野県木曽町によると、2日時点でいまだに安否が分からないとして家族らから相談がある人は24人に上っており、確認作業を進めている。

 積もった火山灰が土砂などと一緒に流れ出し、土石流となる可能性もあるため、捜索の再開は今後の天候状況をみて慎重に判断する。気象庁によると、御嶽山周辺では2日午後、最大で1時間に15ミリのやや強い雨が降ると予想されている。3日も雨が続く見通し。

 死者47人のうち、1日までに26人の身元が確認されたが、長野県警は2日早朝、新たに愛知県東海市の同県警警察官斉藤清明さん(57)ら東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、広島の各都県の計16人の身元を特定したと発表した。16人のほとんどが噴石による損傷死とみられる。

[ 2014年10月2日 13:13 ]

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