博識な方とお話すると、興味深い知識が増えておもしろいですね。熊本です。
先日Blogを書いている中で思っていた「世界中の人々が強みを伸ばすことを考えて行動すれば、世界はより発達するのではないか」という話をしていると、「比較優位の話、知ってるかな?これがビジネスの世界でも適用できる話だと僕は考えているよ」と教えてくださった方がいた。
前回のBlogの一部を抜粋
比較優位って?
- 自由貿易における考え方の1つ
- 自国の得意な財の生産に特化し(=強みを活かし)、自由貿易を行えば、自国も貿易相手国もお互いさらに多くの財を消費できる(=利益を得る)という考え方
- 経済学者であるデヴィッド・リカードにより発案
ビジネスにおいても当てはまる
興味深くなって色々と調べてみた結果。以下、該当箇所を「比較優位」の考え方では、すべての面で能力に劣る人でも仕事に貢献できる | BizCOLLEGE <日経BPnet>より一部抜粋。
ビジネスの場で、同僚に比べてすべての面で劣るような人でも分業をしている限り、比較優位を考慮すれば、必ず会社の生産性に貢献できることが分かる。ということは、分業をうまくやる仕組みとしてのコミュニケーションが全体の生産効率にかかっているともいえる。
そういえば、母親や自分が尊敬できる人と、そうじゃない人の特徴の差
よくよく考えると、うちの家庭は強みを褒めて育てる文化だった。特に母親や兄にはそう。また、社会人になって出会った方で一緒に働きたいとかこの人のことは尊敬できると思える人は同様のタイプだった。
逆に、人の悪いところにしか目を向けられない人とはあまり仲良くなれない、というか仲良くしたくないと思って距離を置くようにしている。一緒にいるだけでマイナスの気持ちになるので。もちろん助言として受入はするが。(私は誰かと一緒にいる時は、相手に対してプラスの影響を与えたいと常々考えている)
どれだけ相手を尊重できるかかなと
結局、器の大きさの違いなのかなと。年齢や性別、生まれた環境など、自分と全く別の生き物である相手のことをどれだけ尊重できるか。これが肝になると思う。当然のことながら完璧な人間なんていないはず。自分だってそう。
例えば、私は小学生とお話していても対等に話したいと思う。だから、目線を合わせるために自然としゃがむ。年齢を重ねているという意味では私の方が先輩かもしれないが、そんなのはなんら大したことではなく、自分の方が優っていると勘違いするべき材料にもならない。小学生の方が発想力や好奇心においては優っている可能性は存分に高いはず。
如何に相手の良い所を見つけて、活かし育てるか(現状20%のみできている)
家庭もそうだが、会社でのマネジメントも同様なのかなと思う。適材適所という言葉がどれだけ社会生活に当てはめられているのか。興味深いなと。この点に目を向けられている会社があれば、世の中はもっと明るくなるなと。ここで、先日読んだ本『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』より一部抜粋。
ギャラップ社が、63ヶ国、101の企業で働く1,700万人以上の従業員に対して「最も得意な仕事をする機会に毎日恵まれているか」という質問を行い、20%のみが「恵まれている」と回答。
次はこちらを読んでみようっと
知ったからには活用したい!ということで、読んでみることに。『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』よりマネジメントに関しての記載が多いようだ。
ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう
- 作者: トム・ラス,バリー・コンチー,田口俊樹,加藤万里子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/03/23
- メディア: 単行本
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気が向いたら、こちらも読んでみてください(strengthfinderについて記載)
性格形成について考えてみた(家庭環境が要因の多くを占める) - ぶっ飛んでいた方がおもしろい
改善の余地があるっておもしろい。ちゃんちゃん。