第10代の川淵会長(02~08年)が「トップダウンの組織」という考え方を打ち出して以来、日本サッカー協会はもっぱら会長の意図を実現する組織となり、経験豊富な役員やスタッフがその力を発揮しきれる組織とは言いにくくなっていた。「トップダウンの組織」に力強さや行動の迅速さがあるのは確かだ。しかし、組織の硬直化という弊害も起きやすい。
役員改選の透明化を
協会の役員・スタッフだけでなく日本全国のサッカー関係者が「自分たちが日本のサッカーを引っ張るんだ」という意識をもって仕事に当たれば、大きな力になるだけでなく、次代を担う人材の養成にもつながる。小倉氏には、強いリーダーシップとともに、日本のサッカーを底辺から活性化する協会運営を期待したい。
同時に、長年の懸案であった役員改選の透明化もぜひ進めてほしい。現在、日本サッカー協会の役員改選は実質的に前執行部による「人事」となっている。しかし財団法人の役員改選は文字どおり「選挙」のはずだ。どのような形にするかは慎重な検討が必要だろうが、日本全国のサッカー選手や役員が、「日本サッカー協会の役員や会長・副会長は私たちが選んだもの」という意識をもてるような制度にしなければならない。それによって初めて「自分たちの協会」「自分たちの会長」という意識と責任感をもてるようになるからだ。
後世に残る業績
任期は2年間。しなければならない仕事は山積している。しかし古河電工サッカー部の運営の手伝いから出発し、自分自身のためではなく、どんなときにも、周囲の人びとのため、みんなのために献身的に動いてきた小倉氏にふさわしい、後世に残る業績を残してくれるに違いない。
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C大阪 | 1 (終了) 0 | 浦和 |
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F東京 | 4 (終了) 0 | 柏 |
G大阪 | 4 (終了) 1 | 鳥栖 |
川崎 | 1 (終了) 1 | 仙台 |
名古屋 | 0 (終了) 1 | 新潟 |
大宮 | 2 (終了) 1 | 清水 |
広島 | 1 (終了) 1 | 神戸 |
徳島 | 0 (終了) 5 | 鹿島 |
横浜M | 0 (終了) 0 | 甲府 |
新潟 | 0 (終了) 2 | 浦和 |
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C大阪 | 1 (終了) 2 | 名古屋 |
F東京 | 4 (終了) 0 | 徳島 |
柏 | 2 (終了) 0 | 鳥栖 |
大宮 | 1 (終了) 3 | 川崎 |
清水 | 0 (終了) 3 | G大阪 |
甲府 | 2 (終了) 0 | 神戸 |
仙台 | 0 (終了) 1 | 鹿島 |
横浜M | 1 (終了) 0 | 広島 |
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