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御嶽山 雨で捜索中止 46人が「損傷死」10月2日 16時47分
47人が死亡し、火山災害としては戦後最悪の被害となった御嶽山の噴火で、自衛隊などが再開した2日の捜索は、雨のため午前中で中止されました。
一方、死因については、46人が噴石の直撃が原因とみられる「損傷死」だったことが分かりました。
御嶽山の噴火では1日までに見つかった47人の死亡が確認され、火砕流によって43人が犠牲になった平成3年の長崎県・雲仙普賢岳の噴火を上回り、火山災害としては戦後最悪の被害となりました。
自衛隊と警察、消防はほかにも取り残された人がいる可能性があるとして、2日午前6時すぎから1000人余りの態勢で山頂付近の2つのエリアで捜索を再開しましたが、山頂付近で雨が降り出したため、午前11時半すぎに捜索を中止しました。
一方、死亡した47人の死因について長野県警察本部は、1人が噴火による熱風を吸い込んだ「熱傷死」で、ほかの46人はすべて頭や首、背中などに噴石が直撃したことが原因とみられる「損傷死」だったと発表しました。
また、これまでに44人の身元が判明し、残る3人の確認を進めているということです。
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