ものまねタレントで千葉県議を務めるプリティ長嶋(59)の還暦祝いパーティーが30日、都内で行われ女優・安達祐実(33)の母でタレント安達有里(57)、司会者の大木凡人(65)、電撃ネットワークら150人が駆けつけた。
プリティは「還暦といえば1996年2月20日、宮崎キャンプで長嶋茂雄監督(当時)が担当記者らにケーキをプレゼントされた際『初めての還暦でございまして、本人も興奮しております』と言われるのを聞いたのが思い出される。俺もその年齢になったんだなと感慨深い」と語る。
今年はプリティが芸能界で花開くきっかけとなった長寿番組「笑っていいとも!」が32年間の幕を閉じた。
横澤彪プロデューサー(故人)に見いだされて「笑ってる場合ですよ!」「オレたちひょうきん族」で活躍し「来たかチョーさん待ってたドン!」でブレークしたプリティは「一つの節目が終わった。番組終了が自分の還暦に重なったことに運命を感じる。いいともは永遠に不滅です」と話す。
1980年の長嶋監督解任の悔しさを表現するため、テレビでものまねを始めた。
「俺の人生はいつも長嶋さんのおかげでウェザー、いわゆる転機がある。芸能界から消えるかなという92年には、長嶋さんが監督に復帰してまた取材がワーッと来た。人生が長嶋さんとリンクしている」と振り返った。
さらに長嶋巨人軍終身名誉監督が病に倒れた2004年には、少年野球をやっていた息子のライバルチームの男の子が心臓しんとうで急死したことをきっかけに、自動体外式除細動器(AED)の普及を目指して運動を始める。これが高じて政治家に転身。
「自分のネームバリューを利用して、AEDを世の中に広めたかった」という。
プリティは「AEDが普及し俺の役目は終わったと思ったが、AEDの設置は進んでも救命率は上がらない。人命を救うためには、第一次救命ができるよう子供のうちから教育が必要。被災時に必ず役立つし、命の勉強を通して命の大切さを感じることで、自殺やいじめも防げる。今後はこのベーシック・ライフサポートに心血を注ぐ」と、抱負を述べた。
今後は10月19日に「ちばアクアラインマラソン」に出場。初マラソンで完走を目指す。今後もまだまだ挑戦は続きそうだ。
パーティーには、WBC世界フライ級前王者の八重樫東(31)、元ヤクルトエースの松岡弘氏(67)、総合格闘家の西島洋介(41)らも出席した。
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