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モーツァルト直筆の楽譜見つかる10月1日 8時15分
モーツァルトの曲の中でも最も広く親しまれている作品のひとつ「ピアノソナタ第11番・イ長調」のモーツァルト直筆の楽譜がハンガリーの図書館で見つかり、現在演奏で使われている楽譜とは異なる部分もあることから、モーツァルトに関する研究の貴重な資料として注目されています。
見つかったのは、モーツァルトが1783年に作曲したとされる「ピアノソナタ第11番・イ長調」の楽譜4ページです。
この曲の第3楽章は「トルコ行進曲」として知られ、モーツァルトの曲の中でも最も広く親しまれている作品のひとつです。
モーツァルト直筆の楽譜は生まれ故郷のオーストリア・ザルツブルクに1ページだけ残されていましたが、残りのページは失われたと考えられてきました。
しかし、ことし初めハンガリーの首都ブダペストにある国立図書館で、音楽の専門家が整理されていない楽譜を調べていたところ、「ピアノソナタ第11番・イ長調」の残りのページに当たる楽譜を見つけ、各国の専門家に鑑定を依頼したところ、モーツァルトの直筆だと確認されたということです。
発見された楽譜は、現在演奏で使われている楽譜とは音やリズムの一部が異なることから、発見した専門家は「モーツァルトの研究が進むことにつながると思う」と話しています。
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