米Googleは9月30日(現地時間)、教育機関向けの無料オフィススイート「Google Apps for Education」のユーザーが利用できるGoogle Driveの容量を、従来の30Gバイトから無制限に変更すると発表した。向こう数週間中に全ユーザーに段階的に適用する。
同社は6月から、ビジネス向けの「Google Apps for Works」(1ユーザー当たり年額500円)のプレミア版として、保存容量無制限で、IT資産管理ツール「Vault」が付属するエディションを1ユーザー当たり年額1200円で提供している。教育機関向けは無料のまま、保存容量が無制限になる。
「Drive for Education」では、サイズが5Tバイトまでのファイルを扱える。保存するファイルだけでなく、アップロードやサーバ間の移動でも暗号化され、セキュリティのレベルはワールドクラス、としている。
公式ブログによると、現在のGoogle Driveの利用者数は1億9000万人。Google Apps for Educationの利用者数は3000万人という。
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