すっちー淀殿＆福本愛菜千姫で大坂の陣

淀殿にふんしたすっちー（左端）が主演、大坂の陣をテーマにした新喜劇に千姫役で出演した福本愛菜（右端）

　大坂の陣４００年をテーマにした「大坂の陣新喜劇〜『君臣豊楽』淀殿の見た夢」が、大阪・なんばグランド花月で初日を迎えた。吉本新喜劇座長のすっちー（４２）が淀殿にふんして主演。昨年７月にＮＭＢ４８を卒業し、新喜劇研究生へ転身した福本愛菜（２１）が千姫役で出演した。

　お姫様の衣装で、ＮＭＢ４８のヒット曲「オーマイガー！」も踊った。

　福本は「卒業して初めて、踊りました。ＮＭＢのメンバーも、こんな（重い）衣装着て踊ってないので、ＮＭＢメンバーに勝ちました」。満足そうに笑顔を浮かべた。

　福本が演じる千姫は、すっちー演じる淀殿にいびられる嫁役。毎回、いびりネタがアドリブで、この日は、すっちーから「この奈良のヤンキーがっ。ガソリン盗んで、バイク乗り回して捕まってたんやろ」と、暴言を浴びせられた。

　これにも、堂々と「盗んでもないし、捕まってもない。バイク乗り回してただけ」と堂々と返していた。

　公演は１２日まで。豊臣秀頼役は清水けんじ、徳川家康役が池乃めだか、真田幸村は島田一の介、塙団右衛門に川畑泰史、猿飛佐助を吉田裕が演じている。