トップページ社会ニュース一覧火山灰 水道水に影響のおそれ 調査を強化
ニュース詳細

火山灰 水道水に影響のおそれ 調査を強化
10月2日 16時32分

御嶽山では火山灰が周辺の川へ流れ込んでいるため、ふもとの木曽町は今後、雨の降り方によっては水源に流れ込んで水道水への影響が出るおそれがあるとして、水質の調査を強化しています。

御嶽山では噴火で降った火山灰が周辺の川に流れ込んでいて、山の南側の王滝村を流れる王滝川の上流では川の水が灰色に濁っています。
山の東側の木曽町でも開田高原や三岳地区などで川の周辺にうっすらと火山灰が積もっていて、今後、雨の降り方によっては火山灰が大量に流れ込む可能性もあるということです。
木曽町では火山灰が水源に流れ込むと水道水に影響が出るおそれがあることから、水質の調査を強化していて、2日も職員らが手分けして10か所で調査しました。
町によりますと、噴火後、水が僅かに酸性になっていて、火山灰の影響があるとみられますが、水道水の基準値の範囲内で、使用するうえでは問題ないということです。
木曽町開田支所の佐々木正人建設水道係長は「現時点で火山灰の影響はほとんどないが、調査を続けて異常が出た場合は、給水車を派遣するなどすぐに対応したい」と話しています。

関連ニュース

k10015065561000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ