はいどーも中村です。
今回は、いつの間にかしれっと増えていたGAの指標&ディメンションをまとめてチートシート式PDFにして紹介し、かつそれぞれのデータを取得するためのタグカスタムなどについて一気に解説しきってみようかと思います。
【Download】Googleアナリティクス指標&ディメンションチートシート
既にディメンションや指標をガリガリいじっている方はとりあえず上記をダウンロードして便利に使ってください。
が、「そもそもディメ…なんだって?」という方も多いかと思うので、そんな時は以下の解説を参照ください。
知っていれば色々捗る!GAディメンション&指標
普通に使っていればまぁあんまりいじくる事はないんですが、主にカスタムレポート作成時などに知っているとすんごく重宝するのがGoogleAnalyticsのディメンションと指標軸。
例えば・・・
- 複数あるランディングページのセッションをランキングで見て
- 各LPのPVやUU、LP経由のCVRやゴールフロー途中離脱率を一覧で見て
- かつランディングページのURLをクリックすることで”ランディングの次に見たページをリスト化”して見たい
とかそんな便利なレポートを「カスタムレポート」から作成する際にすごく役に立つんです。
が、Googleさんは何を血迷ったのか、膨大にあるこれらディメンションと指標を「コンパクトなプルダウンメニューの中に格納」し、さらに「それぞれの説明をツールチップに入れとく」という謎のUIを設計してくれやがりました。(※下図参照)
そのため非常に見づらい・・・ていうかもう見えないんですね。
なので、以下にズバっとディメンションと指標の説明を記載してみましたので、「GAで一体どんな数値が取得可能なのか?」「またそれを取得するためには何をどうすればいいのか?」など困ったときに使ってみてください。
eコマース系ディメンション&指標
主にECサイトなどで利用されるディメンションと指標軸です。以下をしっかり活用する場合いくつかの設定が必要になってしまうので、こちらも一緒に紹介しておきます。
e コマース – ディメンション
アフィリエーション | e コマース トランザクションコードで設定しておいたアフィリ広告主名など |
---|---|
オーダー クーポン コード | 注文対象のクーポンコード |
ショッピングの段階 | ユーザーがセッション内で完了したさまざまなショッピングの段階 |
トランザクション ID | e コマース トランザクションのトランザクション ID |
トランザクションまでのセッション数 | サイトへの誘導から購入に至るまでのセッション数 |
決済オプション | 配送業者指定や支払い方法など、決済手続き時に指定するユーザー オプション。 このディメンションは [ショッピングの段階] と一緒に使用します。 |
購入までの日数 | ユーザーが広告を見てから購入に至るまでの日数 |
商品 | 販売した品目の商品名 |
商品カテゴリ | 販売した商品のカテゴリ |
商品の SKU | 販売した品目の商品コード |
通貨コード | トランザクションの通貨コード(合計、税金、送料、手数料、単価など) |
内部プロモーション ID | 該当するプロモーションで使用している ID |
内部プロモーションの掲載位置 | ウェブページやアプリのスクリーンでの広告掲載場所 |
内部プロモーションの名前 | プロモーションの名前 |
内部プロモーション広告 | プロモーション向けの広告コンテンツ |
e コマース – 指標
1 回のセッションあたりの値 | セッションごとの平均収益額。アプリの場合はアプリ内収益を表示 (※アプリ購入による収入額は含まれません) |
---|---|
Buy-to-Detail 率 | 商品の購入回数を商品の詳細情報の閲覧回数で割った値 |
Cart-to-Detail 率 | 商品のカートへの追加回数を商品の詳細情報の閲覧回数で割った値 |
e コマースのコンバージョン率 | e コマース トランザクションにつながったセッションの割合 |
カートから削除された数量 | カートに入れたあと削除されたアイテム数量 |
カートに追加された数量 | カートに入れたアイテムの数量 |
トランザクション数 | サイトで行われた合計トランザクション数 |
ローカルの収益 | トランザクション通貨コード(ビューの通貨コードと異なる場合あり)で表されたオリジナルの収益額 |
ローカルの商品の収益 | 取り引き通貨コード(ビューの通貨コードと異なる場合があります)で表されたオリジナル商品の価格 |
ローカルの税金 | トランザクションの通貨コード(ビューの通貨コードと異なる場合があります)で表さオリジナルの取り引き税額 |
ローカルの配送料 | トランザクションの通貨コード(ビューの通貨コードと異なる場合があります)で表されたオリジナルのトランザクション金額 |
決済された商品数 | 決済に含まれる商品ユニット数 |
固有の購入数 | ユーザーが指定した商品または商品セットを購入した合計回数 |
収益 | e コマースまたはアプリ内トランザクションによる総収益です。設定によっては、税金と配送料も含まれます |
商品がカートから削除された回数 | 商品をディメンションとした場合に利用可。対象商品がショッピング カートから削除された回数 |
商品がカートに追加された回数 | 商品をディメンションとした場合に利用可。対象商品がショッピング カートに追加された回数 |
商品の決済回数 | 特定商品を対象に、決済手続きの対象となった回数 |
商品の収益 | 商品 1 個あたりの販売収益 |
商品の収益(購入平均) | 購入あたりの商品の平均収益(商品クーポンコードとの併用が一般的) |
商品の払い戻し回数 | 商品の払い戻しが発生した回数 |
商品の払い戻し額 | 商品に関連付けられた払い戻し合計金額 |
商品の払い戻し額(現地通貨) | 特定商品の現地通貨での払い戻し金額 |
商品リストのクリック数 | 商品リストに表示された商品をユーザーがクリックした回数 |
商品リストのクリック率 | ユーザーが商品リストの商品をクリックした割合(対UU) |
商品リストの閲覧回数 | 特定の商品が商品リストに表示された回数 |
商品詳細表示 | ユーザーが商品詳細ページを閲覧した回数 |
数量 | e コマース トランザクションで売れた商品の数 |
税金 | e コマース トランザクションの税金の合計 |
内部プロモーションのクリック数 | 社内向けプロモーションのクリック数 |
内部プロモーションのクリック率 | ユーザーがクリックして社内向けプロモーションを閲覧した割合(クリック数/プロモーションが表示された回数) |
内部プロモーションの表示回数 | 社内向けプロモーションの閲覧数 |
配送 | e コマース トランザクションの配送料の合計 |
払い戻された商品数 | カートから削除された商品ユニット数 |
払い戻し回数 | 発生した払い戻しの回数 |
払い戻し額 | 払い戻されたトランザクションの通貨額 |
払い戻し額(現地通貨) | 特定商品の現地通貨での払い戻し金額 |
平均価格 | e コマースで得られる商品あたりの平均収益額 |
平均数量 | トランザクションあたりの平均商品販売数 |
平均注文額 | 平均売り上げ金額 |
e コマース系ディメンションと指標を有効化する設定
専用タグの設置
以下のタグをCVページ(サンクスページなど)の
内に設置。※「$〇〇$」で記載されている部分を実装するECシステムが持つ変数に置き換えればOKです。
<script> ga('ecommerce:addTransaction', { id: '$オーダー/決済ID$', // Transaction ID - this is normally generated by your system. affiliation: '$ショップ名もしくはアフィリASP名$', // Affiliation or store name revenue: '$オーダー金額総計$', // Grand Total shipping: '$送料$' , // Shipping cost tax: '$税金$' }); // Tax. ga('ecommerce:addItem', { id: '$オーダー/決済ID$', // Transaction ID. sku: '$商品ID$', // SKU/code. name: '$商品名$', // Product name. category: '$商品カテゴリーorブランド$', // Category or variation. price: '$商品単価$', // Unit price. quantity: '$個数$'}); // Quantity. ga('ecommerce:send'); </script>
e コマースサイトとしてのフラグセット
アナリティクスの管理画面(アナリティクス設定)から、「ビュー>e コマースの設定」を選択し、ステータスを『オン』に。
拡張 e コマースの設定も『オン』にした後、目標到達プロセスの各ステップラベルを設定しておきます。
ソーシャル系ディメンション&指標
FacebookやTwitterなど、各種SNS絡みのデータを表示するためのディメンションと指標の一覧です。
これまたデフォルトのコードでは取れないモノが多く、別途ページ内に追加するタグが必要だったりするので、そのサンプル含めて紹介しておきます。
ソーシャル – ディメンション
エンティティ | ソーシャル経由で「共有(シェア)」された自ページのURL |
---|---|
ソーシャル アクション | いいね!やツイートなど、発生したソーシャル アクション |
ソーシャル タイプ | 「ソーシャル エンゲージメント」 または「ソーシャル エンゲージメントでない」で分類される |
ソーシャル ネットワーク | 起点となったソーシャル ネットワーク。 つまり、最初にアクティビティが発生したソーシャル ネットワークを表示 |
ソーシャル メディア | アクティビティが発生したソーシャル ネットワーク(Facebook、Twitter、Google など) |
ソーシャル メディアからの参照 | アクティビティがソーシャル ネットワークから発生したものかどうかを表示 |
ソーシャル メディアとアクション | 流入元のソーシャル ネットワークと発生したアクション |
共有された URL | ソーシャル アクティビティで話題にされている URL/コンテンツ |
ソーシャル – 指標
アクション | 発生したソーシャル アクションの数 |
---|---|
ソーシャル セッションあたりのアクション | 合計ソーシャル アクション数 ÷ 実質ソーシャル アクション数 |
ユニーク アクション | 指定したソーシャル アクションが 1 回以上発生した訪問の数 |
FBとTwのソーシャルインタラクションを有効化する設定
前述の通り、なぜだかFacebookとTwitterに関してはデフォのタグだけではちゃんと計測(イイネして後で外した数とかそういうの)が出来ないという仕様のため、ちょっと面倒ですが以下のタグをHTMLファイル上に設置していきます。
headにChannelURLファイルを作成
以下を<head>内に挿入しておきます(Facebook用)
<script src="//connect.facebook.net/en_US/all.js"></script>
Facebook関連アクション計測用タグを<body>内に設置
※AppIDとかは適宜入れ替えて使ってください。
<div id="fb-root"></div> <script type="text/javascript"> window.fbAsyncInit = function() { //Initialize the Facebook JavaScript SDK FB.init({ appId : '000000000000000', //App ID from the app dashboard channelUrl : 'http://yourdomain.com/channel.html', //Channel file for x-domain communication status : true, //Check Facebook Login status xfbml : true //Look for social plugins on the page }); //Logged In Users FB.getLoginStatus(function(response) { if (response.status !== "unknown") { ga('set', 'dimension1', 'Logged In'); } }); //Facebook Likes FB.Event.subscribe('edge.create', function(href, widget) { var currentPage = jQuery(document).attr('title'); ga('send', { 'hitType': 'social', 'socialNetwork': 'Facebook', 'socialAction': 'Like', 'socialTarget': href, 'page': currentPage }); }); //Facebook Unlikes FB.Event.subscribe('edge.remove', function(href, widget) { var currentPage = jQuery(document).attr('title'); ga('send', { 'hitType': 'social', 'socialNetwork': 'Facebook', 'socialAction': 'Unlike', 'socialTarget': href, 'page': currentPage }); }); //Facebook Send/Share FB.Event.subscribe('message.send', function(href, widget) { var currentPage = jQuery(document).attr('title'); ga('send', { 'hitType': 'social', 'socialNetwork': 'Facebook', 'socialAction': 'Send', 'socialTarget': href, 'page': currentPage }); }); //Facebook Comments FB.Event.subscribe('comment.create', function(href, widget) { var currentPage = jQuery(document).attr('title'); ga('send', { 'hitType': 'social', 'socialNetwork': 'Facebook', 'socialAction': 'Comment', 'socialTarget': href, 'page': currentPage }); }); }; //Load the SDK asynchronously (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/en_GB/all.js"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk')); </script>
続けてTwitter計測用のJSを同じく<body>内に設置
<script> window.twttr = function(d,s,id){ var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0]; if(!d.getElementById(id)){ js=d.createElement(s); js.id=id;js.src="//platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs); } return window.twttr || (t = { _e: [], ready: function(f){ t._e.push(f) } }); }(document,"script","twitter-wjs"); twttr.ready(function(twttr){ twttr.events.bind('tweet', track_tweet); twttr.events.bind('follow', track_follow); }); //Tweets function track_tweet( event ) { if ( event ) { var href = jQuery(location).attr('href'); var pageTitle = jQuery(document).attr('title'); ga('send', { 'hitType': 'social', 'socialNetwork': 'Twitter', 'socialAction': 'Tweet', 'socialTarget': href, 'page': pageTitle }); } } //Follows function track_follow( event ) { if ( event ) { var href = jQuery(location).attr('href'); var pageTitle = jQuery(document).attr('title'); ga('send', { 'hitType': 'social', 'socialNetwork': 'Twitter', 'socialAction': 'Follow', 'socialTarget': href, 'page': pageTitle }); } } </script>
以上の設定を行っておけば、ソーシャル系のディメンションや指標がフルで利用可能になります。
ユーザー系ディメンション&指標
おそらく普通に使っていれば最も使用頻度が高くなるのがこのユーザー系解析データ。
Universal Analytics移行後、よりセッションからユーザーに則した数字がとれるようになっている事がここからも分かりますね。
ユーザー – ディメンション
Flash のバージョン | ユーザーのブラウザでサポートされている Flash のバージョン |
---|---|
Java サポート | ユーザーが使用しているブラウザで Java が有効になっている場合は「Yes」、そうでない場合は「No」 |
OS のバージョン | サイトを訪問したユーザーが使用している OS バージョン |
アフィニティ カテゴリ(リーチ) | 指定されたカテゴリに関心を持っている可能性が高いと見なされたユーザー分類 |
オペレーティング システム | 訪問したユーザーが使用しているOS(モバイルOS含む) |
サービス プロバイダ | ユーザーが使用しているインターネット サービス プロバイダ |
セッションの間隔 | 一度セッションを終了してから次のセッションを開始するまでの日数 |
セッション時間 | セッションの長さ。Webであれば30分放置もしくはタブを閉じればセッションは途切れ アプリの場合30秒またはバックグラウンド化するとセッションが閉じたと見なされます。 |
セッション数 | 1 人のユーザーに関連付けられたセッションの発生順序 |
デバイス カテゴリ | デバイスの種類(パソコン、タブレット、モバイル) |
ネットワーク ドメイン | ユーザーのインターネット サービス プロバイダ(ISP)の完全修飾ドメイン名 |
ブラウザ | 訪問ユーザーが使用しているブラウザ |
ブラウザのバージョン | 訪問ユーザーが使用しているブラウザのバージョン |
モバイル(タブレットを含む) | ユーザーが携帯端末からアクセスした場合は「Yes」、そうでない場合は「No」 |
モバイル入力セレクタ | 携帯端末の入力セレクタです (タッチスクリーン、ジョイスティック、クリックホイール、タッチペンなど) |
ユーザー タイプ | 新規(初回)またはリピーター |
ユーザー·バケット | |
画面の解像度 | ユーザーが使用しているモニターの画面解像度 |
画面の色 | ユーザーが使用しているモニターの色深度 |
携帯端末のマーケティング名 | 携帯端末の製品名です(Blackberry の Pearl など) |
携帯端末の情報 | 携帯端末を識別するためのブランド、モデル、製品名 |
携帯端末ブランド | メーカー名またはブランド名(Samsung、HTC、Verizon、T-Mobile など) |
携帯端末モデル | 携帯端末のモデルです(Nexus S など) |
言語 | サイトにアクセスしたユーザーの言語設定 |
購買意向の強いセグメント | 指定されたカテゴリの商品やサービスを購入する可能性が高いと見なされたユーザーのセグメント |
国/地域 | IP アドレスに基づいて特定されたユーザーの所在地(国) |
参照元プロパティのトラッキング ID | 派生プロパティのデータ元となる各プロパティのトラッキング ID(UA-12345-1 など) |
参照元プロパティの表示名 | ソース プロパティ(アナリティクス管理画面に表示されている名前)のプロパティ名フィールドの値 |
市区町村 | IP アドレスに基づいて特定されたユーザーの所在地(都市) |
性別 | ユーザーの性別 |
大都市圏 | 東京・大阪などの大都市圏についてのセグメントディメンション |
大陸 | IP アドレスに基づいて特定されたユーザーの所在地(大陸) |
地域 | IP アドレスに基づいて特定されたユーザーの地域 |
年齢 | ユーザーの年齢層 |
ユーザー – 指標
exit | 指定した 1 ページまたは複数のページからユーザーがサイトを離脱した回数 |
---|---|
スクリーン ビュー | 表示されたスクリーンの合計数 同じスクリーンが繰り返し表示された場合も、その回数だけカウントされます |
スクリーンの平均滞在時間 | ユーザーが特定のスクリーンに滞在した平均時間 |
セッション | 期間内の合計セッション数 |
セッション時間 | セッションの長さ。Webページなら30分何もしなければセッションが自動カット。アプリの場合、30秒動作が行われないまたはアプリがバックグラウンドへ移行した際にセッションが切れたものと判断される |
セッション別スクリーン数 | アプリにおけるセッションあたりの平均スクリーン表示数。スクリーンが表示されるたびに毎回カウントされ、同じスクリーンが繰り返し表示された場合もその回数だけカウントされる |
ページ/セッション | セッション中に表示された平均ページ数。同ページが繰り返し表示された場合もカウントされる |
ページビュー数 | 閲覧されたページの合計数。同じページが繰り返し表示された場合も集計される |
ページ別訪問数 | 指定したページが 1 回以上閲覧された訪問数。ページ URL とページ タイトルの組み合わせごとにカウントする |
ユーザー | 選択した期間内に 1 回以上セッションが発生したユーザー数。新規とリピーターの両方を含む |
ユニーク スクリーン ビュー | アプリにおいて指定したスクリーンが 1 回以上表示されたセッション数。同じスクリーンが複数回表示された場合、それらは 1 回のスクリーン表示としてカウント |
結果のページビュー数/検索 | ユーザーが検索を実行した後、検索結果ページを閲覧した平均回数 |
検索による離脱数の割合 | サイトからすぐに離脱することになった検索の割合 |
検索回数の合計 | ユーザーがサイト内で検索を行った回数。1 回の訪問で複数回検索された場合は、1 回だけ集計される |
再検索数の割合 | 別のキーワードを使用して新たに検索するなど、再検索につながった検索の割合 |
新規セッション率 | 新規訪問の割合(推定値) |
新規ユーザー | 指定した期間中の初回ユーザーの人数 |
直帰数 | 訪問ユーザーが 1 ページだけ閲覧して、すぐに離脱した回数 |
直帰率 | 1 ページだけを閲覧した訪問数(ランディング ページでサイトを離脱したユーザーの訪問)の割合 |
平均セッション時間 | セッションの平均時間 |
平均ページ滞在時間 | ユーザーが特定のページやスクリーンまたは一連のページやスクリーンを閲覧した平均時間 |
離脱率 | サイト内の指定した 1 ページまたは複数のページからユーザーが離脱した回数の割合 |
ユーザー系データ取得を有効化する設定
これまたいやらしいことに、デフォでは全く数字が取得できません。よって、以下の設定をGA画面内から行ってレポートを有効化してください。
※ちなみに割と最近作られたアカウントの場合この設定自体が不要だったりします。
とりあえずGAタグの改造
以下を参考に、ga('require','displayfeatures');の行をUA定義の直下に追加してください。
<script> (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-XXXXXX-XX', 'example.com'); ga('require', 'displayfeatures'); ga('send', 'pageview'); </script>
ユーザーインタレストレポートの有効化
GA管理画面上のサイドカラムから「ユーザー>インタレストカテゴリ>サマリー」を選択し、「インタレストカテゴリの有効化」をクリック後、「トラッキングコードを確認」と進めていけばOKです。
広告系ディメンション&指標
主にディメンションはAdWords(出稿している広告)、指標はAdWords(掲載している広告)についてのデータとなっています。
広告そのものをディメンションとしてでその成果を測る場合(出稿広告の評価)と、ユーザーやページをディメンションとして各広告のクリックやインプレッション成果を測る場合(掲載広告の評価)で利用を切り分けると分かりやすいです。
広告 – ディメンション
+1 情報の種類 | アドワーズ広告に付けられた +1 情報の種類(「なし」、「基本」、「個人」) |
---|---|
AdWords お客様 ID | そのまんま。アカウント連携したアドワーズのユーザーID |
AdWords キャンペーン ID | そのまんま。アカウント連携したアドワーズのキャンペーンID |
AdWords の基準 ID | そのまんま。アカウント連携したアドワーズの基準ID |
AdWords 広告クリエイティブ ID | そのまんま。アカウント連携したアドワーズの広告ID |
AdWords 広告グループ ID | そのまんま。アカウント連携したアドワーズの広告グループID |
TrueView 動画広告 | アドワーズ広告のフォーマットが動画広告ならTrue、それ以外ならFalseと表示 |
キーワード | ユーザーがサイトへアクセスするときに使用したすべてのキーワード (有料広告とオーガニック検索の両方) |
キーワードのマッチ タイプ | AdWords で選択したキーワード マッチ タイプ(部分一致、フレーズ一致、完全一致) |
キャンペーン | AdWords キャンペーンの名前と、タグ設定キャンペーンで使用された utm_campaign タグ |
キャンペーン コード | そのまんま。アドワーズで設定したキャンペーンコード |
クエリのマッチ タイプ | 選択したキーワードと検索クエリのマッチ条件(部分一致、フレーズ一致、完全一致) |
ターゲット タイプ | AdWords 広告のターゲット設定方法(キーワード、プレースメント、カテゴリに対するターゲット設定など) |
プレースメント URL | 広告が掲載されたディスプレイ ネットワークの URL |
プレースメント タイプ | 自動プレースメントまたは手動プレースメント |
プレースメントのドメイン | 広告が掲載されたディスプレイ ネットワークのドメイン |
リンク先 URL | AdWords 広告がトラフィックを誘導した URL |
一致した検索語句 | AdWords 広告の表示につながった検索語句 |
広告グループ | AdWords の広告グループの名前 |
広告スロット | ページ上での広告掲載位置(検索結果上部、検索結果右側、未設定) |
広告スロット位置 | AdWords 広告が掲載された位置(1~8の整数で表示) |
広告のコンテンツ | 各 AdWords 広告の 1 行目と、タグ設定キャンペーンで使用されていた utm_content タグ |
広告フォーマット | AdWords 広告のフォーマット(テキスト、イメージ、Flash、動画など) |
広告掲載ネットワーク | 広告の表示場所(google.com、検索パートナー、ディスプレイ ネットワーク) |
表示 URL | AdWords 広告に表示される URL |
広告 – 指標
AdSense クリック率 | ページ表示回数に対するAdSense広告クリック率 |
---|---|
AdSense のインプレッション | AdSense広告の表示回数(DOMの中にAdSenseが入ったタイミングでカウント) |
AdSense のページ表示回数 | 広告が表示されたページの数 |
AdSense の一致率 | 1 つ以上の広告が返された広告リクエストの割合 |
AdSense の視認可能インプレッションの割合(%) | 画面内にAdSense広告が表示されたインプレッション割合 |
AdSense の収益 | AdSense 広告で得られた収益額 |
AdSense の離脱数 | ユーザーが AdSense 広告をクリックして終了したセッションの数 |
AdSense 有効 CPM | ページの表示回数 1,000 回あたりのAdSense収益額(推定値) |
クリックされた AdSense 広告 | サイトで AdSense 広告がクリックされた回数 |
表示された AdSense 広告ユニット | サイトにアクセスしたユーザーに AdSense 視認範囲内で広告が表示された合計回数 |
広告系の数値を取得するために
それぞれAdWords、AdSenseのアカウントと、Googleアナリティクスのアカウントが相互に紐付けられていないとこの辺の数値をレポートに活用できません。
なので、以下を参考にアカウントの連動設定を行ってから使ってみてくださいな。
>>Google アナリティクスと AdWords をリンクする
>>AdSense アカウントをアナリティクス アカウントにリンクする
行動系ディメンション&指標
Universal Analyticsへの移行で(多分)最もいろいろとれる数字が増えた領域。
アプリ専用のディメンションや指標も多く、組み合わせ次第でかなり使い勝手は良くなりそうです。(※特にタグへのカスタマイズはいりません。多分)
行動 – ディメンション
2 ページ目 | ランディング先となったページから2ページ目に見たページ |
---|---|
アプリケーション ID | GooglePlay や AppStore など、特定のアプリ マーケットで指定されるアプリ ID |
アプリケーション インストーラ ID | GooglePlay や AppStore など、特定のアプリ マーケットの名前またはパッケージ名 |
アプリのバージョン | アプリのバージョン番号 |
アプリ名 | 開発者によって指定されるアプリの正式名称 |
イベント アクション | 発生したイベントに割り当てられている操作(イベントトラッキングタグ内のActionの値) |
イベント カテゴリ | 発生したイベントに割り当てられているカテゴリ |
イベント ラベル | 発生したイベントに割り当てられているラベル |
サイト内検索のカテゴリ | ユーザーがサイト内検索するときに使用したカテゴリ |
サイト内検索のステータス | サイト内検索が行われた訪問とそれ以外の訪問を区別する |
スクリーン名 | アプリ内の特定のスクリーンの名前(アプリ解析時専用) |
テスト ID | テスト用ページを閲覧したユーザーによるセッションID |
パターン | 「パターン A ページ」と「目標 A」、「パターン B ページ」と「目標 A」など、特定の組み合わせのテスト用ページへのセッション |
ページ | ユーザーが訪問したページのURLのうち、ドメイン後の部分(○○/○○.html) |
ページ グループ 1(コンテンツ グループ) ※グループ毎に連番がふられる |
ページで指定されているコンテンツ グループです。(未設定)グループは、そのページでコンテンツ グループが指定されていないことを表します。 |
ページ タイトル | サイトで使用されているページ タイトル |
ホスト名 | ユーザーがサイトにアクセスするときに使用したホスト名。通常はサイトのURLとなる |
ユーザー定義値 | ウェブサイトのカスタム ユーザー セグメントを定義するときに提示される値 |
ランディング スクリーン | ユーザーがアプリで最初に目にしたスクリーン |
ランディング ページ | ユーザーがサイトで最初に目にしたスクリーン |
ランディング ページ グループ 1(ランディング ページのコンテンツ グループ) ※グループ毎に連番がふられる |
リンク先ページで指定されているコンテンツ グループ名 |
リンク先ページ | (主に広告の)リンク先ページ |
開始ページ | ユーザーがサイト内検索を行った開始ページ |
完全なリファラー | トラフィック誘導元となったページURL |
検索キーワード | ユーザーがサイト内検索するときに使用した検索語句 |
再検索キーワード | ユーザーがサイト内検索で使用した検索キーワード(2回め) |
次のページ グループ 1(次のコンテンツ グループ) ※グループ毎に連番がふられる |
経路で「次のページ」を表すコンテンツ グループ |
次のページ遷移 | 特定ページからのリンク先ページ掲出。2階層目以降のディメンションとして利用 |
前のページ グループ 1(前のコンテンツ グループ) ※グループ毎に連番がふられる |
経路で「前のページ」を表すコンテンツ グループ |
前のページ遷移 | 特定ページに来る前に見ていたページ掲出2。階層目以降のディメンションとして利用 |
第 1 階層 | ディメンションとして指定すると、サイトの第1階層ディレクトリごとに、ページビュー数が一括表示されます |
第 2 階層 | ディメンションとして指定すると、サイトの第2階層ディレクトリごとに、ページビュー数が一括表示されます |
第 3 階層 | ディメンションとして指定すると、サイトの第3階層ディレクトリごとに、ページビュー数が一括表示されます |
第 4 階層 | ディメンションとして指定すると、サイトの第4階層ディレクトリごとに、ページビュー数が一括表示されます |
訪問時のスクリーン数 | 1回のセッションで表示されたスクリーン(アプリの画面)数 |
訪問時のページ数 | 1 回のセッションで閲覧された可能性のあるページ数の分布をレポートに表示 |
離脱スクリーン | ユーザーがアプリから離脱するアプリの画面スクリーン名 |
離脱ページ | ユーザーがセッション中最後に表示したページ |
行動 – 指標
DOM 経過時間サンプル | 特定の期間におけるDOM経過時間を測定する際に使用されたサンプル数 |
---|---|
カスタム速度(ミリ秒) | 合計ユーザー設定速度(ミリ秒) |
カスタム速度のサンプル | ユーザー設定速度の測定回数 |
サーバーの平均応答時間(秒) | ユーザーの要求にサーバーが応答するまでの平均時間(秒単位)。ユーザーの所在地からサーバーまでのネットワーク時間も含む |
サーバーの平均接続時間(秒) | ページの TCP 接続を確立するまでの平均時間(秒単位) |
サーバー応答のサンプル | 指定した期間におけるサーバー応答時間の測定回数 |
サーバー応答時間(ミリ秒) | サーバーの応答時間(単位はミリ秒) |
サーバー接続のサンプル | 指定した期間におけるサーバー接続時間の測定回数 |
サーバー接続時間(ミリ秒) | サーバーの接続時間(単位はミリ秒) |
サイト検索の目標コンバージョン率 | 1 つ以上の目標を達成したサイト内検索セッション(少なくとも 1 つの検索を含むセッション)の割合 |
サンプル数 | 平均ページ読み込み時間を計算するときに使用されたサンプル セット(ページ表示数) |
スクリーン滞在時間 | ユーザーが特定のスクリーンまたは一連のスクリーンを閲覧した平均時間 |
ドキュメント インタラクティブ時間(ミリ秒) | ブラウザがドキュメントを解析(DOMInteractive)する際の合計所要時間です(ミリ秒単位)。ユーザーの所在地からサーバーまでのネットワーク時間も含む |
ドキュメント コンテンツ読み込み時間(ミリ秒) | ブラウザがドキュメントを解析し、遅延スクリプトとパーサー挿入スクリプト(DOMContentLoaded)を実行する際の合計所要時間(ミリ秒単位)。ユーザーの所在地からサーバーまでのネットワーク時間も含む |
ドメイン ルックアップのサンプル | 特定の期間におけるドメイン(DNS)ルックアップ時間の計測回数 |
ドメイン ルックアップ時間(ミリ秒) | ドメインのルックアップ時間(単位はミリ秒) |
ドメインの平均ルックアップ時間(秒) | このページの DNS ルックアップに費やされた平均時間(秒数) |
ページ ダウンロードのサンプル | 指定した期間内に、ページ ダウンロード時間が計測された回数 |
ページ ダウンロード時間(ミリ秒) | ページのダウンロード時間(秒数) |
ページの平均ダウンロード時間(秒) | このページの平均ダウンロード時間(秒単位) |
ページ滞在時間 | 特定のページやスクリーン、または一連のページやスクリーンを閲覧した時間 |
ページ読み込み時間(ミリ秒) | ページの読み込み時間(ミリ秒) |
ユニーク表示数(コンテンツ グループ 1) ※デフォルトでグループ 5までセット |
コンテンツグループとして登録されたグループセットに対し、URLとページタイトルのセットでカウント。1グループ内に1ページでもセッションのあったページが含まれる場合、グループのユニーク表示数としてカウントされる |
リダイレクトのサンプル | 指定した期間におけるリダイレクト時間の計測回数 |
リダイレクト時間(ミリ秒) | リダイレクト時間(単位はミリ秒) |
閲覧開始数 | ディメンションで指定されたページにおける「最初に閲覧した回数」の値 |
閲覧開始数/ページビュー数 | ユーザーがサイトへアアクセスするとき、最初に閲覧したページだった回数の割合 |
結果のページビュー数 | つまりサイト内検索の検索数のこと |
検索あたりの目標値 | サイトの(目標値に基づく)平均検索値 |
検索を伴うセッション | 少なくとも 1 つのサイト内検索が発生している期間中のセッションの数 |
検索を伴うセッション % 個 | 検索を伴うセッションの割合 |
検索結果の離脱 | サイトからすぐに離脱することになった検索の割合 |
検索後の時間 | 検索語句を入力して検索した後、ユーザーがサイトに滞在した平均時間 |
検索後の時間 | ユーザーが現在の検索を開始してから、そのセッションを終了するか、新しい検索を開始するまでの時間 |
検索深度 | 検索した後、そのセッションを終了するまで(または次のセッションへ移るまで)の間に訪問したページの数 |
再検索数 | 別のキーワードを使用して新たに検索するなど、再検索につながった検索の割合 |
速度指標のサンプル | 技術的な指標平均値を計算するときに使用するページ表示数のサンプル セット(またはカウント) |
平均カスタム速度(秒) | ユーザー設定速度の平均時間(秒単位) |
平均ドキュメント インタラクティブ時間(秒) | ブラウザがドキュメントを解析(DOMInteractive)する際の平均所要時間(秒単位)※ユーザーの所在地からサーバーまでのネットワーク時間も含む |
平均ドキュメント コンテンツ読み込み時間(秒) | ブラウザがドキュメントを解析し、遅延スクリプトとパーサー挿入スクリプト(DOMContentLoaded)を実行する際の平均所要時間(秒単位)。ユーザーの所在地からサーバーまでのネットワーク時間も含む |
平均リダイレクト時間(秒) | 対象ページを取得する前にリダイレクトにかかった平均時間(秒数)。リダイレクトが発生しない場合、この指標値は 0 になる |
平均検索深度 | 検索結果からサイトを訪問したユーザーが閲覧した平均ページ数 |
平均読み込み時間(秒) | サンプル セットのページの読み込みにかかる平均時間(秒単位)。(ページ リンクをクリックして)ページ表示を開始してから、ブラウザへの読み込みが完了するまでの時間 |
目標 1(サイト検索の目標 1 コンバージョン率) ※目標に命名している場合、「目標」の箇所が置換される |
コンバージョンを達成したサイト内検索訪問数の割合 |
集客系ディメンション&指標
主に「○○したユーザーがどこから来たんだろう?」を調べる際に役に立つディメンションと指標セット。
項目数は少ないですが使用頻度はかなり高くなるので、どんな数字なのか?は正確に把握しておく必要があるかと。
集客 – ディメンション
デフォルト チャネル グループ | 初期値で設定されているトラフィックのチャネルグループ |
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トラフィックの種類 | サイトへのトラフィックの種類です(検索、参照、ノーリファラー、その他) |
メディア | トラフィックの流入元のメディアです。utm_medium で指定されたメディアも含まれます |
参照 URL | トラフィック誘導元の URL |
参照元 | トラフィックがどこから誘導されたかを表します |
参照元/メディア | トラフィックの参照元とメディアの組み合わせです。via utm_source と utm_medium で指定された参照元とメディアも含まれます |
集客 – 指標
オーガニック検索 | セッション内で発生したオーガニック検索の件数 |
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目標コンバージョン指標
いわゆるコンバージョン計測系の指標群。
ディメンションの値といしては存在せず、主にページやユーザーをベース(ディメンション)としてその成果を把握することが可能。
当然のことながら目標としてアナリティクス上での設定が必要になります。
1回のセッションあたりの目標値 | セッションの平均値(目標値に基づいて計算) |
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コンバージョン率 | 個々の目標コンバージョン率の合計 |
ページの価値 | ページまたはページ セットの平均価値 トランザクション収益 + 合計目標値 ÷ ページまたはページ セットの合計ページ表示数 で算出 |
合計値 | すべてのコンバージョンの金銭的価値の合計 |
目標 1(目標 1 のコンバージョン率) | コンバージョンを達成した訪問の割合 |
目標 1(目標 1 の開始) | 目標到達プロセスを開始した数 |
目標 1(目標 1 の完了数) | コンバージョンの数 |
目標 1(目標 1 の値) | コンバージョンの金額 |
目標 1(目標 1 の放棄率) | 目標到達プロセスが途中で放棄された割合(「目標到達プロセスの開始数」に対する「放棄数」の割合) |
目標 1(目標 1 到達プロセスの放棄数) | 訪問ユーザーが目標到達プロセスを開始したものの、コンバージョンには至らなかった回数 |
目標の開始数 | すべての目標の合計開始数 |
目標の完了数 | コンバージョンの合計数 |
目標全体の放棄率 | 目標が放棄された割合です。(目標到達プロセスの合計放棄数)÷(目標の合計開始数)で算出 |
目標値 | サイトでのコンバージョンの合計値 (コンバージョン数)×(各目標に割り当てた値)で算出 |
目標到達プロセスの放棄数 | 訪問ユーザーが目標到達プロセスを開始したものの、コンバージョンには至らなかった回数 |
日付・時刻ディメンション
これまた最近になって急にとれる数値の増えたディメンション。
ラベルと本質の乖離が激しく、ぶっちゃけラベルだけ読んでも何がとれるのか非常に分かりにくいので要注意です。
ISO 週(年間) | ISO 週番号。1 週間は月曜日から始まる数え方で週を表示 |
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ISO 年 | 西暦表示での年 |
ISO 年の ISO 週 | 2009-W01とかこんな感じ |
月(年間) | 1 年の月です |
月(年間) | 指定した期間の月 |
時 | すごく分かりにくいですが、「時間帯(09-10とか)」を表示します |
時間帯 | ムチャクチャ分かりにくいですが、「日付と時間」を表示するならこっち |
週(年間) | 1 年の週です |
週(年間) | 指定した期間の週 |
日(月間) | つまり曜日が出ます |
日付 | 指定した期間の日付 |
年 | 指定した期間の年 |
分 | 分刻みで表示00~59 |
曜日 | 0 ~ 6(0 = 日曜)で曜日を指定 |
曜日の名前 | 曜日(日曜日~土曜日)です |
カスタム変数ディメンション
これを使っている人ならチートシートそのものが要らないんじゃないか?とも思いますが一応まとめておきます。
既存のディメンションでは飽きたらず、自サイトに適したものをカスタムで自作してしまった人用です。
カスタム変数(キー 1) ※変数を増やす度にキー名が増えます。 |
カスタム変数のキー名(例えば 01、02 など) |
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カスタム変数(値 01) ※変数を増やす度にキー名が増えます。 |
カスタム変数の値 |
カスタム変数のセット方法
基本的には、GA管理画面で設定したカスタムディメンションとカスタム変数のIDをタグ内から呼び出し、独自に設定した数字を条件に合わせて取得する。というもの。
これを使う人に果たして説明が必要なのかは不明ですが、詳しくは以下を参照ください。
>>カスタム ディメンションとカスタム指標 – ウェブ トラッキング(analytics.js)
おまけ:カスタムレポートの利用が可能なレポート一覧
前述の通り、上記のディメンションや指標は主に「カスタムレポート」で自分オリジナルの解析レポートを作成する際に活躍してくれます。
が、実はGoogleアナリティクスの全てのレポートがカスタマイズに対応しているわけでは無いので注意が必要です。
以下に2014年9月時点でのカスタマイズ可能レポート リストを明記しておきますので、ぜひぜひ使ってみてください。
集客系レポート
チャネル、すべてのトラフィック、すべての参照、キャンペーン、有料・オーガニック検索、アドワーズ系レポートほとんど
行動系レポート
ディレクトリ、離脱ページ、利用状況、サイト内検索キーワード、検索ページ、上位のイベント、イベントページ
コンバージョン系レポート
目標URL、目標への遷移、eコマース系各種 他
もちろん、上記にあるレポートをベースとするだけでなく、ヘッダー付近にある「カスタム」から直接新規カスタムレポート作成で使ってもらうことも可能です。
ぶっちゃけ「読めるもんなら読んでみろ」な文章量になりましたが、ぜひぜひ日々の改善にお役立ていただければー。