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「イスラム国」指導者、イラク北部に逃走か シリア空爆

朝日新聞デジタル 10月1日(水)0時20分配信

 過激派組織「イスラム国」指導者のバグダディ容疑者が、シリアからイラク北部に逃走した模様だ。衛星テレビ局スマリアニュースなど複数のイラクメディアが9月29日に伝えた。

 同局はイラク政府筋の話として、バグダディ容疑者が他の主要幹部数人とともに、シリア北東部にある過激派の拠点都市ラッカからイラク北部のニナワ州に移動したと伝えた。位置情報を把握されないため、電波の混信を起こすことができる技術班も伴っている。アラブ諸国や欧州出身者がこの班に含まれるという。

 バグダディ容疑者は7月にニナワ州の中心都市モスルの大モスクで演説する姿が動画サイトで発信されて以降、所在情報が途絶えている。8月中旬には、バグダディ容疑者が車列とともにイラクからシリアへ逃走したとするクルド地域政府筋の情報が報じられた。

朝日新聞社

最終更新:10月1日(水)9時48分

朝日新聞デジタル

 

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