猫…
淵…
神社!
猫淵神社!
「猫淵神社か…これはいったいどういうことだ?」
大和魂は祠を見上げて思わず呟いた。
「こりゃなにかあるな…。」
大和魂A「猫淵ってことは猫がはまって死んだ淵が近くにあってその霊を鎮めるために建てた神社ってことでしょうかね?それとも生まれた猫を間引きするために投げ入れた淵があって、その子猫の霊を鎮めるためとか…」
大和魂B「うん。君にしてはなかなか良い推理だ。たしかに淵とは川の水が留まる場所。よってその淵の底にはなにやら得体の知れないモノが溜まりやすい。淵の底は一種のオカルトなのさ」
大和魂A「ってことはやっぱり猫が沈んだ…」
大和魂B「いやっ!違うな!」
大和魂A「違う?違うとはいったい何が?」
大和魂B「ああっ…せっかく誉めたのに申し訳ないが、今回に限ってはその推理は違うと思われる。」
A「すると化け猫を沈めた淵があるとか?」
B「惜しい!おしいねっ!いいところまできてるよっ」
A「え〜!?それじゃあ化け猫に襲われた村娘が逃げる途中で誤ってはまってしまった淵があって、その娘の霊を鎮めるために村人達が建立した神社!」
B「ファイナルアンサー?」
A「…ファイナルアンサー!!」
B「ニャー!残念!不正解!」
正解は新曲をつくりに山ごもりに来た長渕剛が…
化け猫とばったりここで遭遇してしまい、寝袋と間違えて持ってきたネコの着ぐるみを身につけて…
難を逃れたという伝説の着ぐるみがここに奉納されているのデス!
大和魂A「エー!マッマジっすか〜!」
大和魂B「嘘!」
ガビーン!(゜Д゜;)
大和魂B「嘘のような本当の話だと…誰かが言っていたような気がする。まあっ猫淵神社の伝説はさておき、どうやらこの道は間違っていた。」
「いま思い出したのだが…左に行けば猫淵神社、右に行けば鬼丸洞窟っと以前誰かに教えられた気がする。我々は左の道を来て猫淵神社にたどり着いてしまったのでこの道は不正解!よって引き返す!」
大和魂A「……。」( ̄ェ ̄ )
B「HEY YOU!なんだその目は!まさかちょっと道を間違えたからって疑心暗鬼に陥ってるんじゃあるまいなっ!」
A「いえっ別にそんなわけじゃ…ただ…」
B「ただ何だよ!言えよっ言ってみろよ!ちょっと間違えただけじゃん!それに鬼丸洞窟以外にも面白いポイントを発見できたんだから結果的オーライじゃねえか!」
A「はい。まあ…そうですね。たしかに次に調べたくなるようなネタが見つかったので良かったと思います。でも…いや、いいです。」
なんとか自己欺瞞のパワーで精神分裂を丸く治めた大和魂は道を引き返し、再び鬼丸洞窟にむけて軽トラックを発進させるのであった…。
次回は『ついに発見!鬼丸洞窟!?』をお届けします。