2006年05月22日

独り藤岡弘探検隊〜完〜さらば鬼丸洞窟!

相棒のホンダの軽トラックを道ばたで休ませ、カモフラ柄のジャンバーにスニーカーという遭難しても発見されにくい装備で崖を降りる大和魂。

あ〜いやだなぁ〜靴の中に土が入っちゃったよまったくも〜!(-o-;)

ってかあんな形の洞窟だったっけ?崖の上からみたからよくわかんないけどさ〜なんか怖いぞ…なんだか少し今回の冒険を後悔しつつ崖を降りる。

崖をおりている途中で山菜のシドケを発見!キタ━(゚∀゚)━ッ!!

おぉ!超ラッキー!帰りに採って帰ろうっと!

シドケを発見したことにより少し気分が良くなった大和魂は崖の下の河原に軽い足取りで降り立った。

前方を眺め…「うわ〜来ちまった〜!やっぱそうだ!小学生の時にきた場所だ〜!よっしゃ〜!」\(≧∀≦)/

onimaru1.jpg

自分が若年生健忘症になっていないことを確認した大和魂は刹那ではあったが感動で目を潤ませた。(T∀T)

しかし問題が一つあった、沢を渡る術がない。長靴なんて用意してこなかった。「手頃な石を飛びながら向こう岸にわたるか?」っとも思ったが長年の経験上、大和魂はこんな時には常に滑って水に落ちる。80%の確率で落ちる。

誰も見ていないところで独り笑いをとってもしょうがないと云うことを最近になって学習した大和魂は、なんとか安全に向こう岸に渡ることを考えた。


しかし、そんなことを考えている間に時間は刻々と過ぎていく。

あ〜もう残り時間まであと30〜40分ぐらいしかないよっ!チキショー!しょうがねえなっ!

腹を決めた大和魂は、けっきょく川から顔を出している石を使って飛び渡ることに決めた。

腹を決めたのが良かったのか、今回は滑らずに向こう岸にたどり着けた。「よし!よくやったオレ!」っと自分を誉めて岩丸洞窟の前に立った!

onimaru2.jpg

鬼丸洞窟の入り口は地面から2mぐらい高いところにあった。山菜採り用のビニール袋しか用意していなかった大和魂は、しょうがないので側にあった手頃な流木を洞窟の入り口にたてかけてその木をよじ登った。

ああ…こんな時もこの木がいきなりボキッと折れて、誰もいないのに一人でボケをかましてしまうんだろうな…嫌だな〜!(-.-;)

っと思った大和魂は木から滑り落ちたり、木が折れても大丈夫なように崖の岩にしっかりとしがみつきよじ登った。

よじのぼり終えて立ち上がり洞窟の入り口付近を見回した。

onimaru3.jpg

ほえ〜こんなんなんだ〜!?オレの記憶が確かならば化石がいっぱいあるって聞いていたんだけどあるのかな〜?(?_?)

ってことでとりあえず足下の石を拾ってみた。しかし、なんの変哲もないただの石ころ。石ころと言うよりは洞窟の内壁がはがれ落ちて出来た平たい石っと言った方がイメージがわくかもしれない。

化石探しを断念した大和魂はとりあえず、洞窟の奥に進むことにした…

が、懐中電灯もなにも用意していなかったことに気がついた大和魂は奥に進むことを断念する。

「まあねっだってほら時間ないし!今回は場所を確認出来たと言うことで、それだけでもたいした収穫だったよねっ!ハハハハ〜ン♪」っと自己正当化の呪文を唱えて引き返そうとして振り返った。

onimaru4.jpg

振り返ってみると洞窟内から外の様子が見えた。なんだか横穴式住居に住んでいた原始人のような気持ちになった。

「ここに住んで仙人になるのも良いかもしれん…」

本気でそう思った。以前、昭和の初めの頃に五葉山に仙人が住んでいたという話を聞いたことがあった。その話を聞いたとき不思議と胸がときめいたの覚えている。

そしてこの時も…

夢(妄想)で胸を膨らませた大和魂は「次回こそ必ず!」っと心に決めて鬼丸洞窟から抜け出した。

沢をひょいひょいと渡り終えると来るときに発見したシドケの群生地に足を運んだ。

「あれ?なんだあの白いの?」近寄ってみる。

onimaru5.jpg

「おんや〜こりゃ化石じゃございませんなぁ〜鹿かカモシカの骨でありんすな〜。しかもまだ新しいぞっ血の色も鮮明だし!いや〜気持ち悪いね〜」(。・ε・。)

なんとものんきなコメントである。

しかしその時、大和魂の脳裏に兄貴が言ってた一言が甦ってきた。

兄貴『鬼丸洞窟付近は熊がめちゃめちゃ多く出没するぞ〜気をつけろよ〜』

「気をつけろよ〜!気をつけろよ〜!…」まるで山びこのように頭のなかで繰り返す。

…骨!!(@A@;)

一気に冷や汗が吹き出してくる!

見ればあたりに食い散らかしたように骨がちらばっていた。熊は雑食だから死んだカモシカや鹿の肉を食べるという…。

いやってことはつまり…熊?熊が食べたあとってこと?

kuma.jpg

ひいぃぃぃ!(゜Д゜;)

ビビリまくったワタクシはシドケを採ることも忘れて急いで崖をよじ登った!

セイセイセイ!ちょっ…ちょっとまってよ!ジャスターモーメント!
(TДT;)

「やっぱこんなところで独り遭難死なんて嫌だよ〜!うわ〜崖の上に熊なんていないよねっ?そうだよねっ?頼むよ神様、ご先祖様〜!」

そう祈りつついちもくさんに崖を上って急いで相棒の軽トラックに乗り込んだ。

「ふぃ〜危ねぇ危ねぇ!」汗だくになりつつ車に乗り込みホッと一息ついた大和魂は時計を見る。遭難届けをだされる残り時間まであと20分。

「ウムッ予定どおり!さすがは俺だ!」

人生とは冒険だ!だれしも未知なる明日へ向かって突き進む!負けるなオレ!負けるなおまえ!多少は自分を誤魔化しても…大目に見れば明日が見えてくる!

ルルリララ〜♪(*´3`*)

制限時間内に家にたどり着いた大和魂は、即席ラーメンを2人前つくり兄貴と2人で昼飯を食べたそうな…

                     おしまい








posted by 大和魂 at 20:49| 岩手 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 大和魂探検記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ビビリまくった大和魂」とはなんだ。大和魂はビビらない。
「手頃な石を飛びながら向こう岸にわたるか?」っとも思ったが長年の経験上、大和魂はこんな時には常に滑って水に落ちる。80%の確率で落ちる。という大和魂は面白い。byタカツキ
と申しておりました…。byみぃ
Posted by タカツキ at 2006年05月23日 07:50
ビビっても前に進む…そんなこんなです。
Posted by 大和魂 at 2006年05月23日 10:23
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