29日、網易体育は、バドミントン男子シングルスで優勝した中国の林丹選手の試合後の会見について伝えた。写真は林選手。

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2014年9月29日、網易体育は、バドミントン男子シングルスで優勝した中国の林丹(リン・ダン)選手の試合後の会見について伝えた。

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林選手は決勝で世界選手権王者であり同じ中国の●(=ごんべんに甚)龍(チェン・ロン)選手に2―1で逆転勝ち。試合後の会見ではまずチェン選手の健闘をほめたたえた後、「今回は特別な戦いだった。コートではこれまでの選手生活で感じたことのない向かい風を経験し、とても鍛えられた。ありがとう韓国、ありがとう仁川」と、大会組織委員会への皮肉ともとれるコメントをした。

これに対し中国人記者の間からは納得の笑い声がもれたものの、担当通訳者は皮肉った発言部分を故意に英語と韓国語に通訳しなかった。さらに林選手は「バドミントンはとても体力を使うので、いつもベストで試合に出られるわけではない」としつつ、「できたら東京オリンピックまで現役選手でいたい」と希望を述べた。(翻訳・編集/YM)