2007年06月24日

住田町役場新庁舎建設に関するお話

公募委員に応募したら見事に当選。っということで、先日その第一回目の会議に出席してきました。6月20日、7月中旬、8月中旬の3回会議がもたれるそうです。

住田町の役場は昭和30年に1町2村の合併によって新築議案が議決されて昭和33年の2月に役場庁舎を新築移転したそうです。

平成20年2月で50年が経過するんだそうです。

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そんで、平成5年度から毎年5000万円を庁舎建設基金を積み立てていて、平成19年度末の残高見込みは約8億7000万円になるそうです。

う〜つまり約9億円でございます。

その約9億円のお金をつかって役場を建替えるのです。

新庁舎建設の必要性は次のとおりです。

★平成20年2月で、耐用年限50年を経過する。構造部分の劣化。電気設備の限界。水廻りの修復不可。

★耐震基準を満たしていない。構造上、改修は不可能。

★大地震が発生した際、倒壊などの恐れ。災害対策本部の機能を果たせない可能性がある。

★業務多様化により手狭。庁舎機能が分散しているため、来庁者に不親切な施設。

っと協議資料には書かれていました。

たしかに老朽化した庁舎を見ると、これはもう地震がきたらやばいなと感じますし、庁舎機能が分散していてとっても利便性が悪い役場なわけです。もっと機能性をたかめてコンパクトにまとめるべきだなっと思いました。

そんで、いぜん地区懇談会に参加したときもこの話題が出たのですが、住民の皆さんの意識として「どうせためた金なんだから合併する前に使ってしまえ!」っという投げやりな感じの意見を聞きました。

まあ、そんなもんだと思います。しかし、私の考えとしては次のようにできないもんかなあっとその地区懇談会の際に思いました。

★もし建てなかったらその基金はどうなるの?

★どうせ合併するならその9億円全部使わないで、コンパクトな庁舎を造って残りのお金で各地区の支所の運営でいきないかしら?

★町内のほかの施設の改修費とかにまわせないかしら?

そんな疑問やら思いがあったので、とりあえず検討委員に応募したわけです。

そんで、今日の会議で上記の疑問点を投げかけてみたらとりあえず返ってきた答えはこうです。

1Q,もし建てなかったらその基金はどうなるの?

1A,一般財源に充てられて使われます。

そうなんだ!なるほど…そんでそうなるとその一般財源の使い道はどうなるのかしら?

そう疑問に思ったのですが、あと2つほど疑問点や意見があったのでそれをぶつけました。

2Q,どうせ合併するならその9億円全部使わないで、コンパクトな庁舎を造って残りのお金で各地区の支所の運営でいきないかしら?

3Q,町内のほかの施設の改修費とかにまわせないかしら?

っと立て続けに投げかけたら、とりあえずまずは新庁舎を建設することに賛成か反対かといったところをまずは話し合いましょうってことになり、2Qと3Qに関してはとりあえず保留となりました。

役場職員を含めて16名いましたけど、反対意見はありませんでした。ただし、消極的な賛成という意見や、新庁舎建設に関しては賛成だが、役場が提示してきた案には納得できないという方々もいらっしゃいました。

そんで、委員の方々はそれぞれいろいろな思いを持ってこの検討会に出席したわけなのですが…その中で出てきた根本的な疑問点。

「はたして検討委員になって意見を出したはいいけど、いったいどこまで私たちの意見を取り入れるの?」 (8月にまとめられた意見が議会にかけられるそうです。)

検討委員として集められたはいいけと、特にこれといった権限もないわけです。

あと9億円ものお金の使い道をたった3回の会議で総括していいものだろうか?

まあ、平成18年5月に、役場内に「役場庁舎建設検討委員会」を設置して検討を開始して、基本計画案ができていたので、その案をベースに話が進むのかな?

とりあえず、いろいろ疑問点はつきないけど、中身をざらっとつづります。

【基本計画案】

・現庁舎は、老朽化が著しく、耐震上も問題がある。災害時の本部設置には不適切であることから、新庁舎の建設が必要。

・建設位置は、現庁舎の敷地周辺でバイパスからよく見える場所。

・庁舎構造は、木造。

・庁舎規模は、2,000u程度(議場を含む場合は、2,500u程度)。

・例えば、物産館や直売施設を併設するなど、複合的施設にする必要あり。

ってことで、新庁舎建設の基本方針として提示されたのがこちらです。

【基本的な視点】

@ 人にやさしく親しまれる庁舎

・分散されていた庁舎機能を集約するとともに、窓口業務の一体化や案内業務の統一性を確保し、住民や来訪者へのサービス向上を図る。

・役場庁舎はあらゆる人々に利用される施設であることから、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインを導入する。

・町民が気軽に立ち寄り、会合や交流などに利用できるスペースを確保する。

A 環境にやさしく安全な庁舎

・地震、台風、豪雪などによる災害発生に備え、迅速かつ適切な対策を講ずるため、災害対策本部の充実を図る。

・新庁舎は多量のエネルギーを消費することから、木質バイオマスなどの自然エネルギーや省エネルギーの設備導入により、環境対策や地球温暖化防止に貢献する。

B 住田町らしさを発信する庁舎

・新庁舎は、町の象徴であり、対外的な顔となることから、住田町にふさわしい建築物とする。

・住田町の歴史、文化、産業など、特色ある町づくりの情報を発信するスペースを確保する。

【基本的な考え方】

@ 現庁舎について

・現在の庁舎は、他の用途の建物としても利用できないことから、取り壊しを行う。

・ただし、仮設庁舎を建設する場合は二重投資となることから、新庁舎が完成するまでは、現在の庁舎を使用する。

A 新庁舎の位置について

・新庁舎の位置を検討するにあたっては、庁舎の機能と係わり合いの深い施設との連携を考慮する。

・また、新庁舎は住田町のシンボルとなることから、アピール効果を考慮する。

B 生活改善センターについて

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・生活改善センターは昭和46年完成、議場は昭和50年完成と、耐震上問題のある建物であるが、耐震補強工事を行い、議場や議員控え室、図書室、研修室などを引き続き有効利用する。

C 土蔵などの建物について

・生活改善センター前の土蔵、木蔵、水道小屋については取り壊しを行い、必要な機能は新庁舎に設ける。

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・旧稚蚕飼育所に確保している保存文書は生活改善センターの空きスペースに移し、旧稚蚕飼育所と管理棟についても取り壊しを行う。

D その他

・新庁舎建設の投資が町内経済へ波及するよう、資材調達や工事発注の方法等を考慮する。

【新庁舎の位置】

・新庁舎を建設する位置は、新庁舎建設の基本方針・基本的な考え方に基づき、庁舎の機能と係わり合いの深い、生活改善センターや農林会館、保健福祉センター、金融機関などとの連携を考慮するとともに、国道107号線世田米パイパスからよく目立つ場所として、生活改善センターおよび農林会館に隣接する北西の土地とする。

『手前の田んぼから真ん中の駐車場、奥の土地までその予定地に入る。』
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『バイパスからの視点』
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【新庁舎に配置する機能】

@町民ホール(町民協労スペース、待合スペース、イベントスペース、町政情報スペース、特産品展示スペース、災害時救援物資受け入れスペース)

A町長室、副町長室、教育長室

B執務室(職員100名分)

C大会議室、小会議室、防災会議室(庁議室)

D電算室、印刷室、水道監視室

E書庫、物置

F更衣室、管理人室 等

【新庁舎の構造・設備】

@ 新庁舎の構造

本町は、林業と木材関連製造業が基幹産業であり、「森林・林業日本一の町」を目指していることから、新庁舎の構造は「木造」とする。

A 新庁舎の設備

冷暖房設備については、地球温暖化防止への貢献のため、自然エネルギーである木質ペレットやチップを燃料とする機器を導入する。

また、太陽光発電や太陽熱利用の併用、深夜電力の利用などの省エネルギー対策についても検討する。

【周辺施設の整備】

新庁舎の建設に合わせ、旧庁舎跡地や土蔵などの跡地、生活改善センター、農林会館、保健福祉センターと周囲まで含めた一体的な土地利用計画を検討し、付帯事業として下記事業を実施する。

『保健福祉センター』
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『農林会館』
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@庁用車車庫、物置(災害用設備蓄物資保管庫も含む)の設置

A駐車場の整備(運動公園や社会体育館の駐車場の併用も検討)

B駐輪場の整備

Cエントランス広場の整備

D緑地の整備

E生活改善センターの耐震補強および改修事業

Fその他の必要な整備

【関連事業】

新庁舎建設事業に合わせ、新庁舎周辺を総合的に整備を進めるため、下記事業を展開する。(役場庁舎立替費用の約9億円とは別)

@町道役場別当線の改良

国道107号線世田米バイパスから新庁舎への通行を確保するため、町役場別当線の一部(約160m)改良と、国道の右折レーンを設置を検討する。

A町道役場前線の歩道設置

世田米小学校の通学路になっていることから、町道役場前線の昭和橋から直線部分の区間(約700m)に歩道を設置する。

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B運動公園の拡充

野球の公式戦が開催できるように運動公園を拡張するとともに、駐車場についても拡張設備を図る。

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C町道川向3号線の改良
町道役場前線から運動公園や社会体育館、世田米小学校につながる町道川向3号線の一部(160m)の拡幅改良を実施する。

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D町営役場住宅線の改良

町営住宅川向第一団地から役場につながる町道役場住宅線の未改良区間(約100m)の改良を実施する。

【最近の庁舎建設の事例】

○ 旧大迫町:現花巻市大迫(人口:6,700人)平成16年10月完成

木造2階建て、延床面積3,084u、建設費6億4,600万円

○ 旧浄法寺町:現二戸市浄法寺(人口:5,100人)平成13年12月完成

木造3階建て、延床面積2,319u、建設費5億9,600万円

○ 旧川内町:現むつ市川内町(青森県、人口:5,600人)平成16年7月完成

木造2階建て、延床面積2,626u、建設費8億1,900万円

(町づくり推進課調べ)

っととりあえず資料から書きやすそうなところをピックアップして掲載してみました。

他の資料の内容もこの次には掲載していきたいと思っていますが、掲載するのが結構大変なので、もしご興味がある方は連絡ください。

さてさて、市町村合併に関しては当面自立ということでがんばっている住田町ですが、新庁舎を造っていく方向性はこれでよいのかしら?

町外・町内・老若男女問わず、皆様のご意見やご質問などお待ちしています。

(町在住者、町出身者で町外在住の方、町へ移り住む予定の方の意見は名前は伏せて次の検討会の資料とさせていただきます。)


posted by 大和魂 at 12:13| 岩手 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 住田町情報録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
また町民の皆さんの悪い癖で、感覚でモノを言ってらっしゃるのでしょうね。
他市町村の役所なり庁舎なり、その他施設に関して、リサーチはしたのでしょうか。
また巨大なハコモノが出来ちゃいますよ〜。
9億もの金を思い込みで使ってしまうのは、余りにも無駄。なるべくリーズナブルに仕上げましょう。9億あるなら半額で成し遂げるぐらいの計画で。余ったお金も引当る案件はいっぱいあるでしょうし。
Posted by 【K】 at 2007年06月24日 16:17
【K】さんコメントありがとうございます。

このままいけば無駄なハコモノがでーんといつのまにか建てたれてしまいますね。

さて、私は検討委員なのでとりあえずここに書き込んでくれたコメントを簡単にまとめて次の会議にて提出したいと思います。
Posted by 大和魂 at 2007年06月26日 11:34
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