堀義人「100の行動」

【法務 その3】 新渡来人計画! 戦略的に移民を受け入れ、活力ある日本を創ろう!

2014年10月01日(水) 堀 義人
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〔PHOTO〕gettyimages

映画『テルマエ・ロマエ』では、阿部寛扮する古代ローマの浴場技工・士ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本人のことを「平たい顔族」と呼んだ。この平たい顔は、もともとの日本人ではなく、弥生人の特徴だと言われる。

弥生人は、よく知られるように、大陸系の移民であった。その後、大和朝廷の時代に入っても、日本では「渡来人(帰化人)」を積極的に受け入れ、大陸の文化や技術を大いに吸収した。その規模は、弥生時代初期(紀元前300年)から飛鳥時代末期(紀元後700年)で100万~300万人程度だったとされる。8世紀当時の日本の人口が約500万人だから、すごい数字だ。

そもそも建国期は移民によって成り立った日本は、その後の歴史においても、安土・桃山期の南蛮人、明治期の欧米人の受け入れ、戦前・戦中における朝鮮半島からの移住者など、本来、移民や外国の知恵を大いに受け入れ、発展してきた国家である。日本が(ほぼ)単一国家だというような発想や島国根性的内向き志向は、歴史的にはつい最近の出来事であるといえよう。

戦略的な移民の受け入れは、人口1億人を維持し、人口減少社会を食い止める切り札となり、ダイバシティ豊かな新たな活力を生み出し、新たな国家の形を作り上げることとなる。計画を立て、まずは富裕層やエリートなど、日本にとって必要で「役に立つ」移民を積極的に日本に誘致し、それを日本の成長につなげる。日本の衰退を回避するためにぜひとも進めるべき政策である。

それでは、「新渡来人計画」の具体化を進めよう。日本にとって「役に立つ」外国人を積極的に受け入れるのだ。そのために必要なのは、まず「計画」である。

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