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広島市の旧市民球場跡/基本計画構成素材検討/5月13日まで受付

 広島市は1日、「旧市民球場跡地の活用方策に係る基本計画を構成する素材の検討業務」の公募型プロポーザルを公告した。応募資格確認申請書は13日まで都市整備局都市機能調整部旧市民球場跡地担当で受け付ける。提案書の提出期限は26日。市職員で構成する審査委員会の審査を経て、6月2日にも受託候補者を特定する。審査結果は同3日に通知する。
 参加資格は、土木関係コンサルタント業務の「造園」「都市計画および地方計画」、建築関係コンサルタントの「建築一般」の有資格者で、技術士(建設部門)、1級建築士の資格を持つ者を対象とする。業務委託費は598万6440円(税込み)以内とする。
 同業務では、2012年度末に策定した旧市民球場跡地の活用方策を具体化するため13年度に実施した同跡地活用方策に係る基本計画を構成する素材(前提条件の整理)の検討業務を踏まえ、施設の規模・配置の概略、絵図面、概算事業費などの基本計画を構成する素材の検討を実施する。履行期間は10月31日までとなる。
 活用方策では、跡地6.9haに「文化芸術」「緑地広場」の2つの機能導入を盛り込んでいる。緑地広場、文化芸術、水辺の3つのエリアを設定している。跡地の中央に位置する緑地広場エリアに関しては、イベントを中心に天候に左右されることのない屋外活動用施設を配置する。
 文化芸術エリアには青少年センターの移転を念頭に文化芸術を発信する施設を整備するとともに、生涯学習・教育機能や創作機能などの導入を検討する。
 水辺エリアは、市民や来訪者が憩える「水の都ひろしま」を象徴する場を整備する。
 13年度に実施した基本計画を構成する素材の検討に着手するための前提条件の整理は三井共同建設コンサルタントが担当した。
[ 2014-05-02  10面  面名:中国・四国・九州面]

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