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厚労相 GPIFはリスク管理部署拡充を
9月26日 16時15分

塩崎厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で、公的年金の積立金を運用している独立行政法人について運用リスクの適切な管理が重要だとして、法改正による抜本的な体制強化に先立って、リスク管理に当たる部署の拡充を急ぐべきだという考えを示しました。

厚生労働省は、公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人が、株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることを踏まえ、運用リスクの適切な管理に向けて、法人の体制を強化するための法案の準備を進めています。これについて、塩崎厚生労働大臣は、記者会見で、「運用とガバナンスの改革は車の両輪だ。しかし、不十分な法律を拙速に作るのではなく、きちんとしたものを作るべきだ」と述べ、来週29日に召集される臨時国会への法案提出には必ずしもこだわらない考えを改めて示しました。
そのうえで、塩崎大臣は、「GPIFには、普通の組織であれば備わっている機能が足りない。リスク管理委員会などの機能を実質的に作るため、法律がなくてもできることを考えなければいけない」と述べ、法改正による抜本的な体制強化に先立って、リスク管理に当たる部署の拡充を急ぐべきだという考えを示しました。

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