三森書店

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【レビューまとめ】三森書店の店員がおススメする9月の5冊。

今年の春に人事の助っ人で採用手伝いをしたのですが、その縁あって内定式後の懇親会、お呼ばれしたのですよ。わくわくしてます。しかもなんと、今年は(今のところ)内定辞退ゼロだそうな。善き哉善き哉。

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photo by slack12

そんな訳で9月も終わりましたね。なぜか9月31日があると勘違いし(西向く侍!)、10月に入ってしまいましたが三森書店の店員がオススメする9月の5冊です。

 


これは是非に2冊セットで!自分が上司に薦められ、自分も周囲の同僚や部下に薦めた本です。決断や交渉の場で、腹の据わり方が変わります

それと、決断する立場にある人、交渉で前面に立つ人が「どういう情報を必要とするだろうか」の予測がつくようになるので、上司から情報収集、資料作成を指示された時に「ツボを外さなくなる」気がします。課長から「あーそこを頑張ってほしかったんじゃないんだよね」とプチ失望されないために、どうぞ。

 

前半の「思わず目に留まるタイトルの付け方」も面白いのですが、後半の「相手の心を動かす文章の構成法」も好き。何かを売り込む時には、文章にストーリーを加えましょう、相手の思い入れを喚起し、イメージを共有し、相手の記憶に残すことができます、というもの。読み流される文書が、読まれる文書にワンランクアップするかも。

キャッチャーに自分という商品を売り込むと考えれば、就活中の学生さんが面接・エントリーシート対策として活用するのにも有用だと思われ。

 


いずれも単独で十分面白い本ですが、ぜひセットで。本読みの深度が上がります。承認欲求を受け身ではなくテクニック的に活用する事で、コミュニケーションを円滑にする手法の本。

たまに上滑り的な、上から目線的な「褒め方」をやっちゃう失敗談って誰でもあると思いますが(特に対上司。私は多い)、どうすればお互い気持ち良く相手を敬って関係を築いていけるか考えられると良いですよね。