男子テニス、錦織 圭選手(24)が、楽天ジャパン・オープンのシングルス2回戦に登場したが、ハプニングにも見舞われた。
世界ランキング7位の錦織選手は、ランキングが50下のアメリカのドナルド・ヤング選手と対戦。
錦織選手は第1セット、ヤング選手のサービスゲームで、ロブショットをヤング選手に返されてしまったが、動じることなく、冷静なショットでポイントを奪った。
そして、錦織選手が、先にブレークチャンスを迎えた。
しかし、ここでハプニング。
突然の雨が降り出し、試合が中断してしまった。
有明コロシアムは急きょ、開閉式の屋根を閉じた。
更に、スタッフが、タオルでコートを乾かし、ようやく試合再開。
30分以上中断していたが、錦織選手は、気持ちを切らしていなかった。
ブレークチャンスをしっかりとものにすると、第1セットを奪った。
続く第2セットは、ヤング選手が粘り、タイブレークへ突入。
しかし、ここで、錦織選手が勝負強さを発揮。
サービスエースを2本決め、ヤング選手を突き放した。
結局、ストレートで錦織選手の勝利。
準々決勝進出へ、日本人選手初のツアー2週連続優勝も見えてきた。