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なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか
【第8回】 2014年10月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
裴英洙 [医師・メディファーム株式会社代表取締役社長]

疲れを感じたら即「昼寝」!
あなたを一流のビジネスパーソンにする
「戦略的な昼寝」のススメ

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 「今、職場で『昼寝』を許可する会社が続々と増えています。
インターネットで、『昼寝』『グッズ』などと検索すると、オフィスでの昼寝を快適にする便利なグッズが次々と出てきます。

 確かに昼寝は午後のパフォーマンス向上のためにはぜひおすすめしたいのですが、私が知る限り9割の方が間違った昼寝をしています」そう語るのは、医師でありMBAホルダーであり、コンサルタントでもある裴英洙先生。仕事の効率を上げるために行っている昼寝がかえって体に疲れを溜めることも? 果たしてそのメカニズムとは?

「眠くなくても昼寝せよ」
その根拠とは?

 突然ですが、私はよく昼寝をします。
 ソファがあればそこで、机の上でも、電車の中でも行います。たまには仕事先の病院の空きベッドででも行いますが、そのときはできるだけ人目につかないようにすることを心がけます。
前日の夜の睡眠不足のあるなしにかかわらずです。

 普段から仕事のスケジュールを3区切りして考えている私は、ランチタイムをランチと昼寝を1セットとして考えているからです。
 ある意味、ルーチンワークのようなものです。仕事中に寝るとは不謹慎だ! とお叱りを受けるかもしれませんが、私は疲れた体で仕事を続けてパフォーマンスを下げるほうがよほどプロとして不謹慎だと考えているからです。

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<内容紹介>
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裴英洙 [医師・メディファーム株式会社代表取締役社長]

はい・えいしゅ/医師、医学博士、MBA。メディファーム株式会社代表取締役社長。
1972年生まれ。金沢大学医学部卒業、金沢大学大学院医学研究科修了、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)首席で修了、フランスグランゼコールESSEC 大学院留学。金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科(現心肺・総合外科)に入局し、大学病院や機関病院を中心に、主に胸部外科(肺がん・心臓病など)に従事し、日々手術に明け暮れる。その後、金沢大学大学院に入学し外科病理学を専攻する。病理専門医(=病気の正確な診断を下すプロ)を取得し、市中病院にて病理医として病気の最終診断にかかわり、年間1万件以上の重大疾病の診断をこなす。大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校・大阪府立大学客員講師を歴任。
また、医師として働きつつ慶應ビジネススクールにて医療政策・病院経営の第一人者の田中滋教授に師事。在学中に医療機関再生コンサルティング会社「メディファーム株式会社」を設立。多数の医療機関の経営支援、医療系ベンチャーの経営支援業務、ヘルスケア企業の医学アドバイザー業務などを行っている。
現在も医師として臨床業務をこなしつつ、臨床の最前線からのニーズを医療機関経営に活かすハンズオン型支援を行っている。著書に『10の仕事を1の力でミスなく回す トリアージ仕事術』(ダイヤモンド社)などがある。


なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか

徹夜明けでも疲れを感じさせない、飲み会や接待の翌日もバリバリ仕事をこなしている……なぜ、一流と呼ばれる「デキる」ビジネスパーソンは、「疲れ」を翌日に持ち越さないのか? 現役医師であり、会社社長であり、企業コンサルタントでもある著者が「疲れ」から最速で回復する簡単なコツを紹介!
 

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