ニュース詳細
女性が輝く社会 政策パッケージの骨子案10月2日 4時33分
政府は、内閣の重要課題の1つである「女性が輝く社会」の実現に向けて、女性の登用に関する行動計画の策定を国や企業に義務づけるなど、来年春ごろまでの実施を目指す施策を盛り込んだ「すべての女性が輝く政策パッケージ」の骨子案をまとめました。
それによりますと、「すべての女性が輝く社会とは、女性が家庭・地域・職場といったそれぞれの場で個性と能力を十分に発揮し、輝くことができる社会であり、わが国最大の潜在力である『女性の力』を最大限、発揮できるようにする」としています。
そのうえで、女性の登用に関する行動計画の策定を国や企業に義務づける法案を今の国会に提出するほか、家事・子育てなどの経験を生かした再就職や、正社員への転換促進といった処遇改善への支援を強化するとしています。
さらに、情報通信技術を活用して在宅で仕事ができるいわゆるテレワークの導入や、待機児童の解消の加速、母子家庭を対象とした支援策の充実など、きめ細やかな施策を来年春ごろまでに実施することを目指し、必要な法的整備を進めるとしています。
政府は、安倍総理大臣を本部長にすべての閣僚が参加して近く発足させる「すべての女性が輝く社会づくり本部」で、こうした施策を盛り込んだ政策パッケージを正式に決めることにしています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|