本日の経済ニュース
【電力危機は続く】原発再稼働なら予備率10% 九電の今冬試算 原発ゼロならギリギリ3% 九州電力が1日発表した今冬の電力需給見通しについて、川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市、出力計178万キロワット)が再稼働した場合、電力需要に対する供給力を示す予備率が10~12%になることが、わかった。再稼働せずに厳寒になれば、予備率は安定供給に最低限必要な3%ギリギリと推定される。余裕をもった電力供給には、原発が欠かせないという現実が、改めて浮き彫りとなった。
9月短観 景況感、円安で明暗 製造業に恩恵、中小は悪影響 日本経済が大きな分岐点に差し掛かっているようだ。日銀が1日に発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、消費税増税の影響が続く非製造業と、最近の円安の恩恵を受ける製造業とで景況感に明暗が分かれた。一方、同日の東京外国為替市場では一時1ドル110円をつけ、行き過ぎた円安への警戒感も強まる。安倍晋三首相は同日の経済財政諮問会議で国内景気に関し、「この夏、一部に弱い動きがみられ、今後どう回復していくか十分に注視していく必要がある」と述べた。
アマゾンの配達物、9割入ります…日本郵便と共同で広口郵便箱の普及促進 日本郵便とインターネット通販大手アマゾンジャパンは1日、受け口が広く、大型のメール便でも受け取りやすい郵便箱の普及促進に共同で取り組むと発表した。受取人不在時の再配達を減らし、物流効率を高める狙い。ポイント還元などの形で設置費を支援する。
新幹線着工で沈みがちな現場に光明 JR東海初代社長、須田寛相談役談話 国鉄時代の開業準備のころから今日までさまざまな形で東海道新幹線に関わってきたが、「よくぞ50年」というのが率直な心境だ。 昭和29年に国鉄に入社した。その年に国鉄の青函連絡船「洞爺丸」の沈没事故が起きるなど、現場の雰囲気は沈みがちだった。
百貨店大手3社の9月売上高、大丸松坂屋、高島屋が微減 気温高く秋物商品が苦戦 百貨店大手3社が1日発表した9月の売上高速報は、既存店ベースで三越伊勢丹が3カ月連続で前年同月比でプラスとなったものの、高島屋、J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は2カ月ぶりに下回った。4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響は小さくなっているが、9月後半の気温が前年よりも高く、秋物商品の販売が伸び悩んだ。
株式 ブログランキングへ