「安倍政権の暴走を止めよう」
秋の臨時国会初日の9月29日、安倍政権に抗議する市民団体が共同で抗議行動を行ない、参加者による国会包囲を行なった。
- 記事目次
- 集団的自衛権で「自衛隊が一緒に空爆する可能性」
- 「男ばかりで決めると戦争になる。物事を決める場所に多様な性と文化背景を持つ人々を」
- 各運動体が「安倍政権の暴走を止めよう!」のスローガンと、それぞれの独自のスローガンを掲げて、国会周辺のエリアを分担し、各エリアでミニ集会を行いつつ、国会を包囲する。
- 人間の鎖(ヒューマンチェーン)
- 国会正門前を共同ステージとして共同集会。(ゲスト、国会議員らによるスピーチ)
- 国会周辺で各団体によるミニ集会・抗議行動
- 主催 「安倍政権の暴走を止めよう!国会包囲共同行動」実行委員会
集団的自衛権で「自衛隊が一緒に空爆する可能性」
ヒューマンチェーン(人間の鎖)で国会を包囲するのに先立ち、国会議員・ゲスト・参加団体からのスピーチを行なった。
衆議院第二議員会館前の共同ステージでは、糸数慶子参議院議員、共産党書記局長の山下芳生参議院議員と吉良よし子参議院議員、社民党党首の吉田忠智参議院議員が参加。安倍政権打倒への共闘を呼びかけた。
ゲストでは、山岸良太弁護士、清水雅彦日本体育大学教授がスピーチした。清水氏は、集団的自衛権に関連して、米国によるISISをターゲットとしたシリア爆撃について、「国際法上根拠のない空爆だ」と批判。「来年以降の関連法施行後、日本の自衛隊が一緒に空爆する可能性」もあることを示唆した。(IWJ・薊一郎)
「男ばかりで決めると戦争になる。物事を決める場所に多様な性と文化背景を持つ人々を」
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