ワシントン=小林哲
2014年10月1日11時02分
米疾病対策センター(CDC)は9月30日、西アフリカのリベリアから渡米し、テキサス州ダラスの病院に入院中の患者が、エボラ出血熱に感染していた、と発表した。米国では、リベリアで感染が確認された米国人医師らが治療のために緊急帰国した例があったが、国内で感染が確認されるのは初めて。今春以降、西アフリカで猛威を振るってきたエボラが、米国に飛び火したことになる。
CDCによると、患者は9月19日にリベリアを発ち、20日に米国テキサス州にいる家族を訪問。航空機内では体調に異常はなかったが、24日ごろから症状が出始め、2日後に病院を受診した。いったんは帰宅したが、28日に改めて受診し、隔離施設に収容された。国籍や職業などは明らかにされていない。
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朝日新聞国際報道部
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